TRPG

2017年9月30日 (土)

自卓リプレイ SW2.0 第2話の2

もう一つ必要なアイテムがあるんで、森の中をうろうろするパーティ一行。
ボスキャラにも楽勝しちまったし、もう危険な相手はいない筈だが……?

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:16
敏捷:18
筋力:25
生命:23
知力:3
精神:9

ファイター:3/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟/フレイルA、全力攻撃

Photo_2 キャクラター名:セルジオ
種族:シャドゥ(男)
器用:21
敏捷:22
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:3/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃、回避行動

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:6
生命:12
知力:24
精神:20

コンジャラー:2/セージ:2
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:18
精神:19

プリースト(ル=ロウド):3/スカウト:1
戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

森の中後半

セルジオ「時間制限もなくなったし、さっき見つけたゴブリンの屍を漁りに行こうぜ」

21_2パーティ一同、それに機嫌良く賛同し、一度道を引き返す。
3番にあった、野良ゴブリンの屍を調べると……

GM「どこからかくすねてきた金品が200ガメルぶん、隠しポケットにあったぞ」

このシナリオのオリナジナルルールにより、宝物鑑定。
儲けは240ガメルとなった。

シエン「では次は、北東へ」

6番には何も無かったので、北東へ直進。
10番に入る。
ここにもレッドキャップが出現。格好が同じなので、倒したレッドキャップ達の一味だとわかる。

GM「そのうち一匹が、お前達のもつゴルドウスのフレイルを指さす。『それは俺達が盗まれた武器じゃねーか!』とさ」

セルジオ「記憶にないな」

GM「そりゃ、盗んだのはお前らじゃないから。でも問答無用で攻撃してくる」

敵はレッドキャップが2体、そのペットのジャイアントバットが2体。
蝙蝠が吸血能力(敵に与えたダメージと同じだけ、自分のHPを回復する)で少し粘るものの、結局はかすり傷を与えた程度で撃破される。

GM「レッドキャップの片方は生きているぞ。死にかけながらも『た、助けてくれ。俺は本隊の居場所を知っているんだ、命を助けてくれたら教えてやる』という」

セルジオ「もう倒したけど」

GM「倒す前にこいつらを倒せば情報を得られる、という場所だったからな」

というわけでトドメをさした事にし、ゲームを進める。
一同、さらに北東へ。

15番には、深い裂け目と粗末な丸太橋がある。
ここが「レッドキャップ本隊が逃げ切ってしまう場所」として設定した地点だ。
橋を壊すのは簡単なので、本体と遭遇する前にここへ来て橋を壊してしまうと、敵本隊はゲームエリアの外へ逃げられなくなる、とも設定していた。

というわけでもう意味の無い場所……ではあるのだが。
この橋を壊す事で経験値にボーナスが入るようには設定している。
これにより、シナリオクリアで得られる経験値=途中に出る敵全てを倒したのと同じ値になる、とする。
このシナリオだと「敵をどんだけ残していても1350点」だ。

GM「さて、橋を壊した事にして、次はどうする?」

サグウェン「西へ行くしかねーじゃねーか」

よって14番へ。
ここでパーティ一行に【薬品学】で判定するよう伝える。
これができるのはセージ技能とレンジャー技能だ。

セルジオとシエンが成功。

GM「ある種のマタタビが生えている事に気づいた。消費期限はこのシナリオ中。猫科の獣に襲われた時、追い払う事ができる。あとシナリオ終了後に売って小銭にできる」

サグウェン「でも使ったら無くなるんだろ」

GM「否。使うときは少量で済むので、シナリオ終了時の売却金額には影響しない、としておこう」

不自然だが、手間としては「有無」だけで判断した方が少ないのでそうするのだ。

一行、さらに西へ。
どうやら直進を続けるつもりらしい。

13番には爆弾が仕掛けてあり、踏んだら全員にダメージが撒き散らされていた所だが、発見に成功したので被害なし。

12番でタイガー(モンスター)に遭遇。
このゲームの虎はレベル5なので、今のパーティにはちょっと強めの敵だ。

シエン「頑張って倒せば700ガメル手に入るかも、か」

サグウェン「うん、いらん」

マタタビを投げて戦闘回避。
「ごろにゃーん」とか言ってる虎の脇を通り、さらに西へ。
このパーティのメンバーは、ダイス目5程度で楽勝できる敵以外とはあんまり戦いたがらないのだ。

11番に、窓も無い小屋を発見。
入口には鍵がかかっており、多数の足跡が出入りしている事がわかる。

鍵を開ける事はできたので中に入る。
そこは野盗の倉庫だった。
よって『取り返す荷物・残り』を入手。

他に別口から強奪された金品も入手。
一通の手紙も見つける。

GM「そこには『ゴルドウスの武器を見つけた。私はまだ戻れないので、そちらへ郵送する。登録はそちらでお願いする』と書かれているぞ。差出人はバン、送る相手はショトスという名らしい」

つまり

・パーティが持っている魔剣はゴブリンの巣で拾った物

・レッドキャップはゴブリンに魔剣を盗まれたらしい

・レッドキャップの魔剣はどこかから強奪してきた物らしい

という事だ。

シエン「なんだか嫌な予感がするな、兄貴」

サグウェン「ああ、読むんじゃなかったわ」

ザウェル(NPC)「大丈夫です。登録を済ませたのはこちらです。それにこのパーティの武器が盗まれたという武器である証拠はありません」

セルジオ「で、これは盗まれた相手に返してやるべきなのか?」

ザウェル(NPC)「手紙の事ならその通りです」

セルジオ「手紙以外に返すような物があったか?」

ザウェル(NPC)「いえ、ありませんでした!」

これでシナリオはクリア可能だ。
だが、森はまだ全部探索していない。まだ金目の物はあるかもしれない。

しかしパーティはあっさり帰還を選択。
まぁ冒険者レベル2~3のダンジョンで出る金目の物などしれてるからな。
実際、はした金が転がってる地点しか用意してねぇし。

こうしてPCらは街へ戻った。
成功報酬と得た金品で、一人1200ガメルほどの収入になった。

GM「ドラゴンベースの職員達は『おお、さすがですね!』と言ってくれる。ただ拾った手紙は宛先に返してやるように言うな。魔剣の探索が失敗に終わった事を知りたいだろうから、という事らしい」

もちろん、それが次のシナリオなのだ。

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2017年9月24日 (日)

自卓リプレイ SW2.0 第2話の1

開始数日前、セグウェイ(シャドゥのフェンサー)のプレイヤーが
「サグウェンと名前が紛らわしいのでセルジオに改名するわ」
と言いだす。

まぁ実害は無いから構わんが。
まだ名前一つに思い入れが出るほど長くプレイしてねぇしな。

ここまで来て「思い入れ」で思い出したが、経歴表使ってねーや
まぁ特に困ってないし、別にいいか。

また、前回出た魔剣(フレイル)はサグウェンが使って行く事になった。
特技変更の薬を一気飲み、武器習熟はフレイルへ。

サグウェン「威力は35……と」

頼もしい事だ。しばらく戦闘は「とりあえず勝った」状態になるだろう……多分。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:16
敏捷:18
筋力:25
生命:23
知力:3
精神:9

ファイター:3/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟/フレイルA、全力攻撃

Photo_2 キャクラター名:セルジオ
種族:シャドゥ(男)
器用:21
敏捷:22
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:3/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃、回避行動

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:6
生命:12
知力:24
精神:20

コンジャラー:2/セージ:2
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:18
精神:19

プリースト(ル=ロウド):3/スカウト:1
戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

都市国家へ

GM「前回の続きだ。無事に米俵を取り返した後、お前らの伯父殿は都市国家ドライダンドの首都にして唯一の都市ドライダンドへ行くぞ」

文字で書くとしつこい文章だな。

GM「叔父はドラゴンベースの分署へ飼料を届けに行く。お前らも同行な」

サグウェン「文書?……ああ、分署。支部か」

別にソレイユキャラの低知能ロールプレイではなく、口頭だと伝わり難いだけだ。
ドラゴンベースの本部は郊外にある牧場なので、街にあるライダーギルドが支部扱いとなる。

GM「さて、お前達は街についた。ギルドへの納入は伯父と職員がやる。伯父はお前達に『ゴルドウスの魔剣を手に入れたのだから、登録してこい』と言う」

別に「魔剣所持は国家登録が必要な許可制」というKUSO法律があるわけではない。
この地で最大の英雄にして初代の国王が使っていた魔剣がゴルドウスという鍛冶屋の造った物であり、同鍛冶屋製の武器が複数出回っている事がわかっているので、人気ブランド化してしまっているのだ。

シエン「まず国王ありきか……」

セルジオ「あれやろ、有名選手と同じグッズ持っておきたいとかいうアレ」

まさにそれだ。

ザウェル(同行NPC)「では発見報告に行きましょう!」←ウキウキで

そんなブランド武器の発見報告・登録記録は、地元人にとっては名誉なのである。
なお、このゲームには名誉点という物があるが、これへの加算は今回やってない。
考えるのが面倒だったからだ。まぁじきに適当な数値を増やすだろ、多分。

現地人に背中をおされ、一行が着いたのはこの街では数少ない学院。
竜科要塞研究所である。
この地に数多く生息するドラゴンの研究、南から来る蛮族の研究と対策。
その施設から興ったのでこの名前という設定である。

