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2009年4月11日 (土)

ミストキャッスルリプレイ1-6 薬中救出作戦

【“風の旅団”と接触するために街を彷徨う三人。弱小蛮族との小競り合いは果てしなく続く……】

F_2

コウジ

人間
コンジャラー(2)/ファイター(1)/ソーサラー(1)/エンハンサー(1)

好きな物:故郷の姉ちゃん
嫌いな物:フラグミス

F_3 テツヤ

人間
グラップラー(1)/スカウト(2)/ソーサラー(1)/エンハンサー(1)

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物
嫌いな物:足の長いイケメン

Photo_4 イシマル

リルドラケン
ファイター(1)/プリースト(2)/スカウト(1)/エンハンサー(1) 

好きな物:酒とピーナッツ
嫌いな物:おいてけぼり

テツヤ「俺ら、ミッション1つ1つにやけに時間かかってねえか? この時点でまだ1つしか依頼をこなしてないぜ」

コウジ「ミストキャッスルどころかソードワールド2.0自体が手探りだからね。あんまり早くクリアしてもブログ更新のネタが無くなるし、マイペースで行こうよ。全滅したら蘇生ルールは使わずに最初からやり直すつもりだしね」

テツヤ「気が長いな。まぁ三人いても被ってる技能も多いし、あれこれやった方が面白いかもしれねえな」

【追い剥ぎ小路】B-4 

傾きかけたボロボロの家々がひしめくようにして建ち並んでいる通りだ。
人影は少なく、ちらほらと行き交う人々もどこか元気がない。
どの人々の首にも<奴隷の首輪>はなく、どうやらこの辺りが浮民の住む界隈だとわかる。
ふと、足元に目を向けると、汎用蛮族語で「追い剥ぎ注意」と書かれた板切れが落ちていた。

テツヤ「いかにも何か出そうだな。幸い俺らは接触相手のメルキオレの家を教えてもらってる。さっさと行こうや」

コウジ「でも小道を散歩すると★(経験値)がもらえるよ」

テツヤ「ほう、イベントか。じゃ、ちっとばかり歩いてみっか」

途端にチンピラに囲まれた。相手はカツアゲする気満々。

コウジ「ほら、イベント」

テツヤ「チッ、人間の屑に絡まれる経験かい。もうちょっと愉快になれる経験も欲しい所だぜ。とりあえずとっとと半殺しにして……」

コウジ「ところがここでこう言うんだよ。『メルキオレさんの家、知りませんか』てね」

すると男達は顔を見合わせ、なぜメルキオレを探しているのかと訊いてくる。
正直に事情を話すと、男達はメルキオレの家に案内し、立ち去って行った。

コウジ「とういわけで、何の危険もなく目的地に着いたよ」

テツヤ「経験値欲しさに回り道しただけじゃねーか。まぁいい、とりあえずお邪魔すっか」

しかしメルキオレは不在だった。
彼の家族によると、麻薬にはまった知り合いを連れ戻すため、“麻薬窟”なる場所へ向かったらしい。

コウジ「なお、彼を手助けにいかないと、どこかで蛮族に殺されてしまってミッションは失敗するよ」

テツヤ「はいはい、行けばいいんだろ。ジャンキーなんぞいっそ放っておけばいいと思うんだがな、俺は」

コウジ「そうは考えない人なんだよ。目的地の“麻薬窟”はE-6だ。少し離れているけれど、道中まではブロックが暴かれているから移動にはそんなに時間はかからない。しかも立ち止まるポイントは、安全なヤムール酒場と自分達から首を突っ込まなければ面倒の起きない闘技場だけだね」

テツヤ「ラクチンだな。一ッ走り行ってくっか」

そして本当に何事もなく、目的地に辿り着いたのだった。

【麻薬窟】E-6 

薄暗い路地には、鼻が曲がりそうな異臭が充満しており、浮民や奴隷と思しき人々が地面に座り込んだり横たわったりしている。
人々は、虚空を見つめたりぼんやりととしていたり、ぶつぶつと意味不明なことをつぶやいたりしている。路地の奥には、金切り声を上げながら殴り合っている男たちがいる。

テツヤ「……もう火をつけちまおうぜ、ここ。いっそ何も無くなった方がいいわ」

コウジ「悪い案じゃないけど、向こうから誰か走って来るよ」

知り合いらしい者を担ぎ、追いかける蛮族どもから逃げてくる男。彼こそが探していたメルキオレである。

テツヤ「見つけたぜ! どうやら商売の邪魔されたカスどもに狙われてるらしいな! いくぜ、コウジ!」

コウジ「これはボス戦闘だから敵のレベルは高めになるよ。じゃあ相手を決めるね」

ゴブリンが二匹だった。片方は強化されているので、HPが10点だけ増えている。
とりあえず範囲攻撃魔法→武器で殴打の定番パターンで攻撃。1ターン目に弱い方が沈んだ。
2ターン目、テツヤの攻撃がクリティカルして大ダメージ。強化されたHPの意味もなく、強い方はそのターンで倒れた。

