第三次SRW 第30話 妹よ!
次の面では、説得対象となるキャラが3人もいる。
よって2機のリ・ガズィに、ジュドーとシーブックを乗せておく。
ルーは再びメタスへ。
イーノは……たいしてレベルも上がらなかったし、やはり艦内清掃係か。
νガンダムにはクワトロ、Zガンダムにはアムロ、ZZガンダムにはカミーユを乗せる。
砂漠が舞台なので、νガンダムにはミノフスキークラフトを装備させておく。
リィナ「お兄ちゃん! ZZの整備、まだ終わってないんでしょ!! サボってちゃダメじゃない!!」
ジュドー「サボってるわけじゃないって!! シミュレーションで訓練していたんだぜ!」
リィナ「ウソばっかり! ビーチャさんやモンドさん達とスコアで賭けてたでしょ!!」
ジュドー「ぐっ…これは、その…そうそう、できるだけ本気を出すためにだな…」
そいつら相手だと、賭けが成立していないだろう……。
まぁ勝ち確定の相手としか勝負しないというのは、ある意味賢明だとも言える。
賢明なジュドーとしっかり者のリィナを見ながら、家族に思いを馳せるのはデューク=フリード。
デューク「ボクにも妹がいた。マリアっていうんだが…前大戦の折に離れ離れになってしまってね…」
つまりこの世界では、フリード兄妹は第二次スーパーロボット大戦が起きるまでは一緒に暮らしていたという事になる。
やはりベガ星連合軍は存在しておらず、デュークはフリードコロニーだかなんだかで生まれ育った地球人で、グレンダイザーはそこで開発・制作された光子力関係のロボットという事なのだろう。
この展開でだいたい予想はつくが、この面はそんな妹さんが出てくるステージである。
この展開で出てくるのが弟だったら驚きである。
襲撃してきたのはDC軍。
異星人が大きなダメージを受けたので、今度は彼らが勢いづいてきたようだ。
そんなDC軍の中に、一人、気を吐く少女の姿。
マリア「こいつらを倒せば、にいさんに会えるのね! がんばっちゃうっ!!」
いや、人探しなら警察に頑張ってもらおうや……。
この面も出撃枠は少な目で、13機しかない。
デューク・ジュドー・シーブックを説得のために出すので、自由枠は10機だ。
だがHPのバカでかい敵機はないので、スーパーロボを何機か留守番させてもなんとかなる。
1PP:全軍、北上。
ただし、2回行動できるユニットはできないユニットにある程度合わせた方が良い。
1EP:北側の敵が近づいてくる。
ヤクト・ドーガの強化兵が2回行動できるので、突出していた機体があると狙撃されてしまう。
ちゃんと固まって動いていれば、逆にヤクト・ドーガだけが先行してくる。
2PP:ヤクト・ドーガにνガンダムがフィンファンネル。
弱ったところを、サイバスターがハイファリミアでとどめ。
後続敵の移動先に、コンVを置いておく。
他の機体はその後ろへ。
2EP:敵がコンVへ襲い掛かる。
恐れる事なく反撃ツインランサー。
【気合】の使う回数にもよるが、半分~2/3程度のHPを一撃で奪える。
逆に受けるダメージもバカにならないが、5段階改造を施していれば3発ぐらいなら耐えられる。
よほど突っ込まない限り、そうそう倒されはしない筈だ。
3PP:西からマリアの乗るズメズメが近づいている。
デュークでこれを説得。
マリア「…に…にいさん?」
デューク「マリア…マリアか!?」
マリア「やっぱりにいさんだ! どうしてロンド=ベルなんかに!?」
デューク「それはこっちのセリフだ! マリアこそなぜDCに手をかしている? そいつらは世界征服をたくらんでいるんだぞ!」
マリア「えっ!? そんな…だって、にいさん…それじゃ、あたしはだまされてたの!?」
マリア「もーっ! あったまにきたわ!! 純真な乙女をだますなんてなんて奴らなの!! 許さないからっ!! テッテーテキにブチノメス!!」
甲児「…なんかすげえ性格だな。ホントに大介さんの妹なのかい?」
デューク「…マリア、性格変わったんじゃないか?」
マリア「あら、あたしとしたことが…ごめんあそばせ」
この純真な御嬢さんは、ニュースや新聞を全く見ない子なのだろう。
世界規模の大戦を起こした組織の主義主張を全く知らなかったのだから。
騙されたのではなく、DCの従業員達は「知らないわけがない」と思いこんでいただけかもしれん。
