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2017年11月

2017年11月18日 (土)

自卓リプレイ SW2.0 第4話の2

手紙を届けた商人の依頼で、古代遺跡に潜る一行。
地下一階を調べ終えはしたが、怪しい竜の石像の仕掛けは解けず。
仕方が無いので地下二階を探索する。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:17
敏捷:18
筋力:25
生命:24
知力:3
精神:9

ファイター:4/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟A/フレイル、全力攻撃
騎竜:飛竜

Photo_2 キャクラター名:セルジオ
種族:シャドゥ(男)
器用:22
敏捷:23
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:5/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃、回避行動、武器習熟A/スピア
騎竜:四足トカゲ

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:7
生命:12
知力:25
精神:21

コンジャラー:4/セージ:2
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:19
精神:20

プリースト(ル=ロウド):4/スカウト:2
戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

地下二階
41_2一行は地下二階へ降りる事にした。

南東の部屋から下へ。
部屋11番……やはり研究室跡だが、敵も金目の物も無い。

次は北上する一行。
部屋9番。敵の気配を察し、突入する。
今度は不意打ちは無しだ。

ここにも檻があるが、全て壊れている。
いたのはアンデッド化したトカゲ達だ。
モンスターデータとしては、ワイトが1体、グールが2体。

先制は敵に取られたので、この戦闘は敵から。
グールの2回攻撃が面倒だったが、エンチャント系の魔法をかけつつ殴りかえす。
ライダーと騎竜二組の攻撃で1匹ずつ撃破。

戦利品を漁るが、相変わらずこの時の出目はふるわず、みみちい粗品を拾う。

シエン「ダバイン家の男だからな!」

キャンペーン導入に使っただけの没落貴族一家設定がサイコロ運に響くとは不思議。
まぁそんな事は置いといて、部屋を調べる一行。

GM「半分朽ちかけた羊皮紙が見つかる。読める部分には魔法文明語で『卵を竜に見せる……』と書いてある」

セルジオ「さっきは見せなかったか?

サグウェン「腹の下に置いただけだ。手にもって真正面に立て、という事なんだろう

シエン「目に近づけろ、という事かもな」

地下一階に引き返し、思いついた通りにやってみる事にする一同。

GM「では像の目に映るように掲げる、でいいな。そうすると石像がガタガタとスライドし、横にどく。そこには下へ降りる階段が出現する……というわけだ」

プレイヤーがエスパーとなり完全に的確な行動だけをとると、このダンジョンは部屋3番の宝箱の罠をかわすだけでクリア可能だ。

せっかく見つけたのだからと、一行は現れた階段を降りる。
部屋14番に到着。

やはり研究室跡で、実験器具や魔道書が残骸となって残っているのも同じ。
しかし保存状態はやや良い。

テーブルの上にはクリアケースがあり、中には螺旋の模型があった。

セルジオ「DNA……か?

GM「プレイヤーに分かり易く説明するなら、そんな感じだ。このアイテムは持って行け」

さらに、鍵のかかった箱も発見。
今度は解除に成功。
まぁこっちはただの換金品だ。
なんやかんやで5600ガメル相当の収入。

この時点でもまだ行っていない場所があるので、さらに探索を続ける一行。
敵との遭遇に備え、回復アイテムでHPやMPを回復。

通路の爆弾を避けつつ、部屋8番へ。
そこもやはり研究室跡。
この地方の生物やその生態についての資料がゴロゴロ転がっている。
解剖図や各種生体実験の報告書等もだ。

やはり金品の入った箱もあり、鍵を解除して回収。

サグウェン「……終わりか?

シエン「『剣の欠片』が入った敵と出会ってないな?」

不思議に思いながらも遺跡から出る一行。

帰り道

遺跡を出て帰り道を行くと……黒い鎧の騎士と、そいつが連れている部下達が、PCらを待っていた。

セルジオ「うん、セルジオは知ってた!

シエン「シエンもなんとなくそんな気はしてた。館で起こるかと思ってたけどな!」

セルジオ「で、その騎士は見つけた物をよこせって言うんだろ?

もちろんその通りだ。

一応、一行は粘液やグールエキスを見せて「これで全部です」と誤魔化そうとはしてみる。

黒騎士(GM)「そうか。それなら確認してみよう」

黒騎士の指パッチンを合図に、敵の部下が襲ってくる。
【魔物知識】で相手の能力を調べたところ、黒騎士はレベル6。騎竜に乗っているので2部位の敵だ。
周囲の部下達は『腕利きの傭兵(5レベル)』相当の敵、6体だ。

シエン「うーん……レベル的にヤバい」

GM「一応、敵は降伏勧告はするが?」

セルジオ「長兄どうすんの?

サグウェン「俺? 俺かよ……

セルジオ「GM。相手は『今回手に入れた物だけ出せ』と言ってるのか?

GM「お前らの身ぐるみ剥いで、要ると判断した物を持って行くと言っている」

セルジオ「じゃあ『いい魔剣あるじゃねぇか』と言って持っていかれる可能性もあるわけか

降伏するかどうかの判断でグダる三人。
まぁそりゃそうだ。
しかしどうも降伏は選びたくないようなので、その意を汲んで話を進める事にする。
この時、リアルに腹減ってたしな。

GM「黒騎士はもう一度指パッチンして、攻撃開始だ」

セルジオ「兄貴! 肉体言語で行くんだ

GM「……という所で、『ちょっと待った!』と声がかかる。精悍な青年が姿を表わすぞ。『黒騎士さんよ。俺の相手もしてもらうぜ』と言う」

サグウェン「ほうほう?

