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2017年5月

2017年5月13日 (土)

ウルフヘッドの逆襲 7

Photo_2 ついに最終決戦である
残るは、新しく出現した中央の塔のみ。
ここまで来たら寄り道する必要も無いので、北の塔を出て南に直進。

ただし炎に包まれた膏血城(地上エリア)は、様々なモンスターが徘徊するようにもなっている
南下する際にサイコロを1個ふるよう指示があるので判定。
出目は4。

出目が偶数だったので、ワンダリングモンスターと遭遇。
金色に輝く巨大なファイアドラゴンが出現。
逃亡すると明後日の方へ走らされるので、仕方なく戦闘。

ファイアドラゴン ヒットポイント:17 スピード:9 体力ポイント:10 ダメージ:DD

正直、面倒な相手だ。だがウルフヘッドもまだ変身状態、戦闘力は高いのでなんとかなるはず。
戦闘開始。
パーティ一丸となって袋叩きにし、見事に1ターンキル
ウルフヘッドの攻撃は外れたが、まぁ結果オーライ。

経験ポイント サイコロ1/2個獲得 (出目4)

取得制限は無いので、一応、このドラゴンで経験値の無限稼ぎは可能
労力と見あっているとは言い難いが……。

ドラゴンを撃退したら、再度南下。
しかしまたサイコロを1個ふるよう指示
出目はまたも4。

今度は炎の中から、体長3メートルほどの、胃袋に手足が生えたような怪物が出現。
これも仕方がないので戦闘。流石にドラゴンより強いという事はないだろう。

ペナングラー(吸血胃袋) ヒットポイント:11 スピード:6 体力ポイント:6 ダメージ:D

今さら1体で何しに出てきた、という能力値であるな。
戦闘開始。
ウルフヘッドとルーイーの二人が攻撃して撃破。戦闘メンバーが後3人いたが、ピクリとも動かず。

Photo_2 なんだったのかよくわからない戦闘を終えて、また南下。
するとまたサイコロを1個ふれとの指示。
通路一本で何回戦わせるんだ……敵ウジャウジャし過ぎ。
まぁそんな事を言っても始まらないので、サイコロをふって出現判定だ。
出目は6。経験値で出ろよ。
すると今度は、腰から下が蛇身の戦士が二人出現した。
いい加減面倒だがやるしかあるまい。

蛇の戦士(2体) ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:3 ダメージ:D
※チェンメールを装備しており、刃物の被ダメージを1軽減する。

防具があってもここまで虚弱なら問題ないだろう。
戦闘開始。
相変わらず数の暴力で圧殺。

南の塔はまだか。
そう思った矢先、またサイコロを1個ふれとの指示。
出目は2。
今度は四面四腕の巨人が武器を手に襲いかかってきた。
この通路にどんだけ敵が詰まっているのか。

四面魔人 ヒットポイント:15 スピード:6 体力ポイント:8 ダメージ:D
※プレートメールを装備しており、被ダメージを2軽減する。

こいつは上巻にいた奴の親戚なのだろう。
戦闘開始。
鎧があっても、その効果を無視できる奴が三人いるので……と、戦闘メンバー5人中、防具無視のキャラの方が多くなっていた
三人でズタズタにして撃破。

これでようやく、南の塔が見える。
さらに南下すると、そこが塔の前だ。
入口の扉は目の前。銀の鍵を使うと、中へ入る事ができる。

さあ、いよいよ魔王と対面する時が来た!
そこ広々とした円形の広間で、中央にピラミッドの上半分を切り取ったような祭壇がある。

その手前に、銀の頭巾をかぶり、顎に長い髭をたくわえた、恰幅のいい男がぐったりと横たわっていた。
傍らに寄ってみると、男は鋭利な刃物で喉を大きく切り割られていた。ほとんど抵抗もせずに殺されたらしく、衣服には争った形跡がまるで残っていない。死んでから、まだまもないと見え、肌にはまだ温もりが残っていた。
「グリーディガッドだわ。いったい誰にやられたのかしら……」
スミアが呆然と呟いた。
黒き九つの峰周辺の諸国から魔王と恐れられた妖術師にしては、それはあまりにもあっけない最期だった。

