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2017年11月12日 (日)

自卓リプレイ SW2.0 第4話の1

なんとなく巻き込まれた山賊退治を終え、一行は先を急ぐ。
商人に拾った手紙を届けるだけの話だが、もうちょっとだけ続くのだ。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:17
敏捷:18
筋力:25
生命:24
知力:3
精神:9

ファイター:4/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟A/フレイル、全力攻撃
騎竜:飛竜

Photo_2 キャクラター名:セルジオ
種族:シャドゥ(男)
器用:22
敏捷:23
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:5/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃、回避行動、武器習熟A/スピア
騎竜:四足トカゲ

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:7
生命:12
知力:25
精神:21

コンジャラー:4/セージ:2
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:19
精神:20

プリースト(ル=ロウド):4/スカウト:2
戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

開始前、騎竜に名前をつけようかという話になる。

その時、漢字を使う事の是非の話になる。

すると「漢字は良し悪しを論じるなら『魔法拡大/数』などと漢字で特技名を表記するのも是非を論じるべきでは?」という話になる。

そして「なぜ『ライトニング』などと英語読みの表記は許されるのか」という話になる。

その果てに「異世界言語を構築して全てそれで呼称・表記すべきでは?」という話になる。

「そんなゲームしたいのか」という安定の結論に達し、その日も普通にセッションが始まった。

開始前の準備

GM「では皆、名誉点を50点増やしとけ」

シエン「ああ、ゴルドウスの武器か」

これで名誉アイテム1個ぐらいのポイントにはなるだろう。

セルジオ「これはパーティに対して入るという事?」

GM「ああ。だからゲーム上ではおこらないが、パーティを解散したら武器を所持していない奴はこの名誉点を失うな」

ショトスという商人

GM「では肝心のシナリオ開始だ。前回までの話は当然覚えていないな」

サグウェン「鳥倒して家に帰った」

GM「まだ帰ってねぇよ。これから『魔剣を手に入れ損ねた商人にその事を教えてやる』のだ」

やはりキャンペーンとなると、開始前の確認は必須だ。
なんとか話の流れを思い出した一行は、ショトスという商人の屋敷――森の中にある館へ辿り着く。

GM「大きくご立派で、人がいなくなったらゾンビが住みつきそうな洋館だな」

セルジオ「住人を呼び出す」

サグウェン「ノッカーて奴で扉をガンガン」

GM「じゃ中から使用人が出て来る。いわゆる執事って奴だ。『お客さんですか。何のご用でしょう?』と応対してくれるぞ」

セルジオ「落し物を拾ったので届けにきました」

一行は執事に拾った手紙を渡す。
執事は一旦奥へ引っ込んだ後、すぐに戻ってきて「ご主人様がお呼びです。どうぞ」と中へ招いた。

サグウェン「行くのか俺ら?」

セルジオ「いいと思うけど、帰るのか?」

GM「帰ってもいいが、その線でシナリオ作ってねぇから今日はここまでになるな。仮面ライダーの上映会でもやるか。今アギトをDVD屋で借りて視聴してるところだが」

そっちは気が進まなかったようで、一行は屋敷の主人に会う事にした。
目ざめろその魂。

GM「お前達は食堂へ通され、お茶と饅頭を出された。同じテーブルにショトス本人もついている」

少々やせ気味の、30歳程度の男だ。

セルジオ「その人が飲み食いするのを見てから、サグウェンが食って大丈夫かどうかを見て……」

シエン「口をつけるのはそれからだな」

サグウェン「相手が常日頃から対毒の訓練をかかさずに耐性をつけているかもしれんがな」

飯に毒を盛られるシナリオを2~3回やったぐらいで警戒しおって。
まぁ今回はそういう話では無いので、問題無く進める。

ともかく、PCらの拾った手紙、そして一行の話を聞くショトス。

ショトス「君達の話はわかった。魔剣を手に入れ損ねたのは残念だが、それに執着しようとは思わない。私が君達でも、君達と同じ主張をして魔剣を手放さないだろうしな」

サグウェン「武器そのものが欲しいわけじゃなかったのか?」

ショトス「ほう、鋭いな。その通りだ」

シエン「兄ちゃんは頭が悪くてもカンは鋭いんだぜ」

本当にそうならカッコイイが、その路線を続けるのは難しそうだ。

ショトス「私が部下を使って探すほど欲しい物は別にあり、その過程でたまたま高名な魔剣が見つかったので、部下が私に送ろうとしていたに過ぎない……というわけで、君達に一仕事頼みたいのだがね?」