サグウェン「あまり頭でっかちの学者がいそうな名前じゃねぇな」

ともかくそこに入り、受付で登録を行う。

受付(GM)「そうですか! また一つゴルドウスの武器が見つかりましたか!」

ザウェル(同行NPC)「そうなんです、また一つ発見されました!」

肩をバンバン叩きあう現地人達。
この施設の「ゴルドウスの武器使い帳」に、新たな冒険者の名前が記された。

サグウェン「今はどの程度の数が見つかってるんだ?」

決めてねぇな。
聖闘士にちなんで88個にしようかと思った事もあったが……。

こうして登録が終わった。
直後、受付へ駆けつけて来る訪問者の姿が。

サグウェン「嫌な予感がするな……」

GM「そらそうだ。全く無関係な描写を入れても仕方がないからな。受付職員は訪問者の話を聞き『この方々に依頼してはいかがでしょう。ゴルドウス武器の持ち主です!』とお前らを指さす。訪問者はお前らに期待を込めた目を向けるぞ。職員は近くのテーブルへ案内してくれる」

シエン「有無を言わさず?」

少なくとも、依頼主が話を始めるところまでは。

訪問者(GM)「ゴルドウスの武器を持つ冒険者様! 我らは行商人ですが、荷物の一部が野盗に奪われてしまいました」

サグウェン「魔剣使い扱いだが、まだ2~3レベルなんだよな俺ら」

ザウェル(同行NPC)「それは解釈が違います。2や3レベルで魔剣に選ばれるほどの冒険者、と解釈されるんです!」

セルジオ「まぁこの世界は本当にそういう所あるし」

報酬は一人800(成功報酬)という事で商談がまとまった。

GM「では仕事の内容だ。野盗が荷物の一部を奪って逃げたので、それを取り返す。野盗はレッドキャップの集団だ。それを聞いて、施設の職員が『またあいつらか』と言う。この地方のレッドキャップは、モヒカンにして強盗を働く習性があるとの事だ。奪われたのは主に農作物。種籾とか」

サグウェン「種籾? 明日が……明日が!」

セルジオ「それは大変だな」

GM「今すぐ爺さんが死んだりしないから安心しろ。行商人一行の荷車が襲われ、抵抗しながら逃げたが、商品の箱がいくつか無くなっていたらしい」

シエン「この地方の蛮族はよっぽど米に飢えてんだな……」

GM「ゴブリン(この地方)は米泥棒だが、レッドキャップ(この地方)は斧を振り回す野盗だ。今回、種籾が奪われたのはただの偶然。よってこの二つの間で争いが起きる事もよくある」

そして施設に伯父もやってくる。

シエン「もしかして、行商人て伯父さんところの?」

GM「いや、伯父の商売相手。だから伯父も『ぜひ行ってやってくれ』と言う」

サグウェン「叔父さん、よく襲われるな」

セルジオ「やらざるを得ないぜ兄貴」

こうして出発する事になった。

シエン「まずは冒険者ギルドで情報収集かな」

この世界にあるのは「冒険者の店」であり、ギルドとして組織化はされていないのが普通のはず。
おそらくこのプレイヤーが今遊んでいる別ゲームか何かとごっちゃになっているのだろう。

ともかく冒険者の店へ向かう。酒場で何を聞きたいのかというと……

シエン「行商人達が襲われた場所」

GM「それは襲われて逃げてきた行商人に訊くべきだろ」

酒場からUターン。

GM「行商人は『街道のどこそこです』と教えてくれる」

セルジオ「護衛は連れていなかったのか、この一行」

GM「2人ほど安い傭兵を雇っていたが、野盗にフクロにされたらしい。そいつらがやられているおかげで逃げられたんだと」

というわけで現場はわかった。
パーティはそこへ向かう。

野盗退治

到着しても、価値のある物は当然持ち去られていた。
傭兵の屍が一つだけ残っており……

GM「ある方向を指さす形で倒れているな。何かひきずった跡が、そっちへ続いている」

サグウェン「こいつの死体は残っていたのか」

まぁフロウライトという事にでもしとけばいいだろ。

跡をつけていくと、北の樹海へ入って行った。
ここから野外ダンジョンである。

21_2 このシナリオでは、レッドキャップ達も時間経過とともに位置を変えていく。
敵のスタート地点は8番。
そこからPCらが「10分かかる行動」をとるか、地点間の移動が終わる度にランダムな方向に動き、15番へ入ると「逃げられた」と扱い、荷物は持ち逃げされてシナリオ失敗となるのだ。
もちろんこの事はPCらに告げ、薬草での回復や戦利品の判定・探索判定など「できるだけやるべきだが時間がかかる事」に焦りを生む事を狙う。

なお、入られると失敗になる地点は一つだけなので、確率的には逃げ去られる事などほぼ起こらない。
ただまぁ「時間制限がある」というだけで、心理的には圧迫できるだろうからな。

サグウェン「樹海? 日光は当たるのか?」

ソレイユには日光が当たる場所でのみ発揮できる回復能力「太陽の再生」があるので、それは重要だ。
まぁ「日光が当たる所を探せばいい。そこらにあるだろう」という事にして、「太陽の再生」使用OKにしておいた。

こうして1番から、PC達は探索を開始する。
先ずは北東(3番)へ。

ここでは野良ゴブリンが1匹、死んでいた。

セルジオ「この屍を調べると10分かかるんよな?」

サグウェン「じゃやめとくか」

シエン「では北西へ」

なぜか微妙にカーブして進む事にしたPC達。
こいつらのいつもの習性だと「まず行ける所まで一方向」だと思ったが。
次は5番へ進む。

GM「荷物を抱えている蛮族に遭遇したぞ」

サグウェン「wwwwwwwwwwwwwwww」

移動2回で遭遇しちまったか……。

レッドキャップは3体。
さらにレッドキャップボマー(欠片入り)が1体。

レベル的にこのぐらいだろうと思って出したが、正直、自爆兵がボスというのはどうかと思う。
だが私は謝らない。

敵は範囲魔法対策に、レッドキャップボマーが少し後ろ。

シエン「レッドキャップが! 知能低い敵が作戦を立ててやがる!」

GM「低めだが知能はある……という事は……俺達が考え付ける作戦なら考えられる、という事にならんかな!」

なるかもしれんが、PCらの能力を把握してのメタ対策の言い訳としては正直微妙だ。
まぁ脳筋的だから魔法で焼かれる布陣しか取らない、というのも何か違う気がするしな。

まぁ小細工した所でレッドキャップはすぐに全滅。

セルジオ「レッドキャップボマーに【挑発攻撃】っと」

サグウェン「当たったか。タゲ固定されたな? んじゃ【全力攻撃】で」

レッドキャップボマーも「HPが10以下になれば自爆可能」などという微妙な能力を発揮する暇もなく袋叩きで撃破。

こうして奪われた荷物を取り返したのだが……

GM「リストの一部をこいつらは持ってないぞ。この森のどこかに置いてきたようだな」

シエン「……でも、持ち逃げされる事は気にしなくて良くなったのでは?」

GM「その通り」

ランダムで移動させるぶん、早めに遭遇する事も当然想定している。
よってシナリオクリアのためのアイテムは二分割しておいた。
まぁ初戦かつボス戦が終わったので、後は消化試合みたいなもんだ。

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2017年8月27日 (日)

自卓リプレイ SW2.0 第1話の3

ゴブリンの頭をブン殴る、由緒正しいソード&ソーサリーシナリオ。
第一話完結編。

訂正:フレイル&ソーサリーシナリオになった。
まぁサイコロ様からそうしろって指示だったしな。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:16
敏捷:18
筋力:24
生命:23
知力:3
精神:9

ファイター:2/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟/ソードA

Photo_2 キャクラター名:セヴウェイ
種族:シャドゥ(男)
器用:21
敏捷:21
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:2/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:6
生命:12
知力:24
精神:20

コンジャラー:2/セージ:1
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:18
精神:18

プリースト(ル=ロウド):2/スカウト:1
戦闘特技:魔法拡大/数

探索続行

Photo_2 運良く魔剣を入手した一行、北西の小屋を裏から出て、別の小屋を調べる。
北東の小屋へ行くと、裏口は無かった。
壁越しに【聞き耳】をしてみるが……

ザウェル(GM)「中に何か居ますね」

セヴウェイ「窓があるなら覗いてみる」

GM「有るな。こっそり覗けたか【隠密】で判定」

達成値は6しか無かった。

サグウェン「はあ、見つかってしまったか」

GM「では騒がれるな。外にいた蛮族どもが駆けつけてくるけれど、どうする?」

サグウェン「殲滅じゃあ!」

セヴウェイ「うむ、迎え撃とう」

外にいた蛮族はゴブリンが2匹。それぞれペット(不確定名・幻獣)を連れている。
【魔物知識】判定により、フレイムイーターという炎ブレスを吐く鳥だと判明した。

GM「遭遇時の距離も決めるか」

身内ルールでは、最初の距離もサイコロ+修正で決める事にしている。
今回は16mだった。
互いの最先端同士をこれだけ離して1ラウンド目が始まる、のだが……

セヴウェイ「敵の移動力が16無いな。1ラウンド目、こちらからは近づかない方が良さそうだ」

セヴウェイの乗ってる蛇型竜は、移動力が15しかない。
こちらから近づくと、1ラウンド目は敵にだけ攻撃されてしまうと判断したようだ。
単騎突撃はする気がないサグウェンもそれに付き合う事にし、シエンがスパークを撃つのみ。

