ウルフヘッドの誕生/逆襲

2017年5月13日 (土)

ウルフヘッドの逆襲 7

Photo_2 ついに最終決戦である
残るは、新しく出現した中央の塔のみ。
ここまで来たら寄り道する必要も無いので、北の塔を出て南に直進。

ただし炎に包まれた膏血城(地上エリア)は、様々なモンスターが徘徊するようにもなっている
南下する際にサイコロを1個ふるよう指示があるので判定。
出目は4。

出目が偶数だったので、ワンダリングモンスターと遭遇。
金色に輝く巨大なファイアドラゴンが出現。
逃亡すると明後日の方へ走らされるので、仕方なく戦闘。

ファイアドラゴン ヒットポイント:17 スピード:9 体力ポイント:10 ダメージ:DD

正直、面倒な相手だ。だがウルフヘッドもまだ変身状態、戦闘力は高いのでなんとかなるはず。
戦闘開始。
パーティ一丸となって袋叩きにし、見事に1ターンキル
ウルフヘッドの攻撃は外れたが、まぁ結果オーライ。

経験ポイント サイコロ1/2個獲得 (出目4)

取得制限は無いので、一応、このドラゴンで経験値の無限稼ぎは可能
労力と見あっているとは言い難いが……。

ドラゴンを撃退したら、再度南下。
しかしまたサイコロを1個ふるよう指示
出目はまたも4。

今度は炎の中から、体長3メートルほどの、胃袋に手足が生えたような怪物が出現。
これも仕方がないので戦闘。流石にドラゴンより強いという事はないだろう。

ペナングラー(吸血胃袋) ヒットポイント:11 スピード:6 体力ポイント:6 ダメージ:D

今さら1体で何しに出てきた、という能力値であるな。
戦闘開始。
ウルフヘッドとルーイーの二人が攻撃して撃破。戦闘メンバーが後3人いたが、ピクリとも動かず。

Photo_2 なんだったのかよくわからない戦闘を終えて、また南下。
するとまたサイコロを1個ふれとの指示。
通路一本で何回戦わせるんだ……敵ウジャウジャし過ぎ。
まぁそんな事を言っても始まらないので、サイコロをふって出現判定だ。
出目は6。経験値で出ろよ。
すると今度は、腰から下が蛇身の戦士が二人出現した。
いい加減面倒だがやるしかあるまい。

蛇の戦士(2体) ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:3 ダメージ:D
※チェンメールを装備しており、刃物の被ダメージを1軽減する。

防具があってもここまで虚弱なら問題ないだろう。
戦闘開始。
相変わらず数の暴力で圧殺。

南の塔はまだか。
そう思った矢先、またサイコロを1個ふれとの指示。
出目は2。
今度は四面四腕の巨人が武器を手に襲いかかってきた。
この通路にどんだけ敵が詰まっているのか。

四面魔人 ヒットポイント:15 スピード:6 体力ポイント:8 ダメージ:D
※プレートメールを装備しており、被ダメージを2軽減する。

こいつは上巻にいた奴の親戚なのだろう。
戦闘開始。
鎧があっても、その効果を無視できる奴が三人いるので……と、戦闘メンバー5人中、防具無視のキャラの方が多くなっていた
三人でズタズタにして撃破。

これでようやく、南の塔が見える。
さらに南下すると、そこが塔の前だ。
入口の扉は目の前。銀の鍵を使うと、中へ入る事ができる。

さあ、いよいよ魔王と対面する時が来た!
そこ広々とした円形の広間で、中央にピラミッドの上半分を切り取ったような祭壇がある。

その手前に、銀の頭巾をかぶり、顎に長い髭をたくわえた、恰幅のいい男がぐったりと横たわっていた。
傍らに寄ってみると、男は鋭利な刃物で喉を大きく切り割られていた。ほとんど抵抗もせずに殺されたらしく、衣服には争った形跡がまるで残っていない。死んでから、まだまもないと見え、肌にはまだ温もりが残っていた。
「グリーディガッドだわ。いったい誰にやられたのかしら……」
スミアが呆然と呟いた。
黒き九つの峰周辺の諸国から魔王と恐れられた妖術師にしては、それはあまりにもあっけない最期だった。

Photo_5 初登場でいきなり死んでる、魔王グリーディガッド。
凄まじい肩すかしぶりに、ここで一瞬リアルに時が止まる。

斬新ではあるが……それの良し悪しに関しては、正直な記述は避ける事にする。

他に有る物といえば、上への階段のみ。
仕方がないのでこれを昇ろう。
二階には、三十人あまりの若い娘と、大勢の小さな子供たちがいた。
そしてその近くには顔見知りが。
ブーカのギャラハッドが、床に刺さった一本の剣を引き抜こうと躍起になっているのだ
彼はこちらを見ると、一応は顔を上げる。

「君たちの来るのが遅いから、グリーディガッドはぼく一人で片づけておいたよ。サングールからさらわれてきた子供たちも、バアルの巫女にされてた娘もみんな無事だぜ」

強いNPC様がボスキャラを退治してくれてました!
やったあ!

ゲームをクリアするだけなら、このKUSO猫を放置して、さっさと塔から出るのが正解。
ただ裏設定を少しでも見たければ、ギャラハッドに代わって剣を抜いてみる必要がある。

キーNo1=1

どこにでもありそうな両手持ちの諸刃の剣だ。
装飾はごく質素で、魚鱗模様の柄には一応銀箔をかぶせてあるようだが、それも手垢でかなり黒ずんでしまっている。
ただ、若干蒼みがかった鋼の刀身だけは、霜のように輝いており、いかにも鋭利そうに見えた。

抜けずに疲れたギャラハッドが休憩した時に、剣に触れてみるウルフヘッド。
だが抜くも何も、触れただけで剣は青白い炎に包まれ、床から抜けた
なんだ簡単じゃねえか。
そう思った読者を尻目に、剣はウルフヘッドの周りを二、三度円を描いて飛ぶと、大理石の壁を豆腐のように突き破って飛んで行った

「……なんだい、ありゃあ」

タイタニアの呟きが読者の心情を代弁する。
一方、ギャラハッドは「よくもおれの仕事をだいなしにしたな」と叫んで、こちらに斬りかかってきた

Photo_3 逃亡はできないので、戦って勝つしかない。
この戦闘はなぜか人海戦術で袋叩きにすると、罰としてペナルティを課されてしまう。ウルフヘッドがタイマンで勝つ事が推奨されているのだ。
だがこのゲーム最後の戦闘なので、気にせず全員で戦うのが攻略的には正解
しかしまぁ、今回は残機全てを残してこれているので、ソロでもなんとかなるだろう。よってタイマンをはる事にする。

最後の興奮剤をここで使用。体力ポイントを2消費して、戦闘開始。

ブーカのギャラハッド ヒットポイント:17 スピード:10 体力ポイント:22 ダメージ:D
※チェンメールを装備しており、刃物の被ダメージを1軽減する。

当然ながら、今までで最強の敵である。基礎性能が高い分、ダメージだけはありふれた値になっているが。
ヤクでラリったウルフヘッドの攻撃はサイコロ2個で7を出せば命中。
逆に敵の攻撃は9を出さないと当たらない。
残機もあるので、まぁ問題無く勝てるだろう。

いざ戦ってみると、ギャラハッドの攻撃は空振りするばかり。
ウルフヘッドの牙はいつもより大きなダメージを叩き出し、7点や8点の威力を遠慮なくブチ込んだ。
残機どころか、薬の消耗以外は無傷の勝利である

強いNPC様が横から活躍をかっさらう展開が、よほど腹に据えかねたらしい。
わかるよ。わからない方が良いのだが、わかるよ!

経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目9)

なお皆で戦った場合、戦闘に参加したメンバーの数だけ体力ポイントを減らすよう指示される。
もし最後の残機で瀕死の勝利だったら、そのまま突然衰弱死してゲームオーバーだ。
タイマンをはらない奴はダチ公では無いのだ。
まぁこの猫と友達になりたいかと言われると、正直微妙だが……。

破れたギャラハッドは剣を捨てて床にうずくまる。
直後、大きな地鳴りと振動が城を襲った。
何であろう? ギャラハッドが何かしたのだろうか?

「しまった。奴の言った事は、本当だったのかもしれない」
ギャラハッドが青ざめた顔を上げて呻いた。

「奴って誰さ。この揺れに何か心当たりがあるの?」
タイタニアが叫ぶ。

「グリーディガッドの奴は、殺される前に『わしが死ねば、この城は爆発して、なかに棲む者一切が滅びる』と言ったんだ。ぼくは、命惜しさの嘘だと思って相手にしなかったんだが……」

ギャラハッドが何かしたというのは、ある意味その通りだった。
とどめを刺したい所だが、そんな選択肢は無いので仕方なく最後のトラップに挑む。

983_2 ここで「ネバーランドのリンゴ」や「ニフルハイムのユリ」でお馴染み、三桁の数字を選ぶトラップが登場
出される絵は邪神バアルの肖像のようだ。
スミアを嫁にしようとしていた割には、あまり人間らしくない顔であるな。
この世界の魔術師は魔術を極めた者の筈だが……人間以外の種族にも「神」はいたのかもしれん。
異種族婚はファンタジー世界の華といった所か。

肖像の形と、今まで城のあちこちで見てきた絵を思い出すとわかる事だが、これは「タングラム」を組み合わせて形作られた物である
よって形作るパーツに割り当てられた数字がわかれば、進む項目がわかるという仕掛けだ。

もちろんガキの頃のメモがページ端にあるので、解決は余裕
二十数年の時を超えて、数字をセットだ。

激しい振動は収まった。

最後にギャラハッドと戦ったかどうかで、エンディングは分岐する。
グッドとバッドではなく、グッドとグッド+とでも言うべき分岐であり、そのプラスもギャラハッドの身の上話と剣の設定でしかないので、実は最後の戦いは不要
ゲームに必要なラストバトルは、中央の塔へ向かう時に出るワンダリングモンスターなのだ。

今回はギャラハッドに勝ったので、そちらのエンディングに進む。

振動が止まると、ギャラハッドは詫びを述べた後、剣と自分の事を話し出す。

あの剣は伝説の魔剣カレードウルフ
それには天地の精霊を意のままに操る秘密の全てが隠されている。
あの剣を手にした者は、新しい神となって、この天地をおさめる事さえできるのだ。
ギャラハッドはそれを二百年に渡って追い続けてきたのである。

「その剣の話は、父から聞いた事があるわ。伝説の王者の剣ね。でも実際にあっただなんて……」
スミアが呟くように言った。

「だが、ぼくはカレードウルフに嫌われたらしい。床から引き抜こうとしても、あいつはびくともしなかった。きっと、ぼくには王者の値打ちがないって事なんだろう……」
自嘲気味に言ったあと、ギャラハッドはあなたをじっと見上げた。
「きみは気に入られたらしい……。ぼくはずいぶんカレードウルフを追ってきたが、あいつがあんな動きをしたのは初めて見た。剣と女の子は気に入らない奴には鼻もかけないが、気に入った相手からはわざと逃げてみせるもんだよ……。追いかけてはみないか、きみなら新しい神になれるかもしれないぞ……」

なかなか壮大な神話が広がってきた。
しかし彼の女性観には少々疑問もあるな。
彼の言うとおりなら、スミアもわざとガーゴイルに攫われてこの城に来たのだろうか?