GM「なお、黒騎士の返事は『……お前、誰?』だ。青年は『今から覚えてもらうぜ!』と叫び、その後ろに彼の仲間であろう戦士達が姿を現す。彼らが向かってくるので、そっちは黒騎士の部下軍団が迎え撃つ事になるな」

シエン「え?」

GM「というわけで、お前達の相手は黒騎士が騎竜とする事になった」

というわけで、欠片入りの敵騎士と今シナリオ最終戦闘。
黒騎士はレベル6ファイターだが、特殊能力は種族特徴の【運命変転】しかない。
騎芸により竜に乗っている間は打撃力が上がるが、変な事はしてこないのでそう事故の起こる敵では無い筈だ。

先制はパーティがとったので、先ず支援魔法をかけてから前衛が攻撃。
相手の知能が「人間並み」なので、セルジオが【挑発攻撃】を打ち、攻撃を引き付けている所へサグウェンが【全力攻撃】で叩く戦法を取る。

セルジオ「こっちの命中達成値は14!

GM「回避達成値16。避けたな」

基礎能力で敵が上なので、そう思い通りにもいかないが。
支援による強化と回復を重ねながら、攻撃を繰り返す。

セルジオ「クリィカルでダメージ合計16

GM「実ダメージ10。残りは……ん? 金属鎧だからクリティカル値が+1されるんじゃねぇか?」

サグウェン「あー……モンスター相手だとあんま使わんルールだからつい忘れるな

GM「まぁ今回はこのダメージでいいわ。次の攻撃からこれ入れて計算してくれな」

こういう「場合わけ」なルールはつい忘れるな。

これ以降、思った以上に攻撃が当たらなくなる。
ならば【ファナティシズム】の魔法で命中値を上げるか、しかしあの魔法は回避が下がる、このパーティの前衛は回避型だからな……と相談する一行。

セルジオ「俺の回避値はいろいろ合計して15。これが13まで下がると……

サグウェン「ん? ボスキャラの命中値が9とか言ってるんだが?

【挑発攻撃】で敵の攻撃を引き付けるために高めていたようだが、なんだか過剰になっていた次男の回避値。
やはりこのレベルから【攻撃障害】を持てる騎獣を出したのはやり過ぎだったか?

ともかく【ファナティシズム】で前衛二人の命中値を上げる。
直後、6ゾロや1ゾロが出始めて効果に疑問符がつく一幕も。
しかし戦闘が続くうちに地味に効果が現れ、黒騎士の攻撃はセルジオがひきつけて回避、そこをサグウェンが【全力攻撃】で大ダメージを狙う戦法が「それなりに」成立するようになった。

最後はHPが残り2点まで落ちた黒騎士に【フォース】が炸裂し、撃破。

セルジオ「あれ? 黒騎士、【運命変転】使ってなくないか?

GM「あ、確かに。でも使いたくなる場面も無かったわ」

とりあえず黒騎士は絶命。

サグウェン「え? 死亡?

倒された敵の生死判定の結果はGMの任意だと、昔遊びに行ったイベントで某NEのK松先生も言っていた。
というわけで、死んじまった敵からは何も聞きだせない。
そんな一行に、黒騎士の手下を全滅させたNPCの戦士が近づいて来る。

戦士(GM)「俺はショトスのケツを追いかけている最中でな。俺の名はジークフリートという」

サグウェン「どこかで聞いたか?

GM「そりゃファンタジー世界にはごろごろいる名前だろうからな」

いつもいつも特撮かアニメがモトネタの名前ばかりだったので、今回は超メジャーな神話伝承の類からストレートにいただいた。
今考えれば「ジーグブリード」ぐらいには手を加えて良かったかもしれんが。

ここで何をしていたのか、PCらに尋ねるジークフリート。
正直に話すPCらに、彼は言う。

ジークフリート(GM)「そういう事か。ならショトスの所には戻るな。この黒騎士は本名バンといい、ショトスの部下だ。ショトスの所に戻ったら、報酬どころか首がとぶぞ」

サグウェン「しかしこの男(ジークフリート)も信用できるかどうかわからんな

ジークフリート(GM)「なら俺の雇い主の所へ来な。案内するぜ。お前らが冒険者なら、いくらか仕事もまわせるかもしれんしな」

少々疑いながらも、一行はこの戦士について行く事にしてみる。
雇い主の所に戻ってもロクな目にあわない事はわかってるしな。

その結果がどうなるかは次回の話。

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2017年11月12日 (日)

自卓リプレイ SW2.0 第4話の1

なんとなく巻き込まれた山賊退治を終え、一行は先を急ぐ。
商人に拾った手紙を届けるだけの話だが、もうちょっとだけ続くのだ。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:17
敏捷:18
筋力:25
生命:24
知力:3
精神:9

ファイター:4/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟A/フレイル、全力攻撃
騎竜:飛竜

Photo_2 キャクラター名:セルジオ
種族:シャドゥ(男)
器用:22
敏捷:23
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:5/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃、回避行動、武器習熟A/スピア
騎竜:四足トカゲ

