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2017年4月

2017年4月23日 (日)

ウルフヘッドの逆襲 4

西の塔に侵入したウルフヘッド。
待ち受けるのは果たして何か。

らせん階段を昇ると、途中で待ち受ける者が一人。
前回、池で出会った青年……魔王の息子である。

「ようこそ西の塔へ……」
「おい、ファーストボーン。おれはラターキンと二人、塔の屋上で待っているからな。死なずにやってこいよ」
そう嘲笑うように言って、彼の姿は幻のように消えた。

敵も味方も自分の幻を多用しだしたな。案外、この世界では普及している通信手段なのかもしれん。
青年が何を仕掛けていようと、この塔は昇るか降りるしかないし、ゲームを進めるには昇るしかないのだ。

次のフロアへ。
そこは扉も窓も昇り階段もない階で、身長3メートルの双頭巨人が一人、九柱戯(ボーリングの事らしい)で遊んでいる。
まぁボールは骸骨でピンは人骨という悪趣味な物、そのピンは一直線に9本並べられている。

というわけで予想もできようが、この階ではまずボーリング勝負を挑まれる。
膏血城ボーリングは、一回の投げで何本ピンを倒すかの協議ではない。

「かわりばんこにボールを投げて、最後に全部のピンを倒した奴が勝ちなのさ。どうする、やるかい? もしおれたちに勝てれば、上の階への行き方を教えてやるぜ。そのかわり、負けたら命はもらうがな」

589 というわけでボーリング開始。
力づくで叩きのめして情報を吐かせる展開にもできるが、その場合、経験値が貰えないのだ。

先に大男が投げたので、ピンは一本が倒れた状態にある。
次はウルフヘッドが投げる。
一度の投げで、ピンを1本か2本倒す事が可能だ。
さて、どこに投げてどのピンを倒すかだが……。

実はこのボーリングは凄いクソゲーで、確実に勝つ方法が決まっている
この大男以外に遊ぶ奴がいないのも当然。

というわけで頭蓋骨をブン投げ、ピンを2本倒しておいた。

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目4)

経験値が貯まったので、パワーを1上げて8にしておいた
戦闘力の成長はここらで打ち止め、後はファシネーションを1上げられるかどうかという所だろう。

勝負に負けると、大男は何やら呪文を唱えた。
光ととともに男の姿が消え、代わりに部屋の中央に昇り階段が現れる。
なかなか素直な奴だ。

階段を昇ると……次の部屋へ。屋上にはまだ行かせてくれない。
今度は様々な調度品が置かれた部屋で、三人の娘がパズルに興じている。
ゲームバトルをもう一度切り抜ける必要があるのだ。

666 今度出されるのは七枚の板。
彼女達が「タングラム」と呼ぶこれは、様々な形を作って遊ぶ物らしい。

そして出される、七つの絵。
この七つのうち、一つだけタングラムで作る事のできない形があるのだという。
それを当てるのが、この階での課題だ。

「うまく当てたら、上の階へ行く方法を教えてあげる。そのかわり、もしはずれたときは、あなたの命をもらうわよ」

今回は戦闘で叩きのめして階段を出させる、というルートは無い
よってパズルを解かねばならないのだ。
燃える水の祭壇にいた巫女はブン殴れたのにな……。

正しい絵を選ぶと、年長の娘が微笑み、広間にすえられた大鏡の前に案内する。

「目をつぶって、この鏡のなかに飛び込んでごらんなさい。塔の屋上へ行けるわ。でも覚悟する事ね、向こう側では魔獣ラターキンが、あなたの行くのを手ぐすね引いて待っているはずよ……」

突撃前に、この部屋で食事休憩をとる事が可能
そうすれば最後に待ち受ける謎について、娘達からアドバイスを貰う事ができるのだ。

しかしまぁ、消耗はアクセルの体力ポイント1点だけなので、食料が勿体ない。
よって鏡へ飛び込む事にした。

まるで水に飛び込んだかのような衝撃。
そこは暗く広々とした空間で、空気は蜜のように濃く淀んでいる。
この暗黒に、ラターキンとその上に立つグリーディガッドの息子、そしてクラゲのような生き物が何匹か、姿を見せた。

