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2010年1月 7日 (木)

レビュー マージナル・ライダー(2) 第五.五話 竜の子再会

 ここからいつも通りブラッドソードのリプレイを再開しようかと思いましたが、マージナルライダーの次の話がまんま5話の後編だったので、先にこっちをレビューします。

 といってもこの5.5話は非常に短い話です。
 まず、5話最後の戦闘は既に終わった状態から始まります。戦闘したけど省略したのか、イベント扱いで強制勝利にしたのかはわかりませんが。
 よって内容は、死んだメルティーの蘇生“のみ”です。

 昔のソードワールドリプレイでは……

○死んだキャラクターはそのままリタイアしてプレイヤーは新しいキャラクターを使う。

○とっとと蘇生して復帰。代金をGMが勘違いして相場の1割の蘇生費用で復活、復帰して最後まで参加した例もある。

 このどちらかでした。
 しかし2.0になり、蘇生に少々ルールが追加されたので、それを掘り下げているのです。

 このゲームにおいて、蘇生すると“穢れ”という物が溜まります。これが一定値に達するとアンデッドモンスターになってしまうので、蘇生には事実上の回数制限があります。
 また舞台世界の設定において、人間社会では“穢れ”を持つ者は魔物に近い存在として扱われるという事なので、社会的にも忌み嫌われる……という事になっています。

 というわけで、随分とシリアスな話が展開されています。
 仲間を生き返らせるか否か、キャラクターには葛藤があるというわけですね。

Mr7_2  まぁ結局は生き返らせるわけですが。

 ラファルも嬉し泣きです。決して渾身のスリーパーホールドではありません。

 ちなみに“穢れ”が忌み嫌われるので、場合によっては蘇生させた術者も「悪の呪術師」扱いされるようです。銭があっても安易な復活はできないぜ、という事でしょう。

 まー銭あまり状態だからってほいほい特攻されたら確かに周囲のプレイヤーは冷めるけど。
 正直、回数制限だけでも充分だったのでは? と思わない事もなし。
 なにせ人間、使用回数に限りがあると無駄に節約したがる物だからな。消耗品アイテムを拾いはするが全く使わないままエンディングに辿り着く場合のなんと多い事か。クリア前の薬草とか毒消し草とか、民家の箪笥から集めはするが使いも売りもしやしねえ。スパロボでもリペアキットとプロペラントタンクは全残しばっかだわい。

 というわけでメルティーは無事蘇生完了。まぁ“竜の守り人”とかいう特殊設定持ちなので、今いなくなられるとマスターも今後の路線を修正するのが大変。蘇ってよかったよかった。“穢れ”がある事で外見にも変化が起こる場合もあるのですが、それもダイスでランダム決定。今回は外見の変化は無かったとの事。

 こういうルールを作ると面白がってサイコロをふりたがり、ガンガン特攻かける奴が出てくるんだよな。
 昔、身内でやってたウォーハンマーを思い出すわい。狂気点の溜まった奴は手術(焼けた鉄を頭に押し当てるとかの原始的ショック療法)を受け、かつ精神病を患うというヤバめのギャグみたいなルールがあったんだが。
 プレイヤー一同が面白がって混沌の魔物どもを見たらすぐ特攻し、わざと狂気点を溜めては「焼き鏝だ! 根性焼きをいれろ!」とほざいてサイコロをふり、気がつけば躁鬱病とか癇癪持ちとかアレな人の集団になっておったわい。

 なお、ソードワールド2.0には“穢れ”の影響を現す表がありますが、重度になればなるほどアンデッドモンスターに近くなるようです。

( 0w0)ノ<キウォツケナイドカラダハボドボドダ! ウェーイ!

 それでも喜んで特攻する奴はするんだろうなあ……

「やった! 体から瘴気が沸き出した! これで勝つる!」
「俺の角もどんどん伸びてるぜ!」
「俺なんか生き血吸わないと生きていけなくなってるぜ!」
「うはwwwそれもう死んでるんじゃないのwwwおkwww」

 こういうプレイしているグループももう既にありそうだ。つーか探せばあるだろう……。

(C)田中公侍・グループSNE/富士見書房 

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コメント

ちぇっ、生き返っちゃったよー(えっ!?)
パーティーに聖職者がいないから(いませんでしたよね?)蘇生できないだろうと思い込んでた私は紛れも無く日本人。

投稿: HA | 2010年1月 8日 (金) 22時47分

自分はどんな無茶展開にしてでも強引に生き返らせるだろうと思いました。
1巻から“竜の守人”とか設定をGM側がくっつけたもんで……下手すりゃ死んだ事そのものが無くなるかもしれんと読んだ時には思ったり。
「その時、不思議な事が起こった」
「グーちゃんから変なビームが出て蘇らせた」
「サイボーグ化して蘇生したからむしろ強化された」
「デュボール三千年の医術の秘により、そもそも死んでない」
こういう荒業ではなく、ちゃんとルールと舞台世界に合わせた方法で何よりです。

投稿: 松友健 | 2010年1月 9日 (土) 12時39分

> 「サイボーグ化して蘇生したからむしろ強化された」
↑これ是非ルール化キボンヌです。

話は飛びますが本エントリのサブタイトルを「タツノコ」と読んでしまったのは私だけでいいです。

投稿: HA | 2010年1月 9日 (土) 23時30分

>改造ルール
数値的な物はミストキャッスルの魔改造をそのまま使えそうです。
いや、バイオニック系改造人間としてなら、本当にそのまま使えば……

後は全身改造の完全変身系サプリメントの追加を待つだけだ……

話は飛びますが「タツノコ」と言えば破裏拳ポリマーなんて人がいましたけど
あれって仮面ライダーディケイドのFFRを遥かに先にやってましたな。
でもやっぱり人間が飛行機に変形するのは違和感が拭えぬ。

投稿: 松友健 | 2010年1月10日 (日) 19時25分

> 違和感
ジーグの頭とか、ガ・キーンのなんだかよくわからない六角形とかもたいがいだと思います。

投稿: HA | 2010年1月11日 (月) 03時20分

ガ・キーンは知らないんですが、ジーグはまぁ機械サイボーグだから自分的に納得はできるんですよ。
でもポリマーとかFFRは生身の人間がスーツ着てるだけなのに「変形」だからなあ……。

まぁでもリルドラケンあたりなら変形しても普通に受け入れそうな自分がいる。

投稿: 松友健 | 2010年1月11日 (月) 23時50分

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