ショトスは、ある魔術師の残した研究を追っていると言う。
彼の部下が次に調べる予定の遺跡を調査してきてくれ、というのが彼の依頼だ。

遺跡で手に入った物を持ち帰ってショトスに見せる。
彼が追っている研究成果に関係ありと判断した物は、ショトスが受け取る。
他の品は全てPCらが貰う。
ショトスが何か一つでも受け取った場合、PCら各人には2000ガメルずつ支払われる。

GM「ショトスが欲しがっているのは、研究の過程を記録した書物や、その試作品だな。武具や金品、魔物の戦利品なんかは求めていない。ま、細かい判断はブツを見せればわかる」

遺跡の場所は既に掴んでおり、この地の北側にある樹海の中。
そこまでの地図は渡される。

というわけで出発した一行。
道中何事も無く、数日かけて樹海の中の広場にたどり着く。
苔むした小山があり、そこには隠し扉があった……古代の人工物なのだ。

その向こうは地下への入口。

ダンジョンへ

41_2 一行が降りて行くと、地下一階の部屋1番に出る。

部屋の北西辺りに、ドラゴンの石像がある。
大きな台座に乗った、人間よりやや大きい像だ。

ザウェル(同行NPC)に調べさせたところ、罠を発見。
石像に触れると、何らかの攻撃が飛んでくる。
これを解除する事は不可能。

また、石像に設定していた目標値は2段階であり、ある程度以上高い達成値が出るとオマケでもう一つ判る事があった。

GM「像の目はガラス製だな。もちろん何か意味があるんだろうが、現時点では詳細は不明」

シエン「この罠を解除する事に関係あるんだな……」

試しに像へ触ってみようかという案も出たが、攻撃される事がわかっているなら後回しにしようという事になり、先ずはこの部屋を出る事になった。

一行は北の扉から出る(点線が扉)。
そこはT字路だ。

次に向かうは3番の部屋。
入る前に、扉へ聞き耳。

ここでもハウスルールを設けており、【聞き耳】の達成値が極端に高いと、部屋の中にいる敵へ不意打ちを仕掛け易くなる事にしている。
逆に極端に低いと、敵に不意打ちされ易くなる事にしている。
もちろん、これは各プレイヤーにも説明済みである。

GM「達成値15か。よし敵発見。これならPC側の不意打ちで始められるな」

喜んで突撃するパーティ。
部屋の中にいた敵は……何も無し。

サグウェン「はあ?」

セルジオ「はあ?」

シエン「はあ?」

中の記述を別の部屋と間違えたわい。
突入して敵を確認する段階で気づいちまった。

古代のダンジョンの中には、魔物の気配が充満しているのだ。

部屋は何かの研究所跡。
朽ちた棚に、ボロボロの研究資料が何冊も突っ込まれている。

セルジオ「これを持って帰ればいいのか?」

GM「残念ながら、今伝えたのはガラクタの描写だ」

シエン「では価値のある物を探そう」

結果、まだ無事な箱を一つ発見。
【探索】の結果、罠も見つかった。
罠は『冥界波』……ランダムで誰か一人のHPをゼロにするオリジナルの魔法罠である。

サグウェン「食らえばゼロ、か……」

まぁギリで【解除】に成功したので、無事に箱は開いた。
中にはデカい宝石が一個。
卵型の宝石で、箱の裏にも『竜の卵』と書いてある。売却すれば2000ガメルの価値がある。

宝石を入手し、次にパーティは南下。
ザウェルに調べさせた所、罠は見つからない。

というわけで、それを信じて通路を進んだ一行は、7番地点にてトラップを踏んだ。
出目が悪いと仕方ねぇな。

ここに配置したトラップは「シナリオ終了まで、あらゆる消費MPが1点増加する」という呪い属性の罠。
精神抵抗(このシナリオでは目標値12)に失敗した者がこの効果を受けるのだが……

