« ブラッドソードリプレイ3-3 プシュケの塔 | トップページ | ブラッドソードリプレイ3-5 紫の玉座の塔 »

2011年1月 4日 (火)

ブラッドソードリプレイ3-4 次の宿は……

【このリプレイには原作本文を度々引用しますが、都合により細部に修正を施しています。ご了承ください】

Photoテツヤ (18歳・盗賊)

著作『夢幻の双刃』から出張。
販促活動の一環として様々な世界を放浪させられる青年。
全てを破壊し全てを繋げ!
今回は洋物ゲームブックで1,2を争う名作に挑む。

ランク:5 戦闘力:7(+1) 打撃力:サイコロ2個 精神力:7 機敏度:8 生命力:31
装備:ブラッド・ソードの鞘 ロジ・スカイランナーの剣 革の鎧(鎧強度:2) 弓 矢筒(6本) 金貨袋(所持金100) 金貨袋(所持金41) 鋼鉄の笏(残り4回) エメラルドの御守り 膏薬の瓶(残り5回)

3 ミヤ (15歳・僧侶)

著作『夢幻の双刃』から出張。
テツヤの従兄の娘であり、彼を『叔父ちゃん』と呼ぶ。
本来なら20年ほど時間軸がズレているが、今回の企画ではそれは無視。

ランク:5 戦闘力:8(+1) 打撃力:サイコロ2個 精神力:8 機敏度:7 生命力:26
装備:ブラッド・ソードの柄 ヘラクロスの戦斧 鎧(鎧強度:3) 魔法の弓 矢筒(6本) 盾の御守り(鎧強度+1) 金貨袋(所持金100) 金の巻物 金の鏡 黒い絹のクッション

Photo_2 ディアブロ (年齢不詳・魔術師)

著作『魔人竜生誕』から出張。
元々は天地自然の精霊の世界で暮らす妖精の一種。
酒目当てや暇つぶしで度々人界に彷徨い出るホームレス。

ランク:5 戦闘力:7 打撃力:サイコロ1個+2 精神力:8(+1) 機敏度:7 生命力:26
装備:剣 銀の鎧(鎧強度:2) 魔法の指輪(精神力+1) 金貨袋(所持金100) 琥珀の火口箱 魔法のパン 回復薬(生命力をサイコロ2個回復) 鉄の鈴 聖アシャナクスの十字架 水晶の瓶

Photo スクリーボ

旅の途中で買われたカラス。
お値段は金貨1枚。
とりあえず当面、役に立つような能力は無い。
しょせんは金貨1枚。

レジェンドという世界、クラースの地にて冒険者として旅する三人。伝説の“生命の剣”ブラッドソード探索の旅を続け、その柄と鞘を手に入れた彼らは、最後の部品である刀身を探す。刀身を求めてたどり着いたのは、十字軍が拠点とする都・クレサンチウムだった……。

宿を求めてディアブロの知人・プシュケを訪ねるが、彼女は敵だった。それを退けた三人、町へ戻って次の宿を探す。

テツヤ「俺かミヤか、次はどっちの知人をあたるかね」

ディアブロ「普通に考えりゃ盗賊の仲間をあたるのは無いぜぇw」

スクリーボ(実際その通りなんだナ

【項目521】
町の城壁にたどりついたときには、日は傾きかけていた。
焼けつくような暑さの中をとぼとぼ歩いて、北門をくぐる。
ブルーの紋章で飾られた白い外套を着た三人の騎士が、こちらを鋭い目つきで見張っている。
しかし、話しかけてくる様子はない。
外出禁止令が厳しいという話だから、そろそろ今夜の泊まる宿を決めなければならない時間だ。

テツヤ「町に戻るだけで日が暮れちまったかよ。しかもおちおち外も歩いちゃいけねえとはな。そんなに治安が悪いのか?」

ディアブロ「そりゃあ結構危険な連中がいる町だからねぇ。ほんまもんのモンスターもたまに出るし。悪魔召喚する魔女もいるし」

ミヤ「それディアブロの友達じゃない」

ディアブロ「友達じゃなかったからもうノーカンw」

テツヤ「とりあえず俺のツテを当ってみるか」

なお、攻略の都合だけで考えるなら、盗賊の知り合いをあたる優先度は4クラス中3番目ぐらいだ。

【項目35】
Photo_3
(盗賊)

クレサンチウムには二人の知り合いがいる。
ジャブロ・ザ・ナイフは下卑たごろつき、つまりきみとそっくりのやつだ。
噂では、やつは宝石市場に住んでいるということだった。
もう一人は、ボーメルシームで出会ったラグレスタンという男で、当時は十字軍の船の手配をしていたが、スパイス商人としてクレサンチウムに落ち着つくつもりだといっていた。