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:7
生命:12
知力:25
精神:21

コンジャラー:4/セージ:2
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:19
精神:20

プリースト(ル=ロウド):4/スカウト:2
戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

開始前、騎竜に名前をつけようかという話になる。

その時、漢字を使う事の是非の話になる。

すると「漢字は良し悪しを論じるなら『魔法拡大/数』などと漢字で特技名を表記するのも是非を論じるべきでは?」という話になる。

そして「なぜ『ライトニング』などと英語読みの表記は許されるのか」という話になる。

その果てに「異世界言語を構築して全てそれで呼称・表記すべきでは?」という話になる。

「そんなゲームしたいのか」という安定の結論に達し、その日も普通にセッションが始まった。

開始前の準備

GM「では皆、名誉点を50点増やしとけ」

シエン「ああ、ゴルドウスの武器か」

これで名誉アイテム1個ぐらいのポイントにはなるだろう。

セルジオ「これはパーティに対して入るという事?」

GM「ああ。だからゲーム上ではおこらないが、パーティを解散したら武器を所持していない奴はこの名誉点を失うな」

ショトスという商人

GM「では肝心のシナリオ開始だ。前回までの話は当然覚えていないな」

サグウェン「鳥倒して家に帰った」

GM「まだ帰ってねぇよ。これから『魔剣を手に入れ損ねた商人にその事を教えてやる』のだ」

やはりキャンペーンとなると、開始前の確認は必須だ。
なんとか話の流れを思い出した一行は、ショトスという商人の屋敷――森の中にある館へ辿り着く。

GM「大きくご立派で、人がいなくなったらゾンビが住みつきそうな洋館だな」

セルジオ「住人を呼び出す」

サグウェン「ノッカーて奴で扉をガンガン」

GM「じゃ中から使用人が出て来る。いわゆる執事って奴だ。『お客さんですか。何のご用でしょう?』と応対してくれるぞ」

セルジオ「落し物を拾ったので届けにきました」

一行は執事に拾った手紙を渡す。
執事は一旦奥へ引っ込んだ後、すぐに戻ってきて「ご主人様がお呼びです。どうぞ」と中へ招いた。

サグウェン「行くのか俺ら?」

セルジオ「いいと思うけど、帰るのか?」

GM「帰ってもいいが、その線でシナリオ作ってねぇから今日はここまでになるな。仮面ライダーの上映会でもやるか。今アギトをDVD屋で借りて視聴してるところだが」

そっちは気が進まなかったようで、一行は屋敷の主人に会う事にした。
目ざめろその魂。

GM「お前達は食堂へ通され、お茶と饅頭を出された。同じテーブルにショトス本人もついている」

少々やせ気味の、30歳程度の男だ。

セルジオ「その人が飲み食いするのを見てから、サグウェンが食って大丈夫かどうかを見て……」

シエン「口をつけるのはそれからだな」

サグウェン「相手が常日頃から対毒の訓練をかかさずに耐性をつけているかもしれんがな」

飯に毒を盛られるシナリオを2~3回やったぐらいで警戒しおって。
まぁ今回はそういう話では無いので、問題無く進める。

ともかく、PCらの拾った手紙、そして一行の話を聞くショトス。

ショトス「君達の話はわかった。魔剣を手に入れ損ねたのは残念だが、それに執着しようとは思わない。私が君達でも、君達と同じ主張をして魔剣を手放さないだろうしな」

サグウェン「武器そのものが欲しいわけじゃなかったのか?」

ショトス「ほう、鋭いな。その通りだ」

シエン「兄ちゃんは頭が悪くてもカンは鋭いんだぜ」

本当にそうならカッコイイが、その路線を続けるのは難しそうだ。

ショトス「私が部下を使って探すほど欲しい物は別にあり、その過程でたまたま高名な魔剣が見つかったので、部下が私に送ろうとしていたに過ぎない……というわけで、君達に一仕事頼みたいのだがね?」

ショトスは、ある魔術師の残した研究を追っていると言う。
彼の部下が次に調べる予定の遺跡を調査してきてくれ、というのが彼の依頼だ。

遺跡で手に入った物を持ち帰ってショトスに見せる。
彼が追っている研究成果に関係ありと判断した物は、ショトスが受け取る。
他の品は全てPCらが貰う。
ショトスが何か一つでも受け取った場合、PCら各人には2000ガメルずつ支払われる。

GM「ショトスが欲しがっているのは、研究の過程を記録した書物や、その試作品だな。武具や金品、魔物の戦利品なんかは求めていない。ま、細かい判断はブツを見せればわかる」

遺跡の場所は既に掴んでおり、この地の北側にある樹海の中。
そこまでの地図は渡される。

というわけで出発した一行。
道中何事も無く、数日かけて樹海の中の広場にたどり着く。
苔むした小山があり、そこには隠し扉があった……古代の人工物なのだ。

その向こうは地下への入口。

ダンジョンへ

41_2 一行が降りて行くと、地下一階の部屋1番に出る。

部屋の北西辺りに、ドラゴンの石像がある。
大きな台座に乗った、人間よりやや大きい像だ。

ザウェル(同行NPC)に調べさせたところ、罠を発見。
石像に触れると、何らかの攻撃が飛んでくる。
これを解除する事は不可能。

また、石像に設定していた目標値は2段階であり、ある程度以上高い達成値が出るとオマケでもう一つ判る事があった。

GM「像の目はガラス製だな。もちろん何か意味があるんだろうが、現時点では詳細は不明」

シエン「この罠を解除する事に関係あるんだな……」

試しに像へ触ってみようかという案も出たが、攻撃される事がわかっているなら後回しにしようという事になり、先ずはこの部屋を出る事になった。

一行は北の扉から出る(点線が扉)。
そこはT字路だ。

次に向かうは3番の部屋。
入る前に、扉へ聞き耳。

ここでもハウスルールを設けており、【聞き耳】の達成値が極端に高いと、部屋の中にいる敵へ不意打ちを仕掛け易くなる事にしている。
逆に極端に低いと、敵に不意打ちされ易くなる事にしている。
もちろん、これは各プレイヤーにも説明済みである。