純真なマリアが仲間になったら、コンVが弱らせた敵を片っ端から撃墜。
クワトロのレベルが44に上がり、ニュータイプレベルが5に上がった。
これは旧第三次における最大のニュータイプレベルで、クワトロが自軍内最速で到達する。
流石は元赤い彗星といったところだ。
ニュータイプレベルが上がると、命中・回避に補正が入る。
レベル5ではそれぞれ30%になり、非ニュータイプが常時【集中】をかけているのと同じ状態になるのだ。
だがこの技能の真価は、ファンネルの射程が伸びる事にある。
5レベルで得られるファンネルの射程は+2。
νガンダムのフィンファンネルは基本射程8なので、10マスの距離を狙撃可能になるのだ。
ほとんどの敵に一方的な攻撃ができるので、今後、戦闘において非常に重要な武器となる。
4PP:西側からの敵が迫ってくる。
サイバスターでサイフラッシュを叩き込み、追い打ちをかけて撃墜していこう。
固めの敵は、リ・ガズィの飛行能力・2回行動・射程7を活用し、弱らせてから倒す。
コンVは修理してからメカザウルス・シグの移動先へ配置。
νガンダムはシグに襲われずバウンドドッグに来られる位置へ動く。
4EP:襲い来るメカザウルス・シグへ、反撃ツインランサーを振り回すコンV。
反撃壁がすっかり板についている。
バウンドドッグも移動後に拡散ビームで攻撃してくるが、νガンダムに食いつかせれば反撃の良い的である。
最大射程1で武器がビームのみって、この世界だと空飛ぶ置物でしか無いな……。
5PP:コンVとダイターンでシグを撃破。
サイバスターがサイフラッシュを叩きこんでから、残りの敵を粉砕する。
6PP:サイバスターのENが枯れてしまった。
よってブルーガーで補給。
再び敵陣へサイフラッシュだ。
東から来たドーベンウルフは、ゲッターが【幸運】ゲッタービームで撃墜。
他のシケたモビルスーツは、ヴァルシオーネ・νガンダム・グレンダイザーで撃墜。
νガンダムはメッサーラの射程内に置いておく。
ここまでの戦闘で気力が貯まっているダイターン3。
北にいるスパルタンK5をサンアタックで撃破。
コンV・ZZガンダム・2機のリ・ガズィは南東へ引き返す。
目当ての連中が出るのはそこだ。
6EP:敵増援1・グレミーの部隊。
ここにウィンキースタッフにとっての心の天使・エルピー=プルがいる。
グレミー「エルピー=プル、あれがロンド=ベルだ。倒すべき敵だ!」
プル「ふーん…なんだろ…ムネがキュンキュンする…誰なんだろう? 何だか、懐かしい感じがする」
グレミー「…本当にマインドコントロールが効いているのか?」
その『本当』は誰が保証したのか。
第二次の時に騙されていたのを、なぜ彼は忘れているのだろうか。
ジュドー「あれ? この感覚…何だ?…まさかエルピー=プルか!?」
まさか、という言い回しからして、DCにいるとは思っていなかったのであろうか。
ならどこに放り出したつもりなのか。
というか、側にいなくなった時点で探そうと思わなかったのか。
この世界のZZガンダムキャラは、脳味噌を使う事を少々嫌いすぎているようだ。
まぁ80年代の一時期は、こういうノリも許されたのかもしれんが……。
なお、この敵部隊にひっそりとセシリーも混ざっている。
うっかり存在を忘れないように注意。
プルは2回行動できるので、元気に近づいてくる。
説得のためには、かえって好都合だ。
7PP:ジュドーでプルを説得。
ジュドー「やっぱり!! プル!! お前、いなくなったと思ったら、またDCなんかに入ってたのか!!」
プル「だって、ジュドーがいけないんだよ! あたしが遊ぼうって言っても、いつもリィナの事ばっかりかまってさ! あたしだってジュドーのこと大好きなのに!」
プル「グレミーは優しくしてくれるもん!」
ジュドー「わかった、オレが悪かったよ! これからはプルとも遊んでやる! だから、DCなんかにいっちゃだめだ!」
プル「ホント!? じゃ、あたし、ジュドーと一緒に行くっ!!」
グレミー「プル!? ええーいっ!! マインドコントロールが全然効いてないではないか!!」
ジュドーはプルがいなくなっても放置。
プルは友達の家に泊まる感覚でDCへ出戻り。