Photo_5 初登場でいきなり死んでる、魔王グリーディガッド。
凄まじい肩すかしぶりに、ここで一瞬リアルに時が止まる。

斬新ではあるが……それの良し悪しに関しては、正直な記述は避ける事にする。

他に有る物といえば、上への階段のみ。
仕方がないのでこれを昇ろう。
二階には、三十人あまりの若い娘と、大勢の小さな子供たちがいた。
そしてその近くには顔見知りが。
ブーカのギャラハッドが、床に刺さった一本の剣を引き抜こうと躍起になっているのだ
彼はこちらを見ると、一応は顔を上げる。

「君たちの来るのが遅いから、グリーディガッドはぼく一人で片づけておいたよ。サングールからさらわれてきた子供たちも、バアルの巫女にされてた娘もみんな無事だぜ」

強いNPC様がボスキャラを退治してくれてました!
やったあ!

ゲームをクリアするだけなら、このKUSO猫を放置して、さっさと塔から出るのが正解。
ただ裏設定を少しでも見たければ、ギャラハッドに代わって剣を抜いてみる必要がある。

キーNo1=1

どこにでもありそうな両手持ちの諸刃の剣だ。
装飾はごく質素で、魚鱗模様の柄には一応銀箔をかぶせてあるようだが、それも手垢でかなり黒ずんでしまっている。
ただ、若干蒼みがかった鋼の刀身だけは、霜のように輝いており、いかにも鋭利そうに見えた。

抜けずに疲れたギャラハッドが休憩した時に、剣に触れてみるウルフヘッド。
だが抜くも何も、触れただけで剣は青白い炎に包まれ、床から抜けた
なんだ簡単じゃねえか。
そう思った読者を尻目に、剣はウルフヘッドの周りを二、三度円を描いて飛ぶと、大理石の壁を豆腐のように突き破って飛んで行った

「……なんだい、ありゃあ」

タイタニアの呟きが読者の心情を代弁する。
一方、ギャラハッドは「よくもおれの仕事をだいなしにしたな」と叫んで、こちらに斬りかかってきた

Photo_3 逃亡はできないので、戦って勝つしかない。
この戦闘はなぜか人海戦術で袋叩きにすると、罰としてペナルティを課されてしまう。ウルフヘッドがタイマンで勝つ事が推奨されているのだ。
だがこのゲーム最後の戦闘なので、気にせず全員で戦うのが攻略的には正解
しかしまぁ、今回は残機全てを残してこれているので、ソロでもなんとかなるだろう。よってタイマンをはる事にする。

最後の興奮剤をここで使用。体力ポイントを2消費して、戦闘開始。

ブーカのギャラハッド ヒットポイント:17 スピード:10 体力ポイント:22 ダメージ:D
※チェンメールを装備しており、刃物の被ダメージを1軽減する。

当然ながら、今までで最強の敵である。基礎性能が高い分、ダメージだけはありふれた値になっているが。
ヤクでラリったウルフヘッドの攻撃はサイコロ2個で7を出せば命中。
逆に敵の攻撃は9を出さないと当たらない。
残機もあるので、まぁ問題無く勝てるだろう。

いざ戦ってみると、ギャラハッドの攻撃は空振りするばかり。
ウルフヘッドの牙はいつもより大きなダメージを叩き出し、7点や8点の威力を遠慮なくブチ込んだ。
残機どころか、薬の消耗以外は無傷の勝利である

強いNPC様が横から活躍をかっさらう展開が、よほど腹に据えかねたらしい。
わかるよ。わからない方が良いのだが、わかるよ!

経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目9)

なお皆で戦った場合、戦闘に参加したメンバーの数だけ体力ポイントを減らすよう指示される。
もし最後の残機で瀕死の勝利だったら、そのまま突然衰弱死してゲームオーバーだ。
タイマンをはらない奴はダチ公では無いのだ。
まぁこの猫と友達になりたいかと言われると、正直微妙だが……。

破れたギャラハッドは剣を捨てて床にうずくまる。
直後、大きな地鳴りと振動が城を襲った。
何であろう? ギャラハッドが何かしたのだろうか?