GM「達成値15か。よし敵発見。これならPC側の不意打ちで始められるな」

喜んで突撃するパーティ。
部屋の中にいた敵は……何も無し。

サグウェン「はあ?」

セルジオ「はあ?」

シエン「はあ?」

中の記述を別の部屋と間違えたわい。
突入して敵を確認する段階で気づいちまった。

古代のダンジョンの中には、魔物の気配が充満しているのだ。

部屋は何かの研究所跡。
朽ちた棚に、ボロボロの研究資料が何冊も突っ込まれている。

セルジオ「これを持って帰ればいいのか?」

GM「残念ながら、今伝えたのはガラクタの描写だ」

シエン「では価値のある物を探そう」

結果、まだ無事な箱を一つ発見。
【探索】の結果、罠も見つかった。
罠は『冥界波』……ランダムで誰か一人のHPをゼロにするオリジナルの魔法罠である。

サグウェン「食らえばゼロ、か……」

まぁギリで【解除】に成功したので、無事に箱は開いた。
中にはデカい宝石が一個。
卵型の宝石で、箱の裏にも『竜の卵』と書いてある。売却すれば2000ガメルの価値がある。

宝石を入手し、次にパーティは南下。
ザウェルに調べさせた所、罠は見つからない。

というわけで、それを信じて通路を進んだ一行は、7番地点にてトラップを踏んだ。
出目が悪いと仕方ねぇな。

ここに配置したトラップは「シナリオ終了まで、あらゆる消費MPが1点増加する」という呪い属性の罠。
精神抵抗(このシナリオでは目標値12)に失敗した者がこの効果を受けるのだが……

シエン「全員成功」

サグウェン「そもそも俺はMP消費するような技を一つも持ってない」

トラップ、渾身の空振り。
まぁ無事であるに越した事は無い。

一行は南の扉へ向かう。
【聞き耳】はまたも絶好調、今度こそ中の敵に不意打ちをかます事ができた。

部屋5番の中にあったのは、下り階段と幾つもの壊れた檻。
そして無事な檻と、そこで飼われている奇怪な生物の群れである。

GM「トカゲの頭が生えたでかいナメクジが4匹だ」

シエン「そんなモンスター、いたっけ?」

無論オリジナルだ。
【魔物知識】判定の結果、見た目はともかく、能力的には『ジャイアントスラッグ』と全く同じだと判明。

弱点も見抜いたので、魔法ダメージ+2のボーナスも得る。
そのうえ不意打ちなので、もはやワンサイドゲームは確実となった。

セルジオ「ピンゾロ。自動失敗という奴だな

シエン「さっきから多いな?」

サグウェン「GM、お前の貸したサイコロ、何か仕込んでねーか」
※この日、セルジオのプレイヤーがサイコロを忘れたので、自分が貸していた。

ポイズンクラウドでスリップダメージを与えながら、敵の攻撃からは(サイコロが)恐れず逃げないという男らしい激戦。
まぁ勝ったからいいんだよこれで。
戦利品の出目もボロボロで『粘液』を1匹ぶんしか獲れなかったけど、ドラクエ2じゃあるめぇし、ナメクジ漁で儲けようなんて誰も考えて無い筈だ。

サグウェン「GM。ダンジョンの外に一旦出て、日光浴びてHP回復したいんだが、構わんか?

こういうのを認めると「MP大放出しながら戦闘、頻繁にダンジョンの外に出てキャンプして回復」という戦法にも繋がるので、どこまで許すかは難しい所だ。
まぁ今回はOKしておく事にした。

戦闘終了後、改めて部屋を調べる一行。
ナメクジを飼っていた檻は戦闘で壊れた事にしておいた。そこにあった「餌の無限供給装置」ごとだ。
得に金品やアイテムの類も無く、ここは下層に降りるための部屋だと判明。

しかし「先に地下1階を調べよう」という事になり、一行は別の部屋を目指す事に。

次に向かったのは部屋4番。
まやもや下り階段を見つける一行。
ここもやはりかつての研究室跡だが、魔物やアイテムの類は何も無い。

サグウェン「じゃあ北

あくまで一階を調べ尽くす方針。
北扉から部屋を出て、6番地点に仕掛けられていた毒ガスを今度はギリで見破る。
わざわざ【解除】に挑戦する必要は無いと、東から迂回し、2番の部屋へ。

今度の【聞き耳】判定は6ゾロ=自動成功。

シエン「絶好調。敵がいる? じゃあこっちの不意打ちだな」

2連続で「非常に」高い達成値を出す一行。
オープンダイスで振らせていないとサマを疑う所だ。

この部屋も研究室跡。
檻も残っており、角の生えた蛇が4匹生き残っている。
戦闘力的には『アナコンダ』と同等だ。

特に手強い敵でもなく、PCからの不意打ちとあっては問題になるわけもない。
【スパーク】炸裂→前衛突撃であっさり片づける。

相変わらず微妙な戦利品を拾い、部屋を調べる。
箱を発見。罠は無いが、鍵がかかっている。

GM「【解除】に失敗すると、箱を開けるにはブッ壊すしかなくなる。その時は中身が傷むので、金品収入が減額されるぞ」

いわば「収入にダメージを与える仕掛け」だ。
まぁこのゲームシステム的に【解除】判定に2回挑戦できるので、確率的にはPC側が有利になるようにはしてある。

そして見事に2回失敗。
力づくで開ける方針に強制変更。

サグウェン「どっせーい!

