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2009年9月

2009年9月28日 (月)

久々に近況

 皆さん、お元気でしょうか。松友健はそこそこ元気で微妙に病気です。主に心の。

 次作の近況ですが、残念ながら順調とは言い難い状態です。というのも自分は尻を叩かれないと速度を上げる事ができない性分なのですが、今ちょっと編集サイドが忙しいらしく、放置期間の最中であります。

 しかし漫然と時間を浪費するのは良くないと思い、緩慢ではありますが執筆自体は進めています。前作・前前作への御意見を受け止め、真摯に反省し、少しでも広く受け入れて頂けるよう、媚や諂いと言われようと僅かなりとも売れるよう努力したいと思います。

 ここで一つ付け加えさせて頂けるならば、自分の申し上げたい事は、上記の文章には嘘八百が混じっているぞ。すまん。

 まぁ少しずつでも進めているというのは本当だ。去年の今頃は絵師さんからラフが届いて「良く言えば真面目で大人しそうな、悪く言えば少々野暮ったい顔だち」の耕治がずいぶんイケメンで「なんとー!」とか心で叫んでおった。無論、ブサイクにしてもらおうとか全然思わなかったのでそのまま通したが。

 それを思い出しながら、毎日どんなに少しでも何か書く事にはしている。まぁ本当に少しで、本文は一切進まずにプロットやチャートや敵能力表だけいじる日もあるが……。

 とりあえず自分の作品を待っている人が一人でもいるかもしれないので、ただ待たせるのも悪いと思い、少しだけ公表というか予告というか、そういう事を書いておく。

 

 次作はかなりサイコロ任せなゲームになるだろう。前作・夢幻の双刃は「戦う前に勝負はついている」という作りで、主人公は脆いが知っている場所では絶対に死なない、という設計だった。だが次はその逆だ。レベルアップや能力取得にサイコロの乱数を使うような設計にしてやろうと思っている。

 無論、ただの運ゲーにはしないよう気をつけはするが。プレイヤーの意思が全く介在しない物にはしない。

 成長の仕方は、とある少年漫画から模倣してある。前2作同様「○○をゲームブックで再現するとしたらどうやればいいか?」という事を常に考えている。

 あと、フラグと分岐は作っておくが、死なず負けず最後まで行けば、大概はハッピーエンドにはなるようにしておく。

 相変わらず、主人公には顔も名前もセリフある。そもそも旅の戦士ではなく、どこで何して生きてきて職業は何か、まで決まっているので……これで名前だけ無しにして「読者と一体でござい」と言っても無理があるだろう。

 

 なんか今までにどこかで書いたような事も混ざっているが、現時点では上記の通りだ。ドルアーガの最終巻を待つついでにでも覚えておいていただければ幸いである。

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2009年9月26日 (土)

レビュー たのだん(3) 16回目・第9話 じんせいはぼうけんだ!

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

(いよいよ「たのだん」も最終話。このシリーズのレビューも終える事となりますが、最後にちょっとだけ趣向をこらす事にします。

 聞くところによると、似た傾向の絵がならんでいても的確に目当ての絵師を見抜く「絵師ソムリエ」や、好きな声優の声ならたった一言からでも聞きわける「アニメ専用絶対音感の持ち主」が世の中には居るとの事。

 そこで今回、紹介文の中に「たのだん」以外からの挿絵も混ぜておきました。あなたの鑑識眼に挑戦です。間違い探しの要領でお読みください。)

 

Photo_2 シャーリィ  人間・女・16歳

二刀流で戦う盗賊少女。

筋力25のパワーファイターと化し、虚弱な昔はどこへやら、どこへ出しても恥ずかしくない立派なアタッカーに成長した。それでも心は乙女なヒロイン。

 

Photo_3 チロル  ドワーフ・女・18歳

両手武器で戦うパワーファイター。

シャーリィと二人で前衛を担当し、敵を次々と血の海に沈める。プレイヤーのヒヨコ君がパワージャンキーになりつつある事が前書きで明らかにされた。 

 

Photo_4レクサス  ナイトメア・男・18歳

セクハラ神官戦士。

治療とシャーリィさんを赤面させる仕事を一手に引き受ける。戦士技能が錆ついているが、そんな力仕事は女性に任せるので無問題なのだ。

 

Photo_5 ポポ  タビット・男・14歳

ウサギ獣人。魔法も使える。

メカっ娘がいなくなったらまた大人しくなった。ルーンフォークの美少女さえ目の前にいなければ、パーティで一番の真人間ウサギ。

 

 

Photo_4  まずはレベルアップ作業。皆がエンハンサーやアルケミスト、レンジャー等の即効性ある技能を伸ばす中、なぜかライダーを1レベル習得しているレクサス。

 今後続きを遊ぶ時のためらしいが、プライベートでもこのリプレイのキャラを使っているのだろうか。

 なおライダーとは騎乗用のスキルであり、馬だの竜だのバイクだの様々な物に乗る技能である。

 これを上げていけば色々な物に乗れるので、興味のある方は実際にプレイする際に挑戦されるとよいだろう。

 既に刊行されている新シリーズリプレイでは主人公の持ち技能らしい……ただ、ダンジョンなんかではどうするのだろうか。地下迷宮に馬だの竜だのバイクだのを乗り入れるのか。まぁできなくもないだろう。RPGの迷宮はドラゴンやジャイアントが群れで現れる事ができる収容スペースがあるのだから。

 

 さて、呪いを解くのに必要な剣を手に入れ、協力者バークレイの屋敷に戻る一行。バークレイも目と口を封じる呪いをかけられているので、サービスでそれを解いてやる。

 そこでわかった事には、このナイトメアの青年、やっぱり昔のシャーリィさんの半日旦那だった人でした。当時と違い髭をそっていたので、はっきりとは見抜けなかったとの事。

 ちなみに45点というシャーリィさんへの評価は、彼が『闇夜の鷹』に所属したばかりで、

妻にも相応の強さを求めていたからだ……という理由らしい

Photo_5  

 チロルが怒りの鉄拳を見舞っているが、バークレイ氏の考えは決して間違ってはいないと思う。

 恐らく彼は子供の頃に、主人公の足手まといになるためのヒロインを見ていたクチに違いあるまい。

 ただでさえ厳しい戦いになるのなら、時間制限をかけられるよりは安心させて欲しいというのが人情というものだ……。

 

 

 

 

 

 

Photo_2  

 ここで恋愛話がおっ始まるが、恥ずかしくて文章を正視し辛いのでパス。半端に歳をとるとギャグもエロも抜きの恋愛描写に猛烈な抵抗があるので困る。

レクサス「私はシャーリィさん自身が好きなのです」

 いつからTRPGのリプレイはこうなったんだ……俺の羞恥心は有頂天! きてーメイン敵早くきてー!

 

 

 

 

 

3_2   解呪の魔剣と封印の魔剣をひっさげ、カサンドラの囚われている屋敷へ再び来た一行。さっそく牢獄代わりのカーストアーマーに挑む!

 シャーリィの筋力が25まで上がっているので、魔剣2本を一人で使う事ができる。

 アイテム・魔法組み合わせてブースト全開、命中への補正値は+7点。これで1ターンで解呪・封印を施せる……と思いきや、敵に先手を取られてしまう。

 敵の熾烈な攻撃に晒されていきなり大ダメージ。とはいえ1ターン持ち堪えればそれでOK。反撃の二刀流が両方HIT、1撃目でカサンドラが解放され、2撃目で魔物は封印された。

 

 さて助け出されたカサンドラ、目を覚ますや重大な情報を伝える。犯罪組織デスクリムゾンと手を組んだクーデリア侯爵がアンデッドの軍団を作り、戦争の準備をしているとの話だ。通信機でゲイリーに連絡を取ると、彼はそれに対処するため奔走するので、指揮官をシャーリィさん達に潰してほしいと言ってきた。

 まぁこれで「嫌です」と言う展開にはならない。なっても話が進まない。

 

Photo_6  休憩のためにバークレイ氏の別荘に世話になる一行。

 でもバークレイ氏が泉のほとりにシャーリィを呼び出してまた恋愛話を始めるので困る。

 休憩しに来たなら寝るべきであろう……延々10ページ近くを「誰が誰を好きか」とかそういう話をするのも無論結構ではあるが、こういうプレイって本当にやってるサークル有るんだろうか。

 前日読んだマンガに影響されてグラップラーごっこや歌舞伎者ごっこに走る奴ならしょっちゅう見たが……。

「虎は何故強いと思う? それは……もともと強いからよ」

 経験値ためてザコからレベルアップしていくRPGと相容れない話ではあるが……。

 

 

 翌日。ついにアンデッド軍団が動き始めた。

 スカイバイク(文字通り、空飛ぶバイク。このゲームではライダーレベルを上げればこういう物にも乗れる)でやってきた使いの者から話を聞き、一行は敵のアジトらしき場所へ向かう。

Photo_10  敵の砦に殴りこむと、なんとザコ沸きや迷宮なんぞは無く、いきなりボスが待ち構えている部屋だ。

 恐るべき潔さ。ただしボスキャラは3人組である。

 一人は女ルーンフォークのガートルード。デスクリムゾンの首領であり、マギテックシューターでもある。

 一人はリルドラケンの戦士・ルイ。頑強なパワーファイターであり、用心棒といった所か。

 最後に8レベルの蛮族・フェイスレス。こいつは魔法が得意なタイプ。

 未だかつて無い強力な敵編成である。

 

 最後の戦いが始まった。敵は強いがパーティも強くなっている。シャーリィさんが30点の攻撃を左右両手でブチ込んでいるのを見ると1巻が遠い昔に思えてならない。

 まこと神とムシケラの差が出るほどのレベルアップこそがRPGの醍醐味の一つ。

Photo_8  しかし戦闘は意外な展開に。

 シャーリィさんとチロルがリルドラケンのルイを倒した後、ポポがMPを大量に使って<スリープ>の呪文を残り二人にかける。しかも<魔法拡大/確実化>という特技を使い、成功率を上げたうえでだ。

 なんとこれが成功してしまい、敵全員を無力化しての勝利。

 まさか最終戦闘の決定打を放つのがウサギとは……。

 しかし起こす者がいなければ『睡眠=戦闘から退場扱い』とは結構厳しい裁定。

 まぁ寝転んだ所に今のシャーリィとチロルが攻撃をブチ込めば互角に近いレベルの敵なら大概死ぬだろうから、無駄な手間を省いただけなのかもしれない。

 

 

 

8  

 戦闘終了後、敵の武装を解除する一行。

 ガートルードを脱がせようとしたシャーリィさんが「この人、ノーブラでパンツもはいていない!」と言いだし、ゲームマスターがそれを採用。

 この流れに何の意味があるのか、酒呑みながら考えているが全然わからぬ。

 とりあえず砦が崩れだした。ガートルードは何かの魔法の力でワープ逃走してしまった。フェイスレスは放っといたから多分下敷きになって死んだ。リルドラケンのルイだけは抱えて運び出す事にした。

 

 

 

 ルイを捕虜とし、一行は凱旋する。今回の手柄により、一行はそのまま王宮へ通され、士官の道まで拓けてしまう。凄い出世だ。

 だが当然のようにそれを蹴る一行。冒険者は一カ所に落ち着かない物なのだ。最終話なのだから引退したっていい筈だが、一行の旅はその後も続く……という締め方を選んだのだろう。

18  最後にシャーリィとレクサスの恋愛成就みたいなシーンがあるが、プレイヤー様方の気合の入りように圧倒されるばかりだ。興味のある方は己の目で確かめてください。

 というか一つだけ述べさせていただいてよろしいか。

 じんせいはぼうけんだ! というサブタイトルだが、ぼうけんはれんあいだ! になっちまってないか。まぁ別に悪いとは言わんが。でも1話に3回は多いのではなかろうか。そうでもありませんかそうですか。

 とりあえず見極めた。「たのだん」がゲーム化するなら、ジャンルはダンジョン恋愛シミュレーションアドベンチャーなのは確定的に明らか。

 

 

 

 

 

Photo_9  

 

 

 

 

 

 

 

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)車田正美/集英社
(C)岡田芽武/秋田書店

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2009年9月23日 (水)

ミストキャッスルリプレイ3-20 最後に振り返って……

F 安納耕治

著作『夢幻の双刃』の主人公。

虚弱で貧弱だが悪燃費の特殊能力と姉への愛で魔物と戦う好青年。

 

F_3 秋月徹也

著作『夢幻の双刃』の主人公その2。

直情・短慮・迷走癖の三重苦にもめげず魔物と戦う好青年。

 

徹也「3回目のプレイ、2回目のクリアだな。これでひとまず、ミストキャッスルは終了って事でいいだろ」

耕治「ソロで3キャラ動かしたから、あまりソロプレイの例にはならないけどね。クリアーまでの最適効率みたいな物は大方わかったつもりだよ。とはいえ、MAPのランダム作成で運が絡んでくるから、どれだけ遊んでも絶対に楽勝とはいかないけどね」

徹也「ま、それは仕方ねえだろ。ランダム生成MAPにしてあるのも、多人数で遊べるシナリオサプリメントとしての特性を持たせるためだろうからな」

耕治「一緒に遊ぶ他のメンバーも持ってたから中身が全部バレてます……じゃ困るしね」

徹也「じゃ、最後って事で、俺らの最終状態をここに記録しておくか」

 

コウジ  人間・男・18歳

技能:マギテック(10)/シューター(11)/スカウト(10)/エンハンサー(1)

能力値:器用度21 敏捷度19+2 筋力13 生命力17 知力25 精神力20

最大HP:50 最大MP:50 

特技:精密射撃 両手利き 二刀流 命中強化 命中強化Ⅱ 射手の体術

ファストアクション トレジャーハント 影走り

装備:武器:デリンジャー+1(×2) 鎧:ハードレザー

頭:マギスフィア(小) 耳:マギスフィア(小) 顔:― 首:マギスフィア(中) 