「しまった。奴の言った事は、本当だったのかもしれない」
ギャラハッドが青ざめた顔を上げて呻いた。

「奴って誰さ。この揺れに何か心当たりがあるの?」
タイタニアが叫ぶ。

「グリーディガッドの奴は、殺される前に『わしが死ねば、この城は爆発して、なかに棲む者一切が滅びる』と言ったんだ。ぼくは、命惜しさの嘘だと思って相手にしなかったんだが……」

ギャラハッドが何かしたというのは、ある意味その通りだった。
とどめを刺したい所だが、そんな選択肢は無いので仕方なく最後のトラップに挑む。

983_2 ここで「ネバーランドのリンゴ」や「ニフルハイムのユリ」でお馴染み、三桁の数字を選ぶトラップが登場
出される絵は邪神バアルの肖像のようだ。
スミアを嫁にしようとしていた割には、あまり人間らしくない顔であるな。
この世界の魔術師は魔術を極めた者の筈だが……人間以外の種族にも「神」はいたのかもしれん。
異種族婚はファンタジー世界の華といった所か。

肖像の形と、今まで城のあちこちで見てきた絵を思い出すとわかる事だが、これは「タングラム」を組み合わせて形作られた物である
よって形作るパーツに割り当てられた数字がわかれば、進む項目がわかるという仕掛けだ。

もちろんガキの頃のメモがページ端にあるので、解決は余裕
二十数年の時を超えて、数字をセットだ。

激しい振動は収まった。

最後にギャラハッドと戦ったかどうかで、エンディングは分岐する。
グッドとバッドではなく、グッドとグッド+とでも言うべき分岐であり、そのプラスもギャラハッドの身の上話と剣の設定でしかないので、実は最後の戦いは不要
ゲームに必要なラストバトルは、中央の塔へ向かう時に出るワンダリングモンスターなのだ。

今回はギャラハッドに勝ったので、そちらのエンディングに進む。

振動が止まると、ギャラハッドは詫びを述べた後、剣と自分の事を話し出す。

あの剣は伝説の魔剣カレードウルフ
それには天地の精霊を意のままに操る秘密の全てが隠されている。
あの剣を手にした者は、新しい神となって、この天地をおさめる事さえできるのだ。
ギャラハッドはそれを二百年に渡って追い続けてきたのである。

「その剣の話は、父から聞いた事があるわ。伝説の王者の剣ね。でも実際にあっただなんて……」
スミアが呟くように言った。

「だが、ぼくはカレードウルフに嫌われたらしい。床から引き抜こうとしても、あいつはびくともしなかった。きっと、ぼくには王者の値打ちがないって事なんだろう……」
自嘲気味に言ったあと、ギャラハッドはあなたをじっと見上げた。
「きみは気に入られたらしい……。ぼくはずいぶんカレードウルフを追ってきたが、あいつがあんな動きをしたのは初めて見た。剣と女の子は気に入らない奴には鼻もかけないが、気に入った相手からはわざと逃げてみせるもんだよ……。追いかけてはみないか、きみなら新しい神になれるかもしれないぞ……」

なかなか壮大な神話が広がってきた。
しかし彼の女性観には少々疑問もあるな。
彼の言うとおりなら、スミアもわざとガーゴイルに攫われてこの城に来たのだろうか?

まぁそんな事はどうでもいいので、うなだれたままのギャラハッドを残し、ウルフヘッド一行は塔を出る。
火災もいつのまにか収まり、怪物どもも姿を消していた。
そういやアクセルの酒を補充できるポイントを思い出せなかったが、どこだったんだろうな。
そう考えていると、地平線の彼方には、夜明けの光が……。

もしかしたら下巻は一晩内の出来事だったのかもしれん。
半日で強敵と連戦串団子する戦い、聖闘士のごとし。

1000_2 悪魔の笛を吹くと、デビルバードの群れがやってきた。
アイボール亡き今、サングールも蘇っているだろう。何時の間にか死んでたグリーディガッドよりも、奴の方がよっぽど脅威だったかもしれん。
デビルバードに乗れば、子供たちや巫女にされていろいろ搾られていた娘たちとともに、サングールへ簡単に帰る事ができる。
狼男を連れて帰ってくる娘を、王様がどんな反応で迎えるのか、正直ちょっと興味があるな。

