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2009年6月 9日 (火)

レビュー たのだん(1) 2回目・第一話

F安納耕治

著作『夢幻の双刃』の主人公。

虚弱で貧弱だが悪燃費の特殊能力と姉への愛で魔物と戦う好青年。

 

F_3 秋月徹也

著作『夢幻の双刃』の主人公その2。

直情・短慮・迷走癖の三重苦にもめげず魔物と戦う好青年。

 

耕治「ではレビューを始めます。第一話は概ねこんな感じだよ」

 まずはプレイヤーキャラクターが集合。冒険者の店、といういわゆる酒場に全員が集まる。

 シャーリィは式場から逃げたその足で。
 ポポは愚痴って酒飲みながら。
 チロルはなんとなくそこに居たので。
 そしてレクサスはその全員にナンパしかけてチームを確保した。

徹也「……微妙に本文と違わんか?」

耕治「うーん、でもなんで皆が組を作ったのかイチマチわかり難いんだよね。ここらはゲームの都合と流すしかないと思うよ。強いて言えば、店主が仕事を斡旋するんだけど、他のキャラに声をかけた様子がないし、他のキャラがいる気配もない。人員募集したら、たまたまこの四人がいたからチーム結成したんじゃないかな。たまたま四十人いたら四十人パーティになってたかもしれないね

徹也「敵も同規模ならもう合戦だな……」

2_3   依頼人と共に遺跡調査へ向かう四人。
 途中の野宿で、寝起きする編成をどうするかでちと騒ぐ。うら若き乙女にとって、男性と一緒だと何かと意識してしまうものなのだ。
 まぁ多分、野郎が獣人種族だったり汗かきのデブだったりしたら、嬉し恥ずかしキャッキャウフフな展開にはならなかっただろう。
 シャーリィとてヒロイン(候補)として美形な彼との絡みは欲しい物なのだ。

耕治「でもこの後に狼の群れが出てきてシャーリィさんは齧られる事になる。付け加えるなら彼女の二刀流はことごとく外れる」

徹也「第一話の最初の敵に苦戦だと? キャンペーン最弱の敵だよな、普通に考えて」

耕治「まぁプレイヤーキャラクターも最弱状態の筈だからね」

 結局、チロルが斧を振り回して敵を蹴散らした。残念ながら戦闘力の差は歴然だ。ヒロインの座が腕っ節で決まるわけではないので、問題は無いのだが……。
 さて、小競り合いを切り抜けてパーティは目的地の遺跡に着いた。

チロルが「わー、ト○ロとか住んでそう」とのたまう。

 

Tetuwo1_2  確かに何かが出そうな雰囲気だ。
 まぁ何も出ないのなら冒険にならないので、何か出てもらわないと逆に困るのだが。
 そして事実、ここにはある恐るべき陰謀が渦巻いていた……。

 

 

 

 

Tetuwo21_2  

突如、てつを(敬称略)を襲うクライシス帝国の怪魔妖族・スカル魔たち。

3対1の戦いでさしものてつをも苦戦だ。危ない!

 

 

 

 

Tetuwo51  

変身!

彼こそは時代が生んだ最強のヒーロー!

その名は太陽の子、仮面ライダーBLACK・RX!

襲い来る敵に怯まず、屈せず、ただひたすらに雄雄しく戦う!

 

 

Tetuwo7  

だがそれは敵の罠だった。

クライス帝国の移動要塞にて、指揮官・ジャーク将軍がほくそ笑む。

RXに苦戦を続ける彼らの作戦。それはRXに時空間攻撃を仕掛け、パワーアップする前・仮面ライダーBLACKの頃に戻して襲うという物なのだ。

「敵が強すぎるから弱かった頃にタイムワープして襲おう」

こんなとんでもない作戦ができるなら無敵じゃないのか。ありえないだろコレ。

 

Tetuwo8_2  

しかしクライシス帝国はやってしまうから困る。

過去の世界から、てつをがBLACKだった頃の敵幹部・三大神官を召喚。

明らかに魔術の類だとしか思えないが、クライシス帝国の軍団には「怪魔妖族」という連中がいて、普通に妖術とか使っているのだ。今さら驚くには当らない。

 

 

Tetuwo91_2 三大神官の術により、何時の間にか異空間へ迷い込んでいるRX。

彼らの手により、RXはBLACKへと逆行した。

 さらに三大神官の念力攻撃がBLACKを容赦なく襲う! 絶体絶命!

 

 

 

Tetuwo111_2 しかしその時、救援の手が!

助けに現れたのは、なんとRX!

「ばかな! 二人は同一人物の筈!それがなぜ同時に現れるのだ!」

驚きもごもっとも。本当に景気の良い驚きっぷりだ。顎が外れないか見てるこちらが心配になる。

なお、当然だがRXから説明もある。

RX「BLACK! お前が過去の世界で消滅すると、俺も消滅してしまうんだ!」

助けに来た動機は説明してもらえたが、助けに来れた方法については何の説明も無かった……。

Tetuwo141 部下に命じて再生怪人達を向かわせるジャーク将軍。

かつてRXを苦しめた怪人達が4体、群れを為しててつをを襲う!

再生怪人とは大体弱い物だが、そこはクライシス脅威の科学力&魔力。4体の怪人達は元気そのもの、数の差もあって一人のてつを・二人の仮面ライダーを劣勢に追い込む。危うし!

