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2009年3月29日 (日)

ミストキャッスルリプレイ1-1:突入・霧の都

【遂にミストキャッスルへ潜入した三人。異境で彼らを待ち受ける物は……?】

F_2コウジ

人間
コンジャラー(2)/ファイター(1)

好きな物:故郷の姉ちゃん 
嫌いな物:フラグミス

F_3 テツヤ

人間
グラップラー(1)/スカウト(2)

好きな物:子供と爺ちゃんと小動物
嫌いな物:足の長いイケメン

Photo_4 イシマル

リルドラケン
ファイター(1)/プリースト(2) 

好きな物:酒とピーナッツ
嫌いな物:おいてけぼり

三人が目を覚ますと、そこは活気のある市場だった。
売り手が商品を並べ、買い手がそれを品定めする。
三人はその売り手の側にいた。ただし――商品として並んでいるのだ。

テツヤ「そうかい、本当に奴隷市場で売られてるのかい。マジでこの導入を引き当てちまうとはな。なになに……初めての冒険で強すぎる蛮族と戦い、敗れて連行されたって?」

コウジ「うん、ケタ1つ違う高額の報酬だったから雇ってもらったんだけど、新米の僕らにはちょっと荷が重かったかな」

テツヤ「お前のせいかよ。楽して儲けようと考えんな。おかげでもっと苦労するぜ、これから」

三人を買ったのは一人のドワーフ。
奴隷の証として魔法の首輪を嵌められる。これを外さずして「霧の街」から逃亡する事はできない。
三人は大きな宿屋に連れて行かれ、ここで従業員として働く事になる。

コウジ「ドワーフのヤムールさん、結構いい人だね。真面目に働く限り、特に危険はないみたいだ。この街、夜になると通りに人食いモンスターが普通に歩いてたりするんだけど」

テツヤ「だからって永住する気はないぜ。なんとか逃げ出す事を考えようや」

コウジ「じゃあ簡単だよ。ヤムールさんに相談すればいい」

テツヤ「はぁ?」

コウジ「この人は魔物が治める街の住人だけど、心底それに従う気はないみたい。正直にわけを話したら、支度金くれて協力してくれるみたいだよ。しばらくはキーパー(パトロンみたいな物)になって、仕事の斡旋もしてくれるってさ」

テツヤ「……実はこの導入、大当たりなんじゃねぇの? 安全でもウエィターよりは脱出に向けて前進してーわ。やろうぜ」

相談されたヤムール氏、ふんふん頷き当座の金を渡す。しかしここは酒場、武具の類は売っていない。
食料と照明道具だけ買うと、三人は市場を探すのであった。

2_4 コウジ「じゃあまずはヤムール酒場の位置決定。この街はランダムMAP生成だからね。サイコロによるとC-5。市場も同様にして決めて、位置はC-3だ」

テツヤ「メチャ近いじゃねーか。よしすぐ行こうぜ」

コウジ「先にヤムールさんから何か仕事請け負うからちょっと待ってね」

テツヤ「はぁ? 俺ら丸腰だぞ? たいまつと保存食しか持ってねーよ」

コウジ「うん、だけどミッションを受けてもすぐに目的地へ直行して何かと戦うわけじゃないから。まずは引き受けて、都合により寄り道したりしながら依頼を果たせばいい」

テツヤ「もし難しい仕事が発注されたらどうすんだよ」

コウジ「大丈夫。無理だと思ったら引き受けるだけ引き受けて、即『無理でした、失敗です』て言えばいい。それでも最低限の成長はできる。それからまた仕事を発注してもらって、難しかったら即……」

テツヤ「世の中舐めんな。お前の姉ちゃんじゃねえんだ、なんでも『しょうがないなぁ』で許してくれる人ばっかじゃねーぞ」

コウジ「ゲーム上では合法みたいだよ? まぁまずはお試しって事で」

ランダムミッションを1つ受ける。どうやら宅配を頼まれたようだ。
荷物を受け取る相手先を決めると、E-4とE-5らしい。

テツヤ「現在地C-5……めっちゃ近いじゃねーか。マジで目と鼻の先だぞ」

コウジ「きっと『頭も力も全然自信ありません』と正直に話したのがよかったんだね」

テツヤ「……まぁ面接の時だけ大嘘つくよりはな……」

次に北へ移動する三人。ここは空白なので、どんな場所なのかランダムで決定。
“木漏れ日の”施療院と書かれた地形が出現する。
だが三人の前にあるのは、人を迷わせるのが目的かのような入り組んだ路地だ。迷って時間を食うかもしれない……が、迂回するよりは早いだろうと、三人はそのまま路地へ進む。
散々迷った挙句、粗末な小屋の立ち並ぶ広場に出た。
ここは無料の施療院。ウルスラと名乗る女ドワーフが経営しており、力無き人々を無料で面倒みているのだ。この行為は街を支配する蛮族どもに煙たがれており、やむなく迷路のような路地の中に設けられているのである。

テツヤ「とはいえ、今の俺らには用が無いな……てコウジ、お前なにウルスラさんに話しかけてるんだ?」

コウジ「うん、ここのイベントとして、施療院を手伝えば★が一つつくから」

テツヤ「ミッションクリア時に経験値へ還元されるつー印か。しかしこれ、今受注している仕事と無関係でも構わんのかよ」

コウジ「あちこち彷徨っていろんなイベントを経験するのがこのゲームの遊び方なんだろうね。時間制限のある仕事もしてないし、今日はここで施療院のお手伝いしていこうか」

実は失敗する可能性もあるイベントだが、判定の結果、問題なく成功と出る。病人へ飯を運んだり布団をかけなおしたりしながら、その日は問題なくすぎてゆく。

テツヤ「そろそろ行くか。良い事をした後は気持ちがいいぜ」

コウジ「そうだね。今日の食費も浮いたし……」

テツヤ「こういう時は無理矢理にでもいい事を言え。さもなきゃ黙れ」

コウジ「ええと……がんばってお世話すると、した方もされた方も気持ちがいいよね」

テツヤ「おう」

コウジ「故郷の姉ちゃんに耳掃除してらった時の事を思い出すよ。時々、そのまま寝たふりして膝枕を堪能してた」

テツヤ「きもい死ね」

次に三人は北へ移動する。そこには市場がある筈だ。早く武器を手に入れねばならない。この街では夜中に移動するだけで敵と遭遇するのだから。

しかしそこは霧の街、市場でさえ何事も無く済む筈もない…… 【続く】

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