2ラウンド目

もう1発スパークを撃てない事も無いが、MPが減り過ぎるという事で武器で攻撃。

セヴウェイ「俺の蛇型竜は毒の牙を持っているから、HPの多めに残っている奴を狙うぜ」

ああ、そういう能力も選べるようにしておいたな、確か。
敵の生命抵抗を打ち破れば追加ダメージを増やせる毒牙。
見事命中、その威力は……

ダメージロールの出目が良く、毒抜きで倒せる威力だった。
ゴブリン、大蛇に食われて絶命。

まぁそんなもんかもしれんな、世の中。

その後も普通に殴り倒し、問題無く勝った。
一応、セヴウェイの騎竜が1発だけ殴られた。
最後のゴブリンにはサグウェンがクリティカルヒットで無駄にダメージを与えて倒した。

しかし勝利はしたものの、小屋の中にいた敵が駆けつけてくるのは時間の問題。

セヴウェイ「どうせ敵には気づかれてるんだろ? 迎え撃つか」

サグウェン「回復してからだ。退け、退けい」

シエン「長兄より次兄の方が好戦的だな……」

回復の時間をとるため、戦利品も漁らずにPCらは集落外の林へ駆け込む。
前金代わりに貰った薬草をセヴウェイが処方し、消耗した者のHPとMPを回復。

回復後。
いずれ戦いになるとしても先に他の小屋を見てからにしようと、先に南西の小屋を覗く事にした。
またもや窓から覗くと……モンスター(不確定名・動物)が1匹飼われている。
【魔物知識】により、4レベルモンスターのヴァルチャーだと判明。
2レベル4人のこのパーティには、結構手強い相手である。
紐で繋がれ、外には出てこれないようだが……。

セヴウェイ「なら窓から松明を放り込んで……」

サグウェン「別にいいけど、ここに何か有ったら燃えてしまうぞ?」

シエン「それはいけない。兄ちゃん(セヴウェイ)、待つんだ。なぜそんなに火を見るのが好きなんだ」

録音聞き直したところ、シエンも集落に火を放つ計画は立てていた。
人の事は言えんな。

サグウェン「何か手を考えたい所だが、俺は考えるタチじゃないんだ」

セヴウェイ「火をつけるしかないんじゃないか。効率重視でいこうぜ!」

いや、アイテムあったら燃えるからもったいないという話だっただろう。
数分で忘れたか。

GM「なお、窓からは入る事ができない……という事にしておく」

騎竜が二匹もいるしな、このパーティ。
俺の出したレギュレーションのせいだが。

GM「小屋の入口は集落の中に周らないと入れないので、外へ出ている敵がいる以上、先にそちらに見つかるな」

シエン「まだ行ってない小屋が一つあるし、先にそっちへ行こう」

よってPCらは南東の小屋へ。
しかしその小屋は、裏口も窓も無い。
例によって【聞き耳】もしてみるが、何も物音は聞こえない。

ならばそこに敵はいないだろう
→北西の小屋から出てきた奴らと、ヴァルチャーしか残ってなさそうだ
→なら個別に倒していけばいいな。

そう判断し、PCらは隠れて動くのをやめ、集落の中央へ乗り込む。

ボス戦

景気良く万歳突撃開始。
北西の小屋から出てきた奴らと対面してみると、3種類・4匹の敵編成。
全て不確定名・蛮族で、2匹はゴブリン。
後の二匹を【魔物知識】で判定してみると、片方はグレムリン。
もう片方はボガードで、剣の欠片でHPが増強された個体だった。

戦闘開始距離をランダムに決めてみると、10mから開始。

セヴウェイ「近いな! 兄ちゃん(サグウェン)のやる気があったからだろう」

シエン「兄ちゃん(サグウェン)が『突撃!』と叫ぶと、兄ちゃん(サグウェン)が先陣きって突っ込むパーティなんだ」

だが先制判定を行うと、敵の先攻からだった。

1ラウンド目

グレムリンは【エネルギーボルト】を撃ち、他の3匹は突撃してくる。
これでセヴウェイとその騎竜がそこそこのダメージを食らう。
PCらは、自軍手番で【エンチャントウェポン】を4体(サグウェン・セヴウェイ・二人の騎竜)にかけ、【ヒール・ウーンズ】でセヴウェイとその騎竜のHPを回復する。
それから二人の前衛が敵に反撃。

サグウェン「ここは手強い奴から潰すぜ。ボガードを攻撃!」

HPが一番デカいのもボガードだが、その戦法で大丈夫か?
ともかくサグウェンが【輝く肉体】を使用、ボガードの命中・回避を低下させる。
そのうえで、このターンで倒しきれないのはわかっているので、セヴウェイは【挑発攻撃】も使用。
ボガードのHPを半分以上減らしつつ、そのターゲットをセヴウェイへ固定した。

2ラウンド目

【挑発攻撃】の甲斐あって、セヴウェイがボガードから痛烈な一発を貰う。残りHPが2点に。
だがゴブリンの攻撃は回避。もう1匹ゴブリンがいたが、そちらはサグウェンの方へ攻撃を向けた(そして避けた)。
グレムリンは距離を離しすぎていたので、距離を詰めるだけで終了(戦線から15mも離れてしまっていた)。

PCらの手番。
シエンとザウェル、二人回復魔法をとばし、セヴウェイのHPを17点まで回復させる。
サグウェンが行動すると【輝く肉体】の効果がきれるので、先にセヴウェイが攻撃。
回避の落ちた敵に蛇型竜の毒牙も炸裂し、騎手の攻撃も合わせて、ボガードのHPを残り1点まで減らす。
……が、サグウェンと騎竜が両方とも攻撃を外し、瀕死の敵を仕留め損ねた。

作戦は正しかったが、ダイス運がついてこんな。

3ラウンド目

まずグレムリンが【スリープ】。サグウェンの騎竜が眠ってしまう。
こいつは飛行型の騎竜(本人がコアトルな外見と主張)に乗っており、その【飛翔】能力で自分の命中・回避を上げて戦っているので、その能力が封じられた事になる。

そのサグウェンをボガードが攻撃。危ない所だが、サグウェンは攻撃を回避。
ゴブリン2匹はセヴウェイとその騎竜を攻撃。騎竜がダメージを受ける。

PCらの手番。
セヴウェイの騎竜のHPをザウェルが回復。
セヴウェイは自分の主動作でサグウェンの騎竜を起こし、自分の騎竜でボガードを攻撃……するが外れ。
サグウェンは補助動作で自分の竜に乗り、ボガードを攻撃させる。
睡眠から覚めたばかりで転倒状態だったのだが、たまたまボガードが劣悪な回避達成値を出し、攻撃が命中。倒してしまった。
サグウェン自身の攻撃は(ゴブリンに向けたものの)外してしまったが、これで流れは確定である。

4ラウンド目以降

グレムリンは【ブラントウェポン】等とばして抵抗するが、別に何の意味もなく、ゴブリンがばたばた倒されていく。
5ラウンド目にゴブリンはいなくなり、手傷を負ったグレムリンは降伏。

グレムリン「はいはいもう悪い事いないヨ~両手バンザイ降参ネ~米俵は北東の小屋だヨ~」

シエン「ヴァルチャーの小屋には何かあるのか?」

グレムリン「昔、拾った薬が、効果がわからないから放り込んであるネ~」

セヴウェイ「わかった。ヴァルチャーは部屋から出られないんだったな。俺がそこらへんの石を拾い集めて、敵が死ぬまで投げて攻撃しよう」

そういう状況になったら紐をほどきに来る奴らは、既に全部倒してある。
実際にサイコロをふると何十ラウンドもかかってしまいそうだったので「やりました」で終わりにしておいた。

ロクでも無い対処法だが、そういう事もできるようにはあえてしておいた
レベル的に一番強いモンスターは、このシナリオではこのヴァルチャーである。
能力的にはボスキャラを上回る敵がいて、正面から突撃すると苦戦するが、必ずしも倒す必要があるわけではなく、有利~楽勝になる対処法もたまに有る……というのは、自分がよくやる敵配置だ。

ヴァルチャーを始末してから、この集落で倒した蛮族やフレイムイーターからの分もまとめて剥ぎ取りを行う。
まぁ初回のシナリオなので、手に入る物もたかが知れているが。

ヴァルチャーの小屋からは、グレムリンの言った通り薬瓶が見つかる。
中身は『特技変更薬』だ。
その名の通り、習得している特技を変更できるナイスなオリジナルアイテムである。
最初から【武器習熟】を取得してしまい、せっかく出た魔剣を装備できない哀れなデクがいるかもしれんと見越して置いておいたのだ。

サグウェン「そうか。まぁ今急いで使う必要も無いな」

見事にそうなってた本人が言うなら、それはそれでいいのだろう。
消費期限は設定していないので、もっと高レベルになってから「習得してみたが思ったほど強くなかった特技」を変えるための保険にする事ができるのだから。

もう一つだけ小屋があるので、そこも調査。
中はゴミ捨て場で、掘られた穴の中に生ゴミと汚物が堆積していた。
もちろん冒険者の仕事なので、これも果敢に調査だ。
【探索】判定の結果、堆積物の中に壺が半分埋まっているのを発見。