まぁそんな事はどうでもいいので、うなだれたままのギャラハッドを残し、ウルフヘッド一行は塔を出る。
火災もいつのまにか収まり、怪物どもも姿を消していた。
そういやアクセルの酒を補充できるポイントを思い出せなかったが、どこだったんだろうな。
そう考えていると、地平線の彼方には、夜明けの光が……。

もしかしたら下巻は一晩内の出来事だったのかもしれん。
半日で強敵と連戦串団子する戦い、聖闘士のごとし。

1000_2 悪魔の笛を吹くと、デビルバードの群れがやってきた。
アイボール亡き今、サングールも蘇っているだろう。何時の間にか死んでたグリーディガッドよりも、奴の方がよっぽど脅威だったかもしれん。
デビルバードに乗れば、子供たちや巫女にされていろいろ搾られていた娘たちとともに、サングールへ簡単に帰る事ができる。
狼男を連れて帰ってくる娘を、王様がどんな反応で迎えるのか、正直ちょっと興味があるな。

「王様の元気な姿が、早く見たいでしょう?」
タイタニアがスミアの肩にとまって訊いた。ビロードのような瞳の娘は微笑みながら頷くと、そっとあなたに寄り添った。
その、ほのかな体温を二の腕に感じながら、あなたは、やがておとずれるだろう新たな冒険の度に、心を馳せていた。
赤い塔の壁を突き破ったカレードウルフは、はるか西をさして飛び去っていった。
ヘルドア湿原の西には広大な西部樹海があり、その先には荒涼とした砂漠が海岸線まで続いている。そこでは、いったいどんな危険が待ち受けているのだろう。あの青く燃える剣に再び出会う事はできるだろうか……。
と、そのとき朝風がスミアの髪をなびかせ、あなたに甘い香りを運んできた。
いまは、素直にこの朝を喜ぶべきだろう。どんな勇者にも休息は必要だ。

と、伝説を追う壮大な浪漫を予感させながら、この物語は幕を閉じる
もしかしたら続編の構想があったのかもしれん。
最後はその前ふりだったのかもしれん。
だとして、それは叶わなかったわけだが、結果的には幻想世界の住人たる主人公が行くであろう果てしなき物語を感じさせるではないか。
主人公や神々の、どこか古い神話の風味も相まって、個人的に同作者の作品で最も評価しているエンディングである。

(終)

ウルフヘッド

ヒットポイント 16
スピード 7
パワー 9

ファシネーション 8
体力ポイント 15/17
経験ポイント 18(
消費152獲得170

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 スミア ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア ウータン

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2017年5月 6日 (土)

ウルフヘッドの逆襲 6

現在、世間は連休。
珍しく出かけてみたが、海沿いを通ろうが山沿いを通ろうが渋滞からは逃れられず
残るは迷宮ぐらいしかない。

というわけで、最後の四天王を倒すべく。膏血城北の塔へ向かう。
なお豹の魔女が教えてくれた四天王は下記の四体。

ミューカス
アイボール
パイウォケット
ダイアペーソン

現時点で突破したのは、ミューカスとアイボール。
これで分かるとおり、北の塔には残り2体がまとめて住んでいるのだ。
普通は1つの塔に1体だが、割と珍しい構成である。

Photo_2 南の塔は沈んだので、かつての1階が今や地下1階だ。
北の塔までは、この地下道を通って向かう事にする。
というのも、地上は今や火の海となっており、多数の魔物が徘徊する危険地帯でもあるのだ。
アイボールによって無数の魔物が石化され、地上でオブジェとなっていたのだが、アイボールを倒した事でそれらが元の体を取り戻し、好き勝手に暴れているのである。

この時点でウルフヘッドが倒されても、膏血城の復旧はえらい手間がかかりそうだな……。

まぁグリーディガッドの心配をしてやる義理は無い。
南の塔地下は、地下MAPのC5。
ここから西周りで北の階段を目指す。

途中、B4を通る。ここでミスが発覚
ここにはオグルの群れがおり、倒す事で経験値銀の音叉を得る事ができる。
だがなぜかアイボール撃破をフラグに、このイベントが消滅してしまうのだ。
オグルの現場監督はアイボールがやっていたのか?
四天王ともなれば、部下ぐらいいて当然かもしれんが……あまり人を使うようなタイプに見えなかったのは、自分の見る目の無さ故かもしれん。
銀の音叉は上巻で拾っているので不要だが、経験値は惜しい事をした。

629_2 B3の東壁には、絵がかけられている。
例によってクリアのための情報なので、見ておくのも良いだろう。
ただこれを見ると、南からでかい泥炭の球が転がってくる。迷宮の古典的トラップであるな。
ただ球はこの三叉路の西へ行ってしまうので、北へ逃げれば問題は無い
西へ逃げた場合は?
1機失うだけの事だ

北へ進んで、三叉路を東へ。
C1の階段を昇れば北の塔だが、階段が狭く、狼形態では通れない
よってさらに東、D1から昇る。
このルートだと余計な戦闘に巻き込まれるが、ザコ戦を1つ避けるためだけに狼形態を解除するのも勿体ないというもの。

Photo_4 階段を昇ればD2。
道にも炎が吹いているが、通れない事は無いので北西へ。
すると大白猿が2体出現
逃げると北の塔には入れないので、戦って倒すしかない。
ウルフヘッドは狼形態なので武器の選択は不要。戦闘メンバーはいつも通り、ルーイー・ジャレス・ベアード・ウータン。

大白猿(2体) ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:7 ダメージ:D
※松脂をたっぷり塗った毛皮で、刃物の非ダメージが1減少する。

この数と能力なら、狼のウルフヘッドだけでも余裕だろう。
敵の攻撃はウルフヘッドに6ゾロ、フェロウ(ウータン)にも9以上が必要なので、滅多に当たらないし。
1ターン目に1体、2ターン目にもう1体撃破。楽勝。
まぁ勝っても経験値をくれないKUSO敵だが。

勝利後、進路を再度選択。
この時、北東に進むか南西へ進むか、と選択肢が出る。
位置から考えると、南東か北西かの誤記であろう。
まぁとにかく西へ。

北の塔に到着。
黒い鋼板で覆った塔は、ヴヴーン……と低い振動音を響かせ続けているようだ。
アイボール撃破前は入口の無い塔なのだが、今は人が入る事のできる口が開いている。
いざ突撃、と決めた途端、塔全体を電光の網が覆った

ここでルーイーがいればイベント発生

「おれ、スラッグの電撃を遮る黒い油を、いまでも持ってるぜ。こいつを身体に塗れば塔の中へ入れるんじゃないかな……」

油を取り出すルーイー。電撃避けの油をここまでに捨てていたとしても、どこからか取り出してくれる事になる。
戦闘力はアクセルの次に微妙なルーイーの数少ない見せ場なので、油をぬって塔に入るのだ。

919 油で電撃を弾き、塔の中へ。
そこには黒い鋼の球があり、声が響く。

「ファーストボーンよ、よくもこの城を、好き放題に荒らしてくれたな。だが、今度こそおまえも年貢の納め時だぞ……」

悪夢獣ラターキンの飼い主だった青年の声である。
黒い球は宙に浮くと、強烈な雷を放電しながら襲い掛かってきた。
ここで興奮剤を1個使用。体力ポイント1消費。

パイウォケット ヒットポイント:16 スピード:9 体力ポイント:17 ダメージ:D
※強力な放電に阻まれ、フェロウは戦闘に参加できない。

四天王が一角、パイウォケットの登場である。
この敵も非常に厄介で、実は戦闘の条件そのものが厳しいのだ。

まず、フォルムが人型だと、ルーイーの油があろうがなかろうが戦闘にならずに感電死させられてしまう。もしここまでに変身回数を使い切っていたらゲームオーバー確定。
また狼形態であっても、ルーイーの油が無いと、塔に入る時点でサイコロ2個のダメージ。さらに敵の攻撃力もサイコロ2個(ダメージDD)の手強い状態になる。もちろん、ウルフヘッド単独で戦わねばならない事は変わらない。
狼形態になり、ルーイーの油があって、ようやくタイマン限定でまともに戦えるのだ。

下巻から始めた場合の最も大きな壁はこいつかもしれん。

クスリを食ったウルフヘッドのスピードは10、ヒットポイントは19。このラリパワーで押す事にする。
戦闘開始。
上手い事、敵の攻撃を避け続け、こちらの攻撃は調子よく命中。
4回の攻撃で鋼球を破壊した。

破壊されたパイウォケットは二つに割れ、中からはラターキンを飼っていた青年が出てくる。

「おぼえてろ……この仕返しはきっとしてやる……」

青年は捨てゼリフを吐いて、よろめきながら逃走。
パイウォケットが破壊されたので、既に塔を覆っていた電撃は消えていた。
四天王の一角は、魔王の息子が操縦していた人造兵器だったのである。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目1)
キーNo11=1

強さと経験値が合っておらんな。しかも出目が腐ってる。

パイウォケットを撃破したので先へ進めるが、先に残骸を調べる。
中には鍵が一つ入っていた。

銀の鍵(41) 入手
キーNo14=1

鍵を手に入れたら、昇り階段で塔の上へ。
白い床と黒い天井の部屋に、緋色のマントを羽織った少女が一人。誰であろう、スミアである
ここでようやく本物と再会。
しかし一瞬だが、額に銀色の輝きを見るウルフヘッド。
スミアは無言で駆け寄ってくる。

当然、これは罠だ
部屋の南壁に扉があるので、スミアをのけてそちらへ向かう。

518 突きのけられたスミアは、隠し持っていた短剣を露わにした。
扉が開き、ガーゴイルに似た魔物が現れる。

「きさまが不用意にその娘の抱擁を受けていたなら、銀の短剣で喉を切裂かれていただろうに……」
「この娘は、もはやサングールの王女スミアではない。バアルの神殿に仕える巫女のなかでも、特に選ばれし者。偉大なる神が復活したあかつきには、その妃となるべき娘なのだ……」
「この娘は、額に魔法の音叉を埋め込んで、不死身の身体にしてやった。たかが人間の小娘が、神にも等しい能力を授かったのだ。礼を言ってほしいぐらいのものよ……」

「おれの名はダイアペーソン。バアルの第一の下僕だ」

ついに登場、四天王最後の一匹
洗脳されたヒロインが襲ってくるシチュエーション付きである。

しかしスミアを嫁にする話を、バアル神は了解しているのだろうか。
この世界の神は技を極めた魔術師達であり、物凄く能力の高い人間のはずなので、嫁さんぐらいもらえれば貰うだろうが……。
バアル神が女の好みにうるさい奴だったらどうするのか。それとも神の性癖が伝承か何かで詳細に伝わっているのか。

ダイアペーソン「ふむ。黒髪長髪、戦闘もこなすが弱くてすぐピンチになる十代のお姫様か。伝承によると……バアル神大興奮。これは神の嫁決定」

神ともなると、妙な事まで伝えられて大変であるな。

神の性癖はともかく、ダイアペーソンを倒さねばならない。
だが操られたスミアが立ちはだかるので、まず彼女に対処する必要がある。

愛の力で正気になりませんか?→ならない。
魅力度が高ければ自害してくれませんか?→しない。
人が一人死ねば悪鬼状態が解けませんか?→アクセルが可哀想

有効な手段は二つ。
一つは滅多切りにし、完全回復アイテム・キュアオールを食わせて助ける酷い方法。
もう一つは、銀の音叉の共鳴で無力化する事だ。

銀の音叉を鳴らすと、スミアは呻き声をあげて倒れた。
ダイアペーソンは舌打ちして剣を抜く。

ダイアペーソン ヒットポイント:17 スピード:9 体力ポイント:20 ダメージ:D

弱くは無いのだが、戦闘用の特殊能力は何も無いし、フェロウ達と一緒に戦える
豹の魔女が「弱い方の二体」にあげていたのも、戦闘能力限定での話だったのだろう。
やってる事を考えれば、こいつは兵士ではなく技術者の類なので。
ゴルゴムでいうなら大神官の一人といった所であるな。

戦闘開始。
激しい戦いの末、4ターンで撃破。
ウルフヘッドの攻撃はダイス目が腐っていて全部外れ。敵もフェロウばかり攻撃。
なんか蚊帳の外なんだが、主人公
パイウォケット戦でハブられていたフェロウ達の怒りの袋叩きにより、ダイアペーソンは断末魔をあげた。
一応、ウータンの体力ポイントは9点まで減って半減した。

死したダイアペーソンは灰となり、スミアが正気を取り戻す。

「やっぱり来てくれたのね……」
くぐもるように言って、スミアがあなたにすがり付いた。
甘い香りを胸一杯に吸いこんだとたん、これまでの戦いで負った傷の痛みは、嘘のように消え去った。

体力ポイント、完全回復
でもウルフヘッドは満タン……。
おいウータン、この娘をちょっとクンカクンカしろ!

畜生パーティはこれだから困る。

経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目6)
キーNo8=60

596 これで北の塔も陥落……だが、まだダイアペーソンがいた部屋には入っていない。
そこにも最後にヒントとなる絵があるので、見ていくといいだろう。

スミアを取戻し、塔から出るウルフヘッド。
その眼前に異変が!

