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2010年2月17日 (水)

ブラッドソードリプレイ2-14 不死身の門番

【このリプレイには原作本文を度々引用しますが、都合により細部に修正を施しています。ご了承ください】

Photoテツヤ (18歳・盗賊)

著作『夢幻の双刃』から出張。
販促活動の一環として様々な世界を放浪させられる青年。
全てを破壊し全てを繋げ!
今回は洋物ゲームブックで1,2を争う名作に挑む。

ランク:4 戦闘力:7(+1) 打撃力:サイコロ1個+2 精神力:7 機敏度:8 生命力:25
装備:ブラッド・ソードの鞘 ロジ・スカイランナーの剣 革の鎧(鎧強度:2) 金貨袋(所持金87) 鋼鉄の笏(残り4回) エメラルドの御守り 膏薬の瓶(残り5回) 手袋 毛皮のマント 毛皮の毛布

3 ミヤ (15歳・僧侶)

著作『夢幻の双刃』から出張。
テツヤの従兄の娘であり、彼を『叔父ちゃん』と呼ぶ。
本来なら20年ほど時間軸がズレているが、今回の企画ではそれは無視。

ランク:4 戦闘力:7 打撃力:サイコロ1個+2 精神力:8 機敏度:7 生命力:21
装備:六尺棒 鎧(鎧強度:3) 盾の御守り(鎧強度+1) 金貨袋(所持金87) 魔法の弓 聖アシャナクスの十字架 手袋 毛皮のマント 毛皮の毛布 金の巻物

Photo_2 ディアブロ (年齢不詳・魔術師)

著作『魔人竜生誕』から出張。
元々は天地自然の精霊の世界で暮らす妖精の一種。
酒目当てや暇つぶしで度々人界に彷徨い出るホームレス。

ランク:4 戦闘力:7(-3) 打撃力:サイコロ1個+1(-2) 精神力:8(+1) 機敏度:6 生命力:21
装備:銀の鎧(鎧強度:2) 魔法の指輪(精神力+1) 金貨袋(所持金92) 琥珀の火口箱 コマ 魔法のパン 回復薬(生命力をサイコロ2個回復) 毛皮のマント 毛皮の毛布 鉄の鈴

Photo スクリーボ

旅の途中で買われたカラス。
お値段は金貨1枚。
とりあえず当面、役に立つような能力は無い。
しょせんは金貨1枚。

前巻までのあらすじ

レジェンドという世界、クラースの地にて冒険者として旅する三人。彼らは腕試しがてらに迷宮突破競技へ挑んだ。そこで幾多の罠や敵を切り抜け、見事に優勝の栄冠を手にする。激闘を終えた三人は、再び気ままな旅を続けるが、この地で新たな冒険に巻き込まれるのであった……。

宝剣ブラッドソードの鞘を手に入れた三人は、一路、柄を持つというワイアード王国のワーロック王の下へ向かった。真のマグスの部下・オーガスタスを退け、流氷の海を渡る。ワイアードへ着いた三人は『永遠のたそがれ城』を目指し、ソーンズの森を抜けようとする。

ミヤ「さーて、お城はどこかなー……と」

テツヤ「あそこ……湖の向こうに見える、アレじゃねぇか?」

ディアブロ「おやま。本当に森を抜けたすぐそこにあったぜぇ。ま、易々とは入れないと思うけどねえ」

 とりあえずバトルオーダーは1=テツヤ、2=ミヤ、3=ディアブロ。ディアブロには“ネメシスの電光”を準備させておく。

【項目168】
「永遠のたそがれ」城が目の前にそびえていた。
それは湖の真ん中の小島の上に、堂々たる偉容を見せていた。
中央の本丸からは、凍りついた湖上の上を渡る屋根つきの橋が三本延びている。
湖の岸には、それぞれの橋に通じる門がある。
混乱の門と虐殺の門と恐怖の門だ。

ミヤ「あれが、ウルバちゃんの言ってた三つの門だね」

テツヤ「どれがどれか、見てわかるか?」

ミヤ「うーん……ま、近くに行けばわかるんじゃない?」

ディアブロ「そう簡単には行かせてくれないみたいだぜぇ?」

210 何物かのうなり声が足元の地面を揺らした。
岩陰から巨大な化け物が現れた。
そいつは二本足でよたよたと歩いている。
身体をおおう鱗は、一枚一枚が騎士の盾のように大きく、角は槍の柄のように太い。
そいつの足がかかると、雪は融け、わずかに残った草もしなびて枯れた。
ワーロック王の砦の周囲を見張る化け物、グリスタンだ。