グレミーは嘘つき担当者の報告を鵜呑みにし、現場へ出るまで調整の確認はせず。
こいつら、本当に適当な人生送ってんな。
ともかく、プルとキュベレイMk2を入手した。
実はここでキュベレイMk2を撃墜すると、この機体とプルは入手できなくなるが、強化パーツ『ハロ』をドロップする。
運動性と移動力の強化パーツとしては最高の品だが……やはりプルと比べると、価値は格段に落ちる。
リ・ガズィの移動力と【加速】を活かせば、シーブックもセシリーへの説得が可能。
シーブック「セシリー!? セシリー=フェアチャイルドか!?」
セシリー「え!? シーブック…そんな、生きていたなんて!?」
むしろ死んだと思われてそうなのは、第二次からこっち3度も撃墜されていたこの娘の方ではないのか。
シーブック「何でセシリーがパイロットをやっているんだ!? しかもDCだなんて!」
セシリー「こう…なってしまったの…父が…カロッゾが…どうしたらいいの、私!?」
シーブック「君はそんなところにいちゃダメだ! 惑わされているだけなんだよ!」
セシリー「でも…」
惑わされるなと言っておる。
シーブック「カロッゾは危険な男だ! DCが何をやっているか、知ってるだろ!」
セシリー「そう…そうよ。迷うことなんかない。私、あなたと行くわ、シーブック!!」
こうしてセシリーとビギナ・ギナも入手だ。
まぁどっちも結構優秀、しかし終盤のレギュラーには不足というランクだが……。
残るグレミーへ【熱血】【幸運】超電磁スピン。
一撃必殺。
資金72000入手。
ついでにこのクインマンサも獲得できんものか……。
こうなるとこのステージも残り僅かだ。
先ず北にほんの少し敵が残っているので、スーパーロボで片づけておく。
高まった気力と最強武器を叩き込み、力づくで片づけてしまうのだ。
東の敵には、サイフラッシュ・サイコブラスターを浴びせる。
残る敵を、ネェル・アーガマができるだけ多くMAP兵器の射界に捉える。
その範囲外にいる敵を倒しつつ、νガンダムをMAP兵器範囲内の敵へ接近させておくのだ。
7EP:案の定、敵がνガンダムへ集中砲火。
だがこれも定番、Iフィールドでその攻撃を凌ぐ。
防御に徹していれば、バリアが破られる心配は無い。
8PP:HPの多い敵を弱らせれば準備完了。
ブライトが【必中】【幸運】ハイパーメガ粒子砲を発射。
まとめて吹き飛ぶ敵が31200の資金を吐きだした。
ズメズメが2機ほど近づいているが、もはや物の数では無い。
適当に蹴散らして撃破だ。
残るはグレミーが連れてきた、ニーとランスの兄弟のみ。
彼らのドーベンウルフにZZのハイメガキャノンを叩きこめば半壊。
片方をプルが【熱血】【幸運】ファンネルで撃墜し、資金12000を得る。
もう1機は経験値の欲しい誰か別のキャラで撃墜。
敵が全滅し、無事にクリアである。
ロンド=ベルに加わるプルとセシリー。
また、新しいスペイザーが2機、追加で補充された。
海戦用のマリンスペイザーと陸戦用のドリルスペイザーで、それぞれ地形に対応した武器を持っている。
……が、武器は個別改造の時代なので、スペイザーの武器をわざわざ強化したりはしない。
よって結局、使うのは移動力が大きく上がる空戦用機のダブルスペイザーのみである。
そして朗報、ついにゲッターロボGの再調整が終わった。
ロンド=ベルはそれを受け取りに、再度日本へ向かう。
なお、クリアしてから気づいた事だが、自分はこの面でミスを犯していた。
マリアとセシリーは、別に味方にする必要無かったな……。
どっちのキャラも、別にいないと困るわけではない。
マリアのズメズメは強化パーツのハイブリッドアーマーを落す。
ビギナ・ギナはリペアキットしか落さないが、資金はドーベンウルフよりも少しくれるし、この機体が無いと困るわけでもない。
プルは絶対に味方にしておくべきキャラなので、これを説得する事が頭にあり、そのせいで他の二人も説得前提で進めてしまった。
効率の良いプレイとはちと離れてしまったわけである。
まぁバラ売り版旧第三次は、多少ゆるいプレイをしても困らない余裕のあるゲームだ……という証明にはなるのではないか。
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