「王様の元気な姿が、早く見たいでしょう?」
タイタニアがスミアの肩にとまって訊いた。ビロードのような瞳の娘は微笑みながら頷くと、そっとあなたに寄り添った。
その、ほのかな体温を二の腕に感じながら、あなたは、やがておとずれるだろう新たな冒険の度に、心を馳せていた。
赤い塔の壁を突き破ったカレードウルフは、はるか西をさして飛び去っていった。
ヘルドア湿原の西には広大な西部樹海があり、その先には荒涼とした砂漠が海岸線まで続いている。そこでは、いったいどんな危険が待ち受けているのだろう。あの青く燃える剣に再び出会う事はできるだろうか……。
と、そのとき朝風がスミアの髪をなびかせ、あなたに甘い香りを運んできた。
いまは、素直にこの朝を喜ぶべきだろう。どんな勇者にも休息は必要だ。

と、伝説を追う壮大な浪漫を予感させながら、この物語は幕を閉じる
もしかしたら続編の構想があったのかもしれん。
最後はその前ふりだったのかもしれん。
だとして、それは叶わなかったわけだが、結果的には幻想世界の住人たる主人公が行くであろう果てしなき物語を感じさせるではないか。
主人公や神々の、どこか古い神話の風味も相まって、個人的に同作者の作品で最も評価しているエンディングである。

(終)

ウルフヘッド

ヒットポイント 16
スピード 7
パワー 9

ファシネーション 8
体力ポイント 15/17
経験ポイント 18(
消費152獲得170

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 スミア ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア ウータン

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2017年5月 6日 (土)

ウルフヘッドの逆襲 6

現在、世間は連休。
珍しく出かけてみたが、海沿いを通ろうが山沿いを通ろうが渋滞からは逃れられず
残るは迷宮ぐらいしかない。

というわけで、最後の四天王を倒すべく。膏血城北の塔へ向かう。
なお豹の魔女が教えてくれた四天王は下記の四体。

ミューカス
アイボール
パイウォケット
ダイアペーソン

現時点で突破したのは、ミューカスとアイボール。
これで分かるとおり、北の塔には残り2体がまとめて住んでいるのだ。
普通は1つの塔に1体だが、割と珍しい構成である。

Photo_2 南の塔は沈んだので、かつての1階が今や地下1階だ。
北の塔までは、この地下道を通って向かう事にする。
というのも、地上は今や火の海となっており、多数の魔物が徘徊する危険地帯でもあるのだ。
アイボールによって無数の魔物が石化され、地上でオブジェとなっていたのだが、アイボールを倒した事でそれらが元の体を取り戻し、好き勝手に暴れているのである。

この時点でウルフヘッドが倒されても、膏血城の復旧はえらい手間がかかりそうだな……。

まぁグリーディガッドの心配をしてやる義理は無い。
南の塔地下は、地下MAPのC5。
ここから西周りで北の階段を目指す。

途中、B4を通る。ここでミスが発覚
ここにはオグルの群れがおり、倒す事で経験値銀の音叉を得る事ができる。
だがなぜかアイボール撃破をフラグに、このイベントが消滅してしまうのだ。
オグルの現場監督はアイボールがやっていたのか?
四天王ともなれば、部下ぐらいいて当然かもしれんが……あまり人を使うようなタイプに見えなかったのは、自分の見る目の無さ故かもしれん。
銀の音叉は上巻で拾っているので不要だが、経験値は惜しい事をした。

629_2 B3の東壁には、絵がかけられている。
例によってクリアのための情報なので、見ておくのも良いだろう。
ただこれを見ると、南からでかい泥炭の球が転がってくる。迷宮の古典的トラップであるな。
ただ球はこの三叉路の西へ行ってしまうので、北へ逃げれば問題は無い
西へ逃げた場合は?
1機失うだけの事だ

北へ進んで、三叉路を東へ。
C1の階段を昇れば北の塔だが、階段が狭く、狼形態では通れない
よってさらに東、D1から昇る。
このルートだと余計な戦闘に巻き込まれるが、ザコ戦を1つ避けるためだけに狼形態を解除するのも勿体ないというもの。

Photo_4 階段を昇ればD2。
道にも炎が吹いているが、通れない事は無いので北西へ。
すると大白猿が2体出現
逃げると北の塔には入れないので、戦って倒すしかない。
ウルフヘッドは狼形態なので武器の選択は不要。戦闘メンバーはいつも通り、ルーイー・ジャレス・ベアード・ウータン。

大白猿(2体) ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:7 ダメージ:D
※松脂をたっぷり塗った毛皮で、刃物の非ダメージが1減少する。