「ウルフヘッド、あの塔を見て!」
タイタニアが、いまあなたたちがいる場所から真南にあたる、城の中央部を指さした。
そこには、この塔に入る以前にはなかった、大きな朱塗りの塔が、天を刺して屹立している。塔の高さはおよそ百メートル、太さも三十メートルは越えているだろう。
「さらわれた子供たちは、きっとあのなかだわ。ダイアペーソンが言っていたの。子供たちは中央の塔にいるって……」
炎の海の中で、それ自体巨大な火柱のように、ぎらぎらと輝いて見える塔を、怯えたように見上げながらスミアが言った。

ついに最終ステージの登場である。
決戦の時が来た。

ウルフヘッド

ヒットポイント 16
スピード 7
パワー 9

ファシネーション 8
体力ポイント 17
経験ポイント 7(
消費152獲得159

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 スミア ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア ウータン

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2017年4月30日 (日)

ウルフヘッドの逆襲 5

Photo 悪夢獣ラターキンを倒したウルフヘッド一行。
スミアを探し、次のエリアへ向かう。

まずは西の塔の一階まで降りる。
一階から外に出て、東へ。
最初の分れ道・B3mで来たら南へ。
B4へ来ると南から獣の声が混じった騒ぎが聞こえてくるが、恐れる事なく南下だ。

B5では、ゴブリンの群れが毛むくじゃらの怪物を虐めて遊んでいる
怪物は鎖で繋がれており、それを石だの棒だので叩いているのだ。

「なんだか、あの化物、可哀想だね。助けてやろうか?」

タイタニアが言うので、ここは彼女の言葉を聞いてやろう。
もちろん、ゴブリン達と戦闘になる
蛮刀と盾を構え、メンバーはアクセル……はラム酒がきれていたので除外。いつの間にか、ただの荷物持ちになっていたようだ。
どこかに酒の補給地点があったような気もしないでもないが、ちと思い出せない。まぁうろうろしてればじきに見つかるかもしれん。そうでなくてもなんとかなるだろう。
というわけでメンバーはルーイー・ジャレス・ベアードの3人で挑む。

Photo_3 ゴブリンの戦士(9体) ヒットポイント:10 スピード:5 体力ポイント:2 ダメージ:D
※彼らはチェンメールを装備しているので、刃物の非ダメージが1減少する。

個々は弱いが数が多いパターンだ。
4体9で入り乱れての乱闘開始
こちらの攻撃で4体倒せたが、5体が猛烈に反撃。ジャレスが5ダメージを受ける
だが次のこうちらの攻撃で残り1匹まで減ると、もはや趨勢は決定。
そのまま全滅させた。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目1)

ついにきやがった、経験点の最低値。コノヤロー。
しかもゴブリン達は倒されたのではなく、逃げていったと書かれる。やけに体力ポイントが低いと思ったら、頑張る気がなかったかららしい。

さて怪物の方だが、鎖を解いてやるのに鍵が必要だ。ブラウに開けさせようとすると、怪物が威嚇するので開錠させてもらえないのである。
ここで必要なのは【青銅の鍵】
これで鎖の錠前は開くが、怪物はウルフヘッドに掴みかかってくる。
どこまでも恩知らずな奴だ……というわけではないので、慌てず様子を見る。すると怪物はウルフヘッドに抱擁をかましてきた。
姫様より先に怪物に抱き着かれる我らが主人公。なぜか嫌われてるブラウと違ってモテモテである。
今後、この怪物が新たな仲間として加入してくれる。

Photo_2 怪物の鳴き声から、タイタニアが「ウータン」と命名。
ウータンはこのゲームの仲間で最強の戦闘力を持っている、優秀なメンバーだ。

キーNo15=120

ヒットポイント 15
スピード ウルフヘッドのファシネーション+2
パワー 18
体力ポイント 17

武器 爪と牙 ダメージ=d
※この武器のダメージは防具で軽減されない。

ウータンが加入したら、北へ戻る。
B3の三叉路を東へ。

773 そこは膏血城の中心部だ。
無数の石像の中にドームがあるので、そこへ入ろう。
中からは人のうめき声が聞こえてくる。
また鉄の扉には鍵がかかっているが、ブラウがいればアドバイスしてくれる。

なお、このアドバイスは自動
敵本拠地に潜入したら、盗賊の出番がメチャ増えたな。
ただし一番喋るのは必須メンバーの妖精。

「この呻き声は、若い女だな……」
「呻いているのが全部で一五、六人いるようだが、お姫様の声は混じっちゃいない。他にも一二、三人の奴らが忙しく立ち働いている気配がするよ。それと一緒に、ざぶざぶと、着物でも洗濯しているみてえな音が響いてくる……」
「どうする、ウルフヘッド。この扉、開けてみるかい。おれはあんまり気乗りがしねえんだが、あんたが開けろってんなら、開けるぜ」

盗賊稼業ゆえとはいえ、めちゃ細かい人数まで見当をつけるブラウ。
彼の気持ちはともかく、必須アイテムがあるので開けるしかないのだ。

扉を開けると、奥はカーテンで仕切られている。
ともかく、覗いてみるしかない。

856 カーテンの奥は染め物工場。天井から十人以上の娘がぶら下げられ、生血を絞られ、それ使ってゴブリンの従業員が布の染色に励んでいる。
ゴブリンの労働者には悪いが、ここの布はすぐに必要となるので、押し入り強盗を働かねばならない。
もちろんこの工場にも警備員(これもゴブリン)がいて、こちらの狼藉を妨げようとしてくる。
蛮刀と盾を構え、メンバーはルーイー・ジャレス・ベアード・ウータン。

緋の鎧のゴブリン(3体) ヒットポイント:14 スピード:7 体力ポイント:10 ダメージ:D
※彼らはプレートメールを装備しているので、非ダメージが2減少する。

さすが警備員、ウータンを棒でつついていたチンピラとはくらべものにならないゴブリンである。
武器でのダメージを減らすので、1ターンに倒せるのは1匹ぐらいだ。敵の反撃でウータンが3ダメージ受けてしまう。
きっちり3ターン目の攻撃で、3匹目を撃破。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目6)

最低の次は最高か。期待値通りではあるな。

ゴブリンどもを倒したウルフヘッド一行、吊るされている娘達を解放しようとする。
だが虻が一匹飛んできて、急に制止をかけてくる。
喋る虻……思い当たるフシがある筈なので、ここは話を聞いてみよう。

経験ポイント 2点獲得
キーNo10=20

「だいたい、この娘たちは不死身なんだ。手当ての必要なんかありゃあしない。身体をよく見てみろよ。どこに傷がある?」

そう、この娘たちも【燃える水】を守っていた娘達同様、銀の音叉を埋め込まれた邪神の巫女なのだ。
それを話すと、虻は変身を解く。以前会った、ブーカのギャラハッドであった。彼は話を終えると、ドームの外に出ていってしまう。
こちらも外に出るわけだが、その前に、布を一枚持っていかねばならない。

花模様の絹布(17) 入手

ドームを出たら、今度は南下だ。
C5で、以前会った双子の庭師・ディーとダムが、また花壇の前で悩んでいる。
970 もちろん今度もグリーディガッドに面倒臭い命令をされて困っているので、ぜひ相談に乗ってやるのだ。

今度も同じ形に花壇を分けろという話。
ただし今回は三等分だ。
もちろん答えはページ隅にメモしてあるので、1秒で即答余裕である。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目5)
キーNo3=40

「不思議だなあ、二人でいくら知恵を絞っても解けなかったのに……こうしてわってみると案外簡単なように思えるよ」

そら答えを見た後ならな。
感謝する二人は近くのあずまやで休憩していくよう勧めて来るので、ここはそれに従う。

995 お茶とクッキーを奢ってもらい、全員が体力ポイントをサイコロ1個回復
また、ここでも変な絵を見る事ができる。もちろんこれも最後の謎かけのヒントだ。

回復が終わったら再び南下。
だがディーとダムがストップをかけてくる。
南への道は茨のアーケードが設けられ、そこにかけられた魔法で入口まで戻されてしまう無限ループ通路となっているのだ。
そこを通るためには、バアルの巫女の血で染めた布が必要なのである。

もちろん、ドームで入手した布の事だ。
それを取り出すと、今度は使い方を知っているのかどうか聞かれる。
ここは正直にNOと答えよう
するとファシネーション+サイコロ2個での判定となり、11以上が出れば使い方を教えてくれる……のだが。

実は教えて貰えなくても、またお茶休憩に付き合えば判定をやり直せる。
成功するまでやれるので、失敗を恐れる必要は全く無い。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目6)

一度ヘボ目が出てから、なんだか絶好調であるな。
次はまたクソ出目であろうか。

実は知っているふりをして「そっちこそ使えるのか」と返せば、庭師が実演してみせてくれるのだが、この方法だと経験値が入らないのだ。

さて、ディーがウルフヘッドのために、布を使ってくれる事になった。
何やら呪文を唱えつつ、巻かれた布の端を持って南へ転がす。10メートルほどしかない筈の布はどこまでも転がり、アーチを抜ける長い道を作った。
ディーに感謝し、一同は南へ進む。

こうして南の塔へ到着。
ここは魔獣アイボールの住処だ。
まず、ここでウルフヘッドは狼に変身
次に入口の扉を開ける。ここも【青銅の鍵】でOK。
扉はあっさり開くが、当然、奥からアイボールの石化光線が飛んでくる。スピード+サイコロ2個で11以上が出ないと、光線を浴びて石となってしまうのだ!
が、変身しているとスピードは現時点で9。11以上は必ず出るので余裕。

しかし光で入口が溢れているので、このまま入る事はできない。
そこでジャレスが志願し、彼が単独で入っていく。既に石になった彼に、この光線は効かないからだ。

ジャレスが入ってほどなく、石化の光は消えた……が、彼は出てこない。
光が消えたなら恐れる事なく突撃あるのみ。
塔の内部では、アイボールが狂ったように飛び回っていた。だがその巨大な瞳にはジャレスの剣が刺さっており、それが光線を封じていたのだ
ジャレス本人はアイボールにKOされて転がっているが、戦果は十分である。
狼となったウルフヘッド、ルーイー・ベアード・ウータンとともに攻撃開始!

アイボール ヒットポイント:17 スピード:9 体力ポイント:20 ダメージ:D

強敵ではあるが、特殊能力の類は無い。というか超強力な能力が潰されている状態なのだ。
ヒットポイントがメチャ高いので、なかなか攻撃が当たらない。だが敵の攻撃も、今のウルフヘッド(ヒットポイント18)にはそれ以上に当たらない。
人海戦術でこちらの攻撃を毎ターン1~2発ヒットさせ、4ターン目に狼の牙がアイボールを噛み裂いた。

経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目4)
キーNo9=1

なんだこの経験点の出目は……と思って総計値を計算してみたが、それでも平均を超えていた
滅多にない事だが、今回はかなり運が良いらしい。とりあえずファシネーションを上げておく。

さてアイボールが絶命すると、地鳴りが起こって塔が揺れる。
落ち着いて様子を見ていると、塔が沈んで1フロアぶん下降した。今後、この塔は地上と地下を繋ぐ階段となる。
同時にジャレスが息を吹き返した。

「ジャレス、あんたの顔、石じゃなくなってるよ」
タイタニアが叫んだ。
「本当だ。きっとアイボールが死んで、金色の視線の魔力が消えたんだな……」
皮膚の柔らかさを確かめるように、手足をさすりながらジャレスが呟いた。

柔らかくなったので弱くなる、という事は全く無いので安心。

四天王のうち3体までを倒したウルフヘッド一行。
スミアの救出まではあと一息である。

ウルフヘッド

ヒットポイント 16
スピード 7
パワー 9

ファシネーション 8
体力ポイント 17
経験ポイント 0(
消費152獲得152

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア ウータン

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2017年4月23日 (日)

ウルフヘッドの逆襲 4

西の塔に侵入したウルフヘッド。
待ち受けるのは果たして何か。

らせん階段を昇ると、途中で待ち受ける者が一人。
前回、池で出会った青年……魔王の息子である。

「ようこそ西の塔へ……」
「おい、ファーストボーン。おれはラターキンと二人、塔の屋上で待っているからな。死なずにやってこいよ」
そう嘲笑うように言って、彼の姿は幻のように消えた。