テツヤ「よ、弱え……! 何か間違っているんじゃないかと逆に不安になるぜ」

コウジ「運が良い時ぐらい安心しないと、心休まる日は来ないよ。三人PTなんだから楽なのは当然だと考えようよ」

助けたメルキオレに事情を話すと、彼は「君達は命の恩人だ。それに、ヤムールさんの紹介でもあるしな。俺は君達を信用するよ」と言って【追い剥ぎ小路】に戻ろうと言った。
そこで仲間を紹介してくれるらしい。

テツヤ「ありがてえ。それじゃあ戻るか」

コウジ「えーと……移動距離を考えると、1回ぶん無駄になっちゃうな。西隣のマス、まだ何があるかわからないから行ってみよう。それで移動回数は丁度キリが良くなる」

テツヤ「おいおい……寄り道して大丈夫か?」

コウジ「HPもMPもほとんど満タンに近いからなんとかなると思うよ」

【キルヒア神殿】D-6 

長い間、訪れる者もなく放置されていたと思しき石造りの建物は、一度、火を放たれたらしくあちこちに黒く焦げた痕が残っている。
“賢神”キルヒアの聖印が刻み込まれた石の板が草むらに埋もれているところをみると、ここはキルヒアの神殿であったらしい。

テツヤ「なんぞ辛気臭い所にきちまったな。敵も含めて誰もいやしねえ」

敷地内を調べてみると、裏手で打ち砕かれていたキルヒア神の像を見つけた。そしてその台座に隠された、地下への隠し階段も。

降りてみるとそこは地下墓地……墓がいくつも並んでおり、部屋の奥には4体の石像がある。壁には様々な形の装飾品が飾られていた。

テツヤ「この装飾品、金にはならねえみたいだな。さて、地下墓地というなら墓から不死系モンスターでも出てきそうなもんだが……」

コウジ「出てきたよ。墓じゃなくて、部屋の奥から」

テツヤ「チッ、どこからかは別にして、出てくる事は出てくるんだな!」

しかし現れたゴーストは襲い掛かってこない。何か話しかけてはくるが、内容はさっぱりわからなかった。

テツヤ「これ、何語?」

コウジ「魔動機文明語らしいけど、僕らには理解不可能だね。セージ技能を誰もとって無いのが痛かったかな。だから敵の弱点もわからないし、こういうイベントはどうにもならない」

テツヤ「なんで誰も習得してねえんだよ?」

コウジ「敵の識別とかアイテムの鑑定とかに主に使うんだけど、ソロでミストキャッスルを遊ぶ場合、この二つは自動成功として扱われるんだ。使用機会が半減するから要らないかなーって思って」

テツヤ「どうにもならねえな。もうここ出ようや」

仕方なく三人は神殿を後にした。

【追い剥ぎ小路】B-4 

ようやくメルキオレの家に戻ってこれた三人。
メルキオレは入り組んだ小道の奥にある建物に三人を案内してくれる。その地下には“風来神”ル=ロウドの神殿があった。
こここそ、蛮族への反抗組織“風の旅団”の拠点なのだ。出迎えてくれたのは副団長のセイラ。

Photo

セイラ
「せっかくお越しいただいて申し訳ありませんが、今、団長は不在です。
蛮族に捕まって処刑されようとしているのです。私たちは救出作戦を行わねばなりません」

テツヤ「で、俺達に手を貸すどころじゃねえ、と。まぁこりゃあしょうがねえわな」

コウジ「ここで彼らに協力すれば、作戦成功の暁には彼らの助力を得られるようになるよ。もちろん係わり合いにならずにもいられるけど。その場合、他のツテで脱出方法を探すしか無いね。決して無理な話でもなさそうだけど」

テツヤ「だったら手伝おうや。手伝いであって、俺らだけでやれって話じゃねえんだからな」

三人が協力を申し出ると、セイラは二つ返事で作戦に加えてくれた。
ここで前のミッションは終わり、次のミッションへ参加する事になる。

テツヤ「経験値、結構貯まったな。敵の分もあわせて2000点以上か。しかし平均レベルを抑えるためには、まだ技能を強化できねえんだよな……」

コウジ「ま、やり方次第だよ。テツヤとイシマルは戦闘系の技能を1つだけ上げておいて。これから間違いなく戦いになるからね」

テツヤ「そうすっと敵のレベルも上がっちまうんじゃねえの?」

コウジ「うん、だから僕がセージ技能を1つだけ取る。これで僕の平均技能レベルがまた下がるから、テツヤとイシマルの上昇を考えてもPT平均レベルは1.4。敵が強化されるのは1.5からだから、まだブレイクポイントにひっかからない」

テツヤ「なんてみみちい計算なんだ……まぁセージ技能欲しいから文句は言わないぜ」

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