背中:マギスフィア(大) 右手:疾風の腕輪 左手:マナリング 腰:ガンベルト

その他:壊すための指輪を装備(主に俊足の指輪)

 

テツヤ  人間 グラップラー(11)/スカウト(9)/プリースト(9)/エンハンサー(5)

器用度20 敏捷度24 筋力18+2 生命力15 知力20 精神力18 

最大HP:63 最大MP:45 

特技:魔力撃 両手利き 二刀流 頑強 魔力撃強化 飛び蹴り

追加攻撃 投げ攻撃 カウンター ファストアクション トレジャーハント 影走り

装備:武器:ハードノッカー+1 スタンパー+1 鎧:アラミドコート

頭:― 耳:― 顔:― 首:幸運のお守り 

背中:― 右手:怪力の腕輪 左手:壊すための指輪を装備(主に俊足の指輪) 腰:ブラックベルト

その他:聖印

 

Photoマサシ  人間 ファイター(11)/プリースト(10)/セージ(9)/レンジャー(1)/エンハンサー(1) 

器用度21 敏捷度22 筋力18+2 生命力17 知力20 精神力19 

最大HP:80 最大MP:49 

特技:魔法拡大/数 魔力撃 マルチアクション 頑強 武器習熟/槍 足さばき

タフネス 鋭い目 弱点看破 マナセーブ

装備:武器:ノーマルランス+1 鎧:イスカイアの魔導鎧 盾:カイトシールド

頭:とんがり帽子 耳:― 顔:― 首:光のアミュレット 

背中:― 右手:怪力の腕輪 左手:壊すための指輪を装備(主に知性の指輪) 腰:ブラックベルト

その他:聖印

 

徹也「いや、随分と強くなったもんだ。レベル15程度までの敵ならほぼ問題なく倒せるからな」

耕治「このデータも、ルールに追加や版上げがなされるうちに弱く古臭いものになっちゃうんだろうね」

徹也「嫌な事言うな、お前は」

耕治「いや、悲観してるわけじゃないよ。作品が長続きして進化し続けるのは良い事だからさ。ソードワールド2.0も長続きすればいいねって事」

徹也「そうだな。及ばずながら、前途を祈っておくか」

耕治「ここまで読んでくださった方、長々と御付き合いありがとうございました」

徹也「どうせまたじきに何かやるから、その時にはよろしくな!」

耕治「実は予定だけならもうあるんだけど……まぁその時にね」

徹也「へっ、大した内容でもないクセに勿体ぶるなっての」

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2009年9月21日 (月)

ミストキャッスルリプレイ3-19 清算

【ついに強敵全てを葬り去った三人。いよいよ脱出の時が来た。最後に待ち受ける物は……】

F_2

コウジ  人間 マギテック(10)/シューター(11)/スカウト(10)/エンハンサー(1)

器用度21 敏捷度19+2 筋力13 生命力17 知力25 精神力20 

好きな物:故郷の姉ちゃん  嫌いな物:フラグミス

 

F_3 テツヤ  人間 グラップラー(11)/スカウト(9)/プリースト(9)/エンハンサー(5)

器用度20 敏捷度24 筋力18+2 生命力15 知力20 精神力18 

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物  嫌いな物:足の長いイケメン

 

Photoマサシ  人間 ファイター(11)/プリースト(10)/セージ(9)/レンジャー(1)/エンハンサー(1) 

器用度21 敏捷度22 筋力18+2 生命力17 知力20 精神力19 

好きな物:正直者  嫌いな物:拳骨バカ

 

(今回のMAP)

315                  

 

 

 

 

コウジ「ついに最終ミッションですが、ここに来て凄く大きなミスが発覚しました

テツヤ「チッ、わかってるよ。俺はまだ<飛び蹴り>を習得してなかったし、<強化魔力撃>との併用も出来ないんだろ

マサシ「ははっ、自動習得特技と勘違いしていた上に『宣言を要する戦闘特技は併用できない』を忘れてたな」

テツヤ「うっせー。魔力撃は9レベルになったら強化魔力撃に進化すると思い込んでた(※大間違い)し、<飛び蹴り>は補助動作だと思い込んでた(※大間違い)んだよ! それに飛び蹴りでギリギリ倒せた奴なんていねえだろ! 正当なルール運用してても結果は変わってねえよ!

マサシ「おやま、イカサマヤローが開き直ったぜ」

テツヤ「テメエ! 原作正ルートで死ぬ脇役の分際で!

コウジ「まぁまぁ、落ち着いてテツヤ。もちろん、今から2話ぶんをやり直したりはしないよ。TRPGは大概の場合、過去のルールミスがわかってもいちいちやり直さない物だからね。それにしょっちゅう死ぬのはテツヤも同じじゃないか。だから落ち着いて、このイカサマヤロー

テツヤ「てめー喧嘩売ってるならタダで買ってやるぞコノヤローバカヤロー!」

コウジ「その値段では売れません。というわけでそろそろレベルアップ作業を終えるよ。皆11レベルになったから、新しい戦闘特技を覚えられるね」

テツヤ「チッ。だったら俺は<飛び蹴り>だ。間違ってた状態にちっとでも近づけるためにな。<強化魔力撃>と併用できない以上、使う事は無えだろうが」

コウジ「じゃあ僕は<射手の体術>だよ。これはシューター技能を回避の判定に使えるというものさ。これで防御面も少しはマシになったよ。まぁ使わないだろうけど」

マサシ「ほんじゃ俺は<足さばき>にでもすっか。これで魔法を使いながらの制限移動でも接敵できるだろ。ま、使わないだろうけどな」

 そもそも何を覚えても、もう駆使して戦う敵がいないのだ。

コウジ「じゃあラストミッション開始だ。出発するよ」

 拠点を出た三人、東へと向かう。

【明かりの灯る館】E-4

Photo サンドリーヌ

「まさか、この街の上位蛮族を全て倒してしまうなんて……。

これからどうなさいますの?

ここに来たという事は……」

コウジ「はい、貴女からの最後の依頼を請けに来ました

 既に知っておられる方も多かろうが、このサンドリーヌ、蛮族でありながら人間の青年を愛してしまい、この街から(彼とその妹を連れて)脱出し、どこかで静かに暮らす事を希望しているのだ。

マサシ「とはいっても、他の上位蛮族が全滅しているんだ。いっそここに残って支配者にでもなるかい? そうすりゃ望み通りの生活も送れるだろうぜ」

サンドリーヌ「いえ……やはりこの街から出たいと思います。この街の蛮族達に人間との共存を訴えても聞かないでしょう」

テツヤ「ま、そうだろうな。きっかけ無しで生活と価値観を反転させるのは無理だろうよ」

サンドリーヌ「それに、最近は野良熊や野良象や野良恐竜が出歩くようになっていて……私にとっても結構命がけな場所になっているのですわ」

コウジ「うん、正直街の住人がどうやって生き延びているのか不思議に思ってました。一緒に街を出ましょう」

 こうしてサンドリーヌとその恋人クリス、クリスの妹ハイネとともに街を出る事になった。サンドリーヌは水門の合言葉3つのうち2つまでを知っていたが、コウジ達三人はあえて拠点へ引き返す。

【三色の天幕】C-4

 街を出る方法の一つ。それは街一番の商人ザバールに脱出の手引をしてもらう事である。これにはこの商店で買い物をした時に記録される「ザバールポイント」が一人6000点必要になるのだ。

 なお、三人は今迄に総計38000点以上のポイントを貯めている。

Photo_2 ザバール

「これで途中からの細かい計算を忘れてたっていうんだから驚きだね。

ま、君達がそれだけよく働いてくれたって事なんだけど。

色々あったが、終わってみると大した買い物だったわけだ、君達は」

テツヤ「へっ、こっちも世話になったな。じゃあ6人ぶんの手引を頼むぜ」

サバール「いや、サンドリーヌさん達は自分達のポイントを持っている。だから必要なのは君達三人ぶんだけだね」

コウジ「なんだ、そうですか。それじゃあ20000点以上余るね……じゃあこの店にある剣の欠片を全部ください」

ザバール「在庫は30個ほどだが……ま、持っていくといい。それじゃあ脱出用の馬車を用意するよ」

マサシ「サンキュー。それじゃ、達者でな」

サバール「お互いにね」

 こうして三人は奴隷の首輪を外して貰った。そしてザバールの外部取引用の馬車に潜り込み、使用人に紛れて外を目指す。

【脱出】

 一行を乗せた荷馬車は、無事に叫びの門を出る。霧の街の影は、徐々に赤茶けた地平線の彼方に遠ざかり、やがて消える。その頃になって、一行はようやく、あの恐るべき街からの脱出に成功した事を実感した。一行が歓喜したとき、それを待ち構えていたかのように、最後の敵が獰猛なその姿を現した。

 最後の敵はレッサードラゴン。13レベルモンスター、剣の欠片で強化されたボス級の敵である。他にも多数の敵が出現しており、ザバールの雇った護衛達はそちらの迎撃を行っている。

テツヤ「こいつで終わりか! やってやるぜ!」

 1ラウンド目。先攻権は奪取。複数部位型の敵なので、まずはコウジが散弾を撃つ。

コウジ「ファストアクションとリピートアクションを併用した8連発だ。受けろっ!」

 散弾が翼を引き裂き、胴体にめり込み、頭を撃ち抜いた。7発が命中、合計143点のダメージを全部位に与える。ドラゴンの部位には最大でも119点のHPしか無い。コア部位である頭も含め、全てが粉砕されてしまい、竜はその巨体を地に沈めた。

テツヤ「……ラストバトルなのに何もしてねえわ」

マサシ「ははっ、俺もだ」

 周囲を見れば、護衛達も勝利を収めつつある。ほっと一息、後はカシュカーンの街へ入るだけ。

 だが……

?????????「その前に、私と最後の決着をつけてもらおうか」

テツヤ「なんだと? 誰だ! もう誰も残ってない筈だぜ」

?????????「フッ、連れない事を言うな。せっかくの最大決戦をルールミスを残したまま終わらせてはつまらなかろう……そう天の御達しがあってな。ここで真の最終決戦を行おうというわけだ」

マサシ「ま、やり直しが一戦ぐらいあってもいいかね。で、あんたが再戦の相手ってわけだ」

 

 

 

 

  

Photo_3 ヤーハッカゼッシュ

「そう。私は帰ってきた。

真の決着をつけるために。

そのためだけにな」

 というわけで、本来もうゲーム終了ですが、彼との戦闘のみやり直す事とします。この戦闘での経験値・ドロップアイテムは無しという扱いです。

テツヤ「ふん、構いやしねえよ。すっきり終わらせてやるぜ、旦那!」

ヤーハッカゼッシュ「そうか。ならば私も本当の力を見せねばなるまい……!」

 緑将は擬態を解き、15レベルモンスター・ジェイドバジリスクとしての真の姿を露わにする!

 

 

 

2  

 

 

 

 

 

テツヤ「いやこれ絶対違う

コウジ「でもジェイドバジリスクの変身後イラストが何処にも無いんだよね

テツヤ「それでももうちょっと似てる物は出せ!」

コウジ「仕方ないなあ……じゃあこれで」

2_2 

テツヤ「これも何か違うんだが、まぁさっきよりは近いか……」

マサシ「ははっ、恐竜じゃねえかこれ」

コウジ「まぁ大きなトカゲには違いないからさ。人から変身する所は同じだし」

 

 ともかく戦闘開始である。

 1ラウンド目。もはや出し惜しみは無し、指輪を壊して達成値を上げながら先攻権奪取。

マサシ「まずは俺がバトルソングだ。結局、最後までこれに御世話になりっぱなしだったぜ」

コウジ「僕はさっき同様の8連射。キャッツアイも併用して、21点まで上げた命中値で撃ち込む!」

 ジェイドバジリスク(4部位)の回避値は16~19。サイコロ2個の判定同士では結構有利である。結果、8発のうち……

1 コウジ

「あ。8発全部命中しちゃった。

とりあえずダメージロール……

ええっと、全部位に182点のダメージだね。

一番固い部位でもHPは114しかないから、全部位を破壊したよ。

戦闘レベル、ターゲット確認。破壊終了。よって僕らの勝ちだ

テツヤ「な、何だってぇ!? どうなってるんだおい!」

マサシ「部位が多いぶん、増幅分のHPは各部位に分散しちまうからな。これまでの戦闘でもうわかってるだろ」

コウジ「確かに全弾命中は出来過ぎだけど、6発も当たれば致命傷だったわけだから、もう少し期待値通りに行っても結果は同じだったよ」

3 ヤーハッカゼッシュ

見事だ、人間達よ。

お前達のレベルが上がってから出てきた事も敗因かもしれんが、負け惜しみは言うまい。

胸を張れ。そして人間の街へ凱旋するのだ。

私に勝利した者としてな……」

 今度こそ本当に、ヤーハッカゼッシュは息絶えた。気がつくとその姿は消えており、どこにも跡一つ見えない。

 果たして、この戦いは夢か幻だったのか……?