GM「汚物の中に飛び込む奴もいないだろう。棒か何かで引っ張り出すには、判定が……いや、やっぱり要らん事にするわ」

シナリオには要判定と書いてあるが、失敗した時の処理は『手間取っているうちに、その時点で生き残っている蛮族に見つかる』
全滅させた後なら何も来るわけがないので、成功するまで判定すれば良い=自動成功。

壺の中には、羊皮紙の切れ端が。
交易共通語で文章が書かれており、内容は北西の小屋にあった魔剣の取説である。
もしアイテムの鑑定に失敗していても、この羊皮紙を入手すれば、その時点で魔剣の性能がわかり使う事ができる……という構成にしていたのだ。

なお、アイテムの鑑定に成功しないと装備・使用が許可されないのは、あくまでここの身内ルールである。
公式には、多分「よくわからないまま装備したり、飲んでみたり、火で炙ったりする事はできる」であろう。

と、ここまでは意味の無いこの羊皮紙。
一応、もう一つ、意味を持たせてある。

このゲームのルールでは、シナリオ終了時に得られる経験値は『倒したモンスターぶん+1000』となっている。
しかし敵の見張りに見つからず切り抜ける、番人を騙して追い払うなど、倒す以外の対処ができる事もあるだろう。またダンジョン等で、目当ての物を手に入れた後で敵のいる部屋を見つけた場合など、わざわざ戦う必要を感じない事もある。
よって、シナリオのどこかに「獲得経験値の最低保障値を底上げするフラグ」を、できるだけ毎回用意する事にした。
この羊皮紙を見つける事で、このシナリオ終了時に得られる経験値は、倒したモンスターに関係なく1290点とする。
これはシナリオで設定したモンスター全てを倒した時と同値である。
この種のフラグを用意する事で「経験値が欲しいのでモンスターを見つけたら突撃」というスタイルを取らなくても損はしなくなると思ったのだ。

まぁ今回は出てきた奴全部倒してしまったので、こっちの意味も無かったが。
あくまで結果論、仕方の無い事だ。

その後、集落の中央や北東の小屋から、金品が見つかる。
【宝物鑑定】の結果、420ガメルぶんの収入になった。
盗られた米俵も北東の小屋から見つかる。

帰還

米俵を田園へ持ち帰るPC達。
依頼主でもある親戚・ドルレイクは、全員に400Gを支払う。
戦利品や拾った金品の合計額は1370。初回シナリオとしては結構な収入だろう。

GM「そしてドルレイクは、お前らが持ち帰った武器を見て驚くな。『それはゴルドウスの武器か! この国では非常にありがたがられている物だ。初代領主が使っていたのも、ゴルドウス製の武器だったからな。ドライダンドでは、ゴルドウスの武器を所有しているのはある種のステータスだ。街へ行って登録しておくといいだろう」

もちろん、そこから別のシナリオに続くのだ。

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2017年8月26日 (土)

自卓リプレイ SW2.0 第1話の2

録音を聞いて文章にするのは、思った以上に面倒であるな。
こんな物を本にして何冊も出してきた人達に、敬意を持たざるをえない。
スパロボEXのプレイを最後までしてからにすべきだったか。

たった1回のセッションなのに、2分割でも終わらんとはのう。
ちと見積もりが甘かったようだ。

Photo キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)
器用:16
敏捷:18
筋力:24
生命:23
知力:3
精神:9

ファイター:2/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟/ソードA

Photo_2 キャクラター名:セヴウェイ
種族:シャドゥ(男)
器用:21
敏捷:21
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:2/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃

Photo_3 キャクラター名:シエン
種族:人間(男)
器用:6
敏捷:6
筋力:6
生命:12
知力:24
精神:20

コンジャラー:2/セージ:1
戦闘特技:魔法拡大/数

Photo_4 キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:18
精神:18

プリースト(ル=ロウド):2/スカウト:1
戦闘特技:魔法拡大/数

現場調査

PC達一行は出された昼食(おにぎり)を食ってから、被害の出た現場……49番倉庫に向かう。

サグウェン「この世界の主食はなんとなく小麦な気がするが……」

シエン「叔父(ドルレイク)殿。なぜこの国は米なのですか?」

ドルレイク(GM)「実は儂にもわからんのだ。特に米の生産に向いている土地でも無いのだが、なぜか皆米作りに精を出しているし、年貢の一部も米で収めている」

サグウェン「税じゃなしに、年貢ってな……」

GM「年貢って呼称はおかしいんかね? 税と同じ意味だろ、だいたい。まぁ違和感があるなら税と言い直そう」

特に意地はる所でも無いからな。中世の農村ぽさを出したかっただけなんだ、自分は。
そうするうちに現場の倉庫が見えてくる。
もちろん、倉庫に仕舞われていたのも米だ。

ザウェル(GM)「ゴブリンが米泥棒、米泥棒はゴブリンと相場が決まっていますからね。毎月のように被害が出て困っています」

セヴウェイ「流石に毎月はないんじゃないか?」

ザウェル(GM)「倉庫には備蓄がありますからね。何時頃からかはわかりませんが、ここら辺のゴブリンは米の味を覚えたらしくて……人間の倉庫を破れば美味い飯が食える事を、学習してしまったのです」

サグウェン「肉の味よりもか」

ザウェル(GM)「しかしとんでもない事です。奴らに食わせる米など、一粒たりともありませんよ。見かけ次第、一匹残らず始末せねばなりません」

倉庫は高床式で、入口の鍵は乱暴に壊されていた。
中には米俵が並んでいるが、列が崩れて、三つほど持ち去られている。
部屋の隅には、踏み潰された団子もあった。

ザウェル(GM)「ゴブリン避けの罠も見破られましたか。奴らもだんだん覚えてきましたね…!」

シエン「ホウ酸団子ですか……」

セヴウェイ「とりあえず、仕事はゴブリン退治だよな?」

サグウェン「米俵を取り返すんだろ?」

GM「そう、取り返す。ゴブリンはブチ殺すのが当然なので、依頼主はわざわざ言っていない」

セヴウェイ「……じゃあ足跡追跡からかな」

それができるのはレンジャー技能のあるセヴウェイと、スカウト技能のあるザウェル(同行NPC)。
ただしザウェルのサイコロは、非戦闘時のぶんはPCらに振らせる事にしている。
でないとGMだけが延々サイコロをふる時間ができてしまうので。

セヴウェイ・ザウェルともに判定に成功、足跡を見つけて追跡が可能に。
しかしこのゲームは判定のサイコロが1ゾロ(自動失敗)だと経験値がもらえるので、他の二人も一応判定はしてみる事にした(技能が無いので成功の目はほぼ無い)。

サグウェン「お、自動成功。6ゾロだ」

GM「ほう? ではサグウェンは、足跡を追って歩き出すと、ぐるりと一周して倉庫の床下へ頭を突っ込む」

サグウェン「んんん?」

実はこの判定、難易度が二段階あったのだ。
達成値9~10で成功すると、足跡を追っていける。
だが11以上で成功すると、近くに隠れ潜んでいる敵のスパイの足跡を見つける事ができるのだ。

判定の目標値は、こちらの決めた難度とPCらが得てきた経験値の総計で決める事にしている。
その表も作成してある
判定目標値をA~Dの4段階にわけてあり、このシナリオでは8~13の間で設定した。
技能レベルでの判定ではB~Dから、冒険者レベルが基準となる判定ではA~Cからセレクトする事にしている。

GM「よって高床式倉庫の床下で、御座を被って隠れている『不確定名・蛮族』を1匹見つけた」

蛮族はコボルドだった。このゲームにおける最弱級モンスターの一種である。

GM「コボルドは先制土下座をかます。『ごめんなさい、許してください、降参です!』だとよ」

セヴウェイ「米俵はどうした?」

コボルド(GM)「ゴブリンが持って行きました!」

セヴウェイ「ゴブリンはどこ行った?」

コボルド(GM)「先に逃げて、途中で待ち伏せしてます!」

セヴウェイ「お前らの本拠地は?」

コボルド(GM)「はい、喜んで言います!」

セヴウェイ「いや、案内しろよ」

コボルド(GM)「ああっ! お、お腹が痛い! 動けません!」

コボルドが言う事には、追手がいたら先回りして報告しに来い、という命令を受けていたとの事。
このコボルドを発見して尋問した時点で、逆に敵の裏をかいて不意打ちできる事にしてある。
その後まで延々連れ回されても邪魔なので、とりあえずここから動こうとしないという事にした。
苛立ったPCらが拷問なり処刑なりするかもしれないが、その時にはあっさり死んだ事にするのみ。

セヴウェイ「……じゃあ待ち伏せと本拠地の、場所だけ聞いておくか」

コボルド(GM)「はい、ここからこう行ったこれこれこんな場所です! 一匹残らずやっちゃってください」

シエン「では、このコボルドは叔父貴殿に渡しますか」

GM「うむ。コボルドは村人にしょっぴかれて行った」

コボルド、ゲームから退場。
捕虜の扱いをどうするかは様々な意見があるだろうが、そういうので延々グダグダするのも見飽きた
よって自分がGMをする時、名無し雑兵を捕虜にすると、基本的に腹パン一発で知ってる事を何でも吐くし、尻を蹴って追いはらえば二度と出てこない事にしている。

セヴウェイ「待ち伏せを迂回して、本拠地へ直接行く事はできそうか?」

GM「それは難しいという事にしておこう」

シエン「では、待ち伏せている奴を奇襲するとしよう」

コボルドの教えた奇襲場所は、南にある山の入口あたり。
PCらはそこへ向かう。

初戦闘

情報どおり『不確定名・蛮族』が4匹(全て同種)、山中の岩陰で待ち伏せていた。
敵の死角からそれを確認するPC達。
【魔物知識】判定に成功し、種類はゴブリンだと判明(弱点はわからず)。

GM「戦闘ルールはいつも通り標準戦闘でな。敵との距離を何mで戦闘開始するか、お前らが決めていいぞ」

相談するプレイヤー一同。
遠い距離から始めれば魔法が2発撃てるな~おいおいMP消費が~じゃあどうする~うーん……

……なんで初期レベルの雑魚戦闘開始前に延々悩んでんだ……?