毬藻とか海月とか、水棲生物がやけに好きだなこの青年。
魔王の息子なら、普通はドラゴン系かデーモン系じゃないのか。

「よくここまで来れたな、ファーストボーン。ほめてやるぞ」
「それ、かかれ、ラターキン」

ここで逃亡を試みる事もできるが、この空間から出られない事がわかるだけだ。

「どこへ逃げるつもりだ。悪夢獣ラターキンの作り出したこの世界には、どこまで行っても出口などないぞ」
若者が嘲笑った。

ラターキンの分類は悪夢獣という事が判明。
この不思議空間といい、不思議界フーマあたりから購入した魔物である事を疑いたいのだがどうか。

ウルフヘッドの武器は蛮刀と盾を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
また狼形態では無いので、興奮剤を1個使っておく。体力ポイント1消費、スピード1点上昇。

ラターキン ヒットポイント:16 スピード:9 体力ポイント:18 ダメージ:D
海月獣(5体) 
ヒットポイント:10 スピード:5 体力ポイント:1 ダメージ:2
※海月のような魔物が発する火花は、比較的低圧の電気ショックだ。ルーイーは海月の攻撃がヒットしても一切のダメージを受けない。

暗黒空間で6倍にパワーアップしたラターキンとの戦闘。
盾とルーイーがあるので、海月の存在は無視。全員でラターキンに総攻撃をかける。
相手のヒットポイントが大きく、なかなか攻撃が当たらない。

だが相手側も海月は無力。ウルフヘッドには6ゾロでないと攻撃が当たらないし、命中してもダメージは1。フェロウへの攻撃は全部ルーイーが無効化してくれる
そしてなぜかラターキンはウルフヘッドばかりを攻撃。興奮剤で上がったスピードのおかげで、こちらのヒットポイントは17。ラターキンも期待値では当たらなくなっている

39_16_2 毎ターン、1人ぐらいしか当たらない攻撃を加えつつ、ラターキンの微妙な一発だけを避けたり避けきれなかったり。
ラターキンの体当たりにより合計3点のダメージをウルフヘッドが受けながら、6ターン目にウルフヘッドの蛮刀が毬藻を掻っ捌いた
残る海月は何の障害にもならず、一方的に叩いて7ターン目に勝利。

キーNo.3=20
経験ポイント サイコロ2個獲得 (出目6)

2個の時に微妙な出目……まぁ期待値内ではあるか。

戦闘が終わると、暗黒空間は崩壊。
そこは西の塔の屋上だった。
ラターキンは灰になり、青年の姿はどこにも無い
こうなれば塔を降りるわけだが、その前に灰の山を調べる。
中からは青銅の鍵が出てきた。

青銅の鍵(21) 入手

魔王の息子との戦いを終えたウルフヘッド。
残る塔は二つだ。

ウルフヘッド

ヒットポイント 16
スピード 7
パワー 9

ファシネーション 7
体力ポイント 13/17
経験ポイント 8(
消費120獲得128

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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2017年4月20日 (木)

ウルフヘッドの逆襲 3

2 水路を抜けた先は、以前もぐった地下道とは独立した別のエリアだ。

東西に延々伸びる独特な構造をしているが、おかげで迷う事はあんまりない。
開始地点は東端のO2。目的地は西端のA2だ。

西に向かって三叉路に出たら、進路を北へ
N1の西に鍵のかかった扉がある。
この扉は塔で入手した鍵で開く……のだが、ブラウがいるとイベント発生
彼自ら率先して扉を調べ出す。

「こいつは……まるで王家の宝物蔵みてえに厳重な錠前だな。よほど大切な宝物がしまってあるに違えねえ」

キーNo.16=1

扉は彼の技術で問題無く開錠。
中はブラウの推測通り、金銀財宝、宝の山だ。膏血城の宝物蔵だったのである。
上巻でここに来れたらメロウから鱗を何度も剝ぐ必要は無かったのだが、既に地上は遥か下。
よってウルフヘッドは、アイテムを一つだけ持っていく事にするのだった。
選べる物は三つ。

