« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月30日 (日)

聖戦士物語

今日もTRPGの話ですよ。リプレイの感想です。

先日購入したソードワールドのリプレイに、ちと面白い事が書かれており、それについて考える事がありました。
リプレイのタイトルは「聖戦士物語」です。

ほう、オーラバトラーストーリーとは……スパロボで初めてダンバインに触れた者としては、オーラ力(おーらちから)を“おーらりょく”と読んでいたのが懐かしいわい。
ハイパーオーラ斬りが主人公の並外れたオーラ力を表現するためのオリジナル武装であり、原作には無かったというのも驚きだったのう。
スパロボEX(SFC)の頃には妖精が精神コマンドを使えるシステムなど無く、聖戦士で「気合」の精神コマンドをもっているのはショウだけ。激励や気力系アイテムも無く、必要気力125(当時)のハイパーオーラ斬りは実質ショウ専用武器じゃったのよ。
まぁそれ以上に気力不要で射程9で非ビーム武器で攻撃力が必殺技級のヴェスバーがゲームを狂わせておったが……。
邪神の分身体も当時最新のガンダムの前では形無しじゃわい。

なおソードワールドの聖戦士物語では、主人公はガンダムサンドロックに乗ったカトル君ぐらいの強さです。わかり難い例えをやめるなら「微妙」の一言です。
しかしPTメンバーには、ちゃんと強い女騎士とか強力な範囲攻撃を連発する兄ちゃんとかがいるので戦闘力は問題ありません。
やったー仲間にGガンダムとWガンダムがいたよー!

自分がマスターなら、魔法技能だけ単伸ばししているナイトメアにはレベル制限かけたくなる光景。
しかしこの本のGMはそんな事はしません。

そしてここからが本題で、ゲームを作ったりゲームマスターをやったりする人間として思う所があった事なのですが……2巻の後書きに、作者氏は本人のゲームマスターとしてのスタイルをこう書かれているのですね。

「PCが積極的に関わらない限り、黒幕の都合のいいように事件は進む。不特定多数の第三者が英雄的行動で事件を解決する事はない」

実際、2巻にはドタバタに終始して何も解決しなかった話なんかもあります。
解決する方向に向かわなかったので、まぁ失敗と言えるでしょう。

ただ、その話自体は、ゲームマスターは面白おかしくシナリオを進めているのです。
また、後書き一発目に「バッドエンドルートです!嘘だけど(笑)」みたいな事が書いてあります(正確には「さあ、ついにバッドエンドルートの始まりです。いやまあ、ちょっと大げさな言い方なんですが(笑)」)。予定外の方向に向かってはいるらしいのですが、シナリオの方を修正する気満々ですね。

……むかーし昔、ゲームブックがいっぱい出ていた頃。
必須アイテムや入手情報の関係で、実質一本道だったゲームは一つじゃなかったのじゃよ……。
時には正解の道を外れたら即死だったりしてな。あーこの作者、こっちの道をちゃんと作る気なかったんだなーと、子供心にも思ったもんじゃ……。
あと個人的な体験談になってすまんがな……TRPGではな、想定した事“しかさせない”ゲームマスターというのも居るもんでのう……。

シナリオが失敗しているのだから、聖戦士物語は「完全にお手本となるリプレイ」では無いのかもしれん。
だが個人的には「TRPGのリプレイとして」面白い本だと思う。
敵から入手した手紙を読む前に燃やしたり、かつての敵が助けを求めてきた時に話や情報を聞くだけ聞いて「やっぱ嫌。じゃノシ」とやったりと、ゲームマスターサイドから見て結構頭の痛い展開があるのだが……それでもちゃんとシナリオ進行させてるもんなコレ。

アマゾンの書評なんかでは、この後書きを「言い訳ではないのか」と指摘している人もいるが。
ゲームマスターの反省は書いていても、別に誰のせいにもしていないし自己弁護も無い。
自分としてはこういう内心や思惑はどんどん書いてくれると嬉しく思う。
「作家は書いた物が全て、自分の胸の内や作品の解説は控えるべき」という意見の存在は知っているが……そう思う人は自分がそうすりゃいいだけ、読者としてならその部分を読み飛ばせばいいだけの事だわな。後書きを読み飛ばしたからって作品を読めないわけじゃねえし。表紙と違って絶対に目に入るもんでもねえし。
何より、俺が読みたい。
なんぞ参考になる事の一つもあるかもしれん。
実際この本の後書きは、ルート分岐がどうこう……という物を書く人間として少々考える事があった。
なお、アマゾンの書評自体を否定はしない。書評は一つでなかったし、総計すれば3~4点の間ぐらいだった(5段階評価、現時点)。だいたいこのぐらいでいいのではなかろうか。
個人的には4点前後だと思うので、まぁそんなに差は無い。

そういえばダメ神ユリスってノベルの時も、後書きが一番インパクト受けたが。
聖戦士物語、その作者さんがゲームマスターやってなさるわ。
だから何ってわけじゃ別にねえけど。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年10月23日 (日)