テツヤ「緑将の旦那……もっと格好良いイラストを見つけてやれなくてすまねえ。成仏してくれ、あばよ」

 敵同士とはいえ、戦いが終われば憎しみは無い。ただ冥福を祈るのみ。

 三人はザバールの護衛達と別れ、サンドリーヌ達を連れてカシュカーンの街へと向かう。門を潜り抜けて後、ほどなくしてカシュカーンは霧の街から脱出した者を迎えて大騒ぎとなった。

 やがて一行は王位継承権5位、自身も神官戦士で蛮族との戦いの最前線にいる“姫将軍”マグダレーナ・イエイツの前に通される。

 

2_3 マグダレーナ

「お前達が霧の街から戻ってきた冒険者か。

まことにごくろうであった。

あの街はいずれ奪還作戦を行うつもりだが、情報の提供者として、そしてその時の戦力として、我々に協力してはもらえぬか」

 

テツヤ「協力つってもな。あの街、今ならもう戦力ガタガタだぜ」

マサシ「これが情報提供。戦力としての協力はもうしちまってるな。姫さん、二つとも御頼み叶えたぜ」

マグダレーナ「なんと、それは驚……」

Photo_4 バルクマン

「こらこら、お前ら。

いくら大業を成したとはいえ、姫の御前でその態度は何だ。

もう少し口の利き方に気をつけよ」

コウジ「御言葉ですがバルクマン殿。僕らはもう姫様と御友達です

バルクマンとテツヤとマサシと姫「はあ?」

コウジ「今まで集めた剣の欠片554個、全て名誉点に変換しました。そして得た1900点以上の名誉点をコネクションの獲得に費やします。信頼度によって必要となる名誉点は異なりますが、マグダレーナ姫との『貴重な友人(信頼度最高)』に要するポイントは1700点なので足りています。NPCとのコネクション成立にはゲームマスターの許可が必要ですが、ソロプレイではプレイヤー=ゲームマスターなので許可は出しましたし出ました。以上の理由で、姫と僕らは友人です

マグダレーナ「いや、そんな事を急に言われても……」

コウジ「というわけで姫。友人からの頼みを一つ聞いていただけませんか

マグダレーナ「え、ええっ!?」

バルクマン「おい貴様! いくらなんでも無礼……」

コウジ「あの街の上位蛮族だったにも関わらず、人間との共存を望む御婦人とその家族に、安心して暮らせる場所を与えていただきたく思います」

バルクマン「そこの御婦人が!? しかし、元蛮族と聞いては……」

マサシ「おおっと親愛なる姫君、俺からの願いはそこの兄ちゃんを静かにさせてもらう事な」

バルクマン「お前……!」

テツヤ「んじゃマイフレンド。俺からの願いは、暮らせる場所を与えた後もできるだけサンドリーヌさん達の事をよろしく頼むって事で一つ。姫さんの負担にならない範囲でいいからよ」

マグダレーナ「……ふふ、よかろう。それだけの事はしたのだ。私が責任をもって引き受けよう」

Photo_5 サンドリーヌ

「あ、ありがとうございます!

何と御礼を申し上げれば良いのやら……

この御恩は忘れません」

 

 知っている限りの情報を教えた後、三人はカシュカーンを後にした。既に支配者階級が壊滅状態になった霧の街の攻略は、姫の率いる軍が成し遂げるだろう。勢力図も大きく動くかもしれない。

 だがそれはあくまでこの世界の事。異邦人の三人は関わらぬ事にしておいたのだ。

コウジ「これにて一件落着だね。今回も結局、サンドリーヌさん達を連れて脱出になっちゃったけど」

テツヤ「はん、ハッピーエンドに越した事は無えし、善人が報われるに越した事は無えよ」

マサシ「とりあえず家に帰るとすっか。長旅だったからな、ちょいと布団でごろごろしてえわ」

コウジ「そうだね。今は帰ろうか。姉ちゃんも待ってるだろうしね」

 こうして三人、カシュカーンの街を後にする。

 またいずれ、どこかを旅するとしても……今は休息の時なのだ。

【終】

(C)グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映

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2009年9月18日 (金)

ミストキャッスルリプレイ3-18 バトルロード

【物資の買い込みばかりか装備の新調まで行う三人、連れだって拠点を出る。その顔には今まで無かった緊張と決意が漲っていた。三人の目的とは……】

F_2

コウジ  人間 マギテック(10)/シューター(10)/スカウト(9)/エンハンサー(1)

器用度20 敏捷度19+2 筋力13 生命力17 知力25 精神力20 

好きな物:故郷の姉ちゃん  嫌いな物:フラグミス

 

F_3 テツヤ  人間 グラップラー(9)/スカウト(9)/プリースト(9)/エンハンサー(5)

器用度20 敏捷度23 筋力18+2 生命力15 知力20 精神力18 

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物  嫌いな物:足の長いイケメン

 

Photoマサシ  人間 ファイター(9)/プリースト(9)/セージ(9)/レンジャー(1)/エンハンサー(1) 

器用度20 敏捷度22 筋力18+2 生命力17 知力20 精神力19 

好きな物:正直者  嫌いな物:拳骨バカ

 

(今回のMAP)

315                  

 

 

 

 

コウジ「マギスフィア(大)を10個、常時1個を装備。20点の魔晶石も10個。俊足の指輪は闘技場の報酬として貰った分もあわせて20個以上ある。こっちのアイテムはOKだよ」

テツヤ「俺は特に装備に変更なしだ。5点の魔晶石が残ってたな。それをくれ。指輪も半分貰うぜ」

マサシ「俺は武具を新調しといたぜ。9レベルになって習得した<武器習熟:槍>で、やっと原作どおりに槍装備だ。あと知性の指輪も10個ほど用意させてもらった。こっちの道具もOKだな」

コウジ「前回得た16790点の経験値でレベルも上がったね。僕はあえて方向性を偏らせて<命中強化Ⅱ>だ。正直、この特技はミストキャッスルでもないと取らない物だと思うけど。今回はこの街に徹底特化するよ。目標のために、ね

テツヤ「ネームドクラスの蛮族全滅作戦な……。しかもクレアクレアさんが持ってる守りの剣の力は借りず、ひたすら正面から力押しとはよ」

マサシ「ははっ、ソロで3人パーティなんて難易度ベリーイージーモードでやってんだ。そのぐらいやって終えても悪くねえ」

コウジ「★を経験値に換算するため、ランダムミッションを請けておいたよ。依頼は人探しだ。まずは麻薬窟に行くよ」

【麻薬窟】B-3

 ここで探し人(奴隷の女性)が翡翠の塔へ向かったと聞かされる。だが三人はあえて北西へと向かった。

【ブラグザバス神殿】A-1

 神殿には入らず、周囲を囲む湖をぐるりと周る三人。不審者を追い払おうとセイレーンが3匹飛んでくるが……

コウジ「ごめん、邪魔だから消毒するね」

 散弾2連射で一瞬のうちに葬った。

 そのまま外周にそって神殿の裏。池にボートを浮かべ、大神官の“澱みの毒”イヴァンが物想いに耽っている。彼が何を考えているのか、気になる人は作品を購入されたし。三人にとっては興味の無い事、武器を手に大股で迫った。

Photo イヴァン

「何か用かな?

僕は君たちに用も興味もないけれど……」

 

テツヤ「率直に言うが、死んでもらう。理由は聞く必要ねえな?」

 テツヤの言葉が終るか否かのうちに、池から飛沫をあげて魔物が姿を現した。護衛のスキュラ2匹である。

マサシ「ま、何か潜んでた事は気配でわかってたけどな。3対3だ、遠慮はしないぜ? 1匹相手でもしないけどな」

 スキュラは8レベル、イヴァン(邪教の大神官)は13レベルの敵である。今までで最強の編成である事は確かだ。

 1ラウンド目。コウジが散弾4連射。スキュラの部位が多い(4部位)ので、全てを巻き込む事はできない。だがコア部位(潰されたら死ぬ部位)はあくまで一つ。連射が終わると、スキュラは全滅していた。イヴァンも散弾が2発ほど流れ、少々のダメージを受けている。

 13レベルモンスターとして15点の回避力を誇るイヴァンだが、コウジの命中値は特技装備込みで17。さらに錬技<キャッツアイ>で1点上げる事もできるのだ。これでは滅多な事では避けられない。

テツヤ「とどめだ……覚悟!」

 エンハンサー技能を5まで上げ、テツヤは<スフィンクスノレッジ>を習得。これは1ターンの間、知力を12点上げるというもの。強化魔力撃と併用する事により、命中・ダメージを2点ずつ上げる事ができる。この時のテツヤの命中値はキックで17、パンチが19。ダメージは1発あたり30前後。これが最大で7回連続して敵を襲う。

 100点以上のダメージが炸裂し、弱っていたイヴァンは吹っ飛んで池に叩き落された。後には躯が浮かぶのみ……。

テツヤ「新技の威力は上々だぜ。次に行くか」

 倒した証とばかりに、敵が持っていたアイテム女神のヴェールを貰って行く。彼が誰にこれを渡すつもりだったのか……それは三人には関係の無い話だ。

 

 一路、南東へ。ランダムイベントで奴隷をいたぶっているガルーダがいたが、12レベルのボス級蛮族を三人は軽く葬って先へ進む。ワンダリングモンスターとして出る最強クラスの敵だが、もう三人の敵ではない。

 途中、娼婦街で一泊してからさらに南東を目指す。

【ダルクレム神殿】E-7

 骸骨でできた神殿に入ると、十数名の部下を従えた大神官が出迎えてくれた。ブラッドトロール(13レベルモンスター)の“豪将”プトゥートである。

Photo_2 プトゥート

「むむ? お前らの顔には見覚えがあるぞ……

闘技場を制覇した人間どもではないか!

ちょうど良い、一度、手合わせしたいと思っていた所だ」

 プトゥートは練習試合をやらないかと持ちかけてくる。模擬戦とはいうが、その実は4ラウンド目以降ならいつでも中断できるというだけの真剣勝負である。だが模擬戦では、プトゥートは部下をつれず一人で戦うのだ。これはチャンスである。三人の返事は……

コウジ「ごめんなさい。今日はあなたの首を獲りに来たんです」

 異邦人であり、依頼されたわけでもなく、どうせこの街を去る三人である。せめて騙し討ちみたいな真似はするまいと、ここに来て妙に正直になってしまった。

プトゥート「ほう? その言葉、口にしたからには冗談で済まんぞ」

 プトゥートの合図とともに、10匹のボガードと3匹のトロールが、彼とともに襲いかかってくる……!

 1ラウンド目。先攻は奪取。まずはマサシがバトルソングを歌う。次に……

コウジ「僕も新しく覚えた呪文を試させてもらうよ」

 リピートアクション! 背負った大マギスフィアが砕けるとともに、コウジの分身が生み出された。この分身はコウジと全く同じ行動を同じ能力で行うのだ。ただしMPを消費する行動をとれば、それは本体であるコウジが消耗せねばならない。無論、そのために20点の魔晶石をいくつも購入したのだが。

 両手拳銃とファストアクションにより4連射、分身も同じだけ撃つので合計8連射! ボガードとトロールが次々と吹き飛んでいく。撃ち終えた時、立っていた敵は傷口から血を流すプトゥートただ独り……!

プトゥート「我が部下が、一瞬で……!?」

テツヤ「そしてアンタもな!」

 176点のHPを95まで減らされたプトゥートにテツヤの連続攻撃が炸裂。126点の総ダメージ。拳の雨を食らい、ブラッドトロールは大音響とともに床に崩れ落ちた。

【翡翠の塔】固定3

 ここで探し人がガルーダに襲われているのを発見。当然、敵を血祭りにあげて運河に投げ込んでおく。可哀想だが、彼女にはいましばらく三人に付き合ってもらおう。

 ザバールポイントが余っていたので手に入れた運河通行証。これを使って塔のある島へ渡り、守衛のリザードマンマリーナ達をあっさり屠る。

コウジ「まずは最下層から行こうか」

 階段を下りる三人、湿った巨大な空洞に出る。ここにはヘルスキュラ(11レベルモンスター)の“汚水の女王”オンディーヌが住んでいるのだ。

オンディーヌ「オ腹空イタ~……アア、餌ガ来タヨ!」

マサシ「おやま、こいつは直球だこと」

テツヤ「へっ、こういう奴の方が気兼ねなく葬れるってもんだぜ」

 オンディーヌは部下としてカーストアーマー(12レベルモンスター)を連れている。本人も4部位のモンスターであり、結構数で攻めるタイプかもしれない。

 1ラウンド目。コウジの4連射が火を噴く。たちまち血まみれとなって断末魔をあげるオンディーヌ。タフなカーストアーマーは持ち堪えるものの、HP強化のされていない雑魚モンスター。瀕死に陥り、テツヤのキックで砕け散った。

コウジ「数も質も半端だったから楽勝だったね。それじゃあ上へ引き返そうよ。この塔にはあと2匹いるからさ」

 

 塔の中層部。わけのわからない機械と死体の細切れ、そして手術台が並ぶ空間。そこでは一人のタビットが、楽しそうに死体をこねくりまわしていた。血の染み散らばる吐き気を催すような部屋で、そのタビットは三人の方へ振り替える。

Photo_3 ムギド

「イッヒッヒ。

何の用で来たのかな~ぁ?

