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2015年12月31日 (木)

ニフルハイムのユリ

Photo 2015年ももう終わりですね。
自分は年末年始の休みを、自室での休養へ充てております。

外に出ようにも、寒いし雨降ったし金無いからな。

よって寒い世界へ、自室の中で出かけたいと思います。
押入れの奥から発掘しましたこの作品「ニフルハイムのユリ」。
このゲームブックは「ネバーランドのリンゴ」の続編なのですが、幻想度合はさらに増していると個人的には思います。

舞台は妖精の国・ニフルハイム。
雪と霧に包まれた地で、探し求めるは春を告げる白いユリ。
夜のとばりが降りるや、闇の中を無数の吸血鬼が彷徨いだす……

もちろん林友彦氏の作品なので、ゲーム的な特徴もネバーランドのリンゴと共通しています。
主人公は最初、驚愕するほど貧弱で、下手に戦えばコロコロ死にます。
即死罠も多く、次々と猫の屍が転がります

イベント消化とアイテム入手の順番が大切で、それさえ考えれば一気に安定した進行が可能となります
戦闘で大事なのは事前準備で、ラスボスは最後に出てくるだけのただの敵のようなもんです

ラストダンジョンはもちろんバカデカく、そこを一マスずつ進まねばなりません

しかし流石というべきか、前作からの進化ははっきりわかります。
イベントの数や魔法の種類等が前作から大幅強化されており、ゲームとしての楽しさは格段に強化
総項目数が同じでなぜそれができたかと言うと、ラストダンジョンの広さが半分くらいになっているからです。
凄い進化だ……

Photo_6 ストーリーは以下のような感じです。

極北の妖精界・霧の谷ニフルハイム。
そこには大魔導師マーリンが、アーサー王が復活する時のために魔剣エクスカリバーを封印した泉がある。
その泉・フヴェルゲルミルのほとりには、北の大地に春を告げる一輪の白ユリがあった。

ネバーランドのリンゴ盗難事件から一年。
突如、白ユリが泉のほとりから姿を消してしまい、春が訪れる季節だというのにニフルハイムは寒波のただ中にあった。
その影響で、妖精世界の吸血鬼・グールーが多数出没するようになってしまう。
白ユリを奪ったゴブリンの王メレアガントからユリを奪還しなければ、早晩、ニフルハイムは滅んでしまうだろう。

エルクのハリー・ヴーとその娘・エスメレーは、親類を訪ねてニフルハイムに訪れていた所、この事件に巻き込まれてしまった。
ハリー・ヴーはこの事件を解決するには猫妖精ブーカのティルトに頼むしかないと判断し、騎乗用のワタリガラスに手紙を託し、ティルトの下へと向かわせた。
その手紙が届いた所から、この物語は始まる……

マーリンがピップを呼んでくれる気配は無いので、仕方なくティルトが猫なのに雪国を徘徊する羽目になる。
この作品の凄い所は、「ネバーランドのリンゴ」の続編なのに前作から持ち込めるのは魔法だけという思い切った仕様だ。
武器やアイテムはどうした、というのが普通の疑問だが、答えらしい答えは作中で示されていない。
もちろんこれは林氏が「最初から強いアイテムごろごろしてたらゲームにならんだろ」という事を当然のように考える人だからであろう。もちろん「ゲームにならん話をゴネる奴がいたら、そいつがおかしい」と当然のように考えられたのではないか。よって「ゲームにならん話にいちいち説明の必要無し」と当然のように考えられた事が推測できる。

結論:今はそんな事はどうでもいいんだ。重要な事じゃない

魔法が持ちこめるだけありがたいと思って泣いて喜ぼう。
なお、前作に存在した魔法の大半はこの作品でも入手できる。
しかし50%の確率で即死などというナメた罠の向こうにあったりするので、やはり前作からコンバートした方が良い。
今回も「リトライする時には、前回までの冒険であなたが覚えた魔法はゲーム開始時から使えます」と書いてはあるが、それを前提に始めると無駄死にゲームオーバーになる可能性がある。
まぁ魔法の引き継ぎ有りと無しとでの差は、攻略ルートをショートカットできるかどうかの差でしか無いのだが。

という事で、攻略は前作からの魔法引き継ぎ有りで進める。
また攻略のパターンはかなり多い作品なので、次回以降の攻略はその一例だと思っていただきたい。

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