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2009年5月15日 (金)

ミストキャッスルリプレイ2-11 マッパー(全裸に非ず)

【仕事も一段落つき、三人は次の目的を決める。しかし何か問題に気づいたようだ……】

F_2

コウジ

人間
ソーサラー(4)/ファイター(4)/スカウト(4)

器用度16+2 敏捷度18 筋力18 生命力14 知力21+2 精神力16 

好きな物:故郷の姉ちゃん
嫌いな物:フラグミス

F_3 テツヤ

人間
グラップラー(5)/スカウト(4)/
ソーサラー(5)

器用度16+2 敏捷度20 筋力15 生命力15 知力16+2 精神力14 

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物
嫌いな物:足の長いイケメン

Photo_4 イシマル

リルドラケン
ファイター(4)/プリースト(4)/セージ(4) 

器用度12 敏捷度12 筋力25+2 生命力30 知力10+2 精神力16 

好きな物:酒とピーナッツ
嫌いな物:おいてけぼり

(現在のMAP)

24_2 コウジ「MAPの大半が埋まったし、ここらで全てのマスを開けようと思う」

テツヤ「ああ、かまわねえよ。同じ所を行ったり来たりはもう飽きたしな」

コウジ「そしてルールの勘違い点を一つ発見した」

テツヤ「またか! ここまで来てやり直しとか却下だからな、これからきっちりやりゃあいいだけだ。……で、一体何がどう違ったんだ?」

コウジ「うん、ミッションとクエストって処理が別物みたい。ミッションがキーパーから受けるかイベントで起る物。クエストは非キーパーのNPCからでも任意に受けられるみたいなんだよね。僕らはそれをごっちゃにしてて、クエストもキーパーからしか受けられないと思ってた」

テツヤ「なんだ、じゃあ『効率は悪かったがそれもプレイスタイル』で言い訳できる程度のモンじゃねえか。ま、これからはあっちこっちで仕事請けるとすっか」

コウジ「それで気づいたけど、キーパーは奴隷にしてくれる人の方が便利なんだよね。誰かの奴隷になってると、夜間ワンダリングモンスターの出現時間帯が減るから」

テツヤ「む……奴隷は気にいらねえが、今みたいに陽が暮れたらじっと息を潜めるのもダルいな。しかし気にいらねえし……チッ、どうすっか」

コウジ「ヤムールさんの奴隷にでもしてもらえばいいよ。固定ミッションの無い人だけど、いつでもやめられるし拠点がそのまま寝床になるし、今から探索する北側エリアに近いしね」

テツヤ「結局あのドワーフ親父が一番頼れるのか。TRPGのイラストが美少女色賞賛な流れになって久しいってのに、この街だけ違う時間軸にあるみてえだな」

コウジ「そりゃ表紙からして眼帯の男前髭野郎だし。左上に首輪つけた奴隷美少女がいる事に素で3日ぐらい気づかないよね」

【木漏れ日の施療院】C-5

人間社会から隔離された地である事を痛感しながら、一行は【追い剥ぎ小路】から【木漏れ日の施療院】へ。
着くなりウルスラに頭を下げる三人。彼女の庇護下から出て、預けていた荷物を返してもらう。
しかしクエストはしっかりと受注するのであった。三人の平均レベルに応じ、ウルスラは次のクエストを出す。

クエスト:<サカロスの薬酒>の入手

重い病の患者達のため、あらゆる状態異常を治癒する妙薬<サカロスの薬酒>を手に入れてくる。

テツヤ「前回のプレイじゃただ歩いてるだけで手に入ったってのに……今回は遠い北側を彷徨い歩けとはよ。こういうアイテム運て本当に無いよな俺ら」

コウジ「北側の近いマスにも2つ空きがあるから、そこにある事を祈ろうよ」

方針決定。まずは北に向かって【ヤムールの酒場】へ行く。
酒場に入るなり、懐かしい親父さんに奴隷志願を申し出る三人。

ヤムール「わかった。言ってくれればいつでもやめさせてやるからな」

コウジ「ありがたいね。ラクシアの立花籐兵衛さんだよ、この人」

テツヤ「設定年齢18歳ならそれらしい例えを出せや」

このすぐ西が未開封マスである。三人はまずそこから調べてみる。

【ブラグザバス神殿】A-2

広大な池の真ん中には、慎ましげな白亜の建造物が鎮座している。
藻類がはびこる池の緑色の水面を真っ直ぐに貫いて伸びる細い橋もまた、真っ白な石で造られていた。
橋の入り口の部分には鉄製のアーチがあり、その上に“腐敗の女神”ブラグザバスの聖印が掲げられている。