改造して欲しいなら喜んでやってあげるけど?」

コウジ「ごめんなさい。あなた含め、この塔の蛮族を退治に来たんです」

ムギド「こりゃあ参ったね~。今度の材料は活きが良すぎて、絞める所から始めないといけないのか~。ウヒヒッヒ~」

 このタビット、実はレッサーヴァンパイアであり、11レベルのモンスターでもあるのだ。ただし部屋があまりに変態じみて部下も入りたがらないのか、単独でここにいるようである。

 1ラウンド目。テツヤの連続攻撃が見事に炸裂。ダメージはあまり奮わないが全段命中し、132点あったHPを一瞬でゼロに引きずり落とした。

 格闘ゲームでいう所の10割コンボのごとしである。部屋にある「材料」同様になってしまったムギドを見下ろし、肩を竦める三人。

コウジ「ミストキャッスルの売りの一つが、この人による魔改造で改造人間になる事なんだけど。僕らはとうとう、一度も御世話にならなかったね」

テツヤ「全滅からの復活として、救済手段なんだがな。俺らはついに自ら背水の陣をしいたってわけだ」

マサシ「へっ、どうせ終了は目の前だ。いまさら弱気は無しだぜ」

 互いに頷きあい、三人は部屋の階段を登る。この塔には、敵はあと一人しかいない。

 

 最上階には、広い玉座の間があった。多数の翡翠像が飾られ、その中央にある椅子に壮年の男が座っていた。彼は余裕と飽きと僅かな期待の混ざった笑みを浮かべている。

Photo_4 ヤーハッカゼッシュ

「話はだいたい聞いている。

人間でありながら、力のある蛮族を狩っている連中がいるとな。

我が元へ来ないかといくらか期待していたが、本当に応えてくれるとは喜ばせてくれるではないか。

これなら楽しませてくれる事も期待していいかもしれんな……」

 そう言うと、彼は椅子からゆっくりと立ち上がった。

コウジ「楽しめるとは思えませんが、お相手はしてもらいます」

テツヤ「短い付き合いになるが、よろしくな。総大将」

マサシ「遺書したためる暇は無えぞ。互いにな」

 ジェイドバジリスク・変身前はレベル14。三人は彼に挑む。

 指輪を壊しながら、弱点(冷気攻撃に弱い)を見抜き、先手を取る。

 1ラウンド目。バトルソングを歌うマサシ。これで後の二人は命中+2、テツヤはダメージにも+2。

 コウジは最大攻撃の8連射を慣行。エフェクトバレットで冷気弾を作り、片っぱしから撃ち込む。錬技キャッツアイと補助魔法ターゲットサイトも併用、命中値は21。敵の回避値は16、ダイス目が不調だがそれでも6発命中。140点のダメージ。

 だが敵のHPは168。28点残ってしまう。

コウジ「これで倒せないとは流石。でも……」

テツヤ「悪いな、大将。終いだ」

 飛び蹴り、そして渾身の鉄拳。魔力で増幅された威力が体を打ち抜き、“翠将”はついに膝をついた。

Photo_5ヤーハッカゼッシュ

「……見事、としか言えんな。

期待を遥かに超えている。

俺の真の力も見せてやりたかったが……不甲斐なさを許せ」

コウジ「こちらこそ、非礼をお許しください」

テツヤ「ま、何もさせずに倒すってのも、試合ならぬ戦闘だからという事で勘弁してくれや」

マサシ「仮に変身してから戦っても、ちょっと手順が変わるだけで結果は同じだったと思うしよ

 ヤーハッカゼッシュは息絶えた。最期に何を想ったか……知る術なく、知った所で如何ともしようがない。三人はあえて躯をそのままに、王座の間を、翡翠の塔を後にする。

 そして……

【娼婦街】C-5

Photo_6  アリアドネ

「はい、報酬よ。全部お金でいいのよね?

しかしまさかここまでやってくれるなんて……。

この街の上位蛮族、もう全滅同然よ」

コウジ「確かにあと一人、残ってますね」

 金を仕舞う三人。しかし探し人だった奴隷娘の姿は無い。三人は武器を取りだした。怪訝な顔のアリアドネ。

コウジ「ここに来る前、あえて遠回りして木漏れ日の施療院に寄りました。ウルスラさんの所で情報を聞いたんです。この街に、外の蛮族勢力から、ヤーハッカゼッシュの勢力を削ぐための刺客が送り込まれた、と。刺客は街の住民に溶け込み、反抗勢力に潜んで活動しているとの事です」

アリアドネ「……」

テツヤ「ウルスラさん、そいつの名前も知ってたぜ

アリアドネ「そう……」

マサシ「まぁなんだ、ヤーハッカゼッシュに何かしてやる義理は無えんだが。蛮族の暗躍を黙って見てる理由もなくてよ」

 物陰からレッサーヴァンパイアが2匹、姿を見せる。アリアドネの本当の部下である。アリアドネも人間離れした身軽さで間合いを離して身構えた。リャナンシーアサシン(15レベルモンスター)との戦闘である。

アリアドネ「知られた以上、生かしてはおけないの。ごめんね」

コウジ「生かしてもらいますので、お構いなく」

 1ラウンド目。景気よく指輪を壊して先攻奪取。三人の攻撃となるのだが、リャナンシーアサシンの回避値は20。可能な増幅措置全てをとっても、安定して当てる事は難しい。

 とりあえずマサシはバトルソング。これで後の二人をサポートする。

 コウジはファストアクション・リピートアクションを使って散弾8連射。キャッツアイとターゲットサイトも使うが、これでも命中値21。命中率は6割程度。

 ……なのだが、ダイス目が微妙な所で良い。敵の回避値をギリギリ上回る値が何度も出る。運命変転まで使って、合計7発命中。183点の敵HPをいきなり28まで減らす。無論、レッサーヴァンパイアには全弾命中。一瞬で葬り去った。

 重傷でふらつくアリアドネにテツヤが襲いかかる! こちらの命中値も21(キックは19)。蹴りは外れたが拳が2+2の4発命中。66点の総ダメージを与えて壁に叩きつけた。

Photo_7 アリアドネ

「……正直、言うとね。

途中から、あんた達が厄介な存在になってきたなって思ってたの。

やっぱり、手を打っておくべきだったなあ……」

コウジ「そうですね。僕たちをここまでにしてしまった大きな要因の一つが、貴女から請けた依頼とその報酬だったわけですし

 特別クエスト2:名のある蛮族の討伐が、経験値的に大きすぎた。あれが無ければこんなに無茶なバトルはやってなかっただろう。

テツヤ「手駒を育てる手腕は、あんた最高だったぜ? 乗りこなす事には失敗しちまったわけだがよ……」

マサシ「“月夜蜂”のお姉さま方にはなんとか誤魔化しとくわ。あばよ」

 息絶えたアリアドネの亡き骸に毛布を被せ、組織のメンバーを呼ぶ。泣いて動揺する彼女達には、蛮族の刺客が襲ってきたと嘘をついておいた(丁度、レッサーヴァンパイアの死体が2つ転がっていたのも幸いした)。

 ウルスラに預けていた奴隷娘を連れ、三人は拠点へ戻る。

【三色の天幕】C-4

Photo_8 ザバール

「君たちが連れ帰ってくれた娘から聞いたよ。

ヤーハッカゼッシュを倒したって?

まさか君達がここまでやらかすとはね……。

これから一体どうする気だい?」

コウジ「あと一人、名のある上位蛮族がいます。その始末に、あと一度だけザバールさんの力を借ります」

ザバール「ほほう? どういう事かな?」

 それは次回、今回の最終回に持ち越す事になる。

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2009年9月16日 (水)

始めて幾年

「この仕事を始めて○年になります」

 こういう話をする機会も、生活の中ではよくある事。先日もそういう機会があったが、その度に自分は内心、副業の方も何年経ったか指折り数えている。

 2006年にデビュー作発行だから丸3年以上なのだが、自分の中では一般公募に応募した時からだから8年以上なのだよなあ。

 それで2作……なんとも。

 しかしゲームブックをオリジナルで――となると、現状、これ以外の手段も結果も無かっただろうとは思っている。というか現時点で実際にやってる所は無いしな。

「○○はこうあるべき」みたいな言い分を垂れ流す“だけ”なら楽だし、名作・大作の名を出して万歳してりゃ自分が偉く正しい気にはなれるのに。なんでそこから出てきちまったんだか。

 ま、そういうのが面白くないからなんだが。

 干されるのがいつかは知らんが、さて、あと幾つ書けるやら。

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2009年9月13日 (日)

ミストキャッスルリプレイ3-17 霧街名物・殺死阿武(コロシアム)

【物資を買い込んでは背負い袋に詰め込む三人。しかし街の地図を前に何やら相談中。脱出するわけではなさそうだ……】

F_2

コウジ  人間 マギテック(8)/シューター(8)/スカウト(8)/エンハンサー(1)

器用度20 敏捷度18+2 筋力13 生命力17 知力25 精神力20 

好きな物:故郷の姉ちゃん  嫌いな物:フラグミス

 

F_3 テツヤ  人間 グラップラー(9)/スカウト(8)/プリースト(8)

器用度20 敏捷度23 筋力18+2 生命力15 知力19 精神力18 

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物  嫌いな物:足の長いイケメン

 

Photoマサシ  人間 ファイター(8)/プリースト(8)/セージ(8)/レンジャー(1)/エンハンサー(1) 

器用度20 敏捷度22 筋力18+2 生命力16 知力20 精神力19 

好きな物:正直者  嫌いな物:拳骨バカ

 

(今回のMAP)

315                  

 

 

 

 

テツヤ「やれやれ、久しぶりにリプレイ再開だぜ。いい加減、今回も長引いてるよな」

コウジ「そうだね。全記事含めて、今回でちょうど100回目だしね。記念に今日はパーッとお祭りにでも行こう」

マサシ「へえ、いいねえ。で、どこでやってるんだ?」

コウジ「闘技場で消毒パーティを。出血大サービスで

テツヤ「……今さら見世物試合に出る意味あんのか?」

コウジ「せっかくイベントがあるんだから色々とやらないとね。じゃあザバールさんから何か仕事請けてくるよ」

【廃墟】B-6

テツヤ「仕事は魔物の討伐か。しかし2カ所で魔物を倒せってもなあ……」

トロールA「なんだお前ら? 食っちまうぞ!」

コウジ「今さら6レベル程度のモンスターじゃあね」

トロールB「聞いてるのかオマエラ」

マサシ「ははっ、真面目にやれや」

トロールA「ようし、ブッ殺してやる!」

テツヤ「はいはい、あらよっと」

 強化魔力撃上乗せ飛び蹴り+(強化魔力撃上乗せパンチ×2+強化魔力撃上乗せ追加攻撃)×2の7回攻撃が炸裂。トロールAとB死亡。

テツヤ「強化魔力撃って命中も上昇すんのな。よほど敵のレベルが高くないと外れないぜ」

コウジ「トロールクラスだと、この間までネームドクラスの強敵だったのになあ。もうテツヤ一人で倒せてしまうね」

マサシ「ま、もう片方もさっさと片付けっか」

【常夜の回廊】D-7

 ここに出現するモンスターはゴルゴル。いわゆるゴリラである。

テツヤ「また野生の王国化してんのか、この街は

コウジ「場所とモンスターがどうも合ってないような気がするなあ……」

 とりあえず1ターン目にテツヤが殴りまくって撃破。

コウジ「けど問題は、この回廊から出るのに運が絡むって事なんだよね

 方法発見に要判定、成功しても実際に出られる可能性は半々(失敗すれば闇の中でアンデッドモンスターとの戦闘)、そして出られても出先はランダムだ。

 とにかく実行。結果、モンスターとは出あわず、北側に出る事ができた。

【処刑場】D-6

 夜になったのでワンダリングモンスター出現判定。運悪く出現、ゴーストホースに襲われる。

テツヤ「あん? こいつ、暗視能力を持ってる奴が姿を見つけるまで見る事ができないとか書いてあるぞ

コウジ「あれ? 松明で照らせばいいとかじゃないのかな?」

マサシ「魔法か種族の特殊能力でなんとかすんのかもな。……どうも俺らの手持ちの手段じゃ見つけられそうにねえが」

テツヤ「チッ、どうする!?」

コウジ「うん、大丈夫。逃げよう

 先制判定には成功。先手を取ったので逃亡。運命変転も使用し、楽々逃げ切る。

テツヤ「やれやれ、まさかワンダリングモンスターから逃げる羽目になるとはな」

コウジ「もっと探せば倒す方法もあったのかもしれないけど……別にイベント絡みじゃないしね」

【娼婦街】C-5

 ここで一泊する三人。一日一度は睡眠をとらないと行動にペナルティーを受けるのだ。次の日、いよいよ闘技場へ!

【闘技場】B-5

 敵は全て剣の欠片で強化されており、運が悪いと連戦を強いられるこの闘技場。しかし1戦ごとに★と賞品を貰える、伸るか反るかの強いステージだ。

コウジ「じゃあさっそく戦おうか」

テツヤ「うわっ、魔晶石いっぱい持ってきたなお前」

コウジ「5点が20個。あと俊足の指輪も10個あるから、テツヤが半分持って。これを壊しながらなら先制はほぼとれる筈だよ」

マサシ「しかし敵が固いとダルいな。しかも全試合、敵が複数出るじゃねえか」

コウジ「だからここでは戦闘ルールをちょっと簡略化するね。範囲攻撃は、命中・ダメージ両ロールを一括で行うよ

テツヤ「て事は……クリティカルしたら命中した敵全部に大ダメージで、外れたら範囲内の敵全部に外れるのか!

コウジ「うん。1ゾロ出た時のフォローよろしく。それじゃあ戦闘開始!」

テツヤ「おいィ!?」

★1試合目 ラプテラス2匹

テツヤ「初っ端から9レベルモンスター2匹か!

コウジ「こいつらはワンダリングモンスター表から選ばれたからね。でも以前勝ってる相手だし、大丈夫」

 以前の通り、散弾でズタズタにしてからテツヤがとどめ。

★2試合目 ゴブリン3兄弟

テツヤ「急にめっちゃレベルダウンしたぞ!

