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2009年10月24日 (土)

レビュー マージナル・ライダー(1) 第二話 駆け出し冒険者

Mr2_2 初めて、僕は街にきた。

初めて、僕はあのお兄さんに出会った。

 

あの人の、まなざしが、声が、ほほえみが……

僕に教えてくれたんだ。

 

初めてだったから、気持ちを言葉にできなかったけど……

初めて、僕はわかったんだ。

この気持ちが、恋なんだね。

 

 

  9  

ホモネタは消毒だ。

でもあのイラスト1枚だけ見せて嘘つけば

知らない人を普通に騙せそうな気もする。

無論、それで自分に何の得があるわけでもないが。 

 実際の中身は安心して読めるSNEリプレイって感じでした。

 たのだんが無暗にピンク色な空気満載だったので、本当に安心して読める。

 

 馬泥棒事件の真相を探るため街に出たラファル達一行が、新たな仲間を加えて困っている人を助けてめでたしめでたし……でまぁだいたいの話は説明できるのだが、仲間になったリルドラケン(竜人族)のルシアスが素敵すぎる。

 三人のレベルが2~3程度なのだが、ルシアスはレベル5。先輩としてパーティに加勢する形で参加なのだが、スキルの組み合わせは――

プリースト5/ファイター2/レンジャー1

 頑丈な種族を選んでこの組み合わせ。攻防においてはラファルと同程度に抑えた上で、固い壁と回復能力を両立させてある。強い新キャラ加入のせいで昔からパーティにいたキャラが見劣りする、という場合がRPGにおいてたまにあるが、ルシアスはそこらへんを物凄く考慮してあるのが嫌でもわかるほど。

 そして実際の戦闘でも、自ら前に出て、敵を攻撃せずにひたすらラファルの回復に努めていた。なんという下僕先輩。頼りになるにも程がある。ラファルのために生まれラファルのためにひたすら呪文で献身。もう馬じゃなくてこいつに乗ればいんじゃないのか。ドラゴンライダーならぬドラゴンマンライダーの誕生である。

 なんとなく、たのだんのシャーリィさん(脆い前衛)とレクサス(回復主体で戦闘力も補助的にもっているサポート役)の関係をゲーム的に強化したものが見えるような気がする。システムそのものができて間もない頃のキャラだったせいか、レクサスは数値面において中途半端なキャラクターになっていた。ルシアスの方向性とカスタマイズぶりは、少なくとも2話においては完璧に発揮されている。

 ロンゲのイケメンからトカゲになったが、個人的な嗜好だけで言わせてもらえば、これもパワーアップだ。異論を聞く気はない。

 

 蛮族達が不穏な動きを見せ始めている事も今回の話で臭わせてきたが、今回はあくまでさわり程度。個人的には、まだはっきりと見えてこない物語よりもキャラクター達の構成・設計を眺めているのが面白かったり。メンバーの入れ替わりなんかも計画しているらしいが、今回の下僕トカゲは最終メンバーにいて欲しいのが個人的希望。

(C)田中公侍・グループSNE/富士見書房 
(C)石ノ森章太郎/東映

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