フレイルで蓋を叩き破ると、中には期待どおりに金品が(背景的には、売れるだけの価値がある研究器具や薬品であろう)。
【宝物鑑定】もやらせる……これまたハウスルールで、達成値が高いと売却価格にボーナス有りだ(低いと減額も有りだ)。

シエン「よし、鑑定の方は6ゾロ出したぞ」

極端な出目が続くな。
ブチ壊した減額や達成値による増額が入り、結果的には1200ガメルほどの収入になる。

地下一階の部屋は全て調べた。
次は地下二階へ降りるわけだが……

シエン「その前に。『竜の卵』を石像の下に置きたいんだけど」

竜の卵なら竜が温めるだろう、という考え。
その結果は……

GM「悪くは無いが、今回は外れだ。石像に触れた事により、その口からブレスが発射されてシエンを焼く」

シエン「ギャー!」

17点のダメージを食らい、最大HPの7割を一撃で失うシエン。

セルジオ「……GM。ドラゴンの像は動いたのか?

GM「いや。口が開いただけだが?」

セルジオ「よし。像の後ろに回り込んで、背後から触れるぞ

こいつはこいつなりに考えてはいるようだが……

GM「像の口が開き、ブレスが発射された。それは触れた者へとホーミングし、弧を描いてセルジオへ命中する」

セルジオ「!?!?

シナリオには「触れた者にダメージを与える」と書いたんでな。
景気良く燃え上がるセルジオ。

ドラゴン像の謎は解けず、ただ次男と三男のケツが燃えたのみ。
やむなく一行は地下二階へ降りる事になる。

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2017年11月 5日 (日)

自卓リプレイ SW2.0 第3話の2

蛮族を殴るよくある仕事中、どこかの商人への手紙を拾ったパーティ一行。
その商人へ手紙を届けてやる途中、山賊退治をやる事になった。

半ば無理矢理巻き込んだような流れだが、気のいいプレイヤーどもなので文句を言わずやってくれた。
本当だ。信じろ。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:16
敏捷:18
筋力:25
生命:24
知力:3
精神:9

ファイター:4/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟/フレイルA、全力攻撃

Photo_2 キャクラター名:セルジオ
種族:シャドゥ(男)
器用:22
敏捷:22
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:4/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃、回避行動

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:6
生命:12
知力:25
精神:21

コンジャラー:3/セージ:2
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:18
精神:20

プリースト(ル=ロウド):3/スカウト:2
戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

山賊山の鳥

山賊の住む山に乗りこんだパーティ一行。
8番に踏み込んだところ、西からサンダーバードが飛んできて攻撃してくる。

31_3

サグウェン「コイツか……勝てるのかこれ」

GM「4レベルのキャラ2人いる4人パーティで5レベルモンスター1匹に勝てないなら、キャラ作り直しを考えるべきだろ」

シエン「そっか。じゃいけるだろ」

GM「あ。致命的な事忘れてたわ。この辺りは足場が悪いから、飛行・浮遊できない奴は命中・回避・魔法行使に-1の修正あるわ」

なお、強い気流により、飛行・浮遊している者は冒険者レベル+器用度ボーナスで毎手番開始時に目標値12の判定が必要。
失敗すると落下して転倒だ。

セルジオ「サンダーバードも飛行しているが……」

GM「ここに住んでいて気流をよく知っているので、奴は判定は不要。必ず成功する」

シエン「わかった。じゃ逃げるか」

敵だけが一方的に有利な状況を前に、全員の意思が一瞬で一致し逃亡決定。

しかし先手を取られたので、まずは敵の攻撃。
パーティは回避の高いセルジオだけを前に出し、敵の攻撃を凌がせる。

行動を(知能を考慮した上での表で)ランダム決定した所、三部位が全てセルジオに物理攻撃を仕掛けた。

セルジオ「(サイコロころころ)全部避けたぞ」

大した奴だ。
PCらの手番が回ってきたので、逃亡を宣言する。
GMの出目が腐って目標値が低かったので、全員成功。

結果的に無傷で逃亡できた。

12番へ引き返し、東周りで迂回して、残る1番へ。
山の頂上近くに小屋があったので覗いてみる。
中には、山賊が1人とペットが2匹。

山賊は『山賊の首領』、剣の欠片いり。
ペットは『アナコンダ』だった。

小屋の扉を蹴り開けて突入する一行。

山賊の首領(GM)「なんだお前らは? そうか、俺を討ちに来た冒険者だな!」

だらだら前口上を流す意味もないので、理解力の高い山賊にしておいた。

運命変転を使って先制を奪取。
となるとやはり【スパーク】が飛んでくるので、ボスは後ろに下げて蛇を前に出す。

【スパーク】→【フィールド・プロテクション】→前衛の突撃と、現在の黄金パターンで戦うパーティ。
蛇は2ターン目に全滅。

山賊の首領も、セルジオが【挑発攻撃】でひきつけて、横からサグウェンが【全力攻撃】を叩き込む。
ほぼ消化試合。

セルジオ「あ、回避で1ゾロ」

GM「じゃ物理ダメージ20点な」

そういう事も1回だけあったが、まぁ安パイで終わったといっていいだろう。
ボスが死にかけで弱った所で……

サグウェン「よし、ここで日輪の力を借りて、今、必殺の【輝く肉体】!」

この能力で、敵の命中・回避・行使を2下げる事ができるのだ。
死にかけた敵に必要な技かどうかは微妙だが、必殺技っぽくトドメに用いたかったのはわかる。

シエン「でもまだサンダーバードが残ってるぞ」

サグウェン「え? あいつと戦うの……?」

少し相談した結果、やっぱり【輝く肉体】はやめておく事になった。
普通に命中して撃破。

戦利品とボスの貯金(800ガメル相当の金品)を入手。
またシナリオの都合上、ボスは生死判定に成功した事にした。
別にボスを自動で死なせて「『山賊首領の首』を入手。宿場へ持ち帰ってシナリオクリア」でも構わんのだが、生首にするか縄で縛った敵大将にするか、選べてもいいと思ったので。