全滅

今日もTRPGで遊びましたよっと。

もうここ、TRPGとWIZとMMORPGのブログにしちまおうかな。

さて今日も自分がゲームマスターをやっていたのだが、
最後の最後でPT全滅。
いや、全滅はしてねぇか。
前衛が壊滅必至になった時点で、後衛にいた奴が全力で逃走しやがったからな。
まぁその行動は正しかったので責めるつもりは毛頭無い。

どう考えても自分が敵編成を強くつくりすぎたのが問題だったからな……
範囲攻撃が何度も飛んでくる敵編成は避けるべき。
まぁ結局は威力の匙加減なんだが、回復しきれずバタバタ倒れたなら間違いだったという事になる。

あれだな、超強敵にするならするで問題無いんだ。
それに対処する方法がゲーム内にありさえすれば。
ボスと一緒に出る取り巻きに梅干入り鰻丼を食わせて無力化、
腹下したザコどもが便所に引きこもるのを尻目にボスを袋叩きにする――
そのぐらいはできるようにしておくべきだった。
次は鰻を調達できる事がはっきりわかるようなシナリオにしておくとしよう。
でも自分、鰻丼と梅干で腹悪くした事ないんだけど。
やっぱあれは迷信なんだろうな。

全く関係ないが、今遊んでいるMMORPGはアイテムに「料理」という系統があり、
様々な補助効果を持っている。
「俺は戦士だから月見うどんを食って物理防御力を上げておくぜ!」という事をやって普通なゲームであり、
こういう物を遊んでいると自分のシナリオでも似たような消耗品アイテムを出したくなるが
途中で「やはりなにかおかしい」と思っていつもやめておく。

今Jャンプでやってるあの漫画、グルメっていう単語をバトルに置き換えて全く問題ねぇよな。
まぁ面白ければそれでいいんだけど。

次からのシナリオは、避けられない戦闘はもうちょい敵を弱めにしておくか……
そうなると、強敵からは逃げたり罠にはめたりして対処し、勝てる敵にだけ威勢よく殴りかかるアレなプレイになるんだが……
まぁその方が面白いからいいか。
自分、そういうゲーム好みだし。
マンガとゲームはやっぱ違うよな。それを忘れてはいかん。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年10月10日 (月)

蓼食う虫

最近、イヤな事が続いていたので休日は気晴らしにいそしんでいた。

やれやれ……やっとスーパー特撮大戦の4週目が終わったわい。
苦行とか時間の無駄とか駄作の代名詞とかワンコインで買うフリスビーとか畑の鳥よけに使うのが正解とか、まぁいろいろと言われているゲームなんだが。
なんでこんなにしょっちゅうやってるのか、自分でもわからないから困る。

でもこのゲーム、部分的にあちこち取り出してみると結構良くできているんだな、これが。
なんか接着部分がおかしいだけで。
例えるなら、綺麗に作ってあるパーツ同士が接着剤ダボダボでくっつけられているプラモデルとでも言うか……。

リセットまかせの運KOゲー!と初回プレイで感じた面が、再挑戦するとたやすくスラスラと進めてしまう。そんな所でこのゲームを面白いと感じてしまうわけだな、これが。
実際、とやかく言われがちなLサイズユニット戦の過半数がまさにそれなわけで。

一部、何度挑戦しても頭痛くなってくる面があるけどさ。
「ウルトラの星光るとき(後)」はマジ苦行。
ショボイ戦闘機だけで戦え!でも味方は一機たりとも落とされたらダメだ!て、この面を設定した奴はユーザーの前で磔にされてはたきでくすぐりの刑を食らっても文句は言えないはず。

逆に「セブン暗殺計画(後)」は意外となんとかなるんだよな。
まぁ前の面で高額資金を落とすユニット相手に無限稼ぎができるからってだけなんだけど。
雲霞のごとく沸く敵戦闘機を、その面のためだけにフルチューンした味方戦闘機で最初で最後の大活躍させて蹴散らすとか。まともな神経の製作者ならやらねーよな絶対。

でもそこらへんの正気じゃなさがこのゲームの味なんだけどさ。
逃げ道を確保するために、仮面ライダーがバイクを敵の眼前に放り出して遁走するとか。
自衛隊員が怪獣に踏みつぶされている間に味方巨大ロボが有利な間合いまで逃げて、一方的な射撃を浴びせかけるとか。
序盤はウルトラマンがクソ弱いけど、バグを利用した無茶なレベリングを使えば一転して最強になるとか。
敵戦闘機を排除するために意外と使える宇宙刑事の母艦とか。
無敵のレッドバロンが段ボールでできてるかのような脆弱さだとか。でも使っているとなんだかクセになってくるとか。

なんつーかねー。
妙な味付けの濃い作品て、出来の良しあしは別として印象に残るよね。
シリーズ物なんかでも、初期の荒削りな作品の方が長く語られ、無難によく出来た後の作品は地味な扱いだったりするし。

F91は個人的にお勧め作品なんじゃがのう……。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »