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2009年4月 8日 (水)

ミストキャッスルリプレイ1-5 新たなる旅立ちに向けて

【激戦を潜り抜けた三人は、脱出に向けて新たな道を模索する。標なき道を歩く彼らの前に現れる試練とは……】

F_2

コウジ

人間
コンジャラー(2)/ファイター(1)/ソーサラー(1)/エンハンサー(1)

好きな物:故郷の姉ちゃん
嫌いな物:フラグミス

F_3 テツヤ

人間
グラップラー(1)/スカウト(2)/ソーサラー(1)/エンハンサー(1)

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物
嫌いな物:足の長いイケメン

Photo_4 イシマル

リルドラケン
ファイター(1)/プリースト(2)/スカウト(1)/エンハンサー(1) 

好きな物:酒とピーナッツ
嫌いな物:おいてけぼり

テツヤ「能力値の成長も終ったぜ。俺は精神力が1上がった。もう1つ上がれば魔法抵抗にボーナスがつくな」

コウジ「僕とイシマルは敏捷度が1上昇。イシマルは6の倍数(12)になったから回避力の補正も上がるね。ぶっちゃけ僕と変わらない」

テツヤ「イシマルはどっちかというと器用度(命中系)が上がって欲しいんだが……ランダム要素が絡むから思うようにはいかねえな。ところで金属鎧を常時装備してるそいつが、なんで盗賊系の技能とってるんだ?」

コウジ「イニシアチブ判定は複数人で挑戦して、一番高い人の値を使えるからね。いわばテツヤが低かった時の保険だよ」

テツヤ「なんかアイテムみてえな扱いだな……ところで次もランダムミッション受けるのか?」

コウジ「いや、次は固定ミッションを受けようかと思ってる。ランダムミッションには『強力なモンスターを倒して来い!』なんてのもあるからね。キーパーから受ける固定ミッションなら、予め敵の強さなんかも予想し易いから、ここらでヤムールさんの元から巣立って他のキーパー候補を渡り歩こうかと思ってる」

テツヤ「そうかい。名残は尽きないが仕方ねえな。けどヤムールさんからも固定ミッションを受けられるんだろ?」

コウジ「うん。けど、一つしかないんだ。それも別のキーパー候補に接触するような内容なんだよ」

テツヤ「あー……ヤムールさんて、マジで『旅立ちの初期支援キャラ』なんだな……」

【ヤムールの酒場】C-5 

しばらく宿屋の一室に泊まり、体調を万全に整える三人。それから店主・ヤムールに話を聞く。

Photo

ヤムール

「街を出たいなら【追い剥ぎ小路】にいるメルキオレに会え。
俺からの口利きだと言えば“風の旅団”の拠点に案内してくれるだろう。
そうすればお前達でも街を出られるかもしれん」 

コウジ「【追い剥ぎ小路】はB-4だよ」

テツヤ「うわっ近。たった2マスしか離れてねえ。近所づきあいで知り合ったんじゃねえのか」

コウジ「目的地のブロック決定表をよくみてみると、街の中心から埋まって行き易くなってるみたい。あちこちふらふらしなければ、近場から徐々に行動範囲が広がっていくようになっているんだね」

テツヤ「なんだかんだいってゲームバランス考えられてあんのな」

★(経験値)を貯めるため、三人は参加できるイベントは虱潰しに当っていく事にする。この宿屋では、サイコロ賭博を経験していなかった。

テツヤ「おっと、この胴元、サマしてやがるな。この街で博打やる奴はサマ師ばっかりだぜ。ほいよ、これで見切った」

スカウト技能で相手の手を見破ると、胴元は舌打しながらも小銭を投げてよこす。それを掴んで宿屋を出る三人。
なかなか幸先が良い。

【露店市場】C-3 

一度開かれたマスの上なら、このゲームは一度に2つ進む事ができる。
【木漏れ日の施療院】を素通りして、三人は市場へ来た。

コウジ「お金が入ったから装備を整えないとね。水袋、保存食、それから……」

テツヤ「俺も魔法を覚えたから、魔法の発動体を兼ねた武器に新調だ。相変わらず値が張るのが気に入らねえが」

コウジ「ついでに市場で起こせるイベントも起こしておくよ。時間をかけて同じ場所に留まり続ければ、移動せずに複数のイベントへ挑戦できるみたいだ」

道具屋に入って店主に話しかける。
街の情報を集めようとすると、いきなり物品鑑定の腕前を試される。宝石を二つ渡され、どっちが高価なのか見極めろと言われるのだ。

テツヤ「つっても鑑定に必要なセージ技能なんぞ持ってねえよ」

コウジ「基準値0で挑戦して、駄目なら『運命変転』を使えばいいよ」

このゲームの人間族は、一日に一度、サイコロの目を「裏返す」事ができる。出目が低ければ低いほど、反比例して高く変更できるのだ。

そして三人で挑戦。テツヤのダイス目が3だったので、これを裏返して11にする。見事に鑑定成功。
青い石の値打ちを正確に見切ったテツヤに、店の主人はその宝石をくれる。
また『開閉コード』と言う何かの暗号の一部も教えてもらった。

テツヤ「名前からして、どこかの扉を開けるための物だと思うんだがな」

コウジ「脱出の手がかりかもね。メモっとこ」

さらに以前ハンカチを貰ったサマ師のマーベルさんにもう一度会う。
彼女に脱出方法についての情報を聞くと、例のハンカチを娼婦街の同じハンカチを持っている人に見せろと言われた。

コウジ「娼婦街はB-3。ここの隣だ」

テツヤ「追い剥ぎ小路の隣でもあるな。しかしこの近辺、なんつーか社会の下層民が集結してるんだが」

コウジ「魔の都というより、発展途上国の下町みたいな様相になってきたよね」

【娼婦街】B-3 

粗末な建物に挟まれた通りだ。どこかで香を焚いているのか、かすかに甘い香りが漂っている。
よく見ると、街角にはポツリポツリと若い女や美しい少年たちが立っていて、通りを行き交う人々の方に蠱惑的な眼差しを向けている。
どうやら、ここは夜の商売をしている者たちの街のようだ。

テツヤ「さっそくハンカチを目印に声をかけるか。観察の判定は楽勝で成功だぜ」

コウジ「半々ぐらいの割合でいるみたいだね。もしもーし……」

娼婦にハンカチを見せると、それが“月夜蜂”という組織の証である事を教えられる。その組織は娼婦のギルドと蛮族への反抗組織を兼ねているというのだ!
しかし、頭に面通ししてもらうためには信用できる人物かどうかを確かめるため、とあるミッションを依頼されるのだ。

テツヤ「今は別のミッションの最中だな。やめとこうか」

コウジ「そうだね。じゃ、お金を払って部屋に案内してもらおうかな」

テツヤ「え゛!? か、買うんか? この女の人?」

コウジ「うん。娼婦さん達の部屋はワンダリングモンスターが出ないから安全だって記述されてるよ。一日に一回は睡眠をとらないとペナルティーが来るからね。文字通りの『ご休憩』だよ。僕は寝るから、その人の相手はテツヤが適当に頑張っといて。あ、病気になる可能性はゲーム的にゼロだから安心していいよ」

テツヤ「なんだその勧め方は。俺も寝るわい」

コウジ「あーあ。卒業するチャンスなのに」

テツヤ「余計なお世話なんだよ! うぜえ!」

休憩後、放置を食らわせていた娼婦さんに睨まれながら、三人は南に向かって歩を進める。
目的地到着直後、ワンダリングモンスター出現。出たのはグレムリンがたった一匹。しかし果敢に挑んでくる。
三人で袋にすると、1ターンで沈んだ。

テツヤ「何がしたかったんだコイツは。わけわかんねーぞ」

コウジ「敵のレベルが下がるように仕向けた作戦が効いてるなあ。以前ならゴブリンが2匹出てきた筈なのに」

テツヤ「上手くいってると言われても、果てしなく微妙な気分だぜ。しょっぱい戦法でしょぼい敵を殴るのが最近のファタンジーRPGなのか? 正直、全然ヒロイックじゃねーだろ」

コウジ「『たのだん』読んだけど、絵は可愛いのにあっちの方がよっぽど激しいバトルしてたよ。二話目から敵のねぐらにカチコミかけてたし。あのまま続けば、いずれ『攻撃力100の剣を二刀流で攻撃力200! いつもの2倍の戦闘特技で攻撃力400! 補助魔法でそれを3倍にすれば……ボスモンスターのHPを上回る攻撃力1200だ!』とかやるのかなあ。あの絵柄で」

テツヤ「どんだけ末期レベルのプレイなんだソレ。アナログゲームで使う数字じゃねーぞ」

コウジ「たまにはキャラクター全員がルール上のカンストレベルに達するリプレイとかあっても面白いと思うんだけどなあ」

テツヤ「長期連載の少年漫画じゃあるめえし。インフレも過ぎるとギャグになっちまうぜ」

コウジ「だよね。今の漫画でいうなら、グラ……」

テツヤ「実名出そうとすんなうぜえ」

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