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2009年11月 1日 (日)

ブラッドソードリプレイ1-13 神殿から拝殿へ

【このリプレイには原作本文を度々引用しますが、都合により細部に修正を施しています。ご了承ください】

Photoテツヤ (18歳・盗賊)

著作『夢幻の双刃』から出張。
販促活動の一環として様々な世界を放浪させられる青年。
全てを破壊し全てを繋げ!
今回は洋物ゲームブックで1,2を争う名作に挑む。

ランク:3 戦闘力:7+1 打撃力:サイコロ1個+1 精神力:6 機敏度:8 生命力:19
装備:剣 革の鎧(鎧強度:2) 金貨袋(所持金15) 弓 矢筒 ロジ・スカイランナーの剣 オパールのメダル 鋼鉄の笏(残り4回) エメラルドの御守り

3 ミヤ (15歳・僧侶)

著作『夢幻の双刃』から出張。
テツヤの従兄の娘であり、彼を『叔父ちゃん』と呼ぶ。
本来なら20年ほど時間軸がズレているが、今回の企画ではそれは無視。

ランク:3 戦闘力:7 打撃力:サイコロ1個+1 精神力:8 機敏度:7 生命力:16
装備:六尺棒 リングメイル(鎧強度:2) 金貨袋(所持金13) 弓 矢筒 オパールのメダル 八角形のプリズム 八角形のプリズム カリウムの破片

Photo_2 ディアブロ (年齢不詳・魔術師)

著作『魔人竜生誕』から出張。
元々は天地自然の精霊の世界で暮らす妖精の一種。
酒目当てや暇つぶしで度々人界に彷徨い出るホームレス。

ランク:3 戦闘力:6 打撃力:サイコロ1個 精神力:8 機敏度:6 生命力:16
装備:剣 銀の鎧(鎧強度:2) 金貨袋(所持金13)

クラースのダンジョンレースへ参加した三人。怪しげな神殿で遭遇した強敵・エキドナを、運も手伝って見事に快勝。大きな山場を抜けて、三人は次のステージへ……。

エキドナを倒して得たカリウムの破片はミヤに持たせておく事にした。さて、ここで1巻の大きな分岐となるのだが――。

【項目319】

ミヤ「んで、神殿の奥へ行くか、もう出ていくかなんだけど」

ディアブロ「思案のしどころだぜぇ。一応、俺らには選択肢があるんだけどな」

そういって八角形のプリズムを弄ぶディアブロ。実はこのアイテムがあると、神殿の奥のテレポーターからダンジョンの奥へショートカットができるのである。二つあれば、ここからの危険を大きく飛び越えて一気に最終エリアまで飛んでいく事ができるのだ!
だが実の所、パーティの構成次第ではその道中とて特に難所というわけではない。この三人なら突破できて当然とさえ言える。

テツヤ「おいおい。プリズムのうちの1個は、手に入れるために死にかけたぐらいなんだが?

実は無駄な努力だったのである。通ってから気づいた、このリプレイ痛恨のミスであった。1-9でプリズムを手に入れないルートへ進むと、戦闘も無しで安全に先へ進めたのだが。編成次第ではどうしてもここのワープを使いたくなるので、ついつい昔の癖で正解とは言い難いルートを通ってしまったのである。

ディアブロ「はは、NAKERUDE。ま、ここはどんな“難所”が待ち構えているか、どういう風にクリアしていけばいいのかという案内も兼ねて、ワープを使わずに先へ進もうぜぇ」

テツヤ「はいはい。なんかもう好きにしてくれとしか言えない心境だぜ」

ミヤ「叔父ちゃん、元気だせ。いろんな所に行けて楽しいじゃない。ほら、あたしもついてるからさ」

テツヤ「はいはいありがとよ。神殿には左右二つの出口があるから、どっちから先へ進むのかも選んでくれや」

ここは右の出口から神殿を出るべきである。

【項目56】
神殿のテラスの右の小道をたどると、そこには、岩でできた床に降りる大理石の階段があった。
そして、かすかに光る二つの卵形の物体が宙に浮かんでいるのがぼんやり見えた。

ミヤ「おおう! いきなり変な物を発見!」

テツヤ「ここからじゃ何なのかよく見えんな」

ディアブロ「ま、階段を降りていこうじゃないの」

【項目427】
長い階段をゆっくり降りる。
固い大理石の階段は、魔法の力だけで支えられているようだった。
その上に立っていると、なんだか気味が悪かった。

テツヤ「なるほど。よく見ればこの階段、物理的な支えが無いんだな」

ミヤ「へえ、面白い! よし、下まで二段飛ばしでダッシュだ!」

テツヤ「落ち着け!」

ちょうど中間あたりまで来た時、突然、階段が激しく前に傾いた。
どうにも身体を支えきれずに、岩の床めがけて落ちてしまう。
だが不思議な事に、ケガ一つせず、宙に浮かんだちらちら光る二つの卵形の物の前に転がっている自分に気づく。