まぁ前回のシナリオがキャンペーンラストバトルの10LVオーバーシナリオだったので、各種魔法や特技を考慮して2~3m刻みの距離調整するような状態だったから、それが抜けきってねぇのか。
バカな話だ。
一番バカなのはさっさと簡易戦闘でやっちまえば良かった事を思いつかなかった自分だと、録音を聞き直していて気付いたが。

結局、敵(4匹とも同地点)から、サグウェン・セヴウェイ・ザウェルは10m、シエンは15mの位置から開始。
不意打ちなので先制はPC側。

1ラウンド目

シエンが【スパーク】の呪文を唱える。
電光炸裂、達成値16で敵の抵抗を上回り、7~10点のダメージを敵にばら撒く。

ザウェルは【フィールド・プロテクション】の呪文を唱える。
自分・サグウェンとその騎竜・セヴウェイとその騎竜の5体にかけ、ダメージ軽減を1点付与。

サグウェンが敵に突撃。
11点の物理ダメージを剣で叩きこみ、1匹を撃破。
だが騎竜の攻撃はサイコロの出目が悪く外れ。

セヴウェイが敵に突撃。
騎竜に攻撃させるが外れ。
本人の攻撃は当たるが、フェンサーなので武器が軽いうえに出目が良くない。軽い手傷は負わせたものの倒せず。

GM「ダイス目が悪いのはわかるが、それにしても騎竜の達成値が低いな。何か間違ってないか?」

実は間違っていた。
ライダーPC二人とも、騎竜のレベルを自分のライダー技能レベルと同じにしていたのだ。よって二人とも、自分の騎竜を1レベルモンスターとして扱っていたのである。
確かに昔はそういうルールだったのだが、今は変更され、騎獣のレベル=キャラクターの冒険者レベルだ。だから二人の騎竜は2レベルモンスターになるのが正しい。

急いで騎竜のデータを修正する二人。

ここからゴブリン(残り3匹)の反撃。
攻撃されるのはサグウェン・セヴウェイ・その騎竜達。
誰が攻撃されるかは、知能に基づいた攻撃目標決定表を独自に作ったので、それで決める。
ソードワールド用に作った物なのに、六面体以外のサイコロを平気で使っている不届きなシロモノであるが。
基本的にランデムで目標を決めるが、出目次第では、攻撃できる範囲の中で、その時一番HPの低いキャラを攻撃してくる。
その確率は知能が高いと上がる……というわけだ。
とはいえ相当に大雑把な表であり、この表だけ使っていると自軍の回復やバフ・デバフは使わないという事になってしまう。
まぁそこら辺は敵とその能力に応じて適当に、だ。

今回、サグウェンが2回、その騎竜が1回攻撃された。
が、その全てを回避成功。
際どい攻撃もあったが、騎竜に飛行能力(命中・回避に+1)のおかげでギリギリ避ける。

2ラウンド目

サグウェンがさらに1匹を葬る。
だが騎竜の攻撃は外れ。

セヴウェイが敵にするが、これは出目3で外れ。
騎竜がゴブリンに噛みつくが、HPを1点残してしまう。
だが彼の蛇型騎竜には【毒牙】の能力を持たせてあるので、追加ダメージが発生するのだ……セヴウェイの【ライダー技能+器用度ボーナス】+サイコロ2個がゴブリンの生命抵抗を上回れば。

上回らなかったので生き残られた。
確率的には有利な勝負だったのだが……。
戦法は間違っていないが、運がついてこねぇ。

ゴブリン(残り2匹)の反撃。

GM「お、HPの一番低い奴が狙われると出たな。乱戦エリア内で今一番HPが低いのはセヴウェイか」

さらにもう1匹も、セヴウェイを狙う出目。

そして2発ともあっさり回避成功。

3ラウンド目

サグウェンの騎竜が1匹を屠る。
さらに本人が残り1匹をブッた斬り、この手番で全滅させた。

セヴウェイ「さすが兄貴だ」

サグウェン「力対力ならな。魔法が来ると知らんが」

GM「ザウェルが『強いじゃないですか。さすがです』と褒めておくぞ。良かったな」

戦利品の、ゴブリンのショボイ武器をかき集める。
取得に補正のあるキャラなんてまだ一人もいないので、ダイス目のしょっぱさも手伝ってはした金にしかならないが。

シエン「ダバイン家の人間は金集めが下手ですな」

無傷なので特に治療等もせず、一行はゴブリンの本拠地へ向かう。

本拠地潜入

Photo 山中を進むと、そう密度の高く無い林の中に、四つの掘っ立て小屋が見えてくる。
その間を、時折人影(蛮族影?)がうろつく。
無論、それがゴブリンどもの巣だ。

サグウェン「うーん……ここは力任せに突撃するというのはどうだろうか」

ソレイユ族のロールプレイとしては正しいのかもしれん。

シエン「いや、火責めという手もありますよ」

セヴウェイ「それよりスカウト技能の持ち主に見てきてもらえばどうだ? ぞろぞろ行くより見つかる可能性は低いだろう」

ザウェル(GM)「了解、行ってきます」

茂みの中を隠れて偵察。【隠密】判定の達成値は12。
上手いこと敵に見つからず、ザウェルは戻ってくる。
結果、4つの掘っ立て小屋の中央にある広場に、2匹のゴブリンがペットを連れて居るのを見てきた。
わざわざ見つかりに行く事もなかろうと、PCらは適当な小屋に裏から入れないか試してみる。
まずは北西の小屋から……

GM「その小屋は……裏口はあるが、窓は無い」

シエン「ザウェル、聞き耳だ。頑張りたまえ」

ザウェル(GM)「物音はしません……が、鍵がかかっていますね」

そして【解除】判定は失敗。鍵は開かない。
ダメモトで他のPCも試してみるが……

セヴウェイ「6ゾロ。自動成功だわ。こんな所で親父の秘密の戸棚から質草を漁る技が役立つとはな」

初回なのでキャラの設定など何も固まっていない筈だが、早くもロクデナシが完成しそうになってきた。
中は倉庫である……が、米俵は無い。
だが売り飛ばせそうな金品は見つける事ができた。

その総額がいくらになるか、このキャンペーンでは【宝物鑑定】を行って決める事にしている。
シナリオの方で「基準〇〇ガメル」と設定しておき、見つけた時に技能判定。
その達成値次第で実際の価格が上下する、という具合だ。
良く鑑定できれば売却価格が上がる……というのもおかしな話だが、一応の理屈としては……

本来なら、質屋だか道具屋だかで鑑定料のような物をとられるだろう。
だが自分達で鑑定済みなら、鑑定料は払わずに売り払えるだろう。
「金品いくつか」を拾ったとして、高い達成値で鑑定できれば、より多くの品を鑑定できたのだろう。
ならば得られる金は、鑑定できなかった時より多くなるのではないか。

まぁこんな所だ。
本当は「スカウト技能の売却価格がわかるだけの鑑定って、今までほとんど使わんかったな」という過去の思いから、技能の使い道を無理矢理ひねり出しただけであるが。

今回は「基本100ガメル」ぶんの金品を得た。
【宝物鑑定】の目標値は、上で出した表のとおりA~Dの4段階。
C(今回は9)で成功すれば±0だが、成功が一段階上がるごとに+20%、下がるごとに-20%の修正を行う。
シエンがセージ技能で、ザウェルがスカウト技能で鑑定した結果、シエンがA(一番高い目標値、今回は13以上)で成功したので、売却価格は40%UP。
人里へ帰って売れば、パーティには140ガメルが入る事となった。

GM「さらにアイテムが2つも見つかるから喜べ」

シエン「おう!?」

効果を知るためには、またも【宝物鑑定】。今回は効果を知るためなので、挑戦できるのはセージ技能だけだ。
これに失敗すると、人里の道具屋かどこかで鑑定してもらわねばならず、使う事ができるのは次のシナリオから……という事にしている。

シエン「達成値16」

2d6で11ふりやがったか。
1つ目が『煙玉』だと判明。これは逃亡を補助する道具だ。
このキャンペーンでは、敵から逃亡する時に「ミストグレイブ」等でお馴染みの【逃亡判定】を行う事にしている。
このアイテムを消費すれば、その判定をパーティ全員が成功した物として扱えるというステキ道具だ。
無論、それ以外の場合でも煙を起こす用途で使う事もできる。

