« ブラッドソードリプレイ1-5 マグス・カルーゲン | トップページ | ブラッドソードリプレイ1-6 地下迷宮突入 »

2009年10月11日 (日)

レビュー マージナル・ライダー(1) 第一話 馬フェチ緊急発進

 リプレイも丁度区切りがいいので閑話休題。先日入手したソードワールドのリプレイを一話読み終えたので、その感想等を。

 ゲームブックDSやミストキャッスルに続くシナリオの発売も予定されているので、まだしばらくはソードワールド2.0を(それなりに)追う事になりそうです。

Mr1  さてこの本の第一印象。

「あれま。絵師さん、笛吹りなさんじゃないんだ」

 まぁ可愛い路線の絵なので、同方向とは言えますが。

 ただ固定メンバーの3人に人外獣系なキャラがいないのはちと寂しいところ。まぁソードワールド2.0の獣人PCというとウサギかドラゴンマンになってしまうわけですが。そう思っていたら2話目からサブレギュラーぐらいで出てくるみたいです。

 主要キャラは左の三人。

 少年が主人公のラファル。愛馬ストラーダに乗る、騎乗技能メインの戦士になるようです。

 あくびをしている女の子がメルティー、操霊魔法の使い手にして射手でもあります。

 ハンドポケットの少女がルーンフォーク(人造人間種族)のナハト。アルケミストにしてセージにしてスカウト。ゲームの性能的には戦闘補助と知識判定と盗賊系技能の担当となる筈です。こうして役目を並べると彼女の負担が妙に大きい気もしますが。

 

 一話のあらすじをざっと要約すると、田舎に住む遊牧民の少年少女が馬泥棒から愛馬を取り戻し、その背後に組織的な犯罪の臭いをかぎつけ、部族の長から調査を命じられて旅立つ……というところ。

 ざっと感想を箇条書きにしてみますが……

1:主人公(ラファル)が女の子(メルティー)を押し倒す、なんとも直球なシーンがありますが、絵師さんの絵柄が性的興奮を強く促す方向性ではないので、なんか「起きろ! 起きろってばよ!」「うーんもう5分……」みたいなほのぼのした光景に見えました。 

2:この時点ではパーティで前衛を張れるキャラが主人公(ラファル)しかいないので、戦闘になると敵にひたすら主人公がボコられているように見えます。しかしこのゲーム、騎乗する事により前衛に能力を追加できる(封鎖能力を上げる事ができる、騎獣も敵の的になるので攻撃を分散させる事ができる、等)ので、これはライダー技能を前面に押し出すための措置なのでしょう。実際、敵の攻撃が主人公の馬にも結構向かっています。ただ判定等のリアクションを行うのが主人公(ラファル)なので、彼が延々と対処しているように見えるだけなのです。 

3:ライダー技能が上がると騎獣の能力も上がるのですが、それにも上限が定められています。馬のレベルは6までとルールブックにありますが、7レベル以降どうするのでしょうか。愛馬を見限るのでしょうか、そこまでキャンペーンが続かないのでしょうか。それとも馬のパワーアップイベントでしょうか。

4:ライダー技能を上げる事により習得できる「騎芸」ですが、キャラメイク直後でまだ技をほとんど覚えていないので、1話の段階では印象が薄いと思いますね。もっとも、これは話が進めば様々な技が出てくるのでしょう。実際、一話目から馬にも攻撃させていますね。今後、新たなライダーの技を覚えて、強敵相手に活用していくに違いありません。

Trx (一例)

 ライダーは、バトルホッパーをよび、

2台のマシンとライダーパンチで同時に攻げき!

 さい強のわざ・トリプルファイヤークロスの完成だ。

 シャドームーンは、にげていった!!

(ただしTV本編では未使用) 

 

 

5:ライダーパンチは当初10cmの鉄板をブチ破る威力があったとの事ですが、13話の特訓で3倍の威力になったそうです。さらに48の復活で能力が強化され、さらにRXとして復活した時に倍以上の威力になり、さらに最終話までにレベルアップ(15話辺りで勝てなかったデスガロンを後の映画でRX形態のまま撃破)しているのですが、最終的にパンチ一発でどれぐらいの破壊力になったのでしょうか。なんかこうやって列記すると、ドラゴンボールの人造人間編の「この前まで最強だった奴にボロ負けしたけど、パワーアップしてきたからその10倍ぐらい強くなったぜ!」を皆で繰り返してインフレレースしていたのを思い出します。惑星さえ破壊する宇宙最強のフリーザが強化復活したメカフリーザを一瞬で葬ったトランクスを一蹴してみせた人造人間17号と互角の神コロが手も足も出なかったセル第一形態がパワーアップしたセル第2形態に楽勝だった超ベジータがコテンパンにされたセル完成体が強化蘇生したけど真の力を解放した孫悟飯がかめはめ波で消滅させてめでたしめでたし、という話を作中時間数日ごとに「修業してきた」といって進めていたあの話は、きっと努力の大切さを説いていたのだと今思いつきました。

 

 というわけで今回の総括ですが、評価は今後の展開を見ねばなりません。創作話は冒頭で面白いかどうか決まる、という説もありますが、自分はそれを全く信じていません。まぁ一冊に3話入っているので、焦らずじっくり読んでいくとしましょう。

(C)田中公侍・グループSNE/富士見書房 
(C)石ノ森章太郎/東映

|

« ブラッドソードリプレイ1-5 マグス・カルーゲン | トップページ | ブラッドソードリプレイ1-6 地下迷宮突入 »

マージナルライダー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1177371/31743505

この記事へのトラックバック一覧です: レビュー マージナル・ライダー(1) 第一話 馬フェチ緊急発進:

« ブラッドソードリプレイ1-5 マグス・カルーゲン | トップページ | ブラッドソードリプレイ1-6 地下迷宮突入 »