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2009年4月15日 (水)

ミストキャッスルリプレイ2-3 レベルアップ計画

【セカンドミッションの目的地は目前。いきなりの長い仕事もようやく終りが見えてきた……】

F_2

コウジ

人間
ソーサラー(1)/ファイター(1)/スカウト(1)

器用度14 敏捷度16 筋力17 生命力13 知力15 精神力16 

好きな物:故郷の姉ちゃん
嫌いな物:フラグミス

F_3 テツヤ

人間
グラップラー(1)/スカウト(1)/ソーサラー(1)

器用度15 敏捷度18 筋力12 生命力14 知力15 精神力10 

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物
嫌いな物:足の長いイケメン

Photo_4 イシマル

リルドラケン
ファイター(1)/プリースト(2)/セージ(1) 

器用度10 敏捷度11 筋力22 生命力28 知力8 精神力14 

好きな物:酒とピーナッツ
嫌いな物:おいてけぼり

テツヤ「よく寝たぜ。しかしこの売春宿、女抜きなんだから値段まけてはくれねえのか」

コウジ「本のどこを読んでも、その場合の宿泊費は書いてないね。まぁ買ってもらわないとここで働いてる人も困るし。そもそもただ寝たい人は普通の宿屋へ行くでしょ」

テツヤ「その普通の宿屋の場所がわかんねーんだよ。今の俺らは」

コウジ「このゲームではよくある事だよ。生きて布団に辿り着けたら嬉しいね、という生きる喜びを噛み締められる。とてもためになるゲームだね」

テツヤ「ケッ。水と平和はタダであるに越した事ねーわ。とりあえず東へ行くぞ。そこが目的地だからな」

路地裏】F-7 

気がつくと、複雑に入り組んだ細い路地に迷い込んでいた。
あてもなく歩いていると、道端にボロ切れが落ちている。と、ボロ切れがもぞもぞと動きはじめる。
ボロ切れだと思ったのは、ボロをまとったきたならしい老婆だった。
 

コウジ「なんだかソーサリーの4巻でもボロ切れみたいなお婆ちゃんを見たなあ。こういうの、どこかで流行ってるのかな?」

テツヤ「知らねえが、年寄りを粗末にしちゃいけねえわな。おい婆ちゃん、俺ら、外から来たんだがよ……」

今まで何かと酷い目にあったらしく、老婆は怯えてちぢこまっていたが、穏やかに話しかけると次第に打解けてくる。
彼女はかつて街の運河を管理していたエルフだったが、街が蛮族に支配された際、呪いをかけられて人間の老婆にされてしまったというのだ。

コウジ「このお婆ちゃん、街の事をいろいろ知ってるみたい。お金を出せば情報を売ってくれるそうだよ。この路地裏から出る道案内も、頼めばやってくれるみたい」

テツヤ「歩いてても出られるんだろ? 脱出方法とか街の奪還に役立つ情報とか聞こうや」

なんとナヴァリアというこの老婆、その二つとも知っていた。
新たな情報に、一堂少しばかり興奮。料金、しめて300G也。

コウジ「通行証と開閉コードを集めれば水門から出られる、か。あとは<シェラースの光>という魔法装置があるらしいね」

テツヤ「この前聞いた魔法装置とは別みたいだな。こんだけあって蛮族に負けたとは、この街を防衛してた連中は風邪でもひいてたんかよ」

ナヴァリアと別れ、一堂は出口を探す。
何も無い場所をしばらく彷徨い、やがて物乞いの老人と出あった。
5Gほど恵んでやると、老人はかつて街の奪還に失敗した軍の兵士だと言い、情報を200Gで買ってくれないかと言い出す。

テツヤ「老人が昔話を売って暮らす場所みたいだな、ここは。まさにこの世の最果てだぜ」

コウジ「と言いながらもお金を出してあげるんだね……」

テツヤ「情報欲しいだろ。役に立つかもしれんし」

モルトンと名乗る老人は、この街の領主が<紅霧の魔剣>を持っていること、それが生き血を啜ると街の蛮族どもが強化される事、名誉蛮族達はその生贄予備軍である事などを教えられる。老人は最後にこう言った。

