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2009年8月 2日 (日)

レビュー たのだん(2) 12回目・第6話後編

【ソードワールド2.0リプレイ「たのだん」のレビューと感想です。当然ネタバレしているので注意してください】

F_2安納耕治

著作『夢幻の双刃』の主人公。

虚弱で貧弱だが悪燃費の特殊能力と姉への愛で魔物と戦う好青年。

 

F_3 秋月徹也

著作『夢幻の双刃』の主人公その2。

直情・短慮・迷走癖の三重苦にもめげず魔物と戦う好青年。

 

耕治「さてさて、邪教の本拠地に乗り込んだシャーリィさん達。ついに敵の黒幕と対決です

徹也「チロルの幼馴染と同じ名前のドワーフだと、現時点で判明しているんだよな」

耕治「本人なのか、別人なのか。果たしてその真相は?」

徹也「景気良くネタバレしてっから未読の人は注意な。ま、キャラクター紹介だ」

 

Photo_2 シャーリィ  人間・女・16歳

二刀流で戦う盗賊少女。

悲鳴と血反吐を吐くのが得意な一応のヒロイン。

 

Photo_3 チロル  ドワーフ・女・18歳

両手武器で戦うパワーファイター。

パーティのアタッカーで特攻隊長でバトルヒロイン。シャーリィの強敵。 

 

Photo_4レクサス  ナイトメア・男・18歳

セクハラ神官戦士。

ふっ……俺の真の力を見た時、貴様はこの世に存在しない。時空(とき)の狭間から出でし奈落(アビス)の焔(ほむら)、その眼でとくと見よ……。

 

Photo_5 ポポ  タビット・男・14歳

ウサギ獣人。魔法も使える。

メカっ娘と水と空気があれば生きていけるよ! そんな共感溢れる生物。

 

Photo リーリア  ルーンフォーク・女・年齢不詳(稼動時間1年未満)

人造生命体種族の少女。記憶喪失により名前しかわからない。

ゲームマスターからの恐るべき刺客。ヒロイン志望のキャラがいる時にこういうNPCが出されるのもクライシスの仕業だ。

 

Photo 海東 大樹

仮面ライダーディエンド。
若い頃の俺よりちょっとだけイケメンである事は認めねばなるまい。
昔は警官だったが上司との意見の相違により退職。
一転して泥棒へ。
冷静に考えれば最強の能力を持つライダーだが、なぜかイマイチ揮わずに火花をあげて転がる事が多い。
最終回まで秒読み段階に入ってもまだパワーアップしておらず、おそらく最後まで(扱いを含めて)このままだろうと思われる。

 オッド山脈の麓“バルバロスの顎”で敵地の入り口を見つけた一行、無論のこと潜入する。中には行き止まりが多々あり、その度にタイル式のスイッチを踏んで道を開かねばならない。困った事に、スイッチは複数だが『正解』へのヒントが無い。しばらく細かい遭遇や罠を切り抜けながら適当に進むが……

 

耕治「これで即死罠に放り込まれたりしたら爆笑ものだけど……

徹也「20年前の洋物ゲームブックじゃあるめえし。基本的に時間巻き戻しの利かないTRPGでそれやったマスターはしばかれても文句言えんだろ」

 無論、しばかれて良ければやっていい、というわけではない。

 

15  そうこうする内に、やけに広い部屋へ辿り着いた。

 部屋の中には等間隔に、ずらずらと棺が並べられている。

 試しに一つ開けてみると……案の定、魔法で防腐処理を施された屍が入っていた

 棺には、屍が入っていない物もあった。中には冒険者の使うアイテムがいくつか入っており、リーリアの名前が書かれている。

 そして隣の棺には、若い男性の屍が。ここまでに聞いていたライナスの物と同じだ。

 とりあえず探していたご主人様は見つかった。しかしリーリアが復活できたのは誰の手引きによる物なのか?

 ここに居てもわからないので、一行は引き返そうとする。しかしその時、部屋の中に邪教の部下達が入ってきた。当然のように戦闘となる。

 なんか超楽勝だったらしく、本文にも「わたしたちの圧勝!」としか書かれていなかったり。

 

耕治「シャーリィさんに悲鳴一つあげさせられないなんて。なんて使えない雑魚なんだろう」

徹也「雑魚から苦戦してたら先が思いやられるだろうが……って、1巻目はそんな感じだったっけな

耕治「地味にレベル上がってるからね、このパーティ」

 

 敵からの情報で、ボス・邪神官ドワーフのノルドがいる場所を聞きだした一行。迷わずに敵の下へとまっしぐら。今まで通ってきた廊下のスイッチを操作し、書斎らしい場所に辿り着く。そこを調べると――

GM「すると、幼いルーンフォークの少女について書かれている本が見つかった」

ポポ「エロ本ですか?」

 同類センサー発動!

 

徹也「ゲームマスターがクライマックス前だからシリアスに行きたいって言ってんぞ」

耕治「しかしその願いを知ってもなお、パーティはなぜかエッチな本として扱うのであった

 しかしロリ趣味は頂けない……大きい事は良い事だ。

 

 書斎の奥にある扉。その先は黒い石壁で囲まれた小さな部屋だった。そこにいるのは3体の魔物を引き連れたドワーフの男。チロルの幼馴染・ノルドに見えるが、彼は黒い靄のような物にとりつかれていた。

靄「ぎゃーはっは! ここに来た以上は帰れねぇぜーっ!」

 霧はティキラと呼ばれる魔神の思念。ノルドはこの魔神に操られていたのだ。そして邪教を指揮させられ、邪神に捧げる供物を集めさせられていたのである。

 戦闘が始まった。敵は9レベルのモンスター、しかも部下まで連れている。ただしこの魔神には弱点もあり、他人が目の前で1ゾロ(自動失敗)を出すと、その不幸に笑い転げて魔法が使えなくなるのだ。

 とはいえそう簡単に何度も1ゾロなど出る筈もなく、敵の部下は3ラウンドほどで全滅させたものの、ティキラの攻撃魔法を食らって結構なダメージを受けたり。

 だがパーティ+NPCで5人がかり、しかもダイス目が結構良い。リーリアが敵を投げ飛ばして転がし、シャーリィとチロルが斬りかかる。両手斧のクリティカルヒットで大ダメージを与え、見事に敵を仕留めた。

徹也「なんかこのパーティ、かなり強くなってねえ?

耕治「4~5レベルだからもっと苦戦していい筈だけど……ゲームマスターさんも意外だったみたいだね」

 

 魔神が倒され、ノルドは自我を取り戻す。

 結局、リーリアを蘇生させるよう手筈したのはノルドだった。時折、魔神の支配が緩む事があったらしいが、その時に魔神の邪魔をすべく、当時新しく届けられた死体を蘇生させるよう段取りしたのである。

 こうして事件は解決した。

 なお、リーリアはご主人様のライナスを蘇生させる事にした。ゲームマスターによれば、この後二人は共に旅立ってしまうらしい。

ポポ「……ちっ。」

 ポポの素直すぎるリアクションで、2巻は幕を閉じる。

 

 

耕治「というわけで、『たのだん』の2巻レビューでした」

徹也「3巻はどうするよ?」

耕治「話はここで綺麗に終わってるんだよね……ま、おいおい考えればいいんじゃないかな」

徹也「あと3週間ほどか。遠いような近いような、だな」

 

 どうするかはサイコロで決める事にでもしようかね。

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 

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