この数と能力なら、狼のウルフヘッドだけでも余裕だろう。
敵の攻撃はウルフヘッドに6ゾロ、フェロウ(ウータン)にも9以上が必要なので、滅多に当たらないし。
1ターン目に1体、2ターン目にもう1体撃破。楽勝。
まぁ勝っても経験値をくれないKUSO敵だが。

勝利後、進路を再度選択。
この時、北東に進むか南西へ進むか、と選択肢が出る。
位置から考えると、南東か北西かの誤記であろう。
まぁとにかく西へ。

北の塔に到着。
黒い鋼板で覆った塔は、ヴヴーン……と低い振動音を響かせ続けているようだ。
アイボール撃破前は入口の無い塔なのだが、今は人が入る事のできる口が開いている。
いざ突撃、と決めた途端、塔全体を電光の網が覆った

ここでルーイーがいればイベント発生

「おれ、スラッグの電撃を遮る黒い油を、いまでも持ってるぜ。こいつを身体に塗れば塔の中へ入れるんじゃないかな……」

油を取り出すルーイー。電撃避けの油をここまでに捨てていたとしても、どこからか取り出してくれる事になる。
戦闘力はアクセルの次に微妙なルーイーの数少ない見せ場なので、油をぬって塔に入るのだ。

919 油で電撃を弾き、塔の中へ。
そこには黒い鋼の球があり、声が響く。

「ファーストボーンよ、よくもこの城を、好き放題に荒らしてくれたな。だが、今度こそおまえも年貢の納め時だぞ……」

悪夢獣ラターキンの飼い主だった青年の声である。
黒い球は宙に浮くと、強烈な雷を放電しながら襲い掛かってきた。
ここで興奮剤を1個使用。体力ポイント1消費。

パイウォケット ヒットポイント:16 スピード:9 体力ポイント:17 ダメージ:D
※強力な放電に阻まれ、フェロウは戦闘に参加できない。

四天王が一角、パイウォケットの登場である。
この敵も非常に厄介で、実は戦闘の条件そのものが厳しいのだ。

まず、フォルムが人型だと、ルーイーの油があろうがなかろうが戦闘にならずに感電死させられてしまう。もしここまでに変身回数を使い切っていたらゲームオーバー確定。
また狼形態であっても、ルーイーの油が無いと、塔に入る時点でサイコロ2個のダメージ。さらに敵の攻撃力もサイコロ2個(ダメージDD)の手強い状態になる。もちろん、ウルフヘッド単独で戦わねばならない事は変わらない。
狼形態になり、ルーイーの油があって、ようやくタイマン限定でまともに戦えるのだ。

下巻から始めた場合の最も大きな壁はこいつかもしれん。

クスリを食ったウルフヘッドのスピードは10、ヒットポイントは19。このラリパワーで押す事にする。
戦闘開始。
上手い事、敵の攻撃を避け続け、こちらの攻撃は調子よく命中。
4回の攻撃で鋼球を破壊した。

破壊されたパイウォケットは二つに割れ、中からはラターキンを飼っていた青年が出てくる。

「おぼえてろ……この仕返しはきっとしてやる……」

青年は捨てゼリフを吐いて、よろめきながら逃走。
パイウォケットが破壊されたので、既に塔を覆っていた電撃は消えていた。
四天王の一角は、魔王の息子が操縦していた人造兵器だったのである。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目1)
キーNo11=1

強さと経験値が合っておらんな。しかも出目が腐ってる。

パイウォケットを撃破したので先へ進めるが、先に残骸を調べる。
中には鍵が一つ入っていた。

銀の鍵(41) 入手
キーNo14=1

鍵を手に入れたら、昇り階段で塔の上へ。
白い床と黒い天井の部屋に、緋色のマントを羽織った少女が一人。誰であろう、スミアである
ここでようやく本物と再会。
しかし一瞬だが、額に銀色の輝きを見るウルフヘッド。
スミアは無言で駆け寄ってくる。

当然、これは罠だ
部屋の南壁に扉があるので、スミアをのけてそちらへ向かう。

518 突きのけられたスミアは、隠し持っていた短剣を露わにした。
扉が開き、ガーゴイルに似た魔物が現れる。

「きさまが不用意にその娘の抱擁を受けていたなら、銀の短剣で喉を切裂かれていただろうに……」
「この娘は、もはやサングールの王女スミアではない。バアルの神殿に仕える巫女のなかでも、特に選ばれし者。偉大なる神が復活したあかつきには、その妃となるべき娘なのだ……」
「この娘は、額に魔法の音叉を埋め込んで、不死身の身体にしてやった。たかが人間の小娘が、神にも等しい能力を授かったのだ。礼を言ってほしいぐらいのものよ……」