・柄に見事な象眼を施した銀の剣
・赤ん坊の頭ほどもある大粒のダイヤモンド
・さらわれたスミアが身に着けていた物にそっくりな一対の金の腕輪

もちろんこれらは、罠・博打・正解の三択なのだ。
ここは腕輪を選び、持っていく事にする。

黄金の腕輪 入手
キーNo.4=2

宝物庫を出て、さらに西へ。
道なりに進むと、J2から通路が木々生い茂る森の地下庭園に入る。
さらに進むと、I2で、頭を悩ませている双子に遭遇。
花壇の前で、双子のゴブリンが困っているのだ。

「なあ、あんたら、忙しくなかったら、少しおれたちに知恵を貸してくれないか?」

ぜひ貸してやろう。クリアに必要なので

594 彼らはディーとダム。
双子の庭師で、グリーディガッドの命令により、花壇の手入れをしている。
その花壇をちょうど半分に、かつ同じ形に分けろと言われたらしい。
なかなか難儀な話だ。

まぁもう答えはわかっているので、その番号へ進む。

正解がわかると、双子は小躍りして喜び、さっそく仕事にとりかかり始めた。

「この恩は絶対忘れないよ……おれたちゃ使い走りの身分だからたいしたお礼はできないけど、何か手助けのいることがあったら、いつでも声をかけてくれよな」

実際、後に必要となるのだ。

キーNo.5=40
経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目6)

マジか……下巻は経験値の出目がずっと良いな。

人助けが終わり、ウルフヘッドは改めて西へ向かう……が、呼び止めるディーとダム。

「そっちへ行くつもりなら、池で水を浴びてから行ったほうがいいぜ」
「その道をもう少し行くと、この森全体を照らしている、でっかい火籠の真下に出るからさ。あの下はものすごく暑いから、水でも浴びていかないと、熱気で頭がパーになっちまうぜ」

というわけで、いきなり手助けが入った
ここは言われた通りにするしかない。そうでないと先へ進めないのだ。

火の玉の下を通り、うだるタイアニアと共に西へ。
三叉路でも西へ進み続ける。
G2は蓮池のほとりになっており、一人の青年を発見。
彼は池の中にある小島におり、薄緑の狩衣をまとって水面を見つめている。

西へ進むと、橋を渡って青年のいる小島に着く。
十代半ばの青年……というより少年は、ウルフヘッドが近づくと声をかけてきた。

「おい、きさまたち。この橋を渡りたければ、一人ずつ欄干から身を乗り出して、水面に顔を映せ」

青年は魔王の嫡子を名乗る――グリーディガッドの息子さんだったのだ。
当然、彼は敵で指示は罠だ。
まぁこのいけ好かん青年の命令をほいほい聞く奴もそういないだろう。
イラスト付きの美少女だったら危険な罠であったが、安心して青年を押しのけ、先へ進むのだ。

キーNo.6=50

もちろん兄ちゃんは怒り心頭、逆恨みで魔物をけしかけてくる。
池の中から現れたのは……直径5メートルほどの毬藻
これが兄ちゃんご自慢のペット、魔獣ラターキンである。

ナメた外見だが、実はある意味このゲーム最強の敵だ。
この魔物にはある種の変身能力があり、ウルフヘッドが池に顔を映していると、その能力を写し取り、なんと狼化したウルフヘッドと同じ能力値で襲いかかってくるのだ。
もちろん、相当な強敵になってしまう。
そして……もし経験値無限稼ぎを利用して能力値を爆上げし、パワーを14点以上にしていた場合、ラターキンに能力を映されるとゲームクリア不可能になる(13点なら、興奮剤を使えるなら勝つ事が可能)。
ウルフヘッドも倒されはしないので、勝ちも負けもできず千日戦争が未来永劫続く。