コウジ「ここからは敵が固定だからね」

 弾が勿体ないので、テツヤが飛び蹴り→ラッシュ1回目→ラッシュ2回目で全滅させた。

 男塾のトーナメントにて、ザコチームがJ一人に全滅したのをなんとなく思い出す。

★3試合目 ボガード1匹 レッドキャップ3匹

 コウジの散弾2連射で消し飛んだ。

★4試合目 悪に手を染めた神官1匹 山賊の弓兵1匹 山賊の突撃兵2匹

 同じく散弾の餌食。

★5試合目 ケンタウロス3匹

 散弾ドキューン。血飛沫と血煙が客を沸かせる。

★6試合目 ガストナイト1匹 ガストルーク4匹

 散弾2発でルーク全滅。弾が勿体ないのでテツヤがナイトにとどめ。

マサシ「ははっ、俺、後ろで体育座りしてるだけだな」

★7試合目 レッサーオーガ1匹 ゴブリンシスター1匹 グレムリン2匹

 散弾で消毒OK。実はダメージで1回1ゾロ出した(1発ミスった)けど、まぁ最大で4連射できるので……。この戦闘ではミス含めて3連射でカタがついた。

★8試合目 ヒポグリフ1匹 ハルピュイア3匹

 今度はダイス目がよく、2連射で敵が全部落ちる。

コウジ「♪~♪~♪~」

テツヤ「上機嫌だな。楽だが暇だぜ」

マサシ「ははっ、俺なんて1試合目から何もしてねえ

★9試合目 ボガーズソードマン1匹 ディープグレムリン1匹 ボガード2匹

 ダイス目が自動失敗しない程度にヘボい目が出る。ダメージロールで3・3・4とか何コレ。まぁ3連射で敵が悲鳴上げて撃ち殺されるけど。

★10試合目 サンダーバード1匹 ヘルハウンド1匹

 鳥もワン公も容赦せずに射殺。檻から出されるなり何もできず撃たれる姿に、思わず動物愛護の精神が湧いてくる。

コウジ「今夜は鍋が食べたいね」

テツヤ「まさか目の前のソレを持ち帰る気か」

★11試合目 ゴブリンシャーマン1匹 ボガードトルーパー1匹 ボガーズソードマン2匹

 レベル4~5、しかも範囲攻撃に全員納まるようではもう敵ではない。次々と吹き飛ぶ敵を見ていると、時は正に世紀末。淀んだ霧の街角で僕らは出会った……。

★12試合目 レッサーオーガ1匹 ドゥーム3匹

 ドゥームは部位数2なので、敵の数としては7匹と同じ。散弾の範囲に収まりきらないので、この戦闘ではテツヤも駆り出される事になる。散弾が1発外れたので4連射フルに使い、オーガとドゥーム1匹を撃破。半壊したドゥーム2匹をテツヤがたたみ掛けてスクラップにしてしまう。

マサシ「そして俺は後ろで傍観、と。ラジオ体操でもしとくかね」

★★13試合目 ケンタウロスインペイラー1匹 ディープグレムリン1匹 ケンタウロス5匹

マサシ「こいつは数できやがったなあ。部位1の敵ばかりなのに7匹かよ」

コウジ「さっきと同じ調子でやれるよ」

 巻き込んだ敵はダイスでランダムに決定。なんとした事か、目標は全てケンタウロス! 散弾2連射で粉砕するものの、インペイラーとグレムリンの高レベル組が無傷で残る事に。
 飛び蹴りから始まるテツヤの強化魔力撃7連打。1・3・3のセットのうち、4発でインペイラー粉砕。しかし1ゾロをふり、グレムリンを瀕死で残してしまう!

マサシ「ははっ、やっと出番かよ」

 剣で一撃、一刀両断。マサシが+1の魔剣を購入して、初めて倒した敵である。

テツヤ「今まで鞘に納めっ放しだったのか!」

マサシ「歌ってばかりだったからな、俺」

★★14試合目 トロール1匹 山賊の首領4匹

 散弾4連射が無駄にクリティカル2回。何もさせずに敵を全滅。

マサシ「ま、ここまで敵の攻撃は1発もきてないんだがな」

★★15試合目 リザードマンマリーナ2匹 リザードマンテイマー1匹

 散弾4連射でテイマー死亡、ダメージロールがあまり奮わず、マリーナはHP4で生き残る。無論、テツヤの攻撃で2匹とも死亡。

コウジ「そろそろMPが切れかけだよ。魔晶石で軽減しながらだけど、ちょっと足が出るからね」

テツヤ「つーか流石にダレてきた。連戦かどうかの判定はどうなってるよ?」

コウジ「大丈夫。7試合終えた時点で、絶対に帰還を許可されるから

 蛮族が大ブーイングしまくる中、悠然と賞金・賞品を受け取って外へ出る三人。1移動で拠点へ戻る事ができるので、HP・MP・消耗品等を補充する。

 そして翌朝、またもや闘技場へ足を運ぶのであった。

コウジ「ま、相当に嫌がられているとは思うけどね。蛮族が一方的に駆逐される所ばかり客に見せているわけだからさ

テツヤ「客も蛮族だからな。ま、俺らの知ったこっちゃねえ。むしろザマアミロだぜ」

 客がブーイングと座布団を放り投げる中、三人は再び闘技場で敵を迎える!

★★16試合目 ミノタウロス1匹 ムリアンの群れ3匹

 流石に7レベル、強化されてHP100オーバーの敵が出始めると散弾連射だけでカタはつかない。ムリアンの群れ(アリの群れだと思ってまぁ構わない)を散らすものの、ミノタウロスは持ち堪える。
 だがテツヤの連続攻撃が炸裂すると、無情にも全身複雑怪奇骨折で絶命するのであった。
 なお、この戦闘からはマサシもとりあえずバトルソングを歌っておく事にする。

マサシ「仕事はできたが体育座りしながらでもOKだな」

コウジ「それで求められている事をこなしていれば問題ないよ」

★★17試合目 オーガ1匹 名高い狩人1匹 腕利きの傭兵2匹

 1ゾロをふって散弾を1発外してしまったため、なんと敵が4匹とも生き残ってしまう! テツヤの攻撃で、飛び蹴りで狩人撃破・ラッシュ1でオーガ撃破・ラッシュ2で傭兵を1匹撃破……しかし自軍ターンここまで。
 物凄く久しぶりに、敵の反撃である!
 前衛に出たのはテツヤのみ、敵ができるのは物理攻撃のみ。テツヤに斬りかかってきたので、戦闘特技<カウンター>で逆にとどめをさした。

テツヤ「よーし! どんなもんよ!」

マサシ「やっぱり1ターンキルなんだな」

コウジ「今回のプレイだと初めて使ったね。カウンター」

★★★18試合目 シザースコーピオン1匹 アラクネ1個

 シザースコーピオンには見覚えがある。以前、手紙の配達の時に現れた上位蛮族のダマスケスノである。

ダマスケスノ「あの時の人間どもよ! 今回は逃げ場はないぞ。貴様らが好き勝手できるのもここまで、引導を渡してやるわ!」

 1ターン目。散弾4連射でダマスケスノとアラクネが粉々。

ダマスケスノ「ウギャーッ!」

 シザースコーピオンは3部位のモンスターであり、増加HPも3分割なのだ。よって1部位あたりはそんなに固くならないのである。

テツヤ「最初に会った時ならこうはならなかったんだろうが……時の経過は無情だな」

コウジ「うん、まぁ、フィクションの世界では蟹って辛い地位にあるからさ

マサシ「そいつサソリだぜ」

★★★19試合目 ヒルジャイアント1匹 トロール2匹

 散弾4連射でトロール粉砕、ジャイアント重傷。テツヤが駆け寄って飛び蹴りで上半身(コア部位)を打ち抜き、とどめをさす。

テツヤ「ライダーキック! 決まったぜ……」

★★★20試合目 オーガバーサーカー1匹 ワイバーン1匹

 ワイバーンは散弾連射であっけなく沈没。オーガバーサーカーは持ち堪えるものの、テツヤのラッシュまでは耐え切れずに轟沈。

 そしてこれが闘技場の最終試合である。オーガの断末魔とともに、闘技場は三人へ出せるカード全てを失った。客がどれほど激昂しようと、三人の勝ち名乗りを妨げる物は無いのだ。

 

テツヤ「フゥーッ、良い気分だぜ。なんか賞品も無茶苦茶貰えたしな」

 20試合分の賞金・賞品・戦利品が山積みになっている。賞品の中にアラクネ(多脚型騎乗用機械。ダマスケスノが使っていた物と同種)があったが、三人ともライダー技能を持っていないので乗る事はできない。よってこれに勝ち得た品を乗せ、台車として使う事にした。

マサシ「売ればまた万単位の金になるな。さっさとザバールさんのテントに戻るか」

コウジ「うん、その前に……」

【娼婦街】C-5

テツヤ「またここか?」

コウジ「特別クエスト2、名のある蛮族の討伐で報酬を貰えるからね。闘技場の対戦相手にはネームドクラスの番族が結構いたんだ。だから今まで、闘技場にはよらなかったんだよ」

 勘定すると、★と経験値がかなりの数になった。再び万単位の金が入ったのでアラクネに詰め込む。

【三色の天幕】C-4

コウジ「ザバールさん、仕事終わりました。ついでにこれ買い取ってください」

Photo ザバール

「まぁいいけどね。

しかし君たち、そろそろ所持金が30万以上になってるよ。

この街でこんなに貯めてどうするんだい?」

 

コウジ「まぁ捨てる理由もありませんから。それに消耗品を買い足す必要もありますし」

テツヤ「まだ何かするわけか? これ以上何と戦……おいおい、まさか」

コウジ「さて、ね? とりあえず持ち物の整理でもしようかな。闘技場の敵は全部剣の欠片持ちだから、全部倒した僕らは随分と欠片を貯めこんでるよ。闘技場だけで308個入手、今までの手持ちと合わせて430個

テツヤ「これ、この街の外なら名誉点(冒険者としての名声の尺度)に換算できるんだよな? だいたいどのぐらいよ?」

コウジ「王様と友達ぐらいにならなれるレベル

テツヤ「なんともな……」

コウジ「街から出られれば国に名が知られるぐらいの英雄ってわけだね。ま、それもまだ先の事さ」

 その前にちょっとする事があるのだ。次回以降、それに着手できるだろう。

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2009年9月11日 (金)

レビュー たのだん(3) 15回目・第8話 わるものたちのしま

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 しかし彼女はアンデッドモンスター・カーストアーマーの体内に捕えられ、その状態で封印の魔方陣に閉じ込められていた。果たして彼女を助け出す方法は……? 

 解決策を求めて情報収集開始。幸い、前回のセッションでなぎ倒した敵の雑魚どもが屋敷の中にごろごろしている。彼らを尋問してわかった事は……

○カサンドラを閉じ込めたのはデスクリムゾン幹部のジャルガンという操霊術師。

○ジャルガンは侯爵領と北の大陸の間にある小さな島にいる。

○制御にはある魔剣を使うらしい。

 聞く事聞いた一行は、雑魚どもを部屋に放り込んで【ハード・ロック】の呪文で閉じ込める。それからざっと屋敷を調べると、魔方陣作成の力を持つ魔剣が見つかった。

 だがこの剣ではカーストアーマーからカサンドラを出す事はできない。二者を結びつけているのはある種の呪いであり、それを断ち切るための剣が、見つけた魔剣の対になってどこかに存在している筈だという。

 まぁこの剣も必要な道具である事には違いない。剣をギッて、一行はすぐに屋敷を飛び出した。

 

 ここで1ミッションクリアしたんだからレベルアップだ。

 そこでもいつもの通り、シャーリィさんを赤面させようと頑張る他三人。しかしシャーリィさんもまんざらでない様子。 もう調教完了も秒読みだ。モノクロの筈なのにページが桃色がかって見えてきたぞ。

 この状況で、シャーリィさんがレベルアップにより筋力増強中だなんて誰が信じられようか。ついにドワーフのチロルを抜いてパーティ内最大怪力です。おめでとう。

 女は弱し、されど恋する乙女は強し。なぜか戦闘力的な意味で。

 

 パワーアップ(文字通り)が終わった一行、侯爵領内に引き返しバークレイ子爵の屋敷へ戻る。事情を執事に説明すると、執事は子爵の元へ通してくれた。

 子爵は40代と聞いていたが、会ってみるとまだ青年である。別に年齢詐称ではなく、たんにナイトメア族だというだけの話だが。

 だが呪いをかけられており、目と口が封じられている。

 この子爵さん、実はゲイリー宰相の協力者で『闇夜の鷹』の密偵なのだ。だが活動中にデスクリムゾンのメンバーによって呪いをかけられ、このような状況に陥ったのだという。

 なお、GMによるとシャーリィは彼に見覚えがあるそうだが、どこの誰なのかまでは教えてくれない。

 ともかく呪いを解く魔剣をジャルガンから奪ってくるよう頼まれた一行。執事さんに船を手配してもらい、相手の根城に突撃!

 

 敵の雑魚を殴ったり、死体が放り込まれた小屋(アンデッドモンスターの材料倉庫か)を見つけたりしながら島を探索する一行。さすがに小さいと言っても島なので、ちょっとぐらい戦っても敵に気付かれはしない。

 やがて丘の上の砦を発見。乗り込んで見た所、アンデッドの辞典や魔方陣を使った儀式のための書物などが見つかる。そして地下への階段も……。

 ジャルガンと魔剣はここに違いない。一行は地下へと降りて行く。

 

17 捜索した物音を聞きつけたか、ジャルガンは魔剣を手に待ち受けていた。

 GMいわくなかなかのイケメンらしいが、カマ言葉で喋る。

「あなた達もあたしの作品にしてさしあげるわ!」とか言う脱力感あふれる敵だが、気が抜けてはGMの思う壺。オカマではあっても10レベルの強敵なのだ。しかも御供に2匹のブランク(8レベルのアンデッドモンスター)まで連れている。

 当然、戦闘は激しい物となった。互いに強力な魔法を応酬し、特技で強化された打撃を振り回す。

 20点代のダメージがぽんぽんと出る中、ブランクを叩き潰し、ジャルガンを追い詰め、敵が魔法で一行のHPを吸収しようとしたが失敗し……。

 そこでジャルガンが降伏した。戦闘終了である。なぜかジャルガンの服を脱がしてから剣を奪う。これで2本の魔剣を使い、カサンドラを助ける事ができる筈だ。子爵の呪いを解く事もできるだろう。

 魔剣と捕虜を土産に船へ戻る一行。肝心の救出劇は次の話という事になる。当然、そこではさらなる事件が待ち受けてもいるはずだ。

 次回、最終話。果たして一行の冒険はいかなる結末を迎えるのか……?