敵も味方も自分の幻を多用しだしたな。案外、この世界では普及している通信手段なのかもしれん。
青年が何を仕掛けていようと、この塔は昇るか降りるしかないし、ゲームを進めるには昇るしかないのだ。

次のフロアへ。
そこは扉も窓も昇り階段もない階で、身長3メートルの双頭巨人が一人、九柱戯(ボーリングの事らしい)で遊んでいる。
まぁボールは骸骨でピンは人骨という悪趣味な物、そのピンは一直線に9本並べられている。

というわけで予想もできようが、この階ではまずボーリング勝負を挑まれる。
膏血城ボーリングは、一回の投げで何本ピンを倒すかの協議ではない。

「かわりばんこにボールを投げて、最後に全部のピンを倒した奴が勝ちなのさ。どうする、やるかい? もしおれたちに勝てれば、上の階への行き方を教えてやるぜ。そのかわり、負けたら命はもらうがな」

589 というわけでボーリング開始。
力づくで叩きのめして情報を吐かせる展開にもできるが、その場合、経験値が貰えないのだ。

先に大男が投げたので、ピンは一本が倒れた状態にある。
次はウルフヘッドが投げる。
一度の投げで、ピンを1本か2本倒す事が可能だ。
さて、どこに投げてどのピンを倒すかだが……。

実はこのボーリングは凄いクソゲーで、確実に勝つ方法が決まっている
この大男以外に遊ぶ奴がいないのも当然。

というわけで頭蓋骨をブン投げ、ピンを2本倒しておいた。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目4)

経験値が貯まったので、パワーを1上げて8にしておいた
戦闘力の成長はここらで打ち止め、後はファシネーションを1上げられるかどうかという所だろう。

勝負に負けると、大男は何やら呪文を唱えた。
光ととともに男の姿が消え、代わりに部屋の中央に昇り階段が現れる。
なかなか素直な奴だ。

階段を昇ると……次の部屋へ。屋上にはまだ行かせてくれない。
今度は様々な調度品が置かれた部屋で、三人の娘がパズルに興じている。
ゲームバトルをもう一度切り抜ける必要があるのだ。

666 今度出されるのは七枚の板。
彼女達が「タングラム」と呼ぶこれは、様々な形を作って遊ぶ物らしい。

そして出される、七つの絵。
この七つのうち、一つだけタングラムで作る事のできない形があるのだという。
それを当てるのが、この階での課題だ。

「うまく当てたら、上の階へ行く方法を教えてあげる。そのかわり、もしはずれたときは、あなたの命をもらうわよ」

今回は戦闘で叩きのめして階段を出させる、というルートは無い
よってパズルを解かねばならないのだ。
燃える水の祭壇にいた巫女はブン殴れたのにな……。

正しい絵を選ぶと、年長の娘が微笑み、広間にすえられた大鏡の前に案内する。

「目をつぶって、この鏡のなかに飛び込んでごらんなさい。塔の屋上へ行けるわ。でも覚悟する事ね、向こう側では魔獣ラターキンが、あなたの行くのを手ぐすね引いて待っているはずよ……」

突撃前に、この部屋で食事休憩をとる事が可能
そうすれば最後に待ち受ける謎について、娘達からアドバイスを貰う事ができるのだ。

しかしまぁ、消耗はアクセルの体力ポイント1点だけなので、食料が勿体ない。
よって鏡へ飛び込む事にした。

まるで水に飛び込んだかのような衝撃。
そこは暗く広々とした空間で、空気は蜜のように濃く淀んでいる。
この暗黒に、ラターキンとその上に立つグリーディガッドの息子、そしてクラゲのような生き物が何匹か、姿を見せた。

毬藻とか海月とか、水棲生物がやけに好きだなこの青年。
魔王の息子なら、普通はドラゴン系かデーモン系じゃないのか。

「よくここまで来れたな、ファーストボーン。ほめてやるぞ」
「それ、かかれ、ラターキン」

ここで逃亡を試みる事もできるが、この空間から出られない事がわかるだけだ。

「どこへ逃げるつもりだ。悪夢獣ラターキンの作り出したこの世界には、どこまで行っても出口などないぞ」
若者が嘲笑った。

ラターキンの分類は悪夢獣という事が判明。
この不思議空間といい、不思議界フーマあたりから購入した魔物である事を疑いたいのだがどうか。

ウルフヘッドの武器は蛮刀と盾を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
また狼形態では無いので、興奮剤を1個使っておく。体力ポイント1消費、スピード1点上昇。

ラターキン ヒットポイント:16 スピード:9 体力ポイント:18 ダメージ:D
海月獣(5体) 
ヒットポイント:10 スピード:5 体力ポイント:1 ダメージ:2
※海月のような魔物が発する火花は、比較的低圧の電気ショックだ。ルーイーは海月の攻撃がヒットしても一切のダメージを受けない。

暗黒空間で6倍にパワーアップしたラターキンとの戦闘。
盾とルーイーがあるので、海月の存在は無視。全員でラターキンに総攻撃をかける。
相手のヒットポイントが大きく、なかなか攻撃が当たらない。

だが相手側も海月は無力。ウルフヘッドには6ゾロでないと攻撃が当たらないし、命中してもダメージは1。フェロウへの攻撃は全部ルーイーが無効化してくれる
そしてなぜかラターキンはウルフヘッドばかりを攻撃。興奮剤で上がったスピードのおかげで、こちらのヒットポイントは17。ラターキンも期待値では当たらなくなっている

39_16_2 毎ターン、1人ぐらいしか当たらない攻撃を加えつつ、ラターキンの微妙な一発だけを避けたり避けきれなかったり。
ラターキンの体当たりにより合計3点のダメージをウルフヘッドが受けながら、6ターン目にウルフヘッドの蛮刀が毬藻を掻っ捌いた
残る海月は何の障害にもならず、一方的に叩いて7ターン目に勝利。

キーNo.3=20
経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目6)

2個の時に微妙な出目……まぁ期待値内ではあるか。

戦闘が終わると、暗黒空間は崩壊。
そこは西の塔の屋上だった。
ラターキンは灰になり、青年の姿はどこにも無い
こうなれば塔を降りるわけだが、その前に灰の山を調べる。
中からは青銅の鍵が出てきた。

青銅の鍵(21) 入手

魔王の息子との戦いを終えたウルフヘッド。
残る塔は二つだ。

ウルフヘッド

ヒットポイント 16
スピード 7
パワー 9

ファシネーション 7
体力ポイント 13/17
経験ポイント 8(
消費120獲得128

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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2017年4月20日 (木)

ウルフヘッドの逆襲 3

2 水路を抜けた先は、以前もぐった地下道とは独立した別のエリアだ。

東西に延々伸びる独特な構造をしているが、おかげで迷う事はあんまりない。
開始地点は東端のO2。目的地は西端のA2だ。

西に向かって三叉路に出たら、進路を北へ
N1の西に鍵のかかった扉がある。
この扉は塔で入手した鍵で開く……のだが、ブラウがいるとイベント発生
彼自ら率先して扉を調べ出す。

「こいつは……まるで王家の宝物蔵みてえに厳重な錠前だな。よほど大切な宝物がしまってあるに違えねえ」

キーNo.16=1

扉は彼の技術で問題無く開錠。
中はブラウの推測通り、金銀財宝、宝の山だ。膏血城の宝物蔵だったのである。
上巻でここに来れたらメロウから鱗を何度も剝ぐ必要は無かったのだが、既に地上は遥か下。
よってウルフヘッドは、アイテムを一つだけ持っていく事にするのだった。
選べる物は三つ。

・柄に見事な象眼を施した銀の剣
・赤ん坊の頭ほどもある大粒のダイヤモンド
・さらわれたスミアが身に着けていた物にそっくりな一対の金の腕輪

もちろんこれらは、罠・博打・正解の三択なのだ。
ここは腕輪を選び、持っていく事にする。

黄金の腕輪 入手
キーNo.4=2

宝物庫を出て、さらに西へ。
道なりに進むと、J2から通路が木々生い茂る森の地下庭園に入る。
さらに進むと、I2で、頭を悩ませている双子に遭遇。
花壇の前で、双子のゴブリンが困っているのだ。

「なあ、あんたら、忙しくなかったら、少しおれたちに知恵を貸してくれないか?」

ぜひ貸してやろう。クリアに必要なので

594 彼らはディーとダム。
双子の庭師で、グリーディガッドの命令により、花壇の手入れをしている。
その花壇をちょうど半分に、かつ同じ形に分けろと言われたらしい。
なかなか難儀な話だ。

まぁもう答えはわかっているので、その番号へ進む。

正解がわかると、双子は小躍りして喜び、さっそく仕事にとりかかり始めた。

「この恩は絶対忘れないよ……おれたちゃ使い走りの身分だからたいしたお礼はできないけど、何か手助けのいることがあったら、いつでも声をかけてくれよな」

実際、後に必要となるのだ。

キーNo.5=40
経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目6)

マジか……下巻は経験値の出目がずっと良いな。

人助けが終わり、ウルフヘッドは改めて西へ向かう……が、呼び止めるディーとダム。

「そっちへ行くつもりなら、池で水を浴びてから行ったほうがいいぜ」
「その道をもう少し行くと、この森全体を照らしている、でっかい火籠の真下に出るからさ。あの下はものすごく暑いから、水でも浴びていかないと、熱気で頭がパーになっちまうぜ」

というわけで、いきなり手助けが入った
ここは言われた通りにするしかない。そうでないと先へ進めないのだ。

火の玉の下を通り、うだるタイアニアと共に西へ。
三叉路でも西へ進み続ける。
G2は蓮池のほとりになっており、一人の青年を発見。
彼は池の中にある小島におり、薄緑の狩衣をまとって水面を見つめている。

西へ進むと、橋を渡って青年のいる小島に着く。
十代半ばの青年……というより少年は、ウルフヘッドが近づくと声をかけてきた。

「おい、きさまたち。この橋を渡りたければ、一人ずつ欄干から身を乗り出して、水面に顔を映せ」

青年は魔王の嫡子を名乗る――グリーディガッドの息子さんだったのだ。
当然、彼は敵で指示は罠だ。
まぁこのいけ好かん青年の命令をほいほい聞く奴もそういないだろう。
イラスト付きの美少女だったら危険な罠であったが、安心して青年を押しのけ、先へ進むのだ。

キーNo.6=50

もちろん兄ちゃんは怒り心頭、逆恨みで魔物をけしかけてくる。
池の中から現れたのは……直径5メートルほどの毬藻
これが兄ちゃんご自慢のペット、魔獣ラターキンである。

ナメた外見だが、実はある意味このゲーム最強の敵だ。
この魔物にはある種の変身能力があり、ウルフヘッドが池に顔を映していると、その能力を写し取り、なんと狼化したウルフヘッドと同じ能力値で襲いかかってくるのだ。
もちろん、相当な強敵になってしまう。
そして……もし経験値無限稼ぎを利用して能力値を爆上げし、パワーを14点以上にしていた場合、ラターキンに能力を映されるとゲームクリア不可能になる(13点なら、興奮剤を使えるなら勝つ事が可能)。
ウルフヘッドも倒されはしないので、勝ちも負けもできず千日戦争が未来永劫続く。

~勇者は魔物の罠により、未来永劫の戦いに囚われたのだ~BAD・END~

もちろんそんなBAKAプレイで詰まるのは完全に自業自得であるが。
そもそも姿を盗まれなければ良い。

Photo ラターキン ヒットポイント:16 スピード:9 体力ポイント:3 ダメージ:D

ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
1ターン目の攻撃で、ルーイーの攻撃が出目10でヒット。ダメージ4点で撃破。
能力は高いが体力ポイントが極端に低いので、たいした敵ではなかった。

……と思いきや、ラターキンはすっと触手をひいただけだ。

「いまのは小手調べよ。このラターキンの恐ろしさ、そのうち存分に思い知らせてやる。楽しみにしているがいい」

西の塔で待っている、と告げ、青年と毬藻は空を飛んで消えた。
ギャラハッドみたいな能力だと思ったら、また小手調べである。
まぁ彼らは後に本当に本気を出すので、明日本気出す人達とは違うのだが。

