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2009年8月 9日 (日)

ミストキャッスルリプレイ3-12 走れメロスのように

【強盗稼業で好き放題した三人、今回はちょっと心根を入れ替えて真面目に話しを進める事にする。とりあえず現況を振り返ってみるが……】

F_2

コウジ

人間
マギテック(6)/シューター(6)/スカウト(5)/エンハンサー(1)

器用度19 敏捷度18+2 筋力13 生命力15 知力24 精神力19 

好きな物:故郷の姉ちゃん
嫌いな物:フラグミス

F_3 テツヤ

人間
グラップラー(5)/スカウト(5)/
プリースト(5)

器用度18 敏捷度22 筋力17+2 生命力15 知力18 精神力18 

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物
嫌いな物:足の長いイケメン

Photoマサシ

人間
ファイター(5)/プリースト(5)/セージ(5)/レンジャー(1)/エンハンサー(1) 

器用度20 敏捷度21 筋力16+2 生命力14 知力20 精神力19 

好きな物:正直者
嫌いな物:拳骨バカ

(今回のMAP)

312 コウジ「前回の稼ぎのおかげで、あと少しで平均レベルが6になるぐらい経験値が貯まってる。
今回は割と地道に働く事にするよ」

テツヤ「前回が世紀末の野盗みてえだったからな……。
今回はちと真面目にやるとすっか」

マサシ「ははっ、どうせ蛮族みかけたら『汚物は消毒だーっ!』なんだろ?」

テツヤ「このゲーム、基本『敵はすべて攻撃的です』みたいなルールなんだから仕方ねえわ」

コウジ「うん、合法だね。
さっそくザバールさんから仕事を請けよう」

Photo

ザバール
「真面目に働くなら感心なんだがね……。
今ある仕事、手紙の配達なんだよね。
君達、これを請けたらその場で『ギブアップ!』とか言い出すだろ?
上位蛮族が出るからってさ」

コウジ「いえ、やりますよ。別に問題ありませんし」

テツヤ「おおっ!? 何時になく強気だな」

コウジ「レベルが上がって資金も増えたから、対処方法もできたんだよ。だから問題無い――ちゃんと下準備しておけばの話だけどね」

コウジの言い分に乗り、三人は消耗品を買い集める。

コウジ「出発前にザバールさんからクエストを請けるよ。抵抗組織の探索というクエストがあるけど、僕らは各組織の拠点と首領を知っているから、何もせずにこの場で達成する事ができる。これで★入手、と。あ、報酬はザバールポイントで受け取るから」

ザバール「はいはい。こっちとしては仕事さえちゃんとして貰えればいんだけどね……。努力せずにできる事しかしない人間は世の中に必要とされない、という事は覚えておいた方がいい」

まぁこれはゲームだから楽に越した事もない。

【木漏れ日の施療院】C-3

手紙を渡す相手は二人。その片方は顔なじみでもあるグラスランナー、ニルスだ。
というわけで施療院に来た三人だが……。

テツヤ「いねえな。遭遇がランダムだから仕方ねえが」

コウジ「その場合、ウルスラさんに渡してもいいらしいよ」

Photo ウルスラ
「はいよ。預かっとけばいいんだね。
なんかあんたらからは物を押し付けられてばかりな気もするよ。
今、返事を書くからちょっと待っておくれ」

テツヤ「本人が不在でも返事は渡してもらえるんだな……」

マサシ「ゲームの都合だろ。出現率6分の1の相手を待ち続けるよりは断然いいじゃねえの

ここでは棒立ちで請けられる仕事もないので先へ進む。
本当なら次に目指すのはB-1なのだが、進路は北東へ取る事にした。

【追い剥ぎ小路】F-1

テツヤ「なんでこんなに大回りなんだ?」

コウジ「もちろんクエストを請けるためだよ」

一つは守りの剣の在処を捜してくる事(荒れ果てた庭園にある事をもう知っている)。
もう一つは叫びの門で蛮族の動向を監視する事だ。監視の方はこんな時でもないとやる機会が無いので、珍しく引き受けてから現地へ出向く。