  

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房

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2009年9月10日 (木)

レビュー たのだん(3) 14.875回目・第8話 エンドレスエイト

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 しかし彼女はアンデッドモンスター・カーストアーマーの体内に捕えられ、その状態で封印の魔方陣に閉じ込められていた。

 果たして彼女を助け出す方法は……? 

Photo まぁその前に1ミッションクリアしたんだからレベルアップだ。

そこでもいつもの通り、シャーリィさんを赤面させようと頑張る他三人。

しかしシャーリィさんもまんざらでない様子。

もう調教完了も秒読みだ。

モノクロの筈なのにページが桃色がかって見えてきたぞ。

 

 

 

1 アポロさん

「良い所を邪魔させてもらうが、

既にちょっとした破壊計画を実行しているのだ。

迷惑だとは思うが、それが私の生きがいなので

私は謝らない」 

 

1_2  

ユウスケ

「本当に迷惑な奴だな。

で、今回は何を企んでいるんだよ?」

 

 

 

1_3アポロさん

「外宇宙の降臨者に超巨大隕石を1個

発注しておいたのだ。

多分、全生物の9割5分ほどが死に絶えて

大量絶滅が起こると思うのだ

 

 

Photo 

 

迷惑とかいうレベルじゃないでしょー!

 

 

3 アポロさん

「結構ふっかけられたが

根性で値切って3割ほど叩いてやったのだ。

ちなみに私は次元の壁を越えて逃げる事ができるので安全なのだ。

私は全生命体にとって迷惑な存在なのだ。はっはっは」

 

Photo_2  

てつを

「話は聞かせてもらったぞ!

アポロガイスト!

貴様の企み、俺が許ざん!」

 

 

1_4  

ユウスケ

「許さんていっても、

今からそいつ倒しても遅いと思うよ。

どうすんのさ」

 

 

4 てつを

「アポロガイストが超巨大隕石を落とす事は計算済みだ!

そこでこんなバイクを宇田川博士という人に造ってもらった!

宇宙バイク『ギャラクシー号』だ!

まだ開発中のプロトタイプだが……

なに、片道さえ行ければ、後は自力で帰ってくる

 

1_5  

ユウスケ

いや、おかしいって。

自力ってどうすんだよ。

体一つで大気圏突破する気かあんた」

 

 

3_2 

てつを

その通りだ。

第1話で一度やった事があるから

なんとかなるだろう!」

 

(※しかも宇宙空間を漂っていた時は変身前の生身だった)

5_2 そんなわけでギャラクシー号発進。

てつを

「こちらRX。

隕石のすぐ側まで来たぞ。

今から破壊する!」

 

1_6  

ユウスケ

「簡単に言うけど、実際どうやるんだよ。

キャッスルドランと融合して蹴り返しでもするのか?

まさか何も考えてなかったとか云わないでくれよ」

 

 

8 てつを

「俺たち仮面ライダーは

悪を滅ぼすためなら

どんな力だって出せるんだ!

全エネルギー放出!

キングストーン! ファイナルエクスプロージョン!

 

 

2  

 

 

 

 

 

 

3_3 てつをさんの自爆によって小惑星は破壊された。

しかし砕け散った小惑星の破片の一部は

巨大隕石となって落下し地上の環境を激変させた。

これにより当時のラクシアにあった高度な魔法文明が滅び、

生き残った人々により次の魔動機文明へと移行するのである。

現在からおよそ3000年前の事であった。

 

5_3 ユウスケ

「て、てつをさーん!

……なんて事だ。まさか自爆するなんて。

側にいるだけで気温が3度は上がるし無茶ばかり言うし

それに輪をかけて無茶ばかりする人だけど、

本当にまっすぐで良い人だったのに……」

 

3_4 アポロさん

「ふはははは、やったのだ。

結果オーライ、ざまぁかんかんなのだ。

墓は建ててやるが卒塔婆はガリガリ君のアイスバーを使ってやるのだ。

私は死者にとっても迷惑な存在なのだ!」

 

20  

しかし……その時、歩いてくる一人の男。

ゆっくりと、しかし確かな足取りで来るその男は……

その男こそは!

 

 

 

2_3 

アポロさん

「ばかな!

お前は確かに宇宙空間で木端微塵になったはず!

離脱するチャンスは無かったはずだ!」

 

 

Photo_4  てつをさん

俺は太陽の子!

仮面ライダー! ブラァッ!

ア゛ールッ! エ゛ッ!

俺は太陽がある限り、この世に光がある限り!

俺は何度でも蘇る!

貴様のような悪を倒すまで! 何度でも!」

 

3_5 アポロさん

「ついに強引な説明さえ無くなったのだ。

不死宣言を決意や比喩でなく本気で言ってるのだ。

しかも本当に蘇ってきやがるから始末に負えないのだ

RXとフェニックス一輝が最強ヒーローの双璧だと割と本気で信じてます。

18  

てつを

「行くぞ、ユウスケ!

二人で攻撃だ!」

 

 

 

1_7  

ユウスケ

「……え? 俺も?

俺もやっていいの?」

(※TVでの扱いのせいで信じるのにちょっと時間がかかったらしい)

 

 

8_2 ユウスケ

「よーしっ!

皆の笑顔のため、これ以上ないぐらい力いれていくぞ!

アポロガイスト!

覚悟!」

 

Photo_5 これこそ伝統の……

てつを・ユウスケ

「「ダブル・ライダー! キック!!」」

ゲーム化された時にしばしば合体攻撃になるのがこの技。

RXと一号、2号、V3、さらにライダーマンまで組み合わせる事ができる物もあった。

肝心のゲームはマイナーどころの話ではなかったが……

 

14爆発!!

ここに悪は潰えた。

アポロさん

いつか宇宙一迷惑な存在となって復活するのだー!

リイマジアポロさんなら万が一の実現がありそうな気がして困る。

だが今日は勝利をかみしめよう。 

Tetuwo25 戦いは終わった。

ライダーは今日も去って行く。

彼らはまさに風。

悪がある所にどこからともなく現れ、そしてどこへともなく去っていく。

さらば仮面ライダー!

ありがとう! 仮面ライダー! 

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映
(C)成井紀郎/居村眞二/石ノ森章太郎/ミリオン出版
(C)高屋良樹/角川書店

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2009年9月 9日 (水)

レビュー たのだん(3) 14.75回目・第8話 エンドレスエイト

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 

Photo_2

それとは全く関係ないが、遠く離れたリングの上での事。

格闘技の興行に突然割り込んできた人がいた。

サタンデーモン率いるブラックミストである。

反則と凶器が大好きな彼らは、思う存分それを使うリングが欲しくて仕方ないのだ。

しかも自分らで興行するのは嫌なので、他団体の試合に殴りこみをかける始末。

警察はまだか。

 

 

 

 

 

 

 

4アポロさん

「自分の団体内でやればいいのだ。

なんとも迷惑な奴なのだ」

 

 

 

Asuteka4_2  ブラックミストの首領……それが彼、サタンデーモンである。

 彼の信条は「格闘技とは生死をかけた闘争であるべき」

「人間の歴史 始まって以来 いろいろな格闘技が生まれた」

「それはすべて血で血を洗う戦いではなかったか」

「激しい競争に勝つためのものであり 人間の限界に挑戦するためでもあった」

「そして人間は人間を知ることができた」

「そこには生きるか死ぬかの 激しく燃えるものがあったはず」

「強くたくましく ぎりぎりまで突き進んできたのだ」

「弱い奴は死ぬ それが格闘技の運命だ そうであろう諸君」

「高い金をとって見せる試合がダンスであってはいけない」

やる気満々のサタンデーモン、文句あるならかかって来いと言わんばかりだ。 

14  

 

挑戦者あらわる

 

 

 

 

3_2当然、サタンデーモンは受けて立つ。

博士とプロレスラーと悪の組織の首領を兼任する彼は実に多芸。

奥に控えて姿を見せず、最終回や組織交代話にやっと出てきてキック1発で消える首領もいる中、もう少し存在を認められるべき。

無論、存在がまず知られていない事は否定しないが……。

とにかく命をかけたプロレスが始まった。

 

1112  

 

 

 

 

 

 

13 爆発!

ここに悪は潰えた。

いきなりの凶器かつ反則だが、サタンデーモンだって凶器と反則を部下に奨励しているんだから文句は無いだろう。

エラソウな奴が、己が反撃された時に急にチキンになるのはよくある事。だがアガサディモス博士がそんなタマナシ野郎である筈がない。

まぁ葬った後では確かめようが無いが、人格検証は仮面ライダーの仕事ではないのだ。  

 

Tetuwo24

戦いは終わった。

ライダーは今日も去って行く。灼熱の戦いが終わり、夕陽を背に去り行くその姿は、まさに太陽の子に相応しい。

さらば仮面ライダーBLACK!

ありがとう! 仮面ライダーRX!

 

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映
(C)永井豪・石川賢・ダイナミックプロ/双葉社

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2009年9月 8日 (火)

レビュー たのだん(3) 14.625回目・第8話 エンドレスエイト

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 しかし彼女はアンデッドモンスター・カーストアーマーの体内に捕えられ、その状態で封印の魔方陣に閉じ込められていた。

 果たして彼女を助け出す方法は……? 

Photo まぁその前に1ミッションクリアしたんだからレベルアップだ。

そこでもいつもの通り、シャーリィさんを赤面させようと頑張る他三人。

しかしシャーリィさんもまんざらでない様子。

もう調教完了も秒読みだ。

モノクロの筈なのにページが桃色がかって見えてきたぞ。

 

 

だがいつまでも、こんな桃色の空気が続くわけもなかった。

敵の影が忍び寄る。それは…… 

 

1 アポロさん

「悪の組織が大集結した

大いなる大組織、大ショッカー!

その大幹部、我が名は……アポロガイスト。

いろいろ言いたい事はあるが先に断っておくと、今回、てつをはもう死んでるのだ

 

Photo  

 

な、なんだってー!

 

 

 

???「フッ、嘘ではない。この私の力で葬りさった……」

(ザシャアァッ!)

 突如現れたその男は……!?

 

1  

タナトス

「我が名はタナトス!!

ハーデス様にお仕えする死の神だ」

出番が遅かったので知名度は低いものの、彼の能力はなかなかの物だ。

 

 

3 離れた所にいる相手を念じれば殺せる。

しかも望みの場所を透視できるので相手を見つけるのも意のまま。

しかも違う次元にいる相手を狙い撃ち可能。

凄いというか卑怯というか、生理的にムシの好かないヤローだ。

 

 

~~時間を少し遡って~~

1_2 

現場到着前、まだ何キロも離れた場所にて。   

アポロさん

「じゃあやっちゃって欲しいのだ」

 

 

 

1_3  

タナトス

「よかろう。

見ろ!! 神の力を!!

RXは死ねぇ!!」

 

 

1516  

てつを

「う゛わあぁぁぁぁぁっ!!」

流石に相手がどこにいるのかわからなくてはどうにもならない……

 

~~そして現在~~ 

 

2 アポロさん

「というわけで邪魔者は消したのだ。

今日という今日は我らの勝利なのだ。

花嫁はもらっていくのだ。

我々はとんでもなく迷惑な存在なのだ」

 

 

しかしその時!

 

17 てつを

「そんな事だろうと思ったぞ。

やはりここに来たな! アポロガイスト!」 

なんとてつをさんは生きていた!

 

 

 

2_2 タナトス

「ば、バカな!

お前は確かに私が吹き飛ばしたはず!」

 

 

17_2 てつを

「お前達が超遠距離から卑怯攻撃を仕掛けてくる事は計算済みだ!

そこで俺はRXのヒーローショー用スーツを東映の倉庫から引っ張り出し、通りすがりのクウガにガワだけ被せておいたのさ!

そして俺はロボライダーに変身し、RXへの攻撃から対象外になりながら、ここへ先回りしていた!」

 

 

4~~離れる事、数キロ~~ 

ユウスケ

「ひでえなあ。

タイタンフォームに超変身しなきゃ死んでたよ。

というか、てつをさん何処行った?」

 

 

12  

てつを

「死をもてあそぶ邪神は俺が許さん! いくぞ! ロボイザー!」

RXがロボライダーになるに合わせ、アクロバッターもロボイザーへと変化する!

このバイク、なぜか尾部に機関砲があり、後ろ向きに弾を発射できるのだ!

前に発射する機構はないので後ろにしか撃てない。なぜこんな機能にしたのかは不明だ。

なお、アクロバッターは生体マシンであり、つまり生きている。当然ロボイザーも生きている筈なので、彼(?)的には尻から弾丸を撃っている事になるのではないか。

ますます不思議な武器だ。

5  

とりあえずタナトス銃殺。

神様が機関砲で死ぬのか、

という疑問はあるかもしれない。

まぁ女神転生ではよくある事。

そもそも拳で殴って倒せる相手なら

機関砲で撃ち殺せてもいいじゃないか。

銃火器なめたらいかんよ。

ソードワールド2.0でも強い武器だしね。

 

 

 

7  

あとアポロガイストも倒しておいた。今日の仕事は完了だ。

 

 

 

 

 

6 爆発!