ラターキンとの前哨戦を終えたら、さらに西へ。
宝物庫を通っていると、A2に着いた時、ちょっとした事件が起きる。

キーNo.16=0

急に悲鳴をあげるブラウ。拾ってきたお宝を地面に放り出した。

「ほ……宝石が毒虫に変わりやがった」

床に散らばった金銀宝石は、全て百足や毒蜘蛛の類に変わっていた
グリーディガッドはこれで呑み屋の代金を支払うのだろうか……?
だが悩んでいる暇は無い。毒虫の群れは合体し、巨大な蠍に姿を変えて襲いかかってくるのだ。

赤蠍 ヒットポイント:14 スピード:6 体力ポイント:6 ダメージ:DD

一発は怖いが、たいして強い敵ではない。
ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
初撃でウルフヘッドの鉄槌が命中、一撃粉砕。

倒すと、蠍は砕け散って宝石に戻る。
躊躇なくまたかき集めるブラウ。拾うのかよ。コイツは本当にいい味出してる野郎だ。
次の問題は、ウルフヘッドもお宝を一つかっぱらってきている事だ。
荷物袋の中からは……

金の腕輪が光の螺旋となって飛出し、その輝きからスミアが登場
こちらへ近づいて来るので、このまま出方を見る。

スミアはウルフヘッドの頬に口づけする。
体力ポイントが完全回復。
まぁ満タンだけどな。

なお、宝物庫の残り二つのうち、ダイヤモンドがただの罠
剣は即死攻撃→回避できれば戦闘となるが、勝利すれば性能の良い武器が入手できる。
まぁ一番の正解は、やはりこの腕輪であろう。

「わたしは城の北側の塔に、子供たちは中央の塔に閉じ込められています……」
「グリーディガッドは、四つの下僕の一人ダイアペーソンに命令して、わたしの額に魔法の音叉を埋め込もうとしています。もしそうなれば、わたしはダイアペーソンの言いなりに動く操り人形に変わってしまうでしょう。その前に、あなたが救いに来てくださるとうれしいのですけど……」

そう言ってスミアは姿を消す。やはり幻だったのだ。
ババア鍋に続き、またもや幻影・回復ちゅー・情報である。
戦闘の度にやってくんねぇかな、これ。

キーNo.4=0
経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目3)

さすがにそう何度も大きい目は出んか。

ここは既に西の塔の地下。階段があるのでそれを昇る。
次はここを突破するのだ。

ウルフヘッド

ヒットポイント 15
スピード 7
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 17
経験ポイント 30(
消費88獲得118

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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2017年4月17日 (月)

ウルフヘッドの逆襲 2

膏血城・東の塔を昇るウルフヘッド達。
パターン通りならば、四天王の一角が待ち受ける筈だが……?

611 階段を昇って扉を開けると、老婆が巨大な鍋で何かを煮ていた。

「おやおや、この婆の部屋へお客さまとは珍しいね。ちょうど美味しいスープができたところだけれど……召し上がるかね?」
鍋の中からは、何やら甘い香りが漂ってくる。

猛烈に怪しい婆さんだが、見かけで悪者と決めるのは早計というもの。
ここは落ち着いてスミアを見かけなかったか訊ねるのだ。

「さあて、魔物なんてついぞ見なかったが……娘というのは、この子の事かい?」
言いながら老婆は、銀のひしゃくで、鍋のなかのものを、ぐいと掬いあげた。それは、たくさんの野菜や果物とともに茹でられたスミアの上半身だった。娘は生きているのか死んでいるのか、ひしゃくに掬い上げられたまま、ぴくりとも動く気配がない。

やっぱり見かけどおり敵だった
しかも二匹の大白猿までけしかけてくる。

「この娘を助けるつもりなら、急いだほうがいいよ、ウルフヘッド。もうすぐスープが沸騰するからね。そうなったら一巻の終わりだ……」

ナメた婆さんだ。というわけで戦闘になる。

幻の大白猿(2体) ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:9 ダメージ:D

ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
1ターン目に一体を袋叩き。
敵の反撃はフェロウへ行ったので、アクセルに受け持たせる。敵の出目は7でアクセルに当たらず。
2ターン目にまたもや集中攻撃して撃破。
珍しくアクセルが仕事した

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目6)

貰える経験値はまさかの最大値。これが続けば良いのだが……。

倒された猿は湯気となって消滅。婆さんは上の階へ逃亡する。
鍋の中は水になっており、スミアの服しかない。タイアニアが舌打ちする。

「畜生、きっとさっきのスミアは、あの婆さんが作り出した幻だったんだよ……」

「やっと気づいたのかい。あの娘なら、とうにミューカスの井戸を抜けて、城の奥のほうへ運ばれちまったよ……」

上の階からの婆さんの声。ここで四天王の一体・ミューカスの名前が出た。豹の魔女が「能力不明」と言っていた奴である。
対決のためにも、婆さんを追って上階へ。

上階には、広間と上への階段がある。
婆さんは広間の方でこちらを待っていた。
階段を昇り続ける事もできるが、先に婆さんの待つ広間へ。

「おまえたち、この塔の一階で、真っ青な水を一杯に満たした水槽を見たろう。あれがミューカスの井戸じゃ」

膏血城の深部へ行くための道を満たす青い水。
それは魔王に敵対する者の意思を察知し、どろどろに溶かして養分に変えてしまう液体の魔物だったのだ。それこそがバアル四つのしもべの一つ、ミューカスなのである。

四天王の一角が、まさかの設置型罠という意外性。
武器で倒しようが無いと考えれば、まぁ確かに強敵ではある……。

婆さんは四枚のトランプを出してくる。

「わしがこれから簡単な謎を一つ出す。それが解ければ、ミューカスの井戸を抜けていく方法を教えてやろう。解けなければ、おまえたちの命はもらう……」

もちろん、これには挑む必要がある。
謎とは、伏せてある四枚のトランプから、スペードのジャックを見抜けというものだ。
トランプに描かれたオグルの絵が、それぞれヒントをくれる。

右端:クラブの右側には、クイーンが少なくとも二枚ある。
右から二番目:ハートの右側には、クイーンが少なくとも一枚ある。
右から三番目:クイーンのうち一枚は、左右をジャックに挟まれている。
左端:ダイヤとスペードは隣り合っている。

ハズレを選ぶと、戦闘→力づくで婆さんに情報を吐かせる展開になる。
しかしそれだと経験値が貰えないので、ここは正解を選びたいところだ。
もちろんガキの頃の自分はページ隅に答えを書いているので、迷う事なくカードを捲る。

選んだカードはまさにスペードのジャックだった。
逃げようとする婆さん。

「婆さん、約束を破るのはよくないぜ……」

ジャックの絵柄がそう言うと、カードから身を乗り出して婆さんの首を掴んだ。
カードに独立した意思があるとは驚きであるな。

経験ポイント 2点獲得

「井戸を無事に抜けたければ、ミューカスを眠らせることじゃ。魔法のひしゃくでかき回しながら『燃える水』を井戸に注げば、ミューカスは眠ってしまい、もう誰も襲わなくなる……」

婆さんが使っていたのが魔法のひしゃくだ。側に転がっているので入手。
燃える水は四階にあると言うと、婆さんは褐色の蒸気と化して消えた。

魔法のひしゃく 入手
キーNo.7=200

735 壁に絵がかけられているので、それを見てから上の階へ。
この絵は最後の謎のためのヒントなのである。

階段を昇ると、また鍵のかかった扉があった。
これもウルフヘッドが『狼』形態なら破れるのだが、ブラウがいれば彼に開けてもらう事ができる
一つの塔で二度も出番があるとは……大した奴だ。

中には緋色の衣を羽織った大勢の女性。彼女達の額には、銀色の星が第三の目のごとく輝いている。
後にわかる事だが、これは邪神バアルの下僕に改造された証だ。

銀の音叉を上巻で手に入れていれば、バアルの僕を装って『燃える水』を貰う事ができる。
もっていない、または経験値がほんの少しでも欲しいなら、彼女達をブッた斬るしかない。

バアルの巫女(9体) ヒットポイント:10 スピード:7 体力ポイント:3 ダメージ:D
※彼女達の剣は銀製なので、ウルフヘッドが狼形態ならば被ダメージが2倍になる。ベアードも同様。

脆いが高命中率の敵が数で攻めてくる編成だ。
ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
基本、当たれば倒せる。数が多いのでどうしても反撃を食らうが、ウルフヘッドもアクセルもヒットポイントが15なので、敵の攻撃は出目8でないと当たらない――約4割程度の命中率だ。
Bl2_2 1ターン目、こちらの攻撃で4人撃破。
敵の反撃はアクセルに1発だけ命中、ダメージは運良く1点。
2ターン目、もう四人撃破。
敵の反撃は外れ。
3ターン目にウルフヘッドの鉄槌で粉砕。勝利。

哀れ、息絶えたバアルの巫女。RPGの主人公ともなれば、モンスターが女だからといって容赦したりはしないのだ。無残。
だが心を痛める優しき読者もご安心。敵の屍が蠢き、巫女が七人全て蘇ろうとしているではないか。
七人? 九人であろう? そう思っても文章には七人と書いてある。巫女が七人と御付が二人だったのだろうか。
まぁ悩んでも仕方が無い。祭壇の上に瓶があり、中には燃える水が入っているので、それを急いで入手。
空き壜を要求されるので、アクセルがラム酒を入れていた壜に入れておく。
さっきの戦闘で使ったので丁度良い。

燃える水(42) 入手

そしてここで巫女達の屍をしばらく観察しよう。
すると無事に七人の巫女が復活、再び襲いかかろうとしてくる。
やはり七人が正解で、九人の方が誤記だったんだろうな……と詳しく知る事ができたので、経験値を得る。

経験ポイント サイコロ1/2個獲得 (出目3)

だがこれ以上戦う意味はないので、戦闘になる前に下へ逃げるのだ。

絵の広間を通り、さらに下の階へ。
婆さんの鍋が残っているので、それを覗いていく。
スミアの服が水に浮いているので、それを拾おう。
すると鍋が再び蒸気を発し、そこからスミアの幻が現れるのだ。
幻のスミアが近づいて来るので、ここはそのまま様子を見る。

幻のスミアがウルフヘッドの頬に口づけし、体力ポイントが最大値まで回復。ウルフヘッドは減っていなかったので問題ないが。
本物にもこんな力があれば……と考えるのは、汚れた人間になった証拠だ。
減っているのはアクセルなのでそっちをなんとか……と損得で考えるのも、綺麗な人間とは言えないだろう。
きれいなウルフヘッドに囁く、スミアの幻。

「わたしも、子供たちも、いまのところは無事でいます……」
「グリーディガッドは、邪神バアルを復活させたあと、わたしを邪神の妃に据えるつもりです。そのため、ただの人間に過ぎないわたしが、神々の妻にふさわしい魔力を得られるよう、私にある儀式を施すと言っています。それがどんな儀式で、そのあとわたし自身がどうなってしまうのかは、まだ知らされていません。魔王が儀式を行う前に、あなたが救いにきてくださるとうれしいのですけど……」

そう言ってスミアの幻は消えた。後には鍵が落ちている。
回復に加えて物まで届けてくれる、これだけの超能力……いったいいつ身につけたのか。
まだ『儀式』は行われていないので、スミアが自力で放っていると思うのだが。
捕えられた牢の中でパワーアップとは珍しい話であるな。

黄金の鍵(61) 入手
経験ポイント サイコロ1/2個獲得 (出目6)

今回は経験ポイントの出目が良い。できれば2個ふる時にこれが来てほしいものだが……。

570 鍵を入手したら一階へ。
『魔法のひしゃく』『燃える水』を、ここで井戸に使う。
すると水の色が、青から無色へと変わった。
後はここに飛び込めば、水路を通って地下の専用エリアへ行く事ができる。
水路に潜り、着いた先へ出ると、水の色はまた青く戻った。
ミューカスが目覚めたのである。

『燃える水』はここで消費してしまうので、上巻で入手していないなら、ここは一方通行となる。
まぁ今は前進あるのみだ。当然だが、出口はこの先、別に有る。
ウルフヘッド、新たなエリアへ。

ウルフヘッド

ヒットポイント 15
スピード 7
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 17
経験ポイント 21(
消費88獲得109

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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2017年4月14日 (金)

ウルフヘッドの逆襲 1

Photo 半月ほどチンタラしていたが、そろそろファーストボーンの物語を再開しようと思う
けものフレンズも終わって結構になるしな。
しかしあのタイトルを見る度に「けだものフレンズ」に空目してしまい、平松伸二氏作画で「けだもの~」「外道~」「地獄へおちろ~」と唸っている凶悪な男の顔が浮かんで困る。

まぁ今はどうでもいいんだ。
重要な事じゃない。
先ずは上巻からの引き継ぎ作業。

キーNo.1の値を半分(端数切上)にし、その数だけ経験ポイントが増える。
今回は8だったので、経験ポイントを4点獲得。

次にキーNo.2を除き、全てのキーNoを0にする。

さらに狼への変身回数を0にする。
よって下巻でも、狼には3回変身できるという事になる。

そしてウルフヘッドの残機を3にし、体力ポイントを3人ぶん決め直す
ただし現状の値に不満がなければ、ただ完全回復させるだけでも良い。
今回は一人目の体力ポイントが13しかないので、決め直しの方を選ぶ。
結果、一人目=17、二人目=18、三人目=16
見事なまでに期待値の範囲に収まった。

そしてフェロウ達の体力ポイントも完全回復
デビルバードの背中は生命力に溢れているのだ。
ただし、残念ながら、スミアはしばらく離脱状態となる。
クリアのため必要なので、必ず戻ってくるから心配は要らないが。
そもそも、この段階では居ても役には立たなくなっているし……。

こうしてウルフヘッド一行は、スミアを攫ったガーゴイルを追って、ついに敵大将の居城・膏血城へと乗りこんだ。
果たして、何が待ち受けるのか……?