テツヤ「……441番(3-1)と微妙に文章変わってるが、相変わらずボロクソだな

ミヤ「で、どっちにするの? スパイス商人さんなら何か美味しい物が出るかもしれないね!」

ディアブロ「本当に真人間になってればだぜぇ。俺の予感では期待薄」

【項目375】
人ごみの中を苦労して進み、宝石市場へ向かう。

ミヤ「あれ? ジャブロさんの家へ行くんだ?」

テツヤ「クソミソに書いてから『お前の同類』とされたんでな。ちょっとツラを見にいってやる」

市場は杉立ちの陰にあった。
宝石商たちは窓のよろい戸を閉め、夕べの祈りに行く仕度をはじめていた。
道端で遊んでいる少年を見つけ、ジャブロの家をたずねる。
少年はしばらく考えていたが、やがてニタリと笑った。

「ただじゃ教えないよ」

テツヤ「可愛くねえ!」

ミヤ「まーまー。口が利けるようになったら値切るとねだるをまず覚えなきゃならない地域は実際にあるわけだし。まずは金貨一枚ぐらいで……」

ディアブロ「へいBOY。俺らは住所不定のホームレスなので(君に渡す)金は無いんだぜぇ」

テツヤ「おいおい?」

ここで盗賊が行動を起こす事もできる……が、ディアブロが先に適当な事を言ってしまった。すると……。

【項目426】
少年がいった。
「ふうん、それじゃあ……どっちみち教えたって悪いわけないだろうから、教えてやるよ。ジャブロはね、あの建物に住んでいるんだ」
彼は広場の向こうを指さした。

テツヤ「本当に可愛くねぇ!」

ミヤ「え? こっちにお金無いから親切にしてくれたんじゃないの?」

他の選択肢をあたってみると、彼は裕福な家の子で、そこまで金が欲しかったわけではないと書かれている。
ともかく行き先は判明した。三人は少年と別れてそちらへ向かう。

【項目149】
広場を横切る。
クレサンチウムの人口の五分の四にあたるターシム人たちが、夕べの祈りのために寺院へと急いでいた。
やがて人影がまばらになり、さわやかな風が吹きはじめ、ほっとする。
少年の指さした建物にはいっていく。
階段を一気に駆け上がり、ジャブロの家のドアをたたいた。

テツヤ「おーいジャブロー! いるかー! 知り合いが泊りにきてやったぞー!」

ディアブロ「疎遠だったのに事前通知もなくいきなり複数で泊りに来るってのは、よく考えたらえらく迷惑な知り合いだぜぇ」

しばらくドアをたたいていると……

【項目216】
年とったターシム人の男がドアを開け、飾りのほどこされた窓から差しこむかすかな夕陽を頼りに、こちらをじろりと見た。
「ジャブロだって?」
老人がたずねた。
こちらはうなずく。

「上の階だ」

ミヤ「あらら、間違えちゃった」

テツヤ「しゃあねえな。どうもすんません」

ため息をつき、また階段をのぼる。
今度は、ドアをノックしても、だれも出てこなかった。

テツヤ「チッ、どうせここに泊るんだから押し入るか」

ディアブロ「なんだか本文で書かれた通りのゴロツキになってきてるぜぇ」

テツヤ「状況をちょいと調べるだけだ。別に勝手にあがりこんで飲み食いしようってわけじゃねえよ」

【項目301】
ドアにもたれかかると、自然に開いた。
室内にはベルベットのクッションが散らばっている。
美しい絹のカーテンが部屋を仕切り、灰色の壁をおおっている。
どのカーテンにも、ターシム教の極楽の女神たちが刺しゅうで描かれている。
あのジャブロには似つかわしくない装飾だ。
窓のそばに大きなたんすがあった。
戸を開けてみると、中には錦織りのガウンや香水の匂いのする絹のブラウス、染料や化粧水のびん、宝石をちりばめたコルセットなどがおさまっている。

ミヤ「化粧水にコルセット? ジャブロさんて男だよね?」

テツヤ「ああ。しかしここは……」

なんてことだ!
これは女の部屋ではないか。
するとジャブロは……そうか、上に行けといったあのターシム人がジャブロなのだ。

部屋を飛び出し、階段を一気に駆け降りる。
ターシム人の年寄りに変装をしたジャブロが、ちょうど外へ忍び出ようとしているところだった。
やつの肩をつかみ、壁に押しつけていう。

「ちょっと待ってくれ、『じいさん』。古い友人と話すひまもなくなったのか、えっ、ジャブロ?」
ジャブロはひるんだ。

「ばかいうなよ。危険な状況でなけりゃ、両手を広げて歓迎したさ」
「どんな危険だ?」

とひやかす。
「総督一家のある男と約束があるんだ。おれが出かけようとしたところへ、お前がやってきたんだ。まさか一緒に連れていくわけにはいかんだろう? すぐに衛兵に目をつけられちまう」