~勇者は魔物の罠により、未来永劫の戦いに囚われたのだ~BAD・END~

もちろんそんなBAKAプレイで詰まるのは完全に自業自得であるが。
そもそも姿を盗まれなければ良い。

Photo ラターキン ヒットポイント:16 スピード:9 体力ポイント:3 ダメージ:D

ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
1ターン目の攻撃で、ルーイーの攻撃が出目10でヒット。ダメージ4点で撃破。
能力は高いが体力ポイントが極端に低いので、たいした敵ではなかった。

……と思いきや、ラターキンはすっと触手をひいただけだ。

「いまのは小手調べよ。このラターキンの恐ろしさ、そのうち存分に思い知らせてやる。楽しみにしているがいい」

西の塔で待っている、と告げ、青年と毬藻は空を飛んで消えた。
ギャラハッドみたいな能力だと思ったら、また小手調べである。
まぁ彼らは後に本当に本気を出すので、明日本気出す人達とは違うのだが。

ラターキンとの前哨戦を終えたら、さらに西へ。
宝物庫を通っていると、A2に着いた時、ちょっとした事件が起きる。

キーNo.16=0

急に悲鳴をあげるブラウ。拾ってきたお宝を地面に放り出した。

「ほ……宝石が毒虫に変わりやがった」

床に散らばった金銀宝石は、全て百足や毒蜘蛛の類に変わっていた
グリーディガッドはこれで呑み屋の代金を支払うのだろうか……?
だが悩んでいる暇は無い。毒虫の群れは合体し、巨大な蠍に姿を変えて襲いかかってくるのだ。

赤蠍 ヒットポイント:14 スピード:6 体力ポイント:6 ダメージ:DD

一発は怖いが、たいして強い敵ではない。
ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
初撃でウルフヘッドの鉄槌が命中、一撃粉砕。

倒すと、蠍は砕け散って宝石に戻る。
躊躇なくまたかき集めるブラウ。拾うのかよ。コイツは本当にいい味出してる野郎だ。
次の問題は、ウルフヘッドもお宝を一つかっぱらってきている事だ。
荷物袋の中からは……

金の腕輪が光の螺旋となって飛出し、その輝きからスミアが登場
こちらへ近づいて来るので、このまま出方を見る。

スミアはウルフヘッドの頬に口づけする。
体力ポイントが完全回復。
まぁ満タンだけどな。

なお、宝物庫の残り二つのうち、ダイヤモンドがただの罠
剣は即死攻撃→回避できれば戦闘となるが、勝利すれば性能の良い武器が入手できる。
まぁ一番の正解は、やはりこの腕輪であろう。

「わたしは城の北側の塔に、子供たちは中央の塔に閉じ込められています……」
「グリーディガッドは、四つの下僕の一人ダイアペーソンに命令して、わたしの額に魔法の音叉を埋め込もうとしています。もしそうなれば、わたしはダイアペーソンの言いなりに動く操り人形に変わってしまうでしょう。その前に、あなたが救いに来てくださるとうれしいのですけど……」

そう言ってスミアは姿を消す。やはり幻だったのだ。
ババア鍋に続き、またもや幻影・回復ちゅー・情報である。
戦闘の度にやってくんねぇかな、これ。

キーNo.4=0
経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目3)

さすがにそう何度も大きい目は出んか。

ここは既に西の塔の地下。階段があるのでそれを昇る。
次はここを突破するのだ。

ウルフヘッド

ヒットポイント 15
スピード 7
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 17
経験ポイント 30(
消費88獲得118

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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2017年4月17日 (月)

ウルフヘッドの逆襲 2

膏血城・東の塔を昇るウルフヘッド達。
パターン通りならば、四天王の一角が待ち受ける筈だが……?