501 ガーゴイルは城の中庭に降りる。
それを追ってこちらが中庭へ降りた時、相手はスミアとともに姿を消していた
そしてデビルバード達を石にしていた眼球の魔物が、今度はこちらへと迫る。
その時、そばの掘り抜き井戸の中から声が届いた。

「ここへ入りな、早く……」

アイボールを弓やイリュージョンの矢で迎え撃てないわけではないが、リスクや消費が大きい。
かといって白兵戦を挑もうとすると、石化光線で問答無用の敗北を食らう
ここは声の指示するがまま、穴の中へ飛び込むのだ。

キーNo.13=1

穴は城の地下道への入口だ。
空中要塞に地下というのも変な気がするが、土台の中の通路はそう形容する方がしっくりくる。
穴の中までは石化光線も届かず、ひとまず脅威は去った。
親切な助言者は、身長50センチ程度の猫剣士であった。

「ぼくはブーカ族のギャラハッドというんだ。それより、きみたちはいったいどこの誰で、何のためにこの城へ来たんだい?」

ブーカ……ネバーランドシリーズのティルトと同じ種族である。
あいつの身長は人間並みにあったと思ったが……個体差の激しい種族なのかもしれん。

助けられたのだから正直に答える……のが流れとしては正しいが、あえてここで目的を黙っている事もできる。
実は経験値的には、そうした方が稼げる。

質問に答える事を拒むと、ギャラハッドは「腕ずくでも訊くよ」と脅してくる。
それでも突っぱねると、彼と戦闘になるのだ。

ブーカのギャラハッド ヒットポイント:17 スピード:10 体力ポイント:2 ダメージ:D
※チェンメールを身に着けているので、刃物の被ダメージを1軽減する。

物凄く強いが、一発当たればなんとかなるだろう。
戦闘開始。
ベアードだけ攻撃が命中、ぴったり2点のダメージを与えた。勝利。

経験ポイント 2点獲得

意外とあっさり、彼は剣をひいた。

「思っていたよりずっと腕がたつね。今日のところはこのぐらいで別れよう。ぼくにはきみと戦う以外に、この城でするべき事が一杯あるんだ。もしぼくたちの目的が同じなら、そのうちいやでも戦わなくちゃならないときが来るさ……」

そう言うと彼は小虻に姿を変え、外へ飛び去っていった。

Photo_3

いよいよ行動開始。
この展開だと、初期位置は地下のD3である。
膏血城は地上と地下、さらに地下道がもう一つあり、3MAPが重なる形で存在している。
設定上はともかく、ゲーム的には前半の地上と舞台の広さはそう変わらない。

……が、実のところ、攻略できる手順はだいたい決まっている
よって下巻は「正解の手順を探す」方式でゲームを進める事となる。
新たな仲間との出会いもほとんど無い。
レベルアップのコストも上がっているので、成長もそんなにしない。
というわけで、このゲームは多分、上巻の方が下巻より面白い。

まぁ下巻がつまらないわけではない。
何より上巻だけだと尻切れトンボにも程がある。
スミアを助けてグリーディガッドと決着をつけるべく、敵本拠地を前進制圧あるのみ。退かぬ・媚びぬ・顧みぬ。

前進すべき方向は、まず北東。
E2まで進むと、上り階段がある。
もちろん、これを登るのだ。

膏血城の本丸は中央なのだが、ここに最初から入る事はできない。
東西南北に四つの塔があるので、それを全て制圧する必要がある。
豹の魔女(上巻の初っ端に登場)も「敵に四天王がおるよ」と教えてくれたのだ、拠点を渡り歩いて中ボスを梯子するのはとっくにわかっていたはず。
やはり聖域十二宮突破は伝統芸能だな!

階段に着いたら、もちろん昇る。
狼形態では通れないが、今はフォルムが「人」なので無問題。

Photo_2

階段を昇ると、そこは地上のF3。
塔の1階である。

この階には青い水を湛えた井戸があるが、もちろんこれは罠なので今は無視。
階段が上に続いているので、それを登る。

だがすぐに、鍵のかかった扉で行き止まりになっていた。
現在、この扉を開ける鍵は持っていない。

さっそく泥棒のブラウにこの扉を開けさせる
彼の技術をもってすれば、判定も何も無く余裕で開錠。
よしよし、使える奴だ。

もしブラウがいない場合、この扉は力押しで破らねばならない。
だが人間形態ではパワー不足なので、外に出て「狼」に変身する必要が出て来る。
後半の中ボスは結構強く、変身回数は温存しておきたい所なので、ここで1回節約できるのは助かるのだ。

扉の向こうに何が待つのか。
それは次回。

ウルフヘッド

ヒットポイント 15
スピード 7
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 17
経験ポイント 8(
消費88獲得96

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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2017年3月31日 (金)

ウルフヘッドの誕生 8

誕生編最終章。
といっても、ボスの城に乗りこむイベントを起こすだけである。

そのために向かうはエムル村。
南下して霧の中へ……行くのが近道だが、また魔人と戦いになる
別に勝てなくはないが、二度目からは経験値も入らないし面倒。
よって北回りに、J1→G1→F2→F5→東へ……というルートをとる。
廃神殿で飯も食わずに一泊すると、空腹で体力ポイントが減ってしまうが、失点はサイコロ1個の半分。体力ポイントが十分なら死ぬ奴はいないので、気にせずふらついたままエムル村へ向かうのだ。
体力ポイントは、どうせ下巻開始時に全回復する

エムル村が見えたら、ブラウがいつも通り身を隠す。
ウルフヘッドのフォルムも『人』に戻す。狼だと村に入る事ができない(正確には、村と潰しあいになってスミアが死亡し、ゲームオーバーになる)。

村についたら、まず宿屋へ。
宿泊を申し込んで、金貨8枚消費。ただし寝てはいけない――【ちょっと外出する】を選ぶのだ。
すると祭りのアトラクションで使える入場券を貰える。

キーNo3=1
ガーゴイルのカード(80)
 入手

これを貰ったら南へ。
途中の薬屋でアイテムを購入。
興奮剤を3つ買っておく。これは1戦闘の間、スピードを1上げてくれるという薬だ。ただし体力ポイントをサイコロ1/2個(1~3点)消耗する。商品名といい副作用といい、どうも体に良くなさそうなブツではあるが、この地方では合法な品。下巻のボス戦に備え、ある程度用意しておきたい。

なお、メロウの鱗で金をもっと増殖し、興奮剤と精力剤を大量に買い込んでおくと、下巻の戦闘はかなり楽になる
ヤクを食って血を吐き、別のヤクを食ってふらついた足を踏ん張る姿を見れば、異世界に転生しても冒険者だけはやるまいと決意が固まろうというもの。
我らが主人公達が物語の終了後に健康を害さないか心配であるな。

薬屋を出たら、また南へ。
そこは桟橋で、川の上のアトラクションを楽しむため船が出ている。運賃は金貨3枚だ。よって上巻クリアのためには、金貨3枚+パーティ人数の金を残しておく必要がある。
今回は船賃を払うと綺麗に残金0。メロウからもう一枚、鱗をはいでおくべきだったかもしれん。

川に出ると、そこが夜祭りの舞台だ。
筏がいくつも並び、様々な見世物・出し物が出ている。
なら酒でも呑んで踊りの一つも見ていくか……というわけにもいかず、一番大きなアトラクションにガーゴイルのカードで入場。
それは「魔獣迷路」といい、船でコースを進むと作り物の怪物を見物できるという、現実の遊園地でもお馴染みの代物だ。

怪物のでかい人形(動きつき)の間を進む一行。残念ながら、これ自体はゲーム進行とは特に関係は無い。
肝心なのは、中央にある小島で行われる魔術ショーなのだ。
小島に着いたら【上陸する】を選択。

第二部 魔獣の迷宮

いきなり後編のタイトルが出てしまっているが、後に酷い罠もある。まぁ今はいいだろう。

魔術ショーでは、外国から来たという奇術師が月並みな手品を披露していた。
だが一通りの芸を見せた後、「一世一代の大魔術」を見せるといいだし、スミアが舞台に上がらされる(拒否権なし)。

487奇術師の命令で、傍にあったガーゴイルの置物が動き出す。
それはスミアを抱えると、翼を広げて夜空へ飛び立った。
観衆が騒然とするなか、空には巨大な城が……!

まさかこの奇術師、スミアがたまたまひっかかるまで毎晩ここで網を張っていたのか?
その奇術師も、城が現れた時には、既に姿を消している。

ここで選べる選択肢は3つ。

・空を飛んで追いかける
・弓矢でガーゴイルを射るor弓矢が使えるフェロウに撃たせる
・イリュージョンの矢の魔法でガーゴイルを撃つ

どれもできなければスミアが殺され、ゲームオーバーだ。

矢で撃つのはそう難しい難易度ではなく、成功すればスミアが攫われるのを阻止できる。そして無事に旅を続ける事ができる……上巻の。
第二部とは一体……?

というわけで、ゲームをクリアするためには、ここでスミアが攫われなければならない
これに気づかなければ、いつまでたってもゲームが進まない事に頭を悩ませて延々と無駄な旅を続ける事になる。
すぐに助けず、あえて敵の手中に彼女を放り込み、その後で救出する必要があるのだ。
ヒロインを釣り得にした渾身のカウンターアタックをブチ込んでこそ、魔王も打倒できるというもの。

空を飛んで追うためには、キーNo4と7の値を合計した項目へ。
そこでウルフヘッドは悪魔の笛を三度、力いっぱい吹き鳴らす。すぐにデビルバードの群れが三ツ星(リーダー個体の仇名)に率いられてやってきた。
三ツ星の背に飛び乗るウルフヘッド一行。
いよいよ舞台は膏血城へ――

「待ってくれー、おれを置いていかねえでくれー」

行く前に、村に入らなかったブラウが慌てて走って追ってくる。当然、彼を拾うのだが、見れば何やら大荷物を抱えているではないか。
無論、彼のクラスが泥棒である事を考えれば、どうやって仕入れてきたかはすぐわかる。

「いいじゃねぇか、あの村の奴らは大半がグリーディガッドの眷属なんだぜ。どうしても盗品を使うのがいやなら、魔王をやっつけた後で持ち主に代金を払やいいんだ。第一、ここまで来ちゃ返しに行きようがねえ……それともここから放ろうか?」

さすが泥棒、発言がいちいち無茶苦茶である。
だが村の住人が魔王の親戚だという情報を仕入れてきたのは、さすが裏社会の住人という所か。
まぁ魔王と名乗っていても、グリーディガッドは人間の魔導師。そりゃ親戚だっているだろう。
その努力に免じて、ブラウには【仕方がない、そのまま持ってろよ】と許可を出す。

盗品の内容を決めるため、サイコロを1個ふる。
偶数か奇数かで内容が二分されるのだ。

偶数:食糧×5 興奮剤×3 精力剤×2 ガラスの矢 鉤つきロープ
奇数:食糧×5 命中精度+2の弓 解毒剤×5 銀の矢 ガラスの矢

アイテムの個数は「一度に使える数」であり、在庫は無限として扱える(ブラウが膏血城の中でどこからかかっぱらって補充するため)。
そして一度の使用で、使った個数に関係なく経験ポイントを1消費する。
よって使い勝手の点から考えると、偶数の盗品セットが当たりで、奇数は外れだろう。経験ポイント1消費でサイコロ2個×2の体力ポイントが回復できるのは結構便利である。

サイコロをふると……5。奇数であった。
やはりダメな方か。今回の旅ではいい所無しだなコイツ。

500 使えないこそ泥を拾って、目指すは膏血城。
だが城から光線が放たれ、それを受けたデビルバードが石と化して落ちた。
城から翼を広げて飛んでくる、巨大な眼球……!