ここに悪は潰えた。

例え神であろうと、悪であれば許すわけにはいかない。

それに肩書だけならてつをさんだって王子様だ。

まぁ自称ではあるが、それを言うなら神様だってそうである奴は多いだろう。  

 

 

Tetuwo24

戦いは終わった。

ライダーは今日も去って行く。灼熱の戦いが終わり、夕陽を背に去り行くその姿は、まさに太陽の子に相応しい。

さらば仮面ライダーBLACK!

ありがとう! 仮面ライダーRX!

 

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映
(C)車田正美/集英社

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2009年9月 7日 (月)

レビュー たのだん(3) 14.5回目・第8話 エンドレスエイト

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 しかし彼女はアンデッドモンスター・カーストアーマーの体内に捕えられ、その状態で封印の魔方陣に閉じ込められていた。

 果たして彼女を助け出す方法は……? 

Photo まぁその前に1ミッションクリアしたんだからレベルアップだ。

そこでもいつもの通り、シャーリィさんを赤面させようと頑張る他三人。

しかしシャーリィさんもまんざらでない様子。

もう調教完了も秒読みだ。

モノクロの筈なのにページが桃色がかって見えてきたぞ。

この状況で、シャーリィさんがレベルアップにより筋力増強中だなんて誰が信じられようか。

ついにドワーフのチロルを抜いてパーティ内最大怪力です。おめでとう。

女は弱し、されど恋する乙女は強し。なぜか戦闘力的な意味で。 

 

だがいつまでも、こんな桃色の空気が続くわけもなかった。

敵の影が忍び寄る。それは…… 

 

1 アポロさん

「悪の組織が大集結した

大いなる大組織、大ショッカー!

その大幹部、我が名は……アポロガイスト。

この世界を支配下におくため、そのヒロインを我が花嫁にするのだ。

私は恋人達にとって迷惑な存在なのだ……」

 

7 アポロさんは次元の壁を呼び出した。

「これで邪魔者は入れないのだ。

我が花嫁よ。抵抗は無駄なのだ」

なんという事だ。今回は救いの手が無いというのか。

アポロさんは「花嫁」へ手を差し伸べる……。

 

Photo アポロさん

「さあ、来るのだ。

そこのルーンフォークのお嬢さん

シャーリィさん

そっちですか!

良かった。シャーリィさんは始めから無事だった。

だが別の人が危機なので事態は好転していない。

 

2  

その時!

ウサギの鼻の穴から不思議な気体が!

気体は瞬時に形をとり、怒りの王子の姿となる!

 

 

 

9 てつを

「アポロガイスト!

貴様が次元の壁で隔離を図る事は計算済みだ!

そこで俺はバイオライダーとなり、ウサギの細胞と融合して体内に潜んでいたのさ!

バツイチの脳筋ヒロインから目を背け、ご主人様募集中のメカ少女へ目移りする貴様を許すわけにはいかんぞ!」

 

 

2_2  

アポロさん

「私にも好みがある。

女房と畳は新しい方がいいのだ」 

 

 

 

Photo_2  

シャーリィさん 

「こいつら酷い事言う!」 

 

 

 

1112_3  

こんな悪党を見逃すわけにはいかない! バイオブレードが唸りをあげる!

ウサギの大切な人を悪の魔手から守るのだ!

 

 

 

 

13_2 爆発!

ここに悪は潰えた。

確かに離婚歴有りのヒロインは珍しいかもしれない。

だが心は常に乙女なのだ。

人は獣でも機械でもない。優しくなければ「人でなし」、心の傷に触れないだけの情は持ち合わせるのが肝要であろう。  

 

Tetuwo24

戦いは終わった。

ライダーは今日も去って行く。灼熱の戦いが終わり、夕陽を背に去り行くその姿は、まさに太陽の子に相応しい。

さらば仮面ライダーBLACK!

ありがとう! 仮面ライダーRX!

 

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映

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2009年9月 6日 (日)

レビュー たのだん(3) 14.375回目・第8話 エンドレスエイト

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 しかし彼女はアンデッドモンスター・カーストアーマーの体内に捕えられ、その状態で封印の魔方陣に閉じ込められていた。

 果たして彼女を助け出す方法は……? 

Photo まぁその前に1ミッションクリアしたんだからレベルアップだ。

そこでもいつもの通り、シャーリィさんを赤面させようと頑張る他三人。

しかしシャーリィさんもまんざらでない様子。

もう調教完了も秒読みだ。

モノクロの筈なのにページが桃色がかって見えてきたぞ。

この状況で、シャーリィさんがレベルアップにより筋力増強中だなんて誰が信じられようか。

ついにドワーフのチロルを抜いてパーティ内最大怪力です。おめでとう。

女は弱し、されど恋する乙女は強し。なぜか戦闘力的な意味で。

 

だがいつまでも、こんな桃色の空気が続くわけもなかった。

敵の影が忍び寄る。それは……

1 アポロさん

「悪の組織が大集結した

大いなる大組織、大ショッカー!

その大幹部、我が名は……アポロガイスト。

この世界を支配下におくため、そのヒロインを我が花嫁にするのだ。

私は恋人達にとって迷惑な存在なのだ……」

しかし、影あるところ光あり。悪が存在すれば、必ず抗しようと正義を為す者がいる。 

Photo_3 てつを

「俺は太陽の子!

仮面ライダー! ブラァッ!

ア゛ーッル! エ゛ッ!

アポロガイスト! 若者の恋路を邪魔して婚活を押し通す貴様は、俺が許ざん!」

 

 

Photo  

「きた!」

「BLACKさんキタ!」

「これで勝つる!」 

 

 

 

 

5 ユウスケ

「おおっと、俺だっているぜ。

平成の1号なんだし、良い所見せなくちゃな。

てつをさん、あんたから見て、

今までの俺、どうだった?」

 

 

3  

 

 

 

 

 

 

 

1ユウスケ

「てつをさん?

もしもーし?」 

 

 

 

 

45 てつを

「俺は悲しみの王子!

RX! ロボライダー!」

 

 

 

 

1_2 ユウスケ

「なっ……なんだよ。

どういう意味だよ。

TVじゃちょっと出番と扱いがアレだったかもしれないけど、

夏の劇場版とかあっただろ?

冬にももう一つ映画が予定されてるんだぞ?

最終回の感想とか、何かあるだろ?

 

79  

その時、不思議な事が起こった。

キングストーンの持つ再生能力が発揮され、RXをバイオライダーとして生まれ変わらせたのだ。

てつを「俺は怒りの王子! R・X! ヴァイオ! ライダー!」

 

 

1_3  

 

 

 

 

 

 

1112_2  

バイオブレード! バイオライダーの生み出す怒りの剣!

この剣の一閃こそが必殺・スパークカッター!

 

 

 

 

 

3_3  アポロさん

「こっちに怒りの矛先を向けられても迷惑なのだ……」

 

 

13爆発!

ここに悪は潰えた。

光と闇の果てしないバトル……それは血を吐きながら続ける哀しいマラソンかもしれない。

だがだからこそ、それに身を投じられる者にある種の憧憬を感じるのも事実。

武力と暴力は限りなく似て非なる物なのだ。 

 

Tetuwo24

戦いは終わった。

ライダーは今日も去って行く。灼熱の戦いが終わり、夕陽を背に去り行くその姿は、まさに太陽の子に相応しい。

沈まぬ陽は無い。だがまた昇らぬ陽もありはしない。夜の後には必ず朝が来る。暗雲が空を覆えど、それより上では必ず太陽が輝いているのだ。

さらば仮面ライダーBLACK!

ありがとう! 仮面ライダーRX!

 

1_4

 

 

 

 

 

 

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映

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2009年9月 5日 (土)

レビュー たのだん(3) 14.25回目・第8話 エンドレスエイト

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 しかし彼女はアンデッドモンスター・カーストアーマーの体内に捕えられ、その状態で封印の魔方陣に閉じ込められていた。

 果たして彼女を助け出す方法は……? 

Photo まぁその前に1ミッションクリアしたんだからレベルアップだ。

そこでもいつもの通り、シャーリィさんを赤面させようと頑張る他三人。

しかしシャーリィさんもまんざらでない様子。

もう調教完了も秒読みだ。

モノクロの筈なのにページが桃色がかって見えてきたぞ。

この状況で、シャーリィさんがレベルアップにより筋力増強中だなんて誰が信じられようか。

ついにドワーフのチロルを抜いてパーティ内最大怪力です。おめでとう。

女は弱し、されど恋する乙女は強し。なぜか戦闘力的な意味で。

 

 

だがいつまでも、こんな桃色の空気が続くわけもなかった。

新たな敵の影が忍び寄る。それは……

 

 

1 アポロさん

「悪の組織が大集結した

大いなる大組織、大ショッカー!

その大幹部、我が名は……アポロガイスト。

この世界を支配下におくため、そのヒロインを我が花嫁にするのだ。

私は恋人達にとって迷惑な存在なのだ……」

 

しかし、影あるところ光あり。悪が存在すれば、必ず抗しようと正義を為す者がいる。 

Photo_3 てつを

「俺は太陽の子!

仮面ライダー! ブラァッ!

ア゛ーッル! エ゛ッ!

アポロガイスト! 次から次へと嫁を乗りかえる貴様を許すわけにはいかんぞ!」

 

 

 

 Photo  

「きた!」

「BLACKさんキタ!」

「これで勝つる!」

 

 

 

2_2 アポロさん

「面白い。

受けて立ってやるのだ」

 

 

 

両雄並び立たず。ここに決戦が始まった!

一進一退の攻防が続く。両者、その技量にほぼ差は無い。

4 アポロさん

「よし、前回はガイストカッターが通じなかったが

今回はスーパーガイストカッターで攻めるのだ。

こいつは一味違うのだ」

 

 

果たしてその威力の程は……?

 

3 惜しい。

残念ながら跳ね返されてしまったようだ……。

ただそのチャレンジ精神は評価されていいと思う。

結果論おおいに結構だが、結果しか見ない者にはなぜその結果が出たか知る事はおそらくできまい。

 

 しかし……

 

23_2  

ユウスケ

「うわぁぁぁぁ」

偶然、通りすがりのクウガに当たってしまった……。

 

 

 

2_3  アポロさん

「やったのだ、やったのだ。

X時代から投げ続けてなかなか当たらなかったがついに命中なのだ。

しかも仮面ライダーがイッパツでKOなのだ。

これで威力が証明されたのだ」

しかし……

45 てつを

「う゛あぁぁぁっ!

許さ゛ん!」

 

 

 

 

その時、不思議な事が起こった。

キングストーンの持つ再生能力が発揮され、RXをロボライダーとして生まれ変わらせたのだ。

てつを「俺は炎の王子! RX! ロボライダー!」

 

4_2 アポロさん

「最初は悲しみの王子だったのに

後に改名してるのだ。

フォームチェンジが炎の王子と怒りの王子とか、

正直暑苦しいのだ。迷惑なのだ」

 

 

7  

ボルテックシューター! 必殺の一撃・ハードショットが敵を捉える! 

 

 

 

 

 

6_2 爆発!

ここに悪は潰えた。

光と闇の果てしないバトル……それは血を吐きながら続ける哀しいマラソンかもしれない。

だがだからこそ、それに身を投じられる者にある種の憧憬を感じるのも事実。

武力と暴力は限りなく似て非なる物なのだ。 

 

 

Tetuwo24

戦いは終わった。

ライダーは今日も去って行く。灼熱の戦いが終わり、夕陽を背に去り行くその姿は、まさに太陽の子に相応しい。

沈まぬ陽は無い。だがまた昇らぬ陽もありはしない。夜の後には必ず朝が来る。暗雲が空を覆えど、それより上では必ず太陽が輝いているのだ。

さらば仮面ライダーBLACK!

ありがとう! 仮面ライダーRX!

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映

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2009年9月 4日 (金)

レビュー たのだん(3) 14回目・第8話 エンドレスエイト

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

 第7話の最後で、囚われていたカサンドラを発見したパーティ一行。

 しかし彼女はアンデッドモンスター・カーストアーマーの体内に捕えられ、その状態で封印の魔方陣に閉じ込められていた。

 果たして彼女を助け出す方法は……? 

Photo まぁその前に1ミッションクリアしたんだからレベルアップだ。

そこでもいつもの通り、シャーリィさんを赤面させようと頑張る他三人。

しかしシャーリィさんもまんざらでない様子。

もう調教完了も秒読みだ。

モノクロの筈なのにページが桃色がかって見えてきたぞ。

この状況で、シャーリィさんがレベルアップにより筋力増強中だなんて誰が信じられようか。

ついにドワーフのチロルを抜いてパーティ内最大怪力です。おめでとう。

女は弱し、されど恋する乙女は強し。なぜか戦闘力的な意味で。

 

 

だがいつまでも、こんな桃色の空気が続くわけもなかった。

新たな敵の影が忍び寄る。それは…… 

1 アポロさん

「悪の組織が大集結した

大いなる大組織、大ショッカー!

その大幹部、我が名は……アポロガイスト。

この世界を支配下におくため、そのヒロインを我が花嫁にするのだ。

私は恋人達にとって迷惑な存在なのだ……」

 無論、彼はわかってやっているし反省もしないし罪悪感もない。

 彼は近年稀に見る、己を悪と理解しつつもそれを信条としている、言い訳無用の真の悪訳なのだから。

4 「ここだけの話、他所の世界で2回ほど結婚に失敗しているのだ。

だから今バツニなのだ。

けれど2回とも横から邪魔が入っての破局なのだ。

決して私が至らないわけじゃないのだ」

 いけない! シャーリィさん16歳、アポロさん48歳。このままでは色々な疑惑がアポロさんにかかってしまう!

 しかし、影あるところ光あり。悪が存在すれば、必ず抗しようと正義を為す者がいる。

 

Photo_2  

 

変・身!