611 階段を昇って扉を開けると、老婆が巨大な鍋で何かを煮ていた。

「おやおや、この婆の部屋へお客さまとは珍しいね。ちょうど美味しいスープができたところだけれど……召し上がるかね?」
鍋の中からは、何やら甘い香りが漂ってくる。

猛烈に怪しい婆さんだが、見かけで悪者と決めるのは早計というもの。
ここは落ち着いてスミアを見かけなかったか訊ねるのだ。

「さあて、魔物なんてついぞ見なかったが……娘というのは、この子の事かい?」
言いながら老婆は、銀のひしゃくで、鍋のなかのものを、ぐいと掬いあげた。それは、たくさんの野菜や果物とともに茹でられたスミアの上半身だった。娘は生きているのか死んでいるのか、ひしゃくに掬い上げられたまま、ぴくりとも動く気配がない。

やっぱり見かけどおり敵だった
しかも二匹の大白猿までけしかけてくる。

「この娘を助けるつもりなら、急いだほうがいいよ、ウルフヘッド。もうすぐスープが沸騰するからね。そうなったら一巻の終わりだ……」

ナメた婆さんだ。というわけで戦闘になる。

幻の大白猿(2体) ヒットポイント:13 スピード:6 体力ポイント:9 ダメージ:D

ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
1ターン目に一体を袋叩き。
敵の反撃はフェロウへ行ったので、アクセルに受け持たせる。敵の出目は7でアクセルに当たらず。
2ターン目にまたもや集中攻撃して撃破。
珍しくアクセルが仕事した

経験ポイント サイコロ1個獲得 (出目6)

貰える経験値はまさかの最大値。これが続けば良いのだが……。

倒された猿は湯気となって消滅。婆さんは上の階へ逃亡する。
鍋の中は水になっており、スミアの服しかない。タイアニアが舌打ちする。

「畜生、きっとさっきのスミアは、あの婆さんが作り出した幻だったんだよ……」

「やっと気づいたのかい。あの娘なら、とうにミューカスの井戸を抜けて、城の奥のほうへ運ばれちまったよ……」

上の階からの婆さんの声。ここで四天王の一体・ミューカスの名前が出た。豹の魔女が「能力不明」と言っていた奴である。
対決のためにも、婆さんを追って上階へ。

上階には、広間と上への階段がある。
婆さんは広間の方でこちらを待っていた。
階段を昇り続ける事もできるが、先に婆さんの待つ広間へ。

「おまえたち、この塔の一階で、真っ青な水を一杯に満たした水槽を見たろう。あれがミューカスの井戸じゃ」

膏血城の深部へ行くための道を満たす青い水。
それは魔王に敵対する者の意思を察知し、どろどろに溶かして養分に変えてしまう液体の魔物だったのだ。それこそがバアル四つのしもべの一つ、ミューカスなのである。

四天王の一角が、まさかの設置型罠という意外性。
武器で倒しようが無いと考えれば、まぁ確かに強敵ではある……。

婆さんは四枚のトランプを出してくる。

「わしがこれから簡単な謎を一つ出す。それが解ければ、ミューカスの井戸を抜けていく方法を教えてやろう。解けなければ、おまえたちの命はもらう……」

もちろん、これには挑む必要がある。
謎とは、伏せてある四枚のトランプから、スペードのジャックを見抜けというものだ。
トランプに描かれたオグルの絵が、それぞれヒントをくれる。

右端:クラブの右側には、クイーンが少なくとも二枚ある。
右から二番目:ハートの右側には、クイーンが少なくとも一枚ある。
右から三番目:クイーンのうち一枚は、左右をジャックに挟まれている。
左端:ダイヤとスペードは隣り合っている。

ハズレを選ぶと、戦闘→力づくで婆さんに情報を吐かせる展開になる。
しかしそれだと経験値が貰えないので、ここは正解を選びたいところだ。
もちろんガキの頃の自分はページ隅に答えを書いているので、迷う事なくカードを捲る。

選んだカードはまさにスペードのジャックだった。
逃げようとする婆さん。

「婆さん、約束を破るのはよくないぜ……」

ジャックの絵柄がそう言うと、カードから身を乗り出して婆さんの首を掴んだ。
カードに独立した意思があるとは驚きであるな。

経験ポイント 2点獲得

「井戸を無事に抜けたければ、ミューカスを眠らせることじゃ。魔法のひしゃくでかき回しながら『燃える水』を井戸に注げば、ミューカスは眠ってしまい、もう誰も襲わなくなる……」