モルトン「もしあんたらが街を脱出できたら、この情報をダーレスブルグに届けてくれ」

コウジ「自分はもう出られないと悟って、伝言を頼んだんだね」

テツヤ「上等。その願い、叶えてやろうじゃねえか」

決意も新たに路地を歩き出す三人。
だが迷い続けた挙句、再び見覚えのある老婆に出会う。

テツヤ「あれ? こっちに歩いたらあっちで、あっちが向こうで……」

コウジ「仕方ないね。情報料も安いし、ナヴァリア婆ちゃんに出口を教えてもらおうよ」

お婆ちゃんに教えてもらったとおりに歩き、ようやく路地の出口へ着く三人。
しかし今受けている依頼は『蛮族の偵察』。この場から移動せず、探索と魔物知識の判定に成功せねばならないのだ。
これにより、この場にいる蛮族の種類と数を把握できるというわけである。

運良くイシマルの魔物知識判定は成功。
探索は二人で行えるので、こちらはほぼ問題なく成功できる。しかし……

コウジ「両方の判定に成功したよ。けど蛮族にも見つかっちゃった。逃亡不可能なうえ、出現数2倍で蛮族が出現するよ」

テツヤ「チッ、偵察なんだか強襲なんだか。仕方ねえ、何が何匹だ?」

コウジ「レッドキャップという下級の蛮族。出現は1匹だから、2倍して2匹だね」

テツヤ「……普通の遭遇と変わらんな……」

特筆すべき山場など無く、1ターンに1匹ずつ叩きのめして終った。

テツヤ「本当に地味な締めバトルだったぜ……」

コウジ「これだけ盛り上がらない冒険もそう無いんじゃないかな。だからといって強敵に出てこられても困るけど」

後は真っ直ぐ帰るだけである。
通過ついでに、薬草欲しさから庭園に入ってまたゴキブリと戦ったり、ランダム遭遇でスリに出くわしたものの、やっぱり大した危険もなく施療院に帰還したのだった。

蛮族の情報を持ち帰ると、ウルスラは三人の仕事を高く評価してくれる。

コウジ「このミッションの報酬はアイテムをランダムで決めるんだ。今回はこれ、ボーンベストを貰いました! ランクAの非金属鎧だよ」

テツヤ「ほう、高性能防具か。……しかしランクAのアイテムを装備するには、そのための戦闘特技を習得しなきゃいけなかったよな。俺ら、誰もそんなもん習得してねーぞ」

コウジ「換金アイテム決定だね」

テツヤ「おいおい、腰砕けだな。まぁ金になるなら文句はねえが……」

能力成長と経験値の入手を行う。
遭遇したイベントが多かったので、三人とも全ての技能を2レベルにし、さらに余りさえ出た。

コウジ「ワンダリングモンスターや判定難易度はパーティの平均冒険者レベルで決まる。うちは三人パーティだから、誰か一人が1レベルだけ高くても平均は残り二人に合わせて決まるんだ。だから誰かを1段階高レベルにして、その技能や特技を中心にすると少し戦い易くなる。現時点ではテツヤかな」

テツヤ「俺?」

コウジ「冒険者レベル(最も高い技能レベル)が奇数になる度に新たな戦闘技能を修得できるからね。グラップラーを上げて命中率・打撃力を上げれば、しばらくは出てくる敵に比べてやや強い攻撃を2回攻撃で叩き込み易くなる。そこで新しい特技を攻撃力上昇関係にすれば、今までより火力を上げられるというわけ」

テツヤ「んー……じゃソーサラー技能が死に技能になりかけてるし、ここは“魔力撃”を覚えるか。武器の攻撃力に魔力を加える事ができるぜ。回避力や各種抵抗力が低下するのと引き換えだけどな」

コウジ「イシマルが“かばう”を使えるから、1ターンに1発だけは身代わりになってもらえるよ。当面はそれで凌ごう」

テツヤ「ちっとは強化されたかな。やれやれ、早い所、強敵の影に怯えずにすむようになりたいぜ」

コウジ「焦らない、焦らない。まだ水汲みのミッションも途中なんだから」

テツヤ「……素で忘れてたわ」

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