ここは、霧の街のブラグザバス神殿だ。

見たところ、門衛らしい蛮族の姿はなく、アーチの柱の傍らに金属製の銅鑼が置かれているだけである。

テツヤ「魔物の神殿かよ。入っても死ぬだけだろうな」

コウジ「そうだね。入らないで池の周囲を歩いてみようよ」

しかし池の辺を歩いていると、神殿の方から3体の魔物が飛んできた。
セイレーン(レベル6モンスター)である。

セイレーン「ここは神殿の聖域となっております。どなたの立ち入りも許されていません。引き返してください」

テツヤ「聖域? ああ、向こうにある森か。まぁしゃあねえな。このレベルこの数じゃちと相手にならんわ」

コウジ「いきなり襲い掛かってはこないし、強行突破し辛い心境だね。目的地でも無いし、移動しようか」

神殿から立ち去り、三人は南へ向かう。

【奴隷宿《裸足の王様》亭】A-2

いまにも崩れそうなおんぼろ建物の上に、「《裸足の王様》亭」と書かれた看板が掲げられている。
建物には、たくさんの浮民や奴隷が出入りしており、繁昌している様子だ

テツヤ「奴隷や浮浪者のための宿屋とか、この街ぐらいでしか見られないだろうな……」

コウジ「僕らのキーパーの経営してる店に比べたらちょっと気の毒な宿屋だね。でも情報が貰えるかもしれないし、入ってみようか」

宿に入るとそこは食堂だ。人がたくさん入っており、わりと繁昌している様子。
保存食より安いので、今日の食事として三人はクズ野菜のシチューを頼む。

テツヤ「マジで飢えないためだけの飯だな、これ。文明人の食い物じゃねーよ」

コウジ「でもルール上では上寿司盛り合わせと同じで『一食』だよ。ゲームだからね」

ついでに臨席していた他所の奴隷に、情報を得るべく話しかける。
「タダでは嫌だね」とゴネるので酒を奢ってやると、なかなか親切な忠告をしてもらえた。

奴隷「ここに泊まるならベッドのある部屋はやめな。寝床に細工がしてあってな。追加料金として有り金と命を払う事になるぜ」

そろそろ夜になるので、三人はここで泊まる事にする。もちろん、ベッドのある部屋に。
そして深夜。客のほとんどが寝静まった頃、部屋の戸を開ける者が一人。宿の主人がそっと忍び込んでくる……。

テツヤ「何かお探しかい? 葬式の案内状ならすぐに発行してやれるぜ」

コウジ「棺桶は用意してあげられないけどゴメンね。でも責任もって裏路地に捨ててあげるから」

得物を手に待ち構えている客を見て、宿の主人は腰を抜かす。
二人が迫ると、主人は土下座してわびを入れ始めた。

主人「か、金は全部返す! タダで泊まっていってくれ! だからこの話はなかった事にしよう! な?」

テツヤ「チッ……しょうもねえ奴だ」

降伏して無抵抗になった相手に武器を振り下ろす気もないので、金を返してもらってから三人で一つの部屋に寝る。
よく朝、愛想笑いをする主人を横目に三人は宿を出た。

コウジ「結局、西側エリアには【サカロス神殿跡】は無かったね。東へ足を伸ばすかな」

【泉のある広場】C-3

蛮族が水を飲みに来る人をしょっちゅう人狩りする広場。
今まで2回ほど来た事があるが、いずれも逃亡に成功したので戦闘にはならなかった。だがしかし……

コウジ「あ。今回はイシマルが失敗しちゃった」

テツヤ「おやま。いよいよ戦闘かい」

逃げ遅れた人々の前に、ボガード(好戦的な低級レベルの蛮族)のモ・ルゲが立ち塞がる。

モ・ルゲ「さあて。死んじゃうヤツは、だぁれかなぁ~~?」

テツヤ「お前だよバカ」

本当は犠牲者をクジ引きで選ぶのだが、三人はそんな物を待ってられないとばかり殴りかかった。

敵はモ・ルゲ(レベル3)とボガードソーズマン(レベル4)2匹。
1ラウンド目。テツヤの魔力撃上乗せ三連撃でモ・ルゲ即死。コウジとイシマルがソーズマンの片方を重傷にする。反撃はイシマルがかすり傷を食らい、コウジがあっさり回避した。
2ラウンド目。元気なソーズマンをテツヤが、弱った奴をコウジとイシマルが殴り飛ばして終了。