シエン「生きてるなら起こしていろいろ聞いてみるか」

というわけで、レンジャー技能で首領のHPを1まで回復させ、意識を取り戻させる。

山賊首領(GM)「すまねぇ、もう俺は足を洗うぜ。でも聞いてくれ、俺……このニギブーン、正義のためやむなく山賊をやっていたんだ。この宿場の先に住んでる商人……奴は、世界征服を企む悪の秘密組織の首領なんだよ!」

一同「……?」

ニギブーン(GM)「だから俺はここで見張ってたんだ。その活動資金として、ここらを通る連中から金を強制的に恵んでもらってたのさ」

サグウェン「真偽判定ってこのゲームにあったよな」

やってみるが、山賊首領は嘘をついていない。

シエン「まあ間違った事を本気で信じている場合も『本人は嘘をついていない』だけどね!」

サグウェン「じゃあどういう手段で世界征服を企んでいるのか、聞いてみようか」

ニギブーン(GM)「うん、知らん! 冒険者だった俺の従兄弟が、死ぬ間際に言ってただけだからな!」

その従兄弟は遺跡発掘中に、ショトスという商人の部下達とかち合った。
どっちも「俺達が漁る、お前らは引っ込んでろ」と穏便に交渉。
決裂したので戦いになり、従兄弟は重傷を負って逃亡。
彼が死ぬ直前に山賊首領が駆けつけたが、そのまま息を引き取ったのだ。

ニギブーン(GM)「いくら取り合いになったからって、普通殺さねぇだろ? 従兄弟が死ぬ前に『あの男は、恐ろしい企みで世界征服を企み……グハッ!』と言い残した言葉を、俺は信じてるぜ!」

シエン「信じるかどうかは別として、このシナリオのどこかにある魔剣のありかを吐いてもらおうかな」

お、まだ覚えてやがったか。

ニギブーン(GM)「ああ! ずっと前に拾った未鑑定品の武器か。あれならサンダーバードの巣の向こうにある倉庫に放り込んだまま忘れてたぜ」

なお、説明書は部下が入手し、報告はしたけどその時に首領は武器の事を忘れていたという設定。

シエン「いや、おかしいだろ。なんでお前らはサンダーバードに襲われないんだ」

ニギブーン(GM)「餌をやってるうちに俺らの顔だけは覚えたぜ。巣がある櫓も俺が建ててやったのさ。俺と一緒に行ってみるか?」

というわけでニギブーンと一緒に行って見る。

結果。
サンダーバードは見知らぬ人間(PCら)がいたので興奮し、電撃を発射。
ニギブーンは煙をあげて倒れる

サグウェン「あかんやんけ!」

GM「山賊達は襲われない程度に警戒されない仲になっただけであり、飼いならしたわけでは無いのだ」

ブーブー言いながらPCらは撤退。

サグウェン「シナリオクリア条件はもう満たしてるし、帰ろうか?」

このパーティはダイス目5を出してれば問題無く勝てる奴としか戦いたがらないのだ。

セルジオ「だけど魔剣は欲しいな」

シエン「うん、戦闘がしたいわけじゃないが魔剣は欲しいな」

欲の皮は突っ張っているので帰るわけでは無いのだ。

なんとか楽して強敵を凌げないか。
ムシのいい事を考え、議論し、脱線して「最近のファンタージーライトノベルは登場人物が自分のステータスをポイントで把握してるらしいな」などとどうでもいい事を語り合う一行。
そんな事はサイレントナイト翔が20年以上前に通っているぜ、と自分が言ってやる前に……

シエン「いっそ巣のある櫓をブチ壊せない物か」

ようやくそこへ目を向けたか。
櫓を調べた結果……

GM「これ建てたニギブーンもプロじゃないからな。土台に脆い所があるんで、頑張れば即座に崩壊するぞ」

それにより、普通の足場で戦える上に、戦闘前に敵のHPを減らす事ができるのだ(崩れた巣から飛び上がる前に、崖や枝に体をぶつけるため)。
減らせるHPは冒険者レベル+筋力ボーナスで判定。

もちろんソレイユのサグウェンがこの判定をやらされる。

サグウェン「達成値……16」

GM「そっか。じゃあサンダーバードは資材で頭打って死んじまったよ」

ダイス目が悪ければ無傷で襲いかかってきたし、出目が良ければ勝利でいいや。
そんな考えで作ったイベントなのだ。

ようやく6番へ着いたPC達。
倉庫があったので鍵を開ける。
罠があったが麻痺毒針とかもうどうでもいいので割愛。
今さら麻痺しても麓まで引きずって持って帰るだけだし。

400ガメルほどの金品の中、魔剣を発見!
もちろん、これはゴルドウスの武器だ。

貴重なブランド品という設定だが、シナリオの都合でぽんぽん入手できちまった。
やったぜ。

やはり形状はランダムで決定。
使い手となるのはセルジオ確定なので、彼がサイコロをふる。

結果、これは槍……ゴルドウス・ランスだった。
なんか命中値の低い種類2連発になったな。

魔剣と死にかけのニギブーンを持って帰る一行。
無事にシナリオは成功、討伐報酬と経験値を得る。

商人・ショトスの情報と魔剣を入手した一行。
少々きな臭い物を感じつつも、とりあえず商人に手紙は届ける事になる。

「手紙は燃やして平和なゴブリン退治がしたい」などとぬかす奴がいなくて良かった。

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2017年11月 4日 (土)