婆さんが使っていたのが魔法のひしゃくだ。側に転がっているので入手。
燃える水は四階にあると言うと、婆さんは褐色の蒸気と化して消えた。

魔法のひしゃく 入手
キーNo.7=200

735 壁に絵がかけられているので、それを見てから上の階へ。
この絵は最後の謎のためのヒントなのである。

階段を昇ると、また鍵のかかった扉があった。
これもウルフヘッドが『狼』形態なら破れるのだが、ブラウがいれば彼に開けてもらう事ができる
一つの塔で二度も出番があるとは……大した奴だ。

中には緋色の衣を羽織った大勢の女性。彼女達の額には、銀色の星が第三の目のごとく輝いている。
後にわかる事だが、これは邪神バアルの下僕に改造された証だ。

銀の音叉を上巻で手に入れていれば、バアルの僕を装って『燃える水』を貰う事ができる。
もっていない、または経験値がほんの少しでも欲しいなら、彼女達をブッた斬るしかない。

バアルの巫女(9体) ヒットポイント:10 スピード:7 体力ポイント:3 ダメージ:D
※彼女達の剣は銀製なので、ウルフヘッドが狼形態ならば被ダメージが2倍になる。ベアードも同様。

脆いが高命中率の敵が数で攻めてくる編成だ。
ウルフヘッドの武器は鉄槌を選び、味方はアクセル・ルーイー・ジャレス・ベアード。
基本、当たれば倒せる。数が多いのでどうしても反撃を食らうが、ウルフヘッドもアクセルもヒットポイントが15なので、敵の攻撃は出目8でないと当たらない――約4割程度の命中率だ。
Bl2_2 1ターン目、こちらの攻撃で4人撃破。
敵の反撃はアクセルに1発だけ命中、ダメージは運良く1点。
2ターン目、もう四人撃破。
敵の反撃は外れ。
3ターン目にウルフヘッドの鉄槌で粉砕。勝利。

哀れ、息絶えたバアルの巫女。RPGの主人公ともなれば、モンスターが女だからといって容赦したりはしないのだ。無残。
だが心を痛める優しき読者もご安心。敵の屍が蠢き、巫女が七人全て蘇ろうとしているではないか。
七人? 九人であろう? そう思っても文章には七人と書いてある。巫女が七人と御付が二人だったのだろうか。
まぁ悩んでも仕方が無い。祭壇の上に瓶があり、中には燃える水が入っているので、それを急いで入手。
空き壜を要求されるので、アクセルがラム酒を入れていた壜に入れておく。
さっきの戦闘で使ったので丁度良い。

燃える水(42) 入手

そしてここで巫女達の屍をしばらく観察しよう。
すると無事に七人の巫女が復活、再び襲いかかろうとしてくる。
やはり七人が正解で、九人の方が誤記だったんだろうな……と詳しく知る事ができたので、経験値を得る。

経験ポイント サイコロ1/2個獲得 (出目3)

だがこれ以上戦う意味はないので、戦闘になる前に下へ逃げるのだ。

絵の広間を通り、さらに下の階へ。
婆さんの鍋が残っているので、それを覗いていく。
スミアの服が水に浮いているので、それを拾おう。
すると鍋が再び蒸気を発し、そこからスミアの幻が現れるのだ。
幻のスミアが近づいて来るので、ここはそのまま様子を見る。

幻のスミアがウルフヘッドの頬に口づけし、体力ポイントが最大値まで回復。ウルフヘッドは減っていなかったので問題ないが。
本物にもこんな力があれば……と考えるのは、汚れた人間になった証拠だ。
減っているのはアクセルなのでそっちをなんとか……と損得で考えるのも、綺麗な人間とは言えないだろう。
きれいなウルフヘッドに囁く、スミアの幻。

「わたしも、子供たちも、いまのところは無事でいます……」
「グリーディガッドは、邪神バアルを復活させたあと、わたしを邪神の妃に据えるつもりです。そのため、ただの人間に過ぎないわたしが、神々の妻にふさわしい魔力を得られるよう、私にある儀式を施すと言っています。それがどんな儀式で、そのあとわたし自身がどうなってしまうのかは、まだ知らされていません。魔王が儀式を行う前に、あなたが救いにきてくださるとうれしいのですけど……」