しかし、忘れてはいけない。てつをは一人でも、仮面ライダーはそうでない事を……。

 

 

Tetuwo15 参上! ロボライダー!

「お前達が消滅すると、俺まで消滅するからな!」

さすが同一人物だ、相変わらず動機の説明はあっても方法は言わない。

ロボライダー……RXの別形態。そう、てつをこそフォームチェンジを使い分けた最初の仮面ライダーなのだ。

ロボライダーはパワーと装甲強度が20%アップした戦闘形態である。
敏捷性は逆に20%ダウンするが、その装甲はRXが吹き飛ばされていた攻撃を完全に跳ね返す。
よって攻撃を回避する必要はあまりない。
武器が銃で飛び道具なので、急いで敵を追い回す必要も無い。
結果的に弱点が弱点として機能していない、とても頼りがいのある形態なのだ。

Tetuwo16 さらに参上! バイオライダー!

てつをが身に着けた最終形態。こちらは攻撃力据え置き・敏捷性が上昇・防御力が低下。

しかし特殊能力として体を分子レベルに分解し、気体・液体化して活動する事が可能。
敵の物理攻撃をことごとく無効化する。
武器のバイオブレードは光線・電撃・超能力など凡そ非物理攻撃はなんでも吸収・反射する特性を持つ。

防御力が弱いどころか、作中ではほとんど不死身だった。

 

Tetuwo17集合!てつを軍団!

その勇姿はまさに正義の象徴――悪を打ち砕く勝利の唄!

最強だった奴を仕留めるために時間にまで干渉したのに、結果的に4人に増えちまった。

最強が4人も集まったら最強すぎて手におえないだろ。

なんかもう敵軍団が絶望的すぎないかこれ。

 

 

Tetuwo19_4  

そして実際に手におえないし絶望的だった。

 

バイオライダーの剣が次々と敵を切裂く!

その剣速を止める術は、もはやクライシスの再生怪人には無い。

 

 

Tetuwo20 BLACKが怪魔獣人を吹き飛ばす。

そしてライダーパンチが文字通り火を吹いた!

BLACKとRXでは各能力に2~3倍の差がある筈なのだが、その程度の差はてつをの前では誤差に過ぎないのだ。

BLACKもまたてつをであり、最強のヒーローなのである。

 

 

Tetuwo21_3  

ロボライダーがボルテックシューターで攻撃!

次々と吹き飛ばされる怪魔界の再生怪人達。

さあ打ちのめせ、今その時だ。

 

 

 

Tetuwo22 RXのリボルケインが怪魔ロボット・デスガロンに炸裂!

リボルケインによる決め技・リボルクラッシュはHITしたが最後、KO率100%という最強の必殺技だ。

しかも1度や2度しか使った事が無いなどという誤魔化しではなく、
新技が出た後でさえ何度も出し続けた結果の話である。

1匹だけ凌いだ奴がいたが、そいつは食らわずに済ませたからである。

敵の首領でさえ、この太陽の剣により断末魔をあげたのだ。

 

Tetuwo23 爆発! 敵は全て木端微塵!

4人のてつをの前に敵などあろう筈がない。

なぜ4人になったのかはこの際問題ではないだろう。

最強のヒーローはどんな卑劣な手段の前にもやはり最強であった。
ただその結果があるだけだ。

夏の劇場版が少し心配になるが、脇役客演なのでここまで最強を見せないとは思う。
てつをとて正義の味方、後輩を差し置いて悪を許ざな過ぎる事も無いだろう。
先輩達にも立ててもらったんだし、今度は後輩を立てる側として名脇役である事に期待したい。

Tetuwo24 戦いは終わった。

いつしか4人のライダーは一人になり、そして何処ともなく去って行く。

灼熱の戦いが終わり、夕陽を背に去り行くその姿は、まさに太陽の子に相応しい。

沈まぬ陽は無い。だがまた昇らぬ陽もありはしない。夜の後には必ず朝が来る。暗雲が空を覆えど、それより上では必ず太陽が輝いているのだ。

「風」である仮面ライダーの中、RXは「太陽」であった。

さらば仮面ライダーBLACK!

ありがとう仮面ライダーRX!

そしてありがとう、仮面ライダーてつを

【終】

(C)藤澤さなえ・グループSNE/富士見書房 
(C)石森プロ/毎日放送/東映

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コメント

えーっと……とりあえず、みんなでRXステーキ喰いに行きますか。

投稿: ephemeris | 2009年6月10日 (水) 22時36分

関東の人間が羨ましい……。
機会があれば自分だって……!

投稿: 松友健 | 2009年6月11日 (木) 07時12分

読了する間際のタイミングで脳内に「誰かが君を愛してる」が流れてきました。
ありがとう宮内タカユキ!
そしてありがとう、仮面ライダーてつを!

投稿: HA | 2009年7月 1日 (水) 06時09分

宮内氏の歌唱力は本当に絶品で、何年経っても記憶から色褪せませんね。
いや、無論、てつを氏の歌声も“味があって”ナイスですけど!
てつをの歌は宮内洋にも匹敵しますよ。
最強の男と渡り合えるのはやはり最強の男という事です!

投稿: 松友健 | 2009年7月 1日 (水) 21時03分

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