「おれの名はダイアペーソン。バアルの第一の下僕だ」

ついに登場、四天王最後の一匹
洗脳されたヒロインが襲ってくるシチュエーション付きである。

しかしスミアを嫁にする話を、バアル神は了解しているのだろうか。
この世界の神は技を極めた魔術師達であり、物凄く能力の高い人間のはずなので、嫁さんぐらいもらえれば貰うだろうが……。
バアル神が女の好みにうるさい奴だったらどうするのか。それとも神の性癖が伝承か何かで詳細に伝わっているのか。

ダイアペーソン「ふむ。黒髪長髪、戦闘もこなすが弱くてすぐピンチになる十代のお姫様か。伝承によると……バアル神大興奮。これは神の嫁決定」

神ともなると、妙な事まで伝えられて大変であるな。

神の性癖はともかく、ダイアペーソンを倒さねばならない。
だが操られたスミアが立ちはだかるので、まず彼女に対処する必要がある。

愛の力で正気になりませんか?→ならない。
魅力度が高ければ自害してくれませんか?→しない。
人が一人死ねば悪鬼状態が解けませんか?→アクセルが可哀想

有効な手段は二つ。
一つは滅多切りにし、完全回復アイテム・キュアオールを食わせて助ける酷い方法。
もう一つは、銀の音叉の共鳴で無力化する事だ。

銀の音叉を鳴らすと、スミアは呻き声をあげて倒れた。
ダイアペーソンは舌打ちして剣を抜く。

ダイアペーソン ヒットポイント:17 スピード:9 体力ポイント:20 ダメージ:D

弱くは無いのだが、戦闘用の特殊能力は何も無いし、フェロウ達と一緒に戦える
豹の魔女が「弱い方の二体」にあげていたのも、戦闘能力限定での話だったのだろう。
やってる事を考えれば、こいつは兵士ではなく技術者の類なので。
ゴルゴムでいうなら大神官の一人といった所であるな。

戦闘開始。
激しい戦いの末、4ターンで撃破。
ウルフヘッドの攻撃はダイス目が腐っていて全部外れ。敵もフェロウばかり攻撃。
なんか蚊帳の外なんだが、主人公
パイウォケット戦でハブられていたフェロウ達の怒りの袋叩きにより、ダイアペーソンは断末魔をあげた。
一応、ウータンの体力ポイントは9点まで減って半減した。

死したダイアペーソンは灰となり、スミアが正気を取り戻す。

「やっぱり来てくれたのね……」
くぐもるように言って、スミアがあなたにすがり付いた。
甘い香りを胸一杯に吸いこんだとたん、これまでの戦いで負った傷の痛みは、嘘のように消え去った。

体力ポイント、完全回復
でもウルフヘッドは満タン……。
おいウータン、この娘をちょっとクンカクンカしろ!

畜生パーティはこれだから困る。

経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目6)
キーNo8=60

596 これで北の塔も陥落……だが、まだダイアペーソンがいた部屋には入っていない。
そこにも最後にヒントとなる絵があるので、見ていくといいだろう。

スミアを取戻し、塔から出るウルフヘッド。
その眼前に異変が!

「ウルフヘッド、あの塔を見て!」
タイタニアが、いまあなたたちがいる場所から真南にあたる、城の中央部を指さした。
そこには、この塔に入る以前にはなかった、大きな朱塗りの塔が、天を刺して屹立している。塔の高さはおよそ百メートル、太さも三十メートルは越えているだろう。
「さらわれた子供たちは、きっとあのなかだわ。ダイアペーソンが言っていたの。子供たちは中央の塔にいるって……」
炎の海の中で、それ自体巨大な火柱のように、ぎらぎらと輝いて見える塔を、怯えたように見上げながらスミアが言った。

ついに最終ステージの登場である。
決戦の時が来た。

ウルフヘッド

ヒットポイント 16
スピード 7
パワー 9

ファシネーション 8
体力ポイント 17
経験ポイント 7(
消費152獲得159

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 スミア ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア ウータン

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