テツヤ「海にも番人、森にも番犬、そして城にも門番か!」

ミヤ「いやー、防犯に熱心だね」

ディアブロ「さすがワーロック王さんは何世紀も統治者やってるだけの事はあるぜぇ」

テツヤ「こっちにとっちゃ面倒極まりねぇがな!」

グリスタン(G)
戦闘力=8 精神力=8 鎧強度=3 生命力=60
打撃力=サイコロ3つ+1 機敏度=6

テツヤ「典型的なウスラデクだな!」

ディアブロ「それでも俺と機敏度が互角だぜぇ」

1d6を振りあって、ディアブロが2で敵が5。先手は取られてしまった。

B10_2○第1ラウンド
テツヤ:防御
ミヤ:D-5へ移動
グリスタン:テツヤに攻撃。13で外れ。
ディアブロ:G-4へ移動

○第2ラウンド
テツヤ:防御
ミヤ:D-6へ移動
グリスタン:テツヤに攻撃。8で外れ。

テツヤ「また盗賊の“身をかわす技術”に助けられたぜ」

ディアブロ:H-4へ移動
テツヤ(ダブルアクション):E-5へ移動

この時点で勝利確定。距離の問題でディアブロの方へは寄って行かない。テツヤとミヤを追い回すグリスタンへ、遠距離から容赦なく“ネメシスの電光”を浴びせる。

7ラウンド目に炸裂、ダメージ32(被害29)。
11ラウンド目にも放電、ダメージ33(被害30)。
17ラウンド目にとどめの一撃、残り生命力1点のグリスタンにダメージ35(被害32)。

テツヤ「どう考えても三発目は無駄すぎるだろ……」

ディアブロ「ほっほっほ、見なさいテツヤさんミヤさん。綺麗な花火ですよだぜぇ」

ミヤ「わー、悪役だー」

【項目10】
化け物が倒れると、その衝撃で地面が揺れた。
化け物の死骸に触れないようにして、湖のほとりに下りる。
湖はよどんで悪臭を放っていた。
水は凍ってはいないが、冷たくて泳ぐ気にはなれない。
門の一つに向かう。
その時、威嚇するようなうなり声がこちらの足を止めた……。

ディアブロ「おや? 卑怯攻撃でウスラデクは粉々にした筈だぜぇ?」

テツヤ「卑怯って自覚はあったんだな……」

ふり返ると、グリスタンが息を吹き返して立っている。
ワーロック王の魔力によって力を完全に回復した奴は、再びこちらに襲いかかろうとしている。

ディアブロ「おやま。“緊急救出”で逃げた方が手っ取り早かったぜぇ

テツヤ「10ラウンド以上の無駄だな!

ミヤ「ま、何か消費したわけじゃないし。逃げるのは今でもいいんじゃない?」

また奴と戦うのはエネルギーの無駄だ。
奴に背を向けて走る。

【項目432】

ミヤ「で、どの門に飛び込むの?」

テツヤ「どれがどの門だ!? わかるか?」

ディアブロ「ああ、門に表札がついているぜぇ

テツヤ「そんなわけあるか!

 しかしそうでもなければ、どれがどれか見ただけでわかる筈もない。

テツヤ「だからってな……ええい、虐殺だ!」

得られるアイテムを考慮するとここがお勧め。三人は門の中へ走り込んだ。

【項目528】
虐殺の門の落とし戸は底がかみそりの刃のように鋭くとがり、人間の血がこびりついていた。
その下には押しつぶされた骸骨が転がっている。
錆びついた鎧は穴だらけだ。
よほど素早く駆けこまなければ、こちらも同じ運命だ。
後ろからグリスタンのうなり声が聞こえてくる。覚悟を決めるしかない。

テツヤ「チッ、くどい野郎だ」

ミヤ「この門に挟まってくれないかな?」

中へ飛び込んだ途端、背後で落とし戸がドスンと落ちて、こちらと化け物を遮断した。
化け物は、落とし戸の格子の向こうでうろうろしながら唸っている。
用心して、奴のつばがかからないように、その場を離れる。かび臭い壁かけのかかる薄暗い部屋に出る。
壊れて散乱する家具に手をふれると、ほこりが舞い上がった。
やがて天井の高い円形の部屋に通じる入り口が見つかった。
中をのぞくと、壁には頭の高さの所に矢を射る穴が開いている。
そして、部屋の向こう側には閂の下りた扉が見える。

テツヤ「……いかにも穴から矢が飛んできそうだな」

ミヤ「“虐殺”の門だからって、入っただけで死んじゃう事確定、とかは無いよね?」

このゲームブックはそんなクソゲーではない。実際に何があるか……それは次回の話。

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コメント

車田正美先生作品を尊敬して止まない私も、この門で「アテナの為に!」と三人パーティーをそれぞれの門に分割。シチュエーションバッチリ…間違った判断したと虐殺の門で孤独に倒れた盗賊に涙ながら後悔しました。

その後火力が低下したパーティーは全滅しました。聖闘士ではない冒険者は蘇らないし、新しい聖衣も修復されません。リプレイ読み触発されて、やってみてこの様でした。

奇怪は力士ありなん?と最初から笑ってます。ゲームブック読んで最初から微笑ましく笑えるのは少ないですからね。ブレナンシリーズは肩の力が入れられないのが好きです。

投稿: かずお | 2011年2月23日 (水) 15時59分

味方にあわせて敵の生命力も三で割るべきでしたね。
いや、矢ぶすまになってしまえば同じ事か……ゲームバランスをとるのは難しい物也。
奇怪群島は……力士程度ではインパクトで勝てない奴がごろごろいますので、居ても問題ないでしょう。
まぁあのシリーズは3巻以降全部そんな感じですけど。

投稿: 松友健 | 2011年3月 1日 (火) 00時09分

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