GM「もう1個あるが。不確定名は『?武器』」

サグウェン「こっちの方が大事そうだ」

これも鑑定に失敗すると、使う事はできないという扱いにする所だが……

シエン「ちょっとふるわずに達成値12」

……成功である。

GM「これは魔剣だ」

サグウェン「いきなり!?」

GM「だが形状はサイコロでランダムに決める」

1d6で、1か2なら剣。3なら槍。4なら斧。5ならフレイル、6ならメイスだ。
鑑定したシエンに振らせると……

シエン「……5が出た」

よって魔法のフレイルが登場。
使用者の【武器習熟】に応じて威力をあげ、種族に応じて騎獣へ特殊能力を与えるという逸品だ。
データは長くなるので別の場所に記しておく

問題は誰が装備するかだが、武器で戦う者二人のうち、サグウェンは戦闘特技【武器習熟A/剣】を習得しているため、フレイルで戦うと無駄ができてしまう。
よってセヴウェイが装備する事となった。

セヴウェイ「必要筋力5で使えるフレイルって貴重だしな。騎竜の精神抵抗も2増やしてくれるしな……やったぜ」

シエン「あれだな、サグウェン兄貴。初っ端の【武器習熟】は失敗だったな!」

つってもGMがいつ魔剣を出すかなんて、プレイヤー側には読みようが無いからな。
使い手の成長とともに強化されていく魔剣を思いついたから一話から出そう!……というこちらの考えを先読みできるのは、リアル魔法使いぐらいのもんだろ。

サグウェン「あ、でも非戦闘時に『騎竜にリジェネしたいからちょっと貸してくれ』はできるんじゃないのか!」

できるな。だが

GM「使い手を決めたら基本的に貸し借り無しでヨロ」

なにせ魔剣にも意思があるらしいからな。理屈でできても武器が「断る」と考えれば効果は発揮されんだろ。
改めて思うが、我ながらヒドイ裁定だ。初めから貸し借りが無意味な能力に調整しとけばよかっただろうに。
録音を聞いて文章にする過程でいろいろ考え直す事ができるので、リプレイに起こすというのは意外と意味のある事なのかもしれん。

手間と見合うかどうかはわからんが。

GM「ともかく、魔剣を手に入れたのだ。ウキウキしながら進めようじゃないか」

シエン「魔剣というか、魔鎚だな?」

たった1回戦闘しただけで、武器パワーアップイベントを踏んだPC達。
なかなか好調で次回へ向かう。

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2017年8月25日 (金)

自卓リプレイ SW2.0 第1話の1

キャラクター作成

その日、もう何度目かわかりもしない、仲間内でのTRPGプレイが始まった。
総勢4人の小グループだが、日程を合わせるのに少々手こずる。
全く、世の中は思い通りにいかないものだ。

ゲーム開始前、キャラクターメイキングでもそうだった。

自分「今回はランダム作成でキャラクターを作ろうと思う」

プレイヤー達「なにィ!?」

サイコロ2個の期待値は5.5。このグループの共通認識である。
ソードワールド2.0には作成ポイントを割り振ってキャラクターを作る選択ルールがあるので、皆は自然と毎回それを使うようになっていた。
だが1回ぐらいはランダムメイキングも面白かろう……と思い、ゲームマスターを務める自分から提案したのである。

プレイヤー1「今回、ライダーメインの舞台でライダー技能持ち2人パーティにするとか言ってなかったか…?」

その通り。
今回はラクシアという舞台世界の片隅に、自分が設定したオリジナル都市とその周辺で、騎獣に乗って戦うライダーがメインとなるキャンペーンをやろう……と事前に連絡していたのである。
しかも使う種族も「この中から選べ」と、30種ほどある選択肢を10種ほどに絞らせていた。
そんな縛りを入れておいて、ダイス運に自信の無い奴らが、要求されるパーティを作る事ができるのか。
まぁ無理だろ。
しかし何も考えなかったわけではない。

自分「安心しろ。キャラ6人作れ。その中から一番使えそうな奴を選んでいいから」

公式ルールだと“作ったキャラクターを破棄して、2~3回作り直して良い”となっている。
それを、作ったキャラクターをストックして6人作成、どれを選んでも良いというハウスルールに変更だ。
これならかなり使えるパーティをかなり思う通りに用意できる筈であろう。

プレイヤー2「……種族までランダムか……」

これまたハウスルールだが、今回使って良い種族から、サイコロで決めるという事にしておいた。
もちろん、その表も自作した。
逆に生まれ(初期技能と基礎能力値傾向)は、通常作成ならランダムに決めるところを、自由に選んで良い事にした。
しかも能力値のサイコロを振ってからである。
これで「知力高めだから魔術師生まれ」「筋力高めだから戦士生まれ」等、かなり思い通りに進む筈であろう。

しばらくサイコロをふる音が響く。

やがて、4人一同で向かい合ったまま、ため息をついた。

まさかこの作成方法でロクなパーティが組めないとはな……。

プレイヤー3「全員、後衛かな…?」

あんまり偏ったパーティは、ゲームマスター(=自分)の負担が大きいから嫌だ。

こうしていつもどおり、作成ポイントを割り振って各人がキャラクターを作る事になった
やはり慣れない事はするもんじゃねぇな。

こうして完成した精鋭達は、以下のとおり。

Photo_2プレイヤーY

キャクラター名:サグウェン
種族:ソレイユ(男)18歳
器用:16
敏捷:18
筋力:24
生命:23
知力:3
精神:9

ファイター:2/ライダー:1
戦闘特技:武器習熟/ソードA
騎獣に乗って剣を振り回す純脳筋。
レベルが低くて各キャラクターのMPが低いうちは、こういうキャラがいると安定して戦う事ができる。

Photo_3 プレイヤーN

キャクラター名:セヴウェイ
種族:シャドゥ(男)17歳
器用:21
敏捷:21
筋力:15
生命:15
知力:11
精神:11

フェンサー:2/ライダー:1/レンジャー:1
戦闘特技:挑発攻撃

騎獣に乗る剣士。
これまた物理戦闘担当の前衛だが、挑発攻撃で敵の攻撃をひきつける役目のようだ。

Photo_4 プレイヤーU

キャクラター名:シエン
種族:人間(男)16歳
器用:6
敏捷:6
筋力:6
生命:12
知力:24
精神:20

コンジャラー:2/セージ:1
戦闘特技:魔法拡大/数

知力系技能担当の魔術師。
他の二人が知力を捨て去ったキャラ構成なので、こういう奴が一人は必要になる。

この3キャラクターが、今、ソードワールド2.0はラクシアの大地で旅立つ。

旅立ちの日

ラクシアという世界にデュボールという国がある。
「竜の城塞」と呼ばれ、5人のドラゴンライダーを擁する竜騎士の国だ。

公式にある国家
ここからオリジナル設定

首都の高級住宅街に、ダバイン子爵家という貴族の別荘があった。
100年以上前、当時一、二を争う竜騎士を世に出した事もある、古くからの名門である。
今は領地の管理を代官に任せ、領主を始めとした一族は首都で暮らしていたのだが……

GM(自分。以降、GMとだけ表記)「当主ビジョットは、いまいち頼りない顔を深刻に落ち込ませて言うぞ。『すまん……小豆相場が上手くいかなかった』」

シエン「小豆かぁ!?」
サグウェン「先物か……」
セヴウェイ「先物か!」

当主ビジョット(GM)「だが安心してくれ、息子達よ。お前達に負担はかけない」

そう、今回のPC3人は全員兄弟という設定である。
サイコロ3個+10で各人の年齢を決めさせたところ、サグウェンが18歳で長男、セヴウェイが17歳で次男、シエンが16歳で三男末弟となった。
全員種族が違うので、母親が異なるという事になるが……まぁ貴族だし、なんか許される手段があるだろ多分。
なお、ソレイユ族が人間と混血できるのかどうか、実は知らん。ただ「使いたければまぁいいだろ」と言ったところ、使いたがったプレイヤーがいたので許可しておいた。
まぁ身体同サイズの生身ヒューマノイドだし、なんとかなるだろ多分。

当主ビジョット(GM)「既に借金は清算してある(キリッ」

シエン「屋敷を売ったか」

当主ビジョット(GM)「領地もだ(キリキリッ)。というわけで、私はこれから親戚を頼ろうと思う。既に向こうとは連絡をとってある」

そういう子爵とPC達の横を、元使用人達が荷物を持って出て行く。
彼らの間では、こんな日が来るだろうと薄々わかっていたのだ。
母親たちの姿も、既に見えない。

幸い、馬と荷車だけは残っていた。

GM「当主ビジョットは『さあ、出発しようか』と言いながら、当然のように荷車に座っている。馬は息子が乗る物と既に決まっているようだ」

シエン「私も馬に乗れませんので、荷車で本を読んでます。さあ兄さん達、馬に曳かせてください」

セヴウェイ「お前は相変わらず体が弱いな。しゃあないから、兄上と交代で馬に曳かせるわ」

サグウェン「シエンも生命力は12あるやんけ」

能力値ボーナス+2のラインにはギリで引っかかっているので、初期レベルの後衛としては言うほど虚弱でもない

こうして馬と荷車に乗り、親戚家へ向かうダバイン子爵と息子達。
首都を出て、向かうは南西。
国境を越えて、さらにその向こうへ進む。
北をティラの樹海という広大な森、南をルデア山脈という大きな山地に挟まれた街道を3~4日ほど行くと……