ミヤ「なんで友達と一緒にいるだけで、衛兵さんに目をつけられるの?」

ディアブロ「非合法なお仕事だからだろうねぇ」

テツヤ「……正直、一緒にしょっぴかれたくはねえわな」

【項目226】
ジャブロをドアの外へ突き飛ばす。
テツヤ「行くがいい。神はどんなことでも台帳に記しているそうだ。いい行いも悪い行いもな。どうせ地獄へ行く身だと、おまえは思っているんだろう? だがよく考えろ、ジャブロ。そうやって古い友達に冷たくすれば、おまえの罪はさらに増すんだ。最後の時が来たとき、悪魔はおまえの罪を数えあげて大喜びするだろうよ……」
ジャブロがあわてていった。

「それなら昔のよしみで、ほんの一つだけ、おまえの役に立つことをさせてくれ。そうすれば、汚名をそそぎたいというおれの気持ちを、神も悪魔も、わかってくれるだろう。紫の玉座の塔』へ行け。住宅地と波止場の中間にある宿屋だ。そこの常連客に、誰もが大嘘つきだと信じているターシム人の老水夫がいる。やつの話を終わりまで聞けば、神様はその忍耐に報いてくれるだろうよ」
うなづきながらいう。

テツヤ「今夜の……仕事がうまくいくよう祈ってるぜ」
ジャブロは走り去った。
こちらもほとんど人気のなくなった広場へ出る。
空は青いベルベットを広げたようになり、星がチカチカ光っていた。
市民兵のパトロールが、向こうから、泉の水を飲みにやってきた。

ミヤ「盗賊さんも意外と信心深いんだね」

ディアブロ「中世だとそんなもんなのかもしれないぜぇ」

テツヤ「そうか。適当な事を適当に口走ったが、そんなに地獄行きが恐ろしいのか……」

テツヤは市民兵達に近づく。

【項目51】
声をかけると、市民兵たちはけげんそうな顔でこちらをふり返った。
クレサンチムでは、進んで軍に協力する者はほとんどいない。
市民兵の指揮官がいった。
「なんだ? どうした? 道に迷ったのか?」
純朴な田舎者のふりをして話す。
テツヤ「いんや、そんなことではありませんよ、旦那。おっかない連中があっちの通りをうろついていて、総督邸を襲撃するとかって話し合っていましただ。大ごとにならないんでしょうかね?」
水を飲んでいた市民兵が、のどをつまらせそうになって、水を吐き出した。
指揮官は一瞬あ然として声もなかったが、やがて気を取り直し、部下に向かってどなった。
「こい、腰ぬけども! 総督邸へ向かう。そいつらにやられてたまるか!」
槍をかかげて、彼らは指揮官のあとについていった。
こちらは口笛を吹きながら、別の方向へ向かう。
これでジャブロの仕事に色を添えてやったぞ。
やつはいつも、多少じゃまがはいったほうがやりがいがあるといっていたではないか……。

テツヤ「これで暗殺事件も未然に防げるし、破廉恥で下卑た悪党なごろつきも一匹減るな。めでたしめでたしだ」

ディアブロ「まだ一匹、近くにいるような気がするぜぇ」

スクリーボ(どんな選択肢を選んでも知人に泊めてもらえないのが盗賊の特徴なのダ)

仕方ないので三人は教えられた宿屋へ向かう。そこでの事は次のお話。

(C)D・モリス O・ジョンソン 著 大出健 訳/富士見文庫

|

« ブラッドソードリプレイ3-3 プシュケの塔 | トップページ | ブラッドソードリプレイ3-5 紫の玉座の塔 »

ゲームブックリプレイ・ブラッドソード3」カテゴリの記事

コメント

初コメントさせていただきます。ドラクエのプレイ日記は読んでましたが、まさかこちらでブラッドソードを展開しているとは。

この先長い旅になりますが、楽しみに待ちますよ。

最後の五巻まで付き合いますので、松友先生の続けれるペースで冒険してください。

投稿: かずお | 2011年1月 6日 (木) 18時58分

了解です。マイペースでやらせていただきますよ。
5巻が終了するのは何時になるやらとんと見当つきませんが。
まず入手する所から始めにゃならんし、英語力0だから翻訳ソフト頼りになるでしょうしねぇ……

投稿: 松友健 | 2011年1月 6日 (木) 21時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1177371/38325975

この記事へのトラックバック一覧です: ブラッドソードリプレイ3-4 次の宿は……:

« ブラッドソードリプレイ3-3 プシュケの塔 | トップページ | ブラッドソードリプレイ3-5 紫の玉座の塔 »