自卓リプレイ SW2.0 第3話の1

蛮族を殴るよくある仕事中、どこかの商人への手紙を拾ったパーティ一行。
どうやら貴重な魔剣を手に入れ損ねた可哀想な人らしい。
これはぜひその商人へ、手紙を届けてやらねばならないだろう。

「あまり時間がとれないので他のシナリオは作れない」と言えば、大概のシナリオは通る。
やはり気心の知れたメンバーは貴重であるな。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:16
敏捷:18
筋力:25
生命:24
知力:3
精神:9

ファイター:4/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟/フレイルA、全力攻撃

Photo_2 キャクラター名:セルジオ
種族:シャドゥ(男)
器用:22
敏捷:22
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:4/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃、回避行動

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:6
生命:12
知力:25
精神:21

コンジャラー:3/セージ:2
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:18
精神:20

プリースト(ル=ロウド):3/スカウト:2
戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

田舎の商人

商人・ショトスが住んでいるのは、街から一日の距離にある邸宅である事がすぐわかる。
彼らの伯父が知っているからだ。

セルジオ「叔父の知人か?」

GM「いや、相手がそこそこ手広くやってる商人で、たまに仕事するんで知っているだけ。個人的に付き合いがあるわけでは無い」

こうして出発するPC一行。
向かっている途中で日が暮れるが、その辺りに小さな宿場がある。

GM「宿場があるけど野宿するぞ、というBAKAはおらんな? 泊まる前提でシナリオ組んでるから、お前は泊まる事にした」

こうして一行は宿屋に入る。

宿屋の主人(GM)「いらっしゃい。……冒険者さんか。こっちだよ」

パーティをカウンターの隅へ。
とりあえず座るパーティに、一人100ガメル入った袋を渡す。

シエン「……はい?」

よくわからないまま所持金を100ガメルずつ増やしたPC達。
彼らが書き込んだのでシナリオを進める。

宿屋の主人(GM)「それは前金で、成功報酬は400ガメルだ。さっそく明日頼むよ」

シエン「……はい?」

セルジオ「詳細を聞かせてもらおうか?」

宿屋の主人(GM)「詳細? 聞いてなかったかい。山賊退治だよ。しかしあんたら、細かい事も知らずによく来たね」

そこで宿屋に郵便配達員、二足歩行のドラゴンに乗って訪問。
手紙を宿屋の親父に渡す。
手紙を読んだ親父は、目を丸くしてPCらを見た。

宿屋の主人(GM)「あんたら、山賊退治に来た人じゃなかったんだな! 冒険者の店から『人手が見つからない、もう少し待て』って今届いちまったよ。……まぁ前金は財布に入れたんだし、やってくれるって事でいいよな」

というわけでシナリオ本編開始だ。

セルジオ「まあそんな事だろうと思った。料金ぶんの仕事はしよう」

山賊退治

割と最近、ここらに山賊が棲みついた。彼らは道行く人々に通行料をせびるそうだ。
山賊が住む山を教えてもらった一行。
GMは山賊山のMAPを用意する。

サグウェン「俺のドラゴン、空飛べるんだが。上空からマップを把握できんか?」

GM「隠密系技能の無いお前が敵に見つからない高度からだろ? 『遥か下に山が見えますなあ』としかならんと思うが……ああ、あちこちに小屋がある事はわかるな。敵は一箇所に固まっているわけでは無い、というわけだ」

31_3 セルジオ「山ごと燃やせばいいじゃないか?」

GM「山火事を起こすのでNG」

それでいいなら村人がもうやってるだろ。

PC達はまず0番からMAPに入る。
1番が頂上だ。

PCらはまず5番へ移動した。

ここは、山肌に扉がある。天然の洞窟に扉を設けたのだ。
扉もあるし道も続いてはいる……が、ここに踏み込むと愉快なイベント発生。

頭上の茂みから、矢の雨が叩きこまれる。

GM「というわけで【危険感知】判定だ」

パーティ内の最高値が13だったので、矢の範囲内に入る前にストップできた。
無論、垂直に切り立った崖上の茂みにいる敵をどうにかできるわけではない。
よく見れば矢座間があるので、茂みの中に見張り小屋でもあるようだ。

というわけで、現時点は無傷だが、ここを突っ切るなり扉に何か行動するなら、矢の雨でダメージを受けながら……という事になる。

セルジオ「君子危うきになんとやら」

シエン「逃げ帰ったふうを装って引き返すか」

今度は9番へ向かう。
ぐねぐねした道を登っていくと……

GM「はいもう一度【危険感知】判定だ」

シエン「さっきあんな事があったんで、注意して登ってるつもりだが?」

GM「注意して登ってる前提で危険感知が必要なんだよ」

目標値は高め(14)に設定していたんだが、出目が良くて成功。
山賊が二人とペットが二匹、茂みから飛び出して来た。
不意打ちを受けずに戦闘開始。

敵は山賊の弓兵が2人、ジャイアントアントが2匹。
蟻の背中には毒ガスを入れた袋が背負わされており、蟻が倒されると袋が破れて半径3m以内を18ラウンドの間毒ガスで満たしてくれる。