というところで話はブチ切られ、下巻に続く。

当時、続き物のゲームブックシリーズはいくつかあったが、ここまで話の途中でぶった切っていたのは類を見なかった記憶がある。
おそらく上下巻の予定で作ったのではなく、分量が嵩んだから途中で予定を変更したのであろう。

なんだかスーパーロボット大戦Fみたいであるな。
こちらの方が8年先んじているが。

8年か……自分がバリアントナイトを書き始めてから完成するまでの期間であるな。
このゲームブックからスパロボFまでかかってたんかよ、俺。

時の流れを噛みしめつつ、下巻「ウルフヘッドの逆襲」へ続く。

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2017年3月28日 (火)

ウルフヘッドの誕生 7

Map 上巻のクリアまであと少し。
そのための必須イベントを進める。

ラーフ・アスラの庵から、進路を東へ。
ロト村まで戻り、ルーイーの実家で一泊。後に露店を覗く。
必要な物はたった一つ、古着・装飾品屋で売られている首飾りだ。
金貨1枚の安物だが、そんな玩具でもスミアは欲しそうにする。
購入すると、オマケで水晶の耳飾りもくれた。この地方の特産品で、暗闇でも綺麗に光るとのこと。

キーNo11=1

首飾りを買ったら西へ戻る。
とにかく西に直進すると、H3を西に出た所で夜になる。ここでキーNo5と11の両方になにかしらの値が入っていると、イベント発生。

突然突き飛ばされるウルフヘッド。立ち上がった時、スミアの姿が消えている!

「追うんだ、ウルフヘッド。まだあそこに見えているじゃないか……」
「急がないと、スミアが食われちまうぜ。あの子をさらっていったのはファイアドラゴンなんだ……」

ちびゴブリンのメガスが現われ、こちらを急かす。上空を見れば、スミアのもらった水晶の耳飾りが輝いており、その光はライデン山の方へと飛んでいくところだ。

目立つ物を身に着けていたせいで、ドラゴンに持って行かれたのである。
カラスかよ。

キーNo5=0

もちろん追わねばならない。ここでフォルムを『人』にするか『狼』にするか選択
時間制限のあるイベントであり、移動速度で優れる狼の方が有利だ。さらに当然、強敵ファイアドラゴンとの戦闘もある。
よって『狼』となってドラゴンを追うのだ。

メガスを背に乗せ、猛スピードで地を駆け、ドラゴンを追うウルフヘッド。
ドラゴンが山中の洞窟へ入るのを見とどけたので、そこへ突入。

中は小ダンジョンになっており、ドラゴン発見まで、移動の度にキーNo5の値が1ずつ増える
これは制限時間のカウントであり、ドラゴンを発見した時、スミアへの直接のダメージとなるのだ。
『狼』形態だと、洞窟の中でスミアの匂いを辿る事ができ、ドラゴンの居場所まで誘導してもらえるので、その点でも狼形態の方が有利である。

91 ドラゴンを発見ると、まさにスミアが鉤爪をつきたてられ、食われようとしているところだ。
可能な限り最短でここへ来ると、スミアには3点のダメージ。スミアが死ぬとゲームオーバーというルールなので、このイベント発生時にスミアの体力ポイントが3点以下だとゲームオーバー確定となる。
なお、手間取ればそれだけダメージは上がっていく。キーNo5が9(スミアの体力ポイント最大値)以上になった場合も、やはりゲームオーバーは確定。だがダメージの適用はドラゴンに追いついた時であり、キーNo5の値に上限は無いので、洞窟をひたすら彷徨えばスミアに数百点のダメージを炸裂させて跡形もなく消滅させる事も可能だ。もちろん何の意味も無いので、そんな事をしてはいけない。

スミアが生きているのなら、ドラゴンを倒して助け出すだけだ。
なお状況的にウルフヘッドとちびゴブリンしかいなさそうだが「この戦いにフェロウは参加できない」という注釈は無い。猛スピードで走る灰色狼を、他の仲間は汗だくでなんとか追いかけてきたのだろうか。アクセルとベアードは汗と酒と獣の臭いをぷんぷんさせていそうで、スミアの匂いを追いかける邪魔になりそうなんだが。
だがファイアドラゴンは強敵なので、仲間に加勢してもらった方が助かるのも確かだ。

ファイアドラゴン ヒットポイント:15 スピード:8 体力ポイント:20 ダメージ:DD
※ドラゴンの体力ポイントが9以下になると、ダメージはDに低下する。

狼形態のウルフヘッドと互角レベルの強さである。素直に総出で袋叩きにした方がいいだろう。アクセル・ルーイー・ジャレス・ベアードとともに5人で戦う。
戦闘開始。
3ターンに渡る総攻撃で、ファイアドラゴンを撃破。ウルフヘッドの攻撃は一発も当たらなかったので、素直に加勢してもらって正解であった。

なお、この後タイマンでやり直してみると、ギリギリだがなんとか勝てた。
まぁこれはあくまでシミュレートであり、本来の結果のままゲームを進める。

キーNo11=0
経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目10)

久しぶりに大きな経験値が入った。
ドラゴンを倒すと、スミアの出血をメガスが治癒魔法で止めてくれていた……が、体力ポイントの回復は無い。演出だけかよ。

「それより、ドラゴンの胃袋の中を探ってみたかい? まだなら、試してみるといい。奴の身体は黄金色に光ってみえただろう。あれは何か宝物を、胃袋の中に隠し持っている印なんだ……」

ネバーランド・ニフルハイムでもあったイベントである。だが今回は縮身の魔法は不要。
さあ超強い魔剣こい……と思いきや、出てきたのは笛である。がっかりするなかれ、これはクリアに必須のアイテムなのだ。

キーNo4=33
キーNo5=0
悪魔の笛
 入手

このイベントが終了すると、位置的にはI1あたりに移動している。
ここから西へ動き、E5を目指すのだ。F5を通ってテントで食事をとれば、体力ポイントの回復もできる。

さてE5で一夜を明かし、デビルバードの群れに何度目かの遭遇。タイタニアを仲間にしていれば、彼女がデビルバードと交渉してくれる

キーNo7=60
経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目2)

デビルバードは、彼らの宝物をドラゴンから取り返してくれれば協力する、と言う。
もちろんその宝物は、ドラゴンの胃袋から取り出した笛の事だ。
だがこの場面までに手に入れても、ここで返す事にはならない。
この笛がデビルバードを呼ぶ召喚アイテムでもあるからだ。魔王を倒したら返してくれるようにと、向こうからも申し出る。

こうしてデビルバード達の助力を約束したウルフヘッド。上巻のクリア条件は満たした。
だが経験値が貰えるイベントがまだ残っているので、それを片づける事にする。

先ずはサングールへ行き、食料の補充。アクセルは酒の補充もする。荷物の大半が「食糧」で埋まる。腸詰の行商人ができそうなパーティだ。

次に道をそのまま引き換えし、ライデン山に登ってI1へ。
今まで無視してきた灯りだが、今回は【正体を確かめる】
そこにいたのは若いファイアドラゴンで、どこかの村娘を咥えていた。
娘を助けるようスミアが懇願するので、ルーイー・ジャレス・ベアードとともに袋にする。

若いファイアドラゴン ヒットポイント:15 スピード:8 体力ポイント:4 ダメージ:DD

戦闘開始。
またウルフヘッドの攻撃が外れてしまうが、仲間が頑張って倒してくれた。1ターンで撃破。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目4)

叩きのめされたドラゴンは逃亡。だが娘は既に死んでいた。どうしようもないので、仕方なく埋葬する。
そうしていると変な臭いが漂ってくるが、無視して東へ。
ここで付近を調べれば「燃える水」を発見できる。これは下巻で使う機会があるアイテムなのだが、下巻で入手できるので、荷物枠の関係上ここでは無視。

東に行ってから南下。三叉路でも南下し、濃霧につっこむ。
ちびゴブリンの宴会にも飛び入りするが、今回は膏血城の話はしない。会話するためにはフォルムを『人』にする必要があるからだ。
宴会を続けていると、怪物が来ると言ってゴブリンは解散。こちらは敵を迎え撃つべく踏みとどまるのだ。

現われたのは、下半身が蛇の戦士達。男版スルローグが二体だ。
アクセル・ルーイー・ジャレス・ベアードとともに迎撃。

蛇の戦士1 ヒットポイント:9 スピード:4 体力ポイント:12 ダメージ:D+2
蛇の戦士2 ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:3 ダメージ:D+1
※チェンメールを着ており、刃物の被ダメージを1軽減する。

戦闘開始。
セオリーどおり、体力ポイントの少ない物から叩く。ウルフヘッドの牙が戦士2を一撃で仕留めたので、後は戦士1を総攻撃。だがカスダメージばかりで生き残らせてしまう
しかし敵の反撃もウルフヘッドに当たらず。2ターン目、やはりウルフヘッドの牙で撃破。

キーNo1=サイコロ1個加算(出目5)
経験ポイント サイコロ1/2個獲得 (出目2=1点獲得)

倒すと、戦士の片方は霧のように消え、もう片方は逃げ出してしまう。
追う事もできるが、ここは【敵の遺留品が何かないかあたりを探す】。すると蛮刀がひとふり見つかる。

蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=D+2

なかなか性能の良い武器だ。パワーを9まで上げれば盾と併用してもスピードが落ちないので、そうなるとお勧めの武器になる。
今回、剣を捨ててこれを持っていく事にした。

452 それから南へ。霧が視界を遮るが、メロウの鱗があれば問題無い。
だが行く手に新たな魔物が現れる。四つの顔と四つの腕を持つ巨人戦士である。

四面魔人 ヒットポイント:15 スピード:6 体力ポイント:8 ダメージ:DD
※プレートメールを着ており、被ダメージを2軽減する。

ドラゴンに次ぐ強敵。狼形態のままここに来たのは、こいつと戦うためだ。メンバーは先刻の戦いと同じ。
戦闘開始。
相変わらずダメージの出目がUNKOで、8点の体力点を倒せない。今日の出目は本当におかしい。
まぁ敵の攻撃はウルフヘッドに当たらなかったので、2ターン目の総攻撃で撃破。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目2)

追い詰められた魔人は、霧の中へ逃げ出した。

これで無理なく集められる経験値は全て獲得。
ここまででサイコロ20個+1/2個+18点となる。
期待値でなら90点といったところだ。

今回、総獲得点は87
80~100なら平均値の範囲内とはいえ、やっぱり微妙に少な目であるな。

よって一旦北へ引き返し、ちびゴブリンとの宴会で経験値の無限獲得を行う
三回ほど三叉路と往復し、期待値まで無理矢理もっていった。

経験値が90点得られるということは――
スピードを1点上昇(6)
パワーを1点上昇(8)
ファシネーションを2点上昇(7)

――以上を達成したうえで、さらにどれかを1点あげられるという事になる。
今回はスピードを上げて、7にしておいた。

ウルフヘッド

ヒットポイント 15
スピード 7
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 13
経験ポイント 2(
消費88獲得90

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 スミア ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

後は膏血城に乗りこむのみ。それで「誕生」は終了である。

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2017年3月25日 (土)

ウルフヘッドの誕生 6

今回はホムンクルスの塔へ登る。
この塔は1フロアごとに仕掛けと謎かけがあり、少々頭を使う必要がある。
しかもなぜかウルフヘッドが一人で挑まされる展開になるので、ある程度のレベルアップと武装も無いと厳しい。
多分「登った者に知っている事を教えてやる」という事なので、誰が登って誰の質問に答えるかをはっきりさせるためなのだろう。
よって回復アイテム(精力剤)はウルフヘッドに持たせておく