シエン「全員成功」

サグウェン「そもそも俺はMP消費するような技を一つも持ってない」

トラップ、渾身の空振り。
まぁ無事であるに越した事は無い。

一行は南の扉へ向かう。
【聞き耳】はまたも絶好調、今度こそ中の敵に不意打ちをかます事ができた。

部屋5番の中にあったのは、下り階段と幾つもの壊れた檻。
そして無事な檻と、そこで飼われている奇怪な生物の群れである。

GM「トカゲの頭が生えたでかいナメクジが4匹だ」

シエン「そんなモンスター、いたっけ?」

無論オリジナルだ。
【魔物知識】判定の結果、見た目はともかく、能力的には『ジャイアントスラッグ』と全く同じだと判明。

弱点も見抜いたので、魔法ダメージ+2のボーナスも得る。
そのうえ不意打ちなので、もはやワンサイドゲームは確実となった。

セルジオ「ピンゾロ。自動失敗という奴だな

シエン「さっきから多いな?」

サグウェン「GM、お前の貸したサイコロ、何か仕込んでねーか」
※この日、セルジオのプレイヤーがサイコロを忘れたので、自分が貸していた。

ポイズンクラウドでスリップダメージを与えながら、敵の攻撃からは(サイコロが)恐れず逃げないという男らしい激戦。
まぁ勝ったからいいんだよこれで。
戦利品の出目もボロボロで『粘液』を1匹ぶんしか獲れなかったけど、ドラクエ2じゃあるめぇし、ナメクジ漁で儲けようなんて誰も考えて無い筈だ。

サグウェン「GM。ダンジョンの外に一旦出て、日光浴びてHP回復したいんだが、構わんか?

こういうのを認めると「MP大放出しながら戦闘、頻繁にダンジョンの外に出てキャンプして回復」という戦法にも繋がるので、どこまで許すかは難しい所だ。
まぁ今回はOKしておく事にした。

戦闘終了後、改めて部屋を調べる一行。
ナメクジを飼っていた檻は戦闘で壊れた事にしておいた。そこにあった「餌の無限供給装置」ごとだ。
得に金品やアイテムの類も無く、ここは下層に降りるための部屋だと判明。

しかし「先に地下1階を調べよう」という事になり、一行は別の部屋を目指す事に。

次に向かったのは部屋4番。
まやもや下り階段を見つける一行。
ここもやはりかつての研究室跡だが、魔物やアイテムの類は何も無い。

サグウェン「じゃあ北

あくまで一階を調べ尽くす方針。
北扉から部屋を出て、6番地点に仕掛けられていた毒ガスを今度はギリで見破る。
わざわざ【解除】に挑戦する必要は無いと、東から迂回し、2番の部屋へ。

今度の【聞き耳】判定は6ゾロ=自動成功。

シエン「絶好調。敵がいる? じゃあこっちの不意打ちだな」

2連続で「非常に」高い達成値を出す一行。
オープンダイスで振らせていないとサマを疑う所だ。

この部屋も研究室跡。
檻も残っており、角の生えた蛇が4匹生き残っている。
戦闘力的には『アナコンダ』と同等だ。

特に手強い敵でもなく、PCからの不意打ちとあっては問題になるわけもない。
【スパーク】炸裂→前衛突撃であっさり片づける。

相変わらず微妙な戦利品を拾い、部屋を調べる。
箱を発見。罠は無いが、鍵がかかっている。

GM「【解除】に失敗すると、箱を開けるにはブッ壊すしかなくなる。その時は中身が傷むので、金品収入が減額されるぞ」

いわば「収入にダメージを与える仕掛け」だ。
まぁこのゲームシステム的に【解除】判定に2回挑戦できるので、確率的にはPC側が有利になるようにはしてある。

そして見事に2回失敗。
力づくで開ける方針に強制変更。

サグウェン「どっせーい!

フレイルで蓋を叩き破ると、中には期待どおりに金品が(背景的には、売れるだけの価値がある研究器具や薬品であろう)。
【宝物鑑定】もやらせる……これまたハウスルールで、達成値が高いと売却価格にボーナス有りだ(低いと減額も有りだ)。

シエン「よし、鑑定の方は6ゾロ出したぞ」

極端な出目が続くな。
ブチ壊した減額や達成値による増額が入り、結果的には1200ガメルほどの収入になる。

地下一階の部屋は全て調べた。
次は地下二階へ降りるわけだが……

シエン「その前に。『竜の卵』を石像の下に置きたいんだけど」

竜の卵なら竜が温めるだろう、という考え。
その結果は……

GM「悪くは無いが、今回は外れだ。石像に触れた事により、その口からブレスが発射されてシエンを焼く」

シエン「ギャー!」

17点のダメージを食らい、最大HPの7割を一撃で失うシエン。

セルジオ「……GM。ドラゴンの像は動いたのか?

GM「いや。口が開いただけだが?」

セルジオ「よし。像の後ろに回り込んで、背後から触れるぞ

こいつはこいつなりに考えてはいるようだが……

GM「像の口が開き、ブレスが発射された。それは触れた者へとホーミングし、弧を描いてセルジオへ命中する」

セルジオ「!?!?

シナリオには「触れた者にダメージを与える」と書いたんでな。
景気良く燃え上がるセルジオ。

ドラゴン像の謎は解けず、ただ次男と三男のケツが燃えたのみ。
やむなく一行は地下二階へ降りる事になる。

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