敵は弱いが変なギミックがついているタイプの戦闘だ。

簡易戦闘で開始。
先制はとったので、先ずは前線エリアにいる2匹のアリへ【スパーク】を撃つ。

蟻の片方が倒されたので、毒袋が破れて前線エリアは毒ガスに満たされた。
もう片方も前衛二人が殴って撃破。
毒ガスを吸った奴は、手番終了時にサイコロ2個+5点のダメージ(生命抵抗で目標値12に成功すれば半減)。

さらに弓兵が前線エリアに矢を撃ちこむ。
まぁこれはさほど被害無し。

2ラウンド目、弓兵にさらに【スパーク】を撃つ。
そこへライダー二人が突っ込んで勝負あり。

戦闘後、東の4番へ。
PCらの予測通り、矢の雨を降らせた見張り小屋があった。
そこを探ってみるものの……

GM「特に何も無いな。毒薬の在庫も使い切った状態だ」

9番を経由せずに4番に入れば、敵に毒爆弾を準備する時間を与えずに戦闘で使わせない事ができ、勝利すれば毒薬の在庫も入手できる設定であった。

まぁ今さらな話なので、PCらは一旦、道を引き返す。

5番の扉には鍵がかかっていたが、開錠に成功。
中には400ガメル相当の金品と……

GM「魔剣の説明書があるな。このシナリオで魔剣を入手すれば、鑑定の判定は不要だ」

シエン「つまり、この山のどこかに魔剣があると!」

前衛キャラが二人なので二本出すという大サービスだ。
売却金額も設定してあるので、要らんなら売ればいい。
このレベルにしては大金が得られる。

サグウェン「む……もしまたフレイルなら、俺が二刀流戦士になるのか!」

なんでお前が両方持つ前提なんだよ。
フレイル使い二人のパーティになるに決まってんだろ。

つまり鈍器ワールドRPG2.0、開幕

一行が向かうのは、次は11番。
どうでもいい事だが、0-9間と5-11間は崖と橋による立体交差であり、四辻の道では無い。

11番には、蔦と茂みと木の枝に大半が覆われた櫓がある。
そして3番への道は、ほぼ垂直に近い傾斜だ。

サグウェン「櫓という事は、上に何かが有るんだな?」

GM「植物と地形のせいで、ここからは見えないと言っておく」

スカウト技能の持ち主に登らせるか、サグウェンがドラゴンを飛ばして上を見てくるか。
しばらく話し合った後、結局ドラゴンで飛ぶ事に。

バッサバッサと上へ、上へ、3番へ。
すると……

GM「櫓の上に巣を作っているモンスターが1匹」

サグウェン「ライダー技能で【魔物知識】判定……お、出目11か」

知力ボーナス±0だが、ダイス目で無理矢理成功。
魔物はサンダーバードだった。

一人で勝てる敵では無いので、もちろん引き返す事にする。

サグウェン「バッサバッサ……ただいま。あかん、あんなんおったわ」

GM「いやいやいやいや。なんで敵が棒立ちで動かない設定なんだよ」

というわけで、ゲームブック系サプリメントにあった【逃亡判定】だ。
サイコロ2個+敵のモンスターレベルで目標値を決める(今回は14)。
逃げるキャラクターの冒険者レベル+敏捷度ボーナス+サイコロ2個で、その目標値めがけて判定。

成功したので、結果的には無傷で逃亡成功。

サンダーバードは11番まで追いかけては来なかったので、PCらは道を引き返す事にした。

9番→4番→10番とパーティは進む。

10番からは2番に何があるか見える。
10番から2番には川が流れており、小屋は川の真上に建てられているのだ。

シエン「なんだ、トイレか」

GM「いや、大きさが違う。寝泊まりして暮らせる小屋だ」

シエン「そこで水棲の化け物でも飼ってるんじゃねえの」

長い付き合いだけあって、こっちの手を読むようになってきたな。

小屋を覗くと、山賊の突撃兵が4人。
ただし少しカスタムされている。
4人ともエルフなのだ。よって【運命変転】は無いが【優しき水】の種族特徴があり、水中で自在に攻撃してくる。

実は7番には川が流れこむ沼があり、水面近くを吊り橋が渡っている。
ここのエルフ山賊を倒しておかないと、水中から奇襲+橋をひっくり返されて水中での戦闘という一風変わったシチュエーションの戦闘になる設定だった。

シエン「突撃ー!」

こうして盗賊団エルフ部隊と、地上で戦闘開始。

自分たちよりレベルの低いモンスターが同数。
負けるわけが無い。
まぁ水中で襲われるか地上で戦えるか、の2択で全て決まる戦闘なんで。

エルフ部隊がいた小屋の中には宝箱があった。
罠を解除し、中に入っていた金品(400ガメル相当)を入手。

西の沼へ行く事もできたが、PCらは一旦山を下り、8番を通るルートを選ぶ。

なぜこの道を選んだのかは、録音を聞き直してもよくわからなかった。
まぁ何か考えはあったのだろう。

8番に踏み込むと……西からサンダーバードが飛んできて攻撃してくる。

サグウェン「コイツか……勝てるのかこれ」

GM「4レベルのキャラ2人いる4人パーティで5レベルモンスター1匹に勝てないなら、キャラ作り直しを考えるべきだろ」

シエン「そっか。じゃいけるだろ」

このゲームにおける初期の強敵の一つ、サンダーバード。
しかしあくまで低レベル帯では……であり、今のパーティで勝てないわけがない。

今、連休だし、今夜あたり焼き鳥でも食いに行こうかね……。

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