GM「やがて城塞都市が見えてくる。当主ビジョットは『あれがドライダンド侯国。大きな地図には載っていないが、かつて我々の同胞だった国だ』と言うな」

サグウェン「かつて?」

60年ほど前の事。
デュボール国が国境の外・南西の未開地へ、国家主導で開拓事業を行った。
だが南・カルゾラル高原から攻めてきた蛮族軍との間で戦争が起こり、あわや全滅の危機に。
しかし当時のドラゴンライダーの一人が目覚ましい活躍をみせ、戦いはデュボール側の逆転勝利に終わった。
この戦いで本国に不満を持った開拓民達を鎮めるため、また大きな戦で開拓地の面倒を見る余裕が無くなった事もあり、デュボールはこの地を救ったドラゴンライダーに爵位を与え、この地の領主とした。
こうして誕生したのがドライダンド侯国である。

そう、今回はワールドガイドに無いオリジナル都市を舞台にするのだ。
細かい設定もある程度は決めてある。

GM「……というわけで、暴徒化した市民によって火炎瓶が役所に投げ込まれる毎日は、新領主の下で独立する事で終わりを告げたのでしたマル」

シエン「それ、今はデュボールへの反感は無いのか」

GM「ある意味では有る。だがまともに交易できる国は位置的にデュボールしかないも同然だし、そもそもかつての同国民。交易のほとんどはデュボール相手だ。戦後60年経つうちに、頭の良い奴はデュボールの大学へ行ったり、観光旅行で普通に行き来したりするようになっている。デュボールから来る奴は温泉や静養のため、ドライダンドから行く奴は大都市の店で爆買い目的だったりと違いはあるがな。流行の新ファッションがデュボールから入ってきて、カッコイイその服に『チッ、またデュボールか』と舌打ちしながら値札を確認して買って着て街の通りを歩く、というのもよくある事だ」

セヴウェイ「なるほど……気には食わないが憧れてはいるのか」

サグウェン「うーん……なんというか」

シエン「どこかの某国みたいだな」

そんなドライダンド侯国領内に入ったダバイン子爵と息子達。
しかし父の指示で、城塞都市ではなく山の方へ進路を変える。

セヴウェイ「親父? この道であってるんだよな?」

当主ビジョット(GM)「うむ。田園地帯へ行くぞ」

平野に恵まれない国なので、田園地帯はルデア山脈北辺に設けられた棚田と段々畑だ。

シエン「あれだな……これ、立派な都落ちだよな。ここまで行くと清々しい」

獣避けの柵をぬって進む。
周囲はだいたい田んぼだ。

一同「……ライス?」

当主ビジョット(GM)「この国の主食は米なのだ。(とってつけたように)ここの米は美味しいぞ」

田園地帯で一際大きな建物に向かう一行。
そこで、麦藁帽を被った恰幅の良いおっさんに会う。
60~70年前、開拓事業が始まった頃に「ならば俺も行って土地を手に入れよう」と参加した、当時のダバイン子爵家次男だか三男だかの息子にあたる男だ。
彼の名はドルレイクという。

ドルレイク(GM)「遠い所をよく来た。ビジョットがこうなるだろうとは薄々思っていたが、そこは親戚。食っていける程度の田はやろう。ビジョットがくたばるのは勝手だが、息子らまで巻きぞえにするのは良くなかろうからな。色々あるだろうが、まぁ何かあったら言え。親父に何かあれば、葬式の手配ぐらいはしてやろう」

セヴウェイ「いい人だな、このおじさん。おい親父、いつ頃くたばる予定だ」

GM「ビジョットは『何を言う。私はまだ健康だ』と言うが、この親父がまともな野良仕事などできないだろうという事は、お前達は皆知っている」

シエン「元気なのは『ムスコ』だけか……俺達というわけではなくて」

ドルレイクは周囲の田園を指し示す。

ドルレイク(GM)「ここはこの国の穀倉地帯でな。飼料をドラゴンベースに収めてもいる」

サグウェン「ドラゴンベース? どこの事だ?」

GM「それに関して、ドルレイクの使用人が出てきて説明してくれる」

わかりやすく書くと、この国のライダーギルド本部だ。
なぜ騎獣の元締めが「竜の基地」なのかというと、この国で最も流通している騎獣が多種多様なドラゴンだからである。

使用人(GM)「この国では、ドラゴンがデュボール以上に(←ここ重要。強調する)流通していますからね!」

サグウェン「デュボールだと、ワイバーンぐらいではドラゴンと認められてなかったようだが……この国には、立派なドラゴンがそんなに流通しているのか?」

頷く使用人。
彼が指さす先では、何頭もの大トカゲが荷車に米俵を乗せて曳いていた。

シエン「爬虫類……ですな」

使用人(GM)「ドラゴンです。この地の開拓民が驚いた事に、ここには爬虫・両生類型の幻獣が幾種類も住んでいましてね」

しかも人に慣れ、調教できる種類もとても多かった。
現地調達できる労働力として、牛馬の代価品として重宝し、すぐに飼育技術が確立して戦闘にも用いるようになった。
そしてデュボールからの独立後、独自の法を使うようになると、これら「人が調教可能な爬虫・両生類型の幻獣」もドラゴンの一種だと正式に定められたのである。
この国独自の分類に基づいた法律で。

無論、これはドラゴンライダーを擁する国家から分かれた地である事、最大の英雄であった初代領主もドラゴンライダーであった事が、大きな要因となっている。

まぁ後付けの設定はともかく、せっかくファンタジー世界なのだから竜騎士メインの話を一回はやりたいと思っていた。
しかし当然ながら、ドラゴンを乗り物として常用するようなレベル帯はかなり高い。
もっとやり易い、低めのレベルでプレイしたいと思い、作ったのが今回の舞台なのだ。
PCらにもその事はあらかじめ話してあり、ライダー技能持ちが1パーティに二人もいる。

シエン「確かに、それなら『ドラゴン』ですな……」

使用人(GM)「(真顔で真剣に)ええ、ドラゴンです。この国の騎士達は、みな馬ではなくドラゴンに乗っています。ドラゴンライダーの数なら、デュボールに負けていません! いや勝っています!」

サグウェン「(そこらへんをてくてく歩いている『ドラゴン』を眺めながら)ああ……そうだな……」

こうして和やかに話をしていると、血相を変えた別の使用人が走ってくる。

使用人(GM)「た、大変です! 49番倉庫に……またゴブリンが入りました!」

セヴウェイ「ゴブリンすか?」

GM「ドルレイクが形相を変えるな。『おのれぇ……八つ裂きにしてカオスにくれてやらねばならんな……!』。彼の後ろのでかいトカゲが『んげー』と鳴く」

もちろんそのトカゲがドルレイクの飼ってる愛竜カオスだ。
ドルレイクはPCらを見る。

ドルレイク(GM)「そうだ。腕に覚えがあるようだな、一つここで見せてもらおうか。役人達を呼ぶよりは早いだろう」

セヴウェイ「なるほど……これから世話になるんだから、いいんじゃないか兄貴達」

サグウェン「ではそうしようか」

ドルレイク(GM)「うむ。こちらの施しを受けるだけより、そちらの面子も立とうからな」

横目でビジョットを見るドルレイク。
ビジョットは明後日の方を向いて口笛を吹いている。

報酬は一人400ガメル
成功報酬だが、前金代わりに薬草類(救命草7つ、魔香草3つ)を渡される。
また、ゲーム的には既に所持金を減らして購入していた筈の最初の騎獣を、ここでドルレイクの厩舎から渡してもらえた。

サグウェンはコアトル姿の飛行種ドラゴンを、セヴウェイはオロチ姿の蛇型種ドラゴンを借りる。
無論、両方とも今回のために作成したオリジナルデータだ。
各タイプの説明はここで
初期作成キャラの最初のシナリオから、飛行や攻撃阻害能力を利用できる、結構PCらに有利なデータだと思う。

そして慣れない土地を案内する意味も兼ね、使用人の一人が同行してくれる。

Photo_5 同行NPC

キャクラター名:ザウェル
種族:人間(男)22歳
器用:16
敏捷:16
筋力:8
生命:12
知力:18
精神:18

プリースト(ル=ロウド):2/スカウト:1
戦闘特技:魔法拡大/数

このゲームである程度技能構成に融通の利くパーティを作ろう思うと、メンバーが4人程度は必要になる。
よってゲームマスター側から、プレイヤーが持っていないがパーティ全体には欲しい技能を担当するキャラクターを1人同行させる事にしている。

準備は万全、最初のミッションを開始。
古典ファンタジーRPGではかつてド定番だった初回ミッション、ゴブリン退治である。
はてさてどうなる事か。

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2017年8月24日 (木)

自卓リプレイ SW2.0 第0話

2017年8月。
公式サイドからソードワールド2.0の版上げ予告が出たようだ。

そんな今、ちょうご自分が遊んでいる仲間内グループでのTRPGの新しいキャンペーンを始める事になった。
使うゲームがソードワールド2.0である事は、前から決めてもいた。
となるとこのキャンペーンが、仲間内でのソードワールド2.0最後のキャンペーンになる可能性は高い。

せっかくなので、そのプレイ記録をリプレイ形式で、このブログに残そうと思う。
なにぶん思いつきで始める事なので、いろいろ不手際もあるやもしれんが、まぁそこらは大目に見ていただきたい。

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2016年1月 4日 (月)