そう言ってスミアの幻は消えた。後には鍵が落ちている。
回復に加えて物まで届けてくれる、これだけの超能力……いったいいつ身につけたのか。
まだ『儀式』は行われていないので、スミアが自力で放っていると思うのだが。
捕えられた牢の中でパワーアップとは珍しい話であるな。

黄金の鍵(61) 入手
経験ポイント サイコロ1/2個獲得 (出目6)

今回は経験ポイントの出目が良い。できれば2個ふる時にこれが来てほしいものだが……。

570 鍵を入手したら一階へ。
『魔法のひしゃく』『燃える水』を、ここで井戸に使う。
すると水の色が、青から無色へと変わった。
後はここに飛び込めば、水路を通って地下の専用エリアへ行く事ができる。
水路に潜り、着いた先へ出ると、水の色はまた青く戻った。
ミューカスが目覚めたのである。

『燃える水』はここで消費してしまうので、上巻で入手していないなら、ここは一方通行となる。
まぁ今は前進あるのみだ。当然だが、出口はこの先、別に有る。
ウルフヘッド、新たなエリアへ。

ウルフヘッド

ヒットポイント 15
スピード 7
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 17
経験ポイント 21(
消費88獲得109

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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2017年4月14日 (金)

ウルフヘッドの逆襲 1

Photo 半月ほどチンタラしていたが、そろそろファーストボーンの物語を再開しようと思う
けものフレンズも終わって結構になるしな。
しかしあのタイトルを見る度に「けだものフレンズ」に空目してしまい、平松伸二氏作画で「けだもの~」「外道~」「地獄へおちろ~」と唸っている凶悪な男の顔が浮かんで困る。

まぁ今はどうでもいいんだ。
重要な事じゃない。
先ずは上巻からの引き継ぎ作業。

キーNo.1の値を半分(端数切上)にし、その数だけ経験ポイントが増える。
今回は8だったので、経験ポイントを4点獲得。

次にキーNo.2を除き、全てのキーNoを0にする。

さらに狼への変身回数を0にする。
よって下巻でも、狼には3回変身できるという事になる。

そしてウルフヘッドの残機を3にし、体力ポイントを3人ぶん決め直す
ただし現状の値に不満がなければ、ただ完全回復させるだけでも良い。
今回は一人目の体力ポイントが13しかないので、決め直しの方を選ぶ。
結果、一人目=17、二人目=18、三人目=16
見事なまでに期待値の範囲に収まった。

そしてフェロウ達の体力ポイントも完全回復
デビルバードの背中は生命力に溢れているのだ。
ただし、残念ながら、スミアはしばらく離脱状態となる。
クリアのため必要なので、必ず戻ってくるから心配は要らないが。
そもそも、この段階では居ても役には立たなくなっているし……。

こうしてウルフヘッド一行は、スミアを攫ったガーゴイルを追って、ついに敵大将の居城・膏血城へと乗りこんだ。
果たして、何が待ち受けるのか……?

501 ガーゴイルは城の中庭に降りる。
それを追ってこちらが中庭へ降りた時、相手はスミアとともに姿を消していた
そしてデビルバード達を石にしていた眼球の魔物が、今度はこちらへと迫る。
その時、そばの掘り抜き井戸の中から声が届いた。

「ここへ入りな、早く……」

アイボールを弓やイリュージョンの矢で迎え撃てないわけではないが、リスクや消費が大きい。
かといって白兵戦を挑もうとすると、石化光線で問答無用の敗北を食らう
ここは声の指示するがまま、穴の中へ飛び込むのだ。

キーNo.13=1

穴は城の地下道への入口だ。
空中要塞に地下というのも変な気がするが、土台の中の通路はそう形容する方がしっくりくる。
穴の中までは石化光線も届かず、ひとまず脅威は去った。
親切な助言者は、身長50センチ程度の猫剣士であった。