 

 

 黒く光るボディー……ハートに血が通う! 

 

 

Photo_3 てつを

「俺は太陽の子!

仮面ライダー! ブラァッ!

ア゛ーッル! エ゛ッ!

 

アポロガイスト! 結婚に破れてなお恋に夢見る乙女を略奪しようとする貴様は、俺が許さ゛ん!」

 斜に構えた耳には余計なお世話に聞こえるかもしれないが、RXはムササビにかけた夢と期待まで守ってくれる義侠心の持ち主なのだ。

 大小にこだわらず、悪を挫き善を成そうという姿勢は見習いたい所である。

2_2 アポロさん

「面白い。

受けて立ってやるのだ」

 

アポロさんにも、ライダーシリーズ初のライバル幹部という自負がある。

それはリ・イマジネーションとしてリメイクされても変わらない。

両雄並び立たず。ここに決戦が始まった!

12  

一進一退の攻防が続く。

両者、その技量にほぼ差は無い。

果てしなく続くかに見えた戦いだが、戦局が大きく転がる!

 

 

 

 
 

3 ガイストカッター!

防具でありながら武器ともなるこの盾を、

アポロガイストはRXに向けて投げつけた。

だが間一髪、RXはそれを空中で打ち返す!

接戦において、たった一つの契機がそのまま勝敗に繋がる事は決しておかしな話ではない。

 

 

45_2  

リボルケインが敵を捉える! これぞ必殺・リボルクラッシュ!

 


 

 

 

3_2『死ぬまで敵にエネルギーを流し込む。だから敵は死ぬ』

こんなネットのネタ技みたいな設定を考えたスタッフは

非常に迷惑な存在なのだ……」

 

6 爆発!

ここに悪は潰えた。

光と闇の果てしないバトル……それは血を吐きながら続ける哀しいマラソンかもしれない。

だがだからこそ、それに身を投じられる者にある種の憧憬を感じるのも事実。

武力と暴力は限りなく似て非なる物なのだ。 

 

 

Tetuwo24

戦いは終わった。

ライダーは今日も去って行く。灼熱の戦いが終わり、夕陽を背に去り行くその姿は、まさに太陽の子に相応しい。

沈まぬ陽は無い。だがまた昇らぬ陽もありはしない。夜の後には必ず朝が来る。暗雲が空を覆えど、それより上では必ず太陽が輝いているのだ。

さらば仮面ライダーBLACK!

ありがとう仮面ライダーRX!

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/東映

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2009年9月 2日 (水)

ミストキャッスルリプレイ3-16 そろそろ街なんかどうか怪しい

【金は既に飽和状態。背負い袋にアイテム詰め込み、三人はさらにレベルアップを図る。もう目的忘れてるんじゃないだろうか……】

F_2

コウジ  人間 マギテック(8)/シューター(8)/スカウト(8)/エンハンサー(1)

器用度20 敏捷度18+2 筋力13 生命力16 知力25 精神力20 

好きな物:故郷の姉ちゃん  嫌いな物:フラグミス

 

F_3 テツヤ  人間 グラップラー(8)/スカウト(8)/プリースト(8)

器用度19 敏捷度23 筋力18+2 生命力15 知力19 精神力18 

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物  嫌いな物:足の長いイケメン

 

Photoマサシ  人間 ファイター(8)/プリースト(8)/セージ(8)/レンジャー(1)/エンハンサー(1) 

器用度20 敏捷度22 筋力17+2 生命力16 知力20 精神力19 

好きな物:正直者  嫌いな物:拳骨バカ

 

(今回のMAP)

315                  

 

 

 

 

コウジ「出発前にザバールさんからミッションとクエストを請けて来たよ。インクの入手ドゥルマイユ卿の救出が今回の目的だ」

テツヤ「出発前に金を預けていくか。いろいろマジックアイテム買って強化しといたが、まだ10万以上余ってるからな……

マサシ「ははっ、武具の習熟とってないから、金はあってもショボイ武具で戦ってるよな俺ら

コウジ「一応、全員の武器は+1の魔法の武器に買い替えておいたし、消耗品・装備品といろいろ買ってあるけどね」

 ともあれ、まずは市場へ出発。

【露天市場】B-4

 ここで道具屋に行き、インクの材料をとってきてくれと言われる。収集する場所はランダム……今回は帰らずの街だった。

テツヤ「あそこって幻獣が沸いたよな。チッ、面倒な」

コウジ「★も貰えるからぼやかない。じゃあ行くよ」

【“木漏れ日の”施療院】C-3

テツヤ「今更ここに何の用があるんだ?」

コウジ「レベル8で発生するクエストがあるからね。他のクエストを全部こなしても発生するけど、麻薬委任状を他の人に渡しちゃったから、レベルを上げる方法でしか取れない依頼になっていたんだ」

 ここらへんはちょっと解釈の分かれる所だが、ここでの“俺ルール”はこういう事でいかせてもらう。

Photo ウルスラ

「でも気を付けなよ。

銀水晶のプレートの入手だけど、翡翠の塔の地下にいるキマイラが守っているからね。

はっきり言って危険だよ?」

 

テツヤ「そこって最強ボスの家じゃねえか。まぁ、ラスボスには自分の部屋から動かない奴も多いけどよ」

コウジ「でもヤーハッカゼッシュさんはイベント次第で街を歩いてたりする

マサシ「ま、倒さなくてもいいボスが自室から動かないんじゃ、永久に出番無さそうだわな」

【翡翠の塔】固定3

 目の前には、幅が10mはありそうな運河が横たわっている。水はよどみ、汚れている。腐った水の臭いが鼻孔を刺激していた。運河の岸には、数艘の小舟がつなぎとめられており、その傍らに蛮族の見張りが立っている。

 運河の向こうには、緑色に美しく輝く塔がそびえ立っている。霧の街を支配する“翠将”ヤーハッカゼッシュがいる翡翠の塔だ。

コウジ「じゃあ運河を渡ろうか。まずは船を貸してもらわないと」

テツヤ「運河通行証はサンドリーヌさんにあげちまったぜ。今回は使わないと思ってたからな」

コウジ「仕方ないね。まずは船の番をしているリザードマンマリナーさん達に頼んでみよう」

 1ラウンド目。先攻権奪取。コウジが散弾4連射するも、ボス各として強化されたマリナーはしぶとく、片方が生き残ってしまう。

 当然のようにテツヤがとどめをさした。

テツヤ「いきなり片づけちまったが、頼むんじゃなかったのか」

コウジ「うん、始めから始末した後で頼むつもりだったよ。御断りも無いし、さっそく船を借りよう」

 運河を渡ると塔の元へたどり着く。だが塔のある島には入口らしき物が見当たらない。探索判定に成功せねばならないのだが、そのためには見張りの蛮族と戦わねばならないのだ。

 出現したのはケンタウロスインペイラー(ボス)と、それが率いるケンタウロス3匹。

 戦闘開始。1ラウンド目、コウジの散弾2連射でザコ全滅のボス重傷。ファストアクションによるさらなる2連射でボスも死亡。

コウジ「消毒おしまい。さ、探索といこうか。ここは固定値だから簡単だね。はい、入口発見」

テツヤ「なんか遠足気分だな。一応、最強ボスの家なんだがよ」

 塔の内部MAPはゲームマスターが自由に作成して良いと書いてある。ソロプレイ=己がGMなので、GM権限によりMAP作成。全てのフロアは上下階への螺旋階段とタコ部屋と便所しか無い事にする。

コウジ「これで地下まで楽々だね」

テツヤ「この内部構造じゃあ本気でただの塔じゃねえか……」

 地下で寝そべっているキマイラ発見。そいつは三人を見ると、ゆっくりと身を起こした……。

Photo_2 ガド・ボデック

「去れ。

……死がうぬの血を飲み干す前に」

 

 

テツヤ「へえ、落ち着いたもんだな」

コウジ「彼は“万里の咆哮”の異名をとる上位蛮族でもあるからね。そして彼は翠将の命令により、銀水晶のプレートを守っているんだ。プレートは普段、彼がじゃれるためのオモチャになってる」

ガド「だから渡さないぞワンワン」

テツヤ「絶対こんなキャラじゃねええええ!」

 まぁ交渉の余地も無いので戦う事にした。

 1ラウンド目。先攻権奪取。コウジがドカドカ散弾4連射するとあら不思議、ボス各としてHPの強化されたキマイラの頭が全滅して即死ナリ。

コウジ「複数部位のモンスターは、強化されたHPが各部位に分散されるからね。キマイラは色々あって5部位だから、増強されたHPも5分割なんだ」

テツヤ「だからってなあ……」

 なお、毎回こんな事やってるとMPの消費もバカにならないが、金に任せて魔晶石を大量に買ってあるのでまぁ問題ない。このレベルの敵を倒すと、1回で1000~数千Gぐらいは入ってくるので赤字にもならない。

コウジ「プレート奪取、と。じゃあ塔から出ようか」

テツヤ「そうすっか。やれやれ……」

【帰らずの街】E-5

 目的地についたので、さっそくインクの材料・夜の石を探す。探索判定を行い、ワンダリングモンスター判定を行い、また探し……

コウジ「モンスターが出てきちゃったね。なんか空を飛んできたよ」

マサシ「ありゃあラプテラスだ。細かい事はおいといて、まぁ翼竜だと思えば概ね間違いねえ」

テツヤ「ついに恐竜まで沸いて出たぞ、この街はよ!

コウジ「付け加えるなら2匹きたよ」

テツヤ「どこに生息してたんだ、そんな物がよ!」

 というわけで9レベルモンスター2匹と遭遇戦。厄介な事に、このモンスターは部位が多い(1匹4部位)。これが2匹なので合計8部位。しかしコウジの範囲攻撃は5匹までしかまきこめない。その上、頭を潰さないと死なないのに、胴体のHPを0にしないと頭を狙う事ができないのだ!

コウジ「うん、近接・射撃の的にならないと書いてあるね。なら攻撃対象にならないわけだから、範囲攻撃で巻き込む対象は6か所だね。目標をランダムで決めて……と。2匹目の翼の片方以外の5カ所を散弾で撃つよ」

 1ラウンド目。散弾ドンドーン。胴体を撃ち抜かれ、翼を破かれ、2匹の翼竜は地に落ちる。

コウジ「で、テツヤが頭を狙って叩いちゃって」

マサシ「俺もバトルソング歌うわ」

テツヤ「へいへい。まずは片方に3連撃と……」

 1匹ずつ頭を潰され、でかい爬虫類はくたばった。

コウジ「材料も集まったし、この街から出るよ」

テツヤ「でも幻獣が出るんだろ。恐竜の次は何なんだよ」

 コカトリスが2匹だった。このゲームのコカトリスは10レベルの強モンスターで、人間よりも大きい巨鳥である。

テツヤ「……この街ってよ。そこらの家は全部ハリボテで、中にはふさふさ生い茂った木がいっぱい生えてて、実は動物園になってるんじゃねえだろうな」

コウジ「ちょっと前からクマとかゾウとか出てるしね」

マサシ「へっ、それ言うなら最強ボスも人間に化けてるトカゲじゃねえか」

 霧の野生公園・ミストズーは本体2800円で好評発売中ですっ!

 1ラウンド目。先手もとったし、いつもどおり散弾撃ちまくるよ。片方はボス各になっててHPが128点あったけど、銃で痛めつけてテツヤが殴ったら死んだよ。マサシは歌ってたよ。

コウジ「次は牢屋からドゥルマイユ卿を助けないと。でももう遅い時間だから、側にある鮮血城で泊めてもらうね」

テツヤ「牢屋破りか。ランダムイベントで牢の鍵は手に入れてあるが、また戦闘連発だな」

マサシ「ははっ、どうせトラだのワニだのの牢番を1ターンキルだろ」

【牢獄】F-7

 恐れる事無く牢に忍び込む三人。鍵を持っていたので中に入る事は苦労しない。だが監獄内では常にランダムで遭遇の可能性がある。

 

 しかしあっさりドゥルマイユ卿を見つけて脱出した。

 

テツヤ「はあ? なんだこりゃ」

コウジ「遭遇がランダムだからね。出ない事もあるよ。ドゥルマイユ卿を探し当てるのに高難易度の判定がいるけど、指輪を壊して運命変転も使えば全然問題ない。即行で見つけてすぐに出てきて、結果的に遭遇なしだよ」

テツヤ「敵もいい加減、出るのが嫌になったのかもな……」

マサシ「へっ、好都合じゃねえか。何も困らねえだろ?」

 

 その後、娼婦街に立ち寄って名のある蛮族を倒した事を報告(★と金になる)。ウルスラにプレートを渡し、市場でインクを作ってもらう。ザバールの元へ戻るまで、結局これ以上の面倒事はなかった。

コウジ「というわけでこっちがドゥルマイユ卿、これがインクです」

Photo_3 ザバール

「お、御苦労。

最近、ちゃんと仕事してくれるね。

正直、こんな日が来るとは思わなかったよ」

 

コウジ「珍しく気が合いますね。僕もです」

テツヤ「チッ、鬱陶しい会話はやめな。レベルアップ作業するぜ」

 敵から貰えるぶんもクエストによる入手も経験値量が上がっているが、必要経験値も上がっている。なんとか足りたので、テツヤのグラップラー技能を9に上げる事にした。

コウジ「これで<魔力撃強化>と<飛び蹴り>が習得できるよ」

テツヤ「命中にも補正が入って、かつ攻撃回数も1回増加か。ますます短期決戦型になっちまってるな」

 まぁキャラが3人もいるので、長々と戦闘するとサイコロをふるのが面倒になる。やはり短期決戦の方が良い。短い方がリプレイ書くのも楽だしね。

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