イベント・ルーンクエスト

ルーンクエストというゲームがある。
昔からあるTRPGのシリーズだが、自分はやった事が無い。
なにせTRPGという物が箱に入って売られていた時代の物だったので。
知っている事といえば、エルフやドワーフが「異種族」ではなく「異生物」だという事ぐらいだ。

自分がちょくちょく行くプレイスペース店(TRPG遊ぶ店)の店長さんが、このゲームの大ファンだという事は聞いていた。
その店長さん、先日、大枚はたいて海の向こうから新ルールブックだかサプリメント群だかを購入したとの事。
一説には日本円にして10万超になるとかならん事もないとかいう話だったが、これに関して正直な意見を書くのは控えておく。

その店にて「ルーンクエスト2再誕祭」というのをやるそうだ。
興味のある方は訪れてみてはいかがか。

http://www.reachingmoon.com/
ここの「ルーンクエスト2再誕祭」のページを参照。

自分はバンダイチャンネルで無敵鋼人ダイターン3を見る作業が残っているので、行くかどうかは微妙だが……。

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2015年12月26日 (土)

ダグニア

久々にソードワールド2.0の話。

先日、馴染のゲーム屋で、このゲームの新サプリメント発売記念のイベントがあった。
よって参加。
せっかくだからそのサプリメント「ダグニア博物誌」を購入。

Photo_5 このサプリメントはこの世界の「ダグニア地方」をピックアップした物である。
その地方を舞台にしたリプレイ「聖戦士物語」とその続編は、既に展開されて最終回を迎えている。
自分もそのシリーズは揃えて読んだ。

当然ながら、ダンバインとは全くの無関係であった。

まぁそんなサプリメントなので「聖戦士物語」シリーズに登場する人物も出てくる。
だが様々な絵師が参加しておられるので、誰なのかわからないキャラクターがいた
表紙にカラーで、中表紙に白黒で描かれた、腹筋も逞しい半裸の仮面はいったい誰なのであろうか?

幸い、このイベントには制作会社のグループSNEからスタッフが来られていた
彼らならわかるはずだ。
よって尋ねてみる事にした。

T中先生「私にはわかりません。
作中に出ていた、敵の幹部の誰かでは無いでしょうか。
作者のK沢さんに聞いてみてはどうでしょう」

この日のスタッフに同氏がおられたので、忠告に従う。

K沢先生私にもわかりません
しかしよく見ると胸が女性です。剣も持っています。
よってイングリッドという事にしようと思います」

なるほど。回答は得られた。

Photo_4 確かにイングリッドという女戦士が主人公パーティにいた。
パーティの肉弾戦を担当する、優秀な前衛であった。
ぶっちゃけ主人公より強かった。
というか、主人公はあんまり強くなかった。
正直に書くと、強くなかった。

しかし自分の記憶だと、イングリッドは仮面を被っていなかったが……。
確認のために本を引っ張り出してみる。

やっぱり被っていないな……。
ああも堂々と仮面を被られると、もしや自分の記憶の方が間違っていたのではないかと不安になったが。

しかし、各絵師にはみな個性や方向性という物がある
別人に見える、というだけなら、他のキャラクターだって当てはまるではないか。
イングリッドだけの問題ではあるまい。

Photo_6 Photo_7 リプレイの主人公、ロイ王子
剣術と神聖魔術を使う、王族の聖戦士である。
まさにヒロイックファンタジーの主人公たる特徴だが、魔法戦士系のキャラは得てして中途半端になりがちである。
というわけで、なっていた。

まぁ初期能力値も微妙だったしな。
それでもパーティのリーダーはちゃんと務めていたと思う。

同性愛者に後ろを狙われていた彼も、今回のサプリメントは冒険の旅を終えて成長した後をイメージしたのか、非常に凛々しい
この王子ならばHOMOがバックに迫っても一刀両断し「また……つまらぬ物を斬ったか」と三点リーダー多めのセリフで〆てくれそうである。

まぁ野盗の類はぶった斬られるであろう。

Photo_8 Photo_9 リプレイのたぶんヒロイン、フィオ王女
真語魔法を使う少女である。
敵に対して少々容赦が無い所もあるが、まぁ個性の範疇ではなかろうか。

一応、敵一族の者でも和解の余地ありと見れば手を出さない分別はちゃんとある。
余地が無ければハイテンションバーサークするだけだ。
どうせ戦う相手になら、それぐらい割り切ってくれた方がゲームとしてはよろしかろう。

そんな可愛い少女も、表紙イラストだと確かに王女だと思える。
作中、王女らしさが皆無だった事など嘘のようだ。
まぁこれも冒険の旅を終えて成長した後をイメージしたのだろう。

それでも彼女なら、ヨダレを垂らして迫る野盗や豚オークの類を魔法で焼き払ってくださるであろう。
ソードワールド2.0に豚オークいねぇけど。

Photo_13 Photo_14こうして他のキャラを見た後だと、イングリッドも単なる絵師の違いに思えてくる。
くるぞ。きたのだ。

確かに乳房はあるな。
腹筋が割れているのは戦士なら当然だ。
剣もマントもある。
この仮面も防具としてのフルヘルメットだと考えれば、戦士なら装備していて当然なのだ。

おお、特徴を的確に捉えているではないか。
彼女なら、野盗や豚オークや量産型ゾンビの群れもビビッて帰っていくであろう。

絶対違うだろうけど、面白いからそういう事にしちまおう」と考えたのではないか……などと、一瞬でも疑った己の不徳を恥じ入るばかりである。

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2014年1月 5日 (日)

2014年

新年あけましておめでとうございます。
もう5日になっちまってるけどな。

結局、蛇年内に魔人竜のアプリ化は実現しなかったので少々残念。
世の中上手くいかねぇもんだ。
あの作品ももう8年前の物になっちまったか……キン肉マンのアニメが終わってから王位争奪編がアニメ化されるまでの時間が経った事になる。
あと3年も経てば、仮面ライダーBLACK・RXが終わってからクウガが始まるまでの時間となってしまうわけだ。
なんとも……時間の流れという物にセンチメンタリズムを覚える今日この頃。

しかしそんな事をあまり深く考えず、今日もバカ一同集まってTRPGなどプレイ。
適当にかなり好き勝手で作ったキャラを持ち寄って単発シナリオを慣行。

「おいこのパーティ、敵のデータ調べる技能を持ってる奴いねーぞ」

不確定名の敵のマスクされたデータと、多分この程度だろう……とアタリをつけながら出た所勝負の前のめりバトル。
敵の能力がわからんのだから、最適な戦法などとりようがない。
だから常に可能な最強攻撃を繰り出し続けるしかない。
前のめりというか、それしかできねぇだけだ。
キャラ作成時の数値を勘違いしていた事がプレイ開始直後に判明し、回復担当の回復魔法威力がいきなり低下するというアクシデントも発生。
無駄にいらないスリルと戦うバカゲーであった。

まぁたまにはこういうネジの足りないゲームも面白れえよ。
たまにやるならな。

先日クリアしたアンリミテッドサガのラストバトルも微妙にバカっぽい前のめり戦闘になったのは何かの因縁か。

「ラスボス最終形態の攻撃強すぎ。特に範囲攻撃。回復おいつかねぇ。ちとパーティの強化が足りなかったか? さてどうすっか」

システムを利用し、パーティメンバーを2~3人ずつ(範囲攻撃の被害総計を抑えるため)小出しにしながら回復を完全に諦めて本人達の可能な最強攻撃を連発。
次々と倒れていくパーティメンバー。
最後の一人が倒される前に敵のLP(生命力)が尽きれば俺たちの勝ちだ!

ジャンプのバトルマンガかよ……。

まぁ犠牲者一人で勝ったけど。
今年もこのラストバトル同様、犠牲は小さく成果は大きくでありますように。

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2013年12月 2日 (月)

区切り

みなさんお久しぶりです。

前回の更新からまたまた間があいてしまいましたが、まぁ特に何も無かったので仕方がない。

 

昨日、内輪でやってたTRPGのキャンペーンシナリオが終了しました。

じゃあ次のキャンペーンでもやろか、とりあえずお前らどんなキャラで遊びたい?とメンバーに聞いてみた所、3人中3人が後衛タイプ希望でした。

ああ、ダメだこれは。

むろんTRPGはGMが調整すればどんなパーティにでも対応可能だが、明らかに無駄で大きい苦労はしたくねー。

あるいはいっそ完全に好き勝手にやらせて、さっさと全滅でもさせちまうか。そのためだけにシナリオ作るのも面倒なんで、街のすぐ外にある巨大ダンジョンでダイヤモンドナイトの武具を集めて杖とってこい、みたいな話にするか。

これならば、全滅したら「同じ酒場にいた第2パーティ」という設定の次パーティを全く同じシナリオに放り込めばいいだけだからな。

ヘタにストーリー志向にすると、全く同じシナリオに全く別のパーティを放り込むのが不自然になってしまうので困る。

 

PCA「お、お前は俺の仇敵!」

敵「ククク、今日こそケリをつけてやるぞ」

~運悪く全滅~

全く別のパーティで再挑戦

PCA´「お、お前は討ち死した前のパーティの戦士の仇敵!」

敵「ククク、昨日こそケリをつけてやったぞ」

PCB´「そうか……まぁ俺達には全く関係ないが……」

 

まぁシナリオ変えればいいだけなんだが、手抜きを「しちゃいけない」になると、する気はなくてもなんとなく嫌な気分になるから困る。

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