「ぼくはブーカ族のギャラハッドというんだ。それより、きみたちはいったいどこの誰で、何のためにこの城へ来たんだい?」

ブーカ……ネバーランドシリーズのティルトと同じ種族である。
あいつの身長は人間並みにあったと思ったが……個体差の激しい種族なのかもしれん。

助けられたのだから正直に答える……のが流れとしては正しいが、あえてここで目的を黙っている事もできる。
実は経験値的には、そうした方が稼げる。

質問に答える事を拒むと、ギャラハッドは「腕ずくでも訊くよ」と脅してくる。
それでも突っぱねると、彼と戦闘になるのだ。

ブーカのギャラハッド ヒットポイント:17 スピード:10 体力ポイント:2 ダメージ:D
※チェンメールを身に着けているので、刃物の被ダメージを1軽減する。

物凄く強いが、一発当たればなんとかなるだろう。
戦闘開始。
ベアードだけ攻撃が命中、ぴったり2点のダメージを与えた。勝利。

経験ポイント 2点獲得

意外とあっさり、彼は剣をひいた。

「思っていたよりずっと腕がたつね。今日のところはこのぐらいで別れよう。ぼくにはきみと戦う以外に、この城でするべき事が一杯あるんだ。もしぼくたちの目的が同じなら、そのうちいやでも戦わなくちゃならないときが来るさ……」

そう言うと彼は小虻に姿を変え、外へ飛び去っていった。

Photo_3

いよいよ行動開始。
この展開だと、初期位置は地下のD3である。
膏血城は地上と地下、さらに地下道がもう一つあり、3MAPが重なる形で存在している。
設定上はともかく、ゲーム的には前半の地上と舞台の広さはそう変わらない。

……が、実のところ、攻略できる手順はだいたい決まっている
よって下巻は「正解の手順を探す」方式でゲームを進める事となる。
新たな仲間との出会いもほとんど無い。
レベルアップのコストも上がっているので、成長もそんなにしない。
というわけで、このゲームは多分、上巻の方が下巻より面白い。

まぁ下巻がつまらないわけではない。
何より上巻だけだと尻切れトンボにも程がある。
スミアを助けてグリーディガッドと決着をつけるべく、敵本拠地を前進制圧あるのみ。退かぬ・媚びぬ・顧みぬ。

前進すべき方向は、まず北東。
E2まで進むと、上り階段がある。
もちろん、これを登るのだ。

膏血城の本丸は中央なのだが、ここに最初から入る事はできない。
東西南北に四つの塔があるので、それを全て制圧する必要がある。
豹の魔女(上巻の初っ端に登場)も「敵に四天王がおるよ」と教えてくれたのだ、拠点を渡り歩いて中ボスを梯子するのはとっくにわかっていたはず。
やはり聖域十二宮突破は伝統芸能だな!

階段に着いたら、もちろん昇る。
狼形態では通れないが、今はフォルムが「人」なので無問題。

Photo_2

階段を昇ると、そこは地上のF3。
塔の1階である。

この階には青い水を湛えた井戸があるが、もちろんこれは罠なので今は無視。
階段が上に続いているので、それを登る。

だがすぐに、鍵のかかった扉で行き止まりになっていた。
現在、この扉を開ける鍵は持っていない。

さっそく泥棒のブラウにこの扉を開けさせる
彼の技術をもってすれば、判定も何も無く余裕で開錠。
よしよし、使える奴だ。

もしブラウがいない場合、この扉は力押しで破らねばならない。
だが人間形態ではパワー不足なので、外に出て「狼」に変身する必要が出て来る。
後半の中ボスは結構強く、変身回数は温存しておきたい所なので、ここで1回節約できるのは助かるのだ。

扉の向こうに何が待つのか。
それは次回。

ウルフヘッド

ヒットポイント 15
スピード 7
パワー 8

ファシネーション 7
体力ポイント 17
経験ポイント 8(
消費88獲得96

武器
蛮刀 材質=鋼 重量=5 ダメージ=d+2

剣 材質=銀 重量=6 ダメージ=d
鉄槌 材質=鋼 重量=8 ダメージ=d+3

防具
赤銅の盾 重量=4 効果=被ダメージ1点減

仲間 ジャレス ブラウ ルーイー アクセル ベアード タイタニア

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