ミヤ「お? お? なんかよくわかんないけど下まで到着だよ」

テツヤ「罠か手抜き工事なのか、判断に迷う所だ」

ディアブロ「設計者がドリフのファンだったのかもしれないぜぇ」

近寄ってよく見ると、それはアストラルの門だった。
これをくぐれば、どこかへ転送(テレポート)されるはずだ。
しかし、くぐってみなければ、どこに転送されるかはわからない。

神殿をふり返ってみたが、テラスに続く大理石の階段は傾斜が強すぎて、もう上れそうもない。
アストラルの門のどちらかを選ぶしかない。

テツヤ「結局ワープかよ」

ディアブロ「青い金属的な光を放つ方と、脈打つ緑色の方。どっちの門を潜るかだな」

ここは緑色を選ぶべきである。

【項目307】
脈をうつ緑色のアストラルの門へ足を踏み入れた瞬間、ぞっと寒気を感じる。
単なる寒さではなく、全神経が悲鳴をあげるような超自然の冷え冷えとした空虚感だった。
しかしありがたい事に、数秒でそれは過ぎ去り、今いるのは、門の出口の所だ……。

テツヤ「描写がキツイわりには何のダメージも無ぇな」

ミヤ「あげる“ような”だからね。実際には悲鳴もあげてないし寒く感じるだけで寒くもないんだよ」

テツヤ「それに何の意味があるのかさっぱりわからんが、ま、今いる場所を確認するか……」

【項目78】
今立っているのは、古い拝殿の、崩れかけた壁にとり囲まれた所だ。
二百メートルほど離れた別の山の頂に、ハッグ達の住む神殿が見える。

ミヤ「おお! 隣山までワープしたんだよ! きっとこの拝殿とあの神殿は同じ宗教の物なんだね」

テツヤ「エキドナが住んでたような神殿と同じ宗教だとすると、ここもきっとロクな場所じゃねぇんだろうな」

まわりを見まわすうちに、溶岩の間欠泉の光を受けて、時折かすかに輝く一枚の金の深皿があるのに気づいた。
壁には、灰色のガーゴイルの石像が刻まれている。
石像はちらちらする光と影の中で、にたりと笑っているように見えた。
拝殿の裏の出口の向こうには、ナイフの刃のような崖の上を走る、細い小道が見えた。

テツヤ「とりあえずあの皿を調べてみるか」

ディアブロ「よし、じゃあ前準備だぜぇ」

ディアブロは緊急救出の呪文を準備。さらにここではバトルオーダーを変更。1=ミヤ、2=ディアブロ、3=テツヤの順にする。準備ができたら皿を調べるのだ。

【項目507】
砕けたり傾いたりした敷石を縫うように進み、ようやく金の深皿のある所にたどりついた。
手を入れて中を探ると、中央に真紅のオパールをはめた、炎のような形をした大きな金の護符が出てきた。

ミヤ「炎の護符を手に入れたよ!」

テツヤ「何事も無く、か? そんなわけねぇと思うが……」

小石が転がる音が拝殿の中に響き渡った。
見まわすと、石のガーゴイルの一つが元の場所から消えていた。
そいつは既に出口の前に立ちはだかっている。
石の爪が大鎌のようだ。
他のガーゴイル達もゆっくり息を吹き返し、壁をすべり降りてきた。

テツヤ「チッ、宝と化け物か。本当に前回の神殿と同じだな!

ミヤ「うわー、8匹もいるじゃない」

ディアブロ「ま、その代わり一匹あたりの強さはたいした事ないぜぇ」

 何よりアイテムを既に手に入れているので、倒す必要もないのだ。

ガーゴイル(G)
戦闘力=5 精神力=5 鎧強度=2 生命力=7(全員)
打撃力=サイコロ1個+2 機敏度=4

B5_2○第1ラウンド
テツヤ:防御
ミヤ:防御
ディアブロ:緊急救出の呪文を詠唱。出目4で成功。三人ともC-1へ。

ディアブロ「おやま、一発で成功しちまった」

ガーゴイル1:ディアブロを攻撃。出目8で失敗。

テツヤ「防御を選んでない奴を攻撃する事は賢かったんだが……能力も低いしダイス運も悪いんじゃあな」

ガーゴイル2~8:5だけがB-9へ移動。他は全部北へ1マス移動。

○第2ラウンド
逃亡成功。

ミヤ「よーし、上手く切り抜けたぞっと」

テツヤ「また無傷か。今回は多少ケガしたって死ぬような事にはならんかったろうが」

ディアブロ「ま、このエリアは矢継ぎ早に危機が訪れるから、そう安心もしてられないんだぜぇ」

次に何が待ち受けるのか? それは無論、次回の話である。

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