【叫びの門】固定2

一日かけて出入りする蛮族を見張らねばならない。
だが50%近い確率で蛮族が出没する可能性が6回あるという、結構過酷な任務だ。

テツヤ「くそ! 言ってる端から蛮族が出やがった!」

コウジ「汚物は消毒どきゅーんドキューン」

マサシ「ははっ、楽しそうで何よりだぜ」

ドレイクが1匹出現。3人がかり6回攻撃でフクロ。

テツヤ「ちっ、ゴブリンシャーマンの2匹連れも来た!」

コウジ「散弾2連発を食らえー」

マサシ「ははっ、HPが低めだから簡単に転がりやがる」

ゴブリンシャーマン2匹、1ターン目で掃討。

テツヤ「またなんか来たぞ!」

コウジ「一匹じゃない。まぁ的だね」

マサシ「ほらテツヤ、ぼさぼさしてないでブン殴っちまいな」

ケンタウロスインペイラー出現。1ターンで滅多打ち。

言われたとおりに見張りをこなしたので、眠い目をこすりながら引き上げる。

テツヤ「なんかもうザコ戦は手抜きなルーチンワークだな

コウジ「ついでにサンドリーヌさんの館にも寄ってクエストをこなしておくよ。クリスの妹さんを助け出す以外のクエストは、今回ですべてこなす事ができるね

マサシ「いつの間にか大詰めじゃねえの」

コウジ「クリアレベル7以上のゲームで、今5レベル突破だからね」

テツヤ「その割には、今回はまだ開いてないマスがMAPにあるな……。経験値稼ぎの効率がわかってきたからか?」

コウジ「単なる運もあると思うよ。とりあえず引き返そう」

追い剥ぎ小路を通り、報酬を受け取ってから西へと向かう。

【《灼熱の踊り子》亭】C-1

通りを歩いていくと、やがて黒い石で造られた建物が見えてくる。
建物は全体に人族のものと思しき髑髏によって飾られており、おどろおどろしい雰囲気だ。汎用蛮族語で「《灼熱の踊り子》亭」と書かれた看板が掲げられている。

テツヤ「確か蛮族が経営してる飯屋だったな」

コウジ「今はスルーするよ。仕事と関係ないからね」

テツヤ「ふん、じきに殴りこんでやるさ」

【剣闘士の宿舎】B-1

通りの真ん中に、両手剣を天に向かって突き上げるリルドラケンの石像が建っている。
その傍らにある大きな建物の上には、像と同じ意匠を施した紋章が掲げられている。屈強な男たちが、その建物の中に入っていく。
 

この宿舎の主、元剣闘士の王者だったドン・ブカドゥが2つ目の手紙を渡す相手だ。
彼から返事をもらい、三人は三色の天幕へ帰ろうとするが……

ここでイベント発生。上位蛮族が現れ、手紙を渡せと迫ってくる。
今回現れたのは、狂えるハサミ”ダマスケスノ。アンドロスコーピオンの上位種であり、サソリの下半身と戦士の上半身をもつ魔物だ。しかもダマスケスノはアラクネという蜘蛛型多脚戦車に乗っており、戦闘力をさらに上げているのだ。

ダマスケスノ「というわけで俺には逆らわない方がいい。さあ、おとなしく手紙を渡してもらおうか……」

コウジ「よし逃げよう

テツヤ「逃げられるのか? あの戦車、移動力が高めらしいが」

コウジ「ミストキャッスルの逃亡ルールによれば、移動力は難易度にいっさい関与しないみたいなんだね。問題なのは自分たちのレベル、敏捷度ボーナス、敵のモンスターレベルだよ。さ、俊足の指輪を壊して」

消耗品として使うことで敏捷度を13(ボーナスにして約2)上げる事のできる指輪を、このミッションを請けた時にあらかじめ一人2個ほど買い込んでおいたのである。無論、逃亡判定を有利にするためだ。
人間の持つ“運命変転”能力と併用すれば、現在のレベルと能力値なら、先攻さえとればレベル10以下の敵からは安定して逃げる事ができる。

そしてスカウト2人体制のこのパーティにとって、先攻奪取は得意分野だ。

ダマスケスノ「ちょ、お前ら待たんか!」

コウジ「お断りします」

テツヤ「あばよ!」

マサシ「ははっ、またな!」

手紙の配達の目的はあくまで手紙を届け返事を持ち帰る事。
敵と戦う必要はないのだ。

【三色の天幕】C-4

ザバール「確かに返事の手紙を受け取ったよ。お疲れさん」

報酬を受け取り、三人は★を経験値に換算する。

テツヤ「おやま、そんなに大変でもなかったが、結構な量になったな」

コウジ「レベルの高いクエストは★を複数もらえるからね。これで平均レベル6、誰か一人は7になれるよ。現状、先行は僕一択かな」

マサシ「別に構わんが、理由は聞いていいよな?」

コウジ「スカウトを7にする事で<ファストアクション>の特技を覚える事ができるからだよ。1ターン目の先攻時だけだけど、2回行動が可能になる。だからスカウトを習得してる僕かテツヤが率先して7にするのがいいんだけど、テツヤは経験値が足りないからレベル7になれない」

テツヤ「あ? 本当だ、なんで俺だけ低めなんだ?」

コウジ「担当する技能の違いだよ。要経験値が高めの技能と少しだけ安めの技能の2種類があるんだけど、僕はシューター・マサシはセージが安めなのに対し、テツヤの技能は全部高めなんだ」

テツヤ「チッ、しょうがねえな」

リプレイ「たのだん」で著者キャラのシャーリィがファイターではなくフェンサー技能をとっているのも、この経験値テーブルを意識しての事らしい。
結果、少々残念な場面が多くなっているが、コウジは今のところそんな目には遭っていない。
無論、後ろに引き籠っているからである。ミストキャッスルに後ろから不意打ちしてくる敵がいなくて良かった……。

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