まず1階。
ダンジョンの小部屋になっており、目の前にはいきなり2階への階段。だが鍵のかかった鉄格子で遮られている。
どうしたものかと考える前に、錠前の上に芋虫が一匹。

「どこかで鍵を探してこなくちゃ駄目さ」
「床を見てごらん。何か怪物の絵が描いてあるだろう?」
「あんたが鍵を手に入れると、その怪物は絵から抜け出て、この部屋への帰り道を邪魔するんだ。遠くへ行くと、それだけ大勢の怪物を相手にしなくちゃならなくなるよ……」

……と、喋る青虫からアドバイス。
だが鍵が遠くにあれば行くしかないんだろう、とウルフヘッドが尋ねると、くすくす笑いながら

「それがつらいところさ」

と応える。なかなかナメた話だ。
1 だが逆に言えば、このフロアは鍵を見つけるまでは敵に襲われない
よってマッピングしながら鍵を探す。

鍵は444番の部屋に、ラーフ・アスラの手紙と一緒に置かれている。

塔をのぼる者へ
この金の鍵は、二階へ続く格子扉を開けるためのものだ。
だが、鍵を手に取るまでに、三つの扉を内側から閉め、閂をかけよ。
鍵を手にしたとたん、この階にいる絵の怪物が、一匹を除いてみな、三つの扉の向こう側に殺到してくるだろう。
だが、おまえはそれら全てを相手に戦う必要はない。
格子扉のある部屋へ戻るには、どれか一つの扉を開け、その背後にいる怪物どもだけを倒せばよいのだ。
それぞれの扉に集まってくる怪物の数は、その扉から格子扉の部屋までの最短の道筋にある部屋の数と等しい。

よってマッピングをしていれば、どの方位の扉を開ければいいのかわかるというわけだ。
鍵を手に取り、西の扉をあける。その向こうには4体の怪物が待っていた。剣と盾を手に戦闘へ挑む。

赤サソリ ヒットポイント:6 スピード:3 体力ポイント:1 ダメージ:DD
飛びトカゲ ヒットポイント:8 スピード:3 体力ポイント:1 ダメージ:1
コウモリ猫 ヒットポイント:9 スピード:5 体力ポイント:1 ダメージ:2
スケルトン ヒットポイント:8 スピード:4 体力ポイント:1 ダメージ:D

敵全て体力ポイントが1なので、武器は威力を無視して軽さで選んだのだ。
戦闘開始。
ダメージの大きい敵から順に潰していく。運悪く敵の一撃を受けたが、飛びトカゲなので1ダメージを盾で1軽減して0ダメージ。1ターンに1体ずつ倒し、無傷で勝利。

経験ポイント 1獲得

全ての魔物を倒し、最初の部屋へ戻るウルフヘッド。そこにはハイボリア風(コナン・ザ・グレートが元ネタらしい)の衣装を身につけた娘が一人、胸をおさえてうずくまっている。

もちろん怪しいので【あまり近寄らずに様子を見る】

481 ウルフヘッドが近寄ってこないので、娘は立ち上がる。
剣を手にした蛇身の魔物。
これがこのフロア最後の敵だ。短期決戦を目論み、武器は鉄槌を選択。

スルローグ ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:13 ダメージ:D

結構手強いうえに、こちらは一人。多少のダメージは覚悟して戦う。
戦闘開始。
なんと互いの攻撃が全弾命中、ストロングスタイルバトルになった。
敵の一撃で最大の6点ダメージを食らいながら、こちらの鉄槌2撃で相手を粉砕。
なんだか頭の悪そうな戦闘であった。

経験ポイント 2獲得

格子扉をの鍵を開けるウルフヘッドに、青虫が「ぼくも連れていけよ」と声をかける。
こいつは上のフロアでもアドバイスをくれる……というよりそれ前提で塔が作られているので、一緒に連れて行く。

キーNo8=1

同行させると、さっそく次の階の情報をくれる青虫。

「二階には檻に閉じ込められた魔物が三匹いるよ。奴らはみんな、檻から出してやるとおぼくらを襲ってくる……」
「三匹のうち一匹は、三階へ進む扉の鍵を持っているんでね。そいつを檻から出して倒さないと、上へは進めないのさ」
「ぼくらの姿をみあたら、魔物たちは何かしゃべるはずだよ。その台詞から、どいつが鍵を持っているか推理すればいい。魔物たちのうち、少なくとも一匹は、真実を言うはずだから。嘘を言う魔物も、少なくとも一匹はいるはずだけどね」

317 そして二階。そこには異形の蛇が三匹、檻に閉じ込められている。

翼のある蛇
「三階へ進む鍵はトサカのある蛇が持ってるぞ……」

トサカのある蛇
「そのとおり……」

足のある蛇
「おれは鍵なんか持っていないぜ」

渾身の知恵を振り絞り、子供のころページ隅にメモしておいた忠告に従う。
蛇は檻の扉が開くと、こちらへ襲い掛かってきた。
鉄槌を握って迎え撃つ。

ヘビ ヒットポイント:10 スピード:5 体力ポイント:12 ダメージ:D

ダメージ算出のサイコロ目が腐っており、撃破には3発必要だったものの、敵の攻撃は当たらずに無傷で勝利することが出来た。

経験ポイント 2獲得

正しい蛇を倒すと残りの檻は消え、昇り階段が現れる。「鍵を持っている」とは「倒すと上への階段が現れる」という事なのだ。
階段を登ると、青虫が次の忠告をしてくれる。

「今度は、ちょっと面倒だよ」
「三階にも、二階と同じように三つの檻があって、中に誰かが閉じ込められている。そして四階へ進む鍵を持っているのは、やっぱりそのうちの一人だけなんだ」
「今度は、真実を言うのは多くても一人なんだ。ひょっとすると三人とも嘘をつくかもしれない……」

三階につくと、檻の中にいたのはスミアだ。三人のスミアが口ぐちに訴える。

一人目のスミア
「ウルフヘッド、ここから出して。わたしは本物のスミアよ。あなたが塔に入った後で、ラーフ・アスラに閉じ込められたの」

二人目のスミア
「付をつけて、今彼女が言った事はみんな嘘よ」

三人目のスミア
「わたしは鍵を持っていないわ……」

二人目の「付をつける」の意味がよくわからないが、ともかく誰かを出す必要はある。それが偽物のスミアだと思うなら、あらかじめ武器を選んでおけとの事。
ここも頭をひねりながら、鉄槌を握ってページ隅のメモ通りに選ぶ。
出てきたスミアは沼ドラゴンに姿を変えて襲いかかってきた。

沼ドラゴン ヒットポイント:11 スピード:4 体力ポイント:18 ダメージ:D

タフな敵だが、スピードが遅すぎて、こちらには10以上を出さないと命中しない。
戦闘開始。
鉄槌3発で倒す……が、こちらもしっかり一撃を食らって残り体力点が2
ナメた話だ……。

経験ポイント 2獲得

ドラゴンを倒すと、再び残りの檻が消え、階段が出現した。
四階には檻が無く、二つの扉が並んでいる。扉の間にはまたラーフ・アスラからのメッセージが。

塔をのぼる者へ
この二つの扉のうちの一方は『五階への扉』だ。これを開ければおまえは塔の最上階に来れる。
もう一方の扉は『死の扉』だ。この中には、今おまえがいる部屋にあるものの全てを、一瞬で焼き尽くす、恐ろしい炎が入っている。これを開ければおまえは死ぬ。
どちらが『五階への扉』かを見分けるため、お前は質問を一つ出し、両方の扉から応えを得ることができる。
ただし、その質問は彼らが「はい」か「いいえ」で応えられるような、簡単なものでなければならない。
また、扉たちの一方は必ず真実を応えるが、もう一方は必ず嘘を応えるだろう。『五階への扉』と『死の扉』の、どちらが真実を言い、どちらが嘘を言うのかは、わからない。では、質問を出せ……。

なお、ここで出せる質問は以下の4つ。

・きみは『五階への扉』か?
・きみは『死の扉』か?
・きみの隣の扉は『五階への扉』か?
・『死の扉』は嘘つきか?

答えは簡単、ページ隅に書いてあるからだ。でかした、子供の頃の自分。

経験ポイント 2獲得

適切な質問をすると、経験値がもらえ、右の扉は「いいえ」と、左の扉は「はい」と応える。
よって左の扉をオープン。
その向こうには、淡い月に照らされた湿原が広がっていた。

「よかった……無事だったのね」

スミアがウルフヘッドを出向かえ、抱きついてくる。ふり向けば塔は無く、小さな庵があった。そこで銀の頭巾をかぶった白髭の老人が手招きしている。
彼がラーフ・アスラなのだ。
庵の中、一行は次のような話を聞く。

・今では誰も覚えていないが、エムル村の祭りは、もともと邪神バアルを讃えるためのもの。よって膏血城は、夜中そのあたりを飛んでいる。
・グリーディガッドは邪神バアルに仕えるボシュト教団の末裔。
・生贄として連れて行かれた百人の子供まで連れ戻すには、デビルバードの手を借りるしかない。

ここで青虫を連れてきていると、ラーフ・アスラが、それを手に取ってミアに渡す。

経験ポイント 2獲得

41 スミアの手の中で、青虫は妖精の娘に姿を変えた。
身の丈10センチあまり、その顔はスミアにそっくりである。

「やあウルフヘッド、無事に最上階までたどりついたんだね……」

ラーフ・アスラにより、妖精はタイタニアと名付けられる。

ヒットポイント 0
スピード 9
パワー 1
体力ポイント 7

武器 なし

※戦闘には参加できない。
※食事のとき、食糧を消費しない(誰かから少しわけてもらえば十分なので)。

キーNo8=90

自分の顔の全裸コラみたいなキャラに加入されたスミアがどう考えているかはわからないが、タイタニアはクリアに必須のフェロウ。
他のフェロウはいなくても一応なんとかなる奴らなので、このゲームクリアの最小人数は3人となる。
金と経験値の無限稼ぎに手を出すなら、面倒だが不可能では無い。出さないなら相面倒な上に相当厳しい。

その場合、メンバー構成が「ウルフヘッド」「スミア」「スミアもどき」という偏ったパーティになる。一生に一度ぐらいはおすすめ。

またベアードを殺していなければ、彼が閉じ込められた小瓶をラーフ・アスラが取り出す。
彼は塔の攻略に失敗し、ラーフ・アスラに保護されていた。
鱗を買ってはテントに戻っていたのは、失敗しては帰されていたからなのだ。だが今回はテントへ戻す前に、ラーフ・アスラがベアードへ取引をもちかける。

「このウルフヘッドが、グリーディガッドを退治する手助けをしてやってほしいのだ」
「うまくグリーディガッドを倒せたら、例の金鉱のありかも教えてやるぞ……」

彼が仲間になるかどうかは、ファシネーション+サイコロ2個で12以上が出るかどうかにかかっている。経験値の無限稼ぎで10以上にしておくのがお勧め。
今回はそこまでしていないが、経験値は28点貯まっていたので、16点消費してファシネーションを7に上げる。

そしてサイコロを2個ふる。出目は7。合計14なので、ベアードは仲間になる事を承知する。

「……わかった、引き受けてやらあ」
「その代り爺さん、金鉱のありかを教えてくれるって約束は、ちゃんと守ってくれよ」

6 ヒットポイント 13
スピード 
ファシネーション+2
パワー 8
体力ポイント 13

武器 爪と牙 材質=本人 ダメージ=d

※彼は戦闘のつど何度でも変身する。彼の武器は敵のアーマーの影響を受けない。ただしアンデッド・モンスターにはダメージを与えられない。

キーNo9=1

仲間にするのが後半になりがちなうえに運も絡むだけあって、上巻で仲間になるフェロウでは最強の戦闘力を持つキャラだ。

魔導師の庵で休憩し、体力ポイントを完全に回復させる

ウルフヘッド

ヒットポイント 14
スピード 6
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 13
経験ポイント 12(
消費56獲得68

武器
剣 材質=鋼 重量=4 ダメージ=d

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 スミア ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

これで上巻の仲間が勢ぞろいした。「誕生」もいよいよ大詰めである。

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