テツヤ「たいした野郎じゃなかったな。さっさと行くか」

【涸れ井戸】E-3

以前はただ通りがかっただけの涸れ井戸だが、そこには何かあるようだ。
物は試しという事で、三人は井戸の底に降りてみた。ガラクタが転がっている底を調べてみると……

テツヤ「おっと、何か入ってそうな袋を見つけたぜ! さーて……」

ひっくり返すと石ころが1個出てきた。調べてみたがただの石である。
中身決定表に従ってサイコロをふり、ハズレが出たからだ。

テツヤ「……」

コウジ「あ、隠された上げ蓋を発見! これを調べてみようよ」

わざとらしく肩透かしを無視して呼びかけるコウジ。
二人で捜索や罠調査を行う。スカウト(盗賊)技能を持っている者が二人いるので、このパーティは罠関係に結構強い。片方のダイス運がUNKOでも、もう片方がフォローできるからだ。
だがこの上げ蓋は手強かった。設定された難易度が高く、発見こそコウジが成功したものの、解除は二人とも失敗してしまう! 罠が発動……。

テツヤ「すかさず運命変転! ダイス目を裏返して成功!」

罠は取り除かれた。蓋を開けると地下への階段が。その奥にはまた扉。こんどは罠も鍵もない。
それを開けると、中から声が聞こえてきた。

?「おやおや。これはまた、ごちそうじゃないか。こいつらを差し出せば、女王様もさぞ喜ばれるだろうねえ」

リザードマンテイマー(レベル6)のマダム・ヘドロンが、部下のアンドロスコーピオンとともに登場。正直、強敵である。

1ラウンド目。先攻はとれた。
各下のAスコーピンをテツヤが攻撃。上半身と下半身が別々にHPと行動権をもつ「2部位」の敵だが、コアである上半身を叩いて一気に黙らせる。コウジとイシマルはボスであるヘドロンに攻撃するが、HP60を超えた敵をそう容易く倒す事はできない。
ヘドロンの反撃がテツヤに向けられる。イシマルが庇おうとするが……

コウジ「あ。敵は魔法使ってきたね。これは『庇う』で援護できないよ」

テツヤ「なんだとー!」

敵の『アイスボルト』に抵抗失敗。ダメージダイス目がUNKOだったのでダメージは9点。だが追加効果で防御力が2点下がってしまう。

テツヤ「もともと0だっつーの……」

コウジ「じゃあ追加効果は受けないね。よかったよ、安心した」

2ラウンド目。
コウジがヘドロンに『パラライズ』の魔法。抵抗されるが
運命変転で無理矢理押し通す。これで回避力を2低下させ、イシマルの『セイクリッドウェポン』で強化されたテツヤの魔力撃+3連続攻撃が炸裂。
前のラウンドで与えたダメージとあわせ、なんとか沈める事ができた。

テツヤ「苦戦だったぞこれ。やれやれ……」

コウジ「何か見つからないかな?」

金目の物をそれなりに見つけたが、ヘドロン自身が身につけた指輪も手に入れた。
どうやら何かの証らしい。これも持っていく事にする。

テツヤ「やれやれ、寄り道したのは失敗か? なんか疲れたな」

コウジ「まだ開いてないマスが6つもあるんだけどね。さあて、北と東、どっちからあたろうかな」

テツヤ「北だな。拠点の酒場に近い所から行った方が、ボロボロになった時に立て直し易いからよ」

コウジ「移動力的にはあと2箇所開けてから戻りたいかな。運命変転を使い切ってるから無理はできないけどね」

テツヤ「ここまでも無理はしてねえよ。おかげで船の出港には間に合いそうにねえや。まぁ始めからアテにはしてねえけど」

コウジ「もっと効率よく進めれば、一ヶ月で港の船にのって出て行けるんだろうけど。やっぱり手探りじゃ難しいね」

そして三人は北の未開封マスへと